2022年05月01日

太陽電池をつけてみよう

さて、自転車小屋が完成した。屋根はクリアのポリカ波板にしてある。こうした理由は、太陽電池をつけてみたいためである。雪国なので設置できる場所がない。雪に接する所ではダメなのだ。付けてなにをするか?というとあまり有用な用途はなさそうだ。どちらかといえばつけてみたいだけである。最高の太陽電池でも 1m2 あたり 1kwh/日 ぐらいなものらしい。たったの 20円/日ぐらいなものである。考えているのは、倉庫に付けてみたシーリングライト。基本部屋のシーリングライトが壊れたときの臨時交換用(通販で買うのでラグがある)。屋外用コンセントから接続しないといけないので、普段は使おうと思わないが、使えれば夜中にごそごそするかも知れない。他だと、停電があったときの非常用電源がせいぜいで、スマホやノーパソの充電ぐらいは出来るようにはしても良いかも知れない。非常用だと炊事が出来るようなものがあると良いとは思うが、平時全くの無駄なので欲しいとは思うが考えない。

アリエクを色々見ていると、太陽電池やコントローラは、意外と安いようだ。ただ詐称が多すぎる。100W とか書いてあっても面積から見て嘘だと分かる。

コントローラーは、おおむね車のバッテリーに充電するタイプ。小規模なシステムでは、バッテリーが最も高価になる。これをどうしようか考えたのだが、車のバッテリーを新調して交換することにした。購入履歴を見ると 3.5年ほど使用している。まだまだいけそうだが、ダメになってしまっては使えない。

    ヨドバシだと  amazon より (ポイント込みでも)少し高かったのだが、メーカー直送なのでヨドバシにしようと思ってた。が、実際買おうとしたら、500円ほど値上げしていた。慌てて amazon で購入。7000円。 、

    なお XL6009 など使った Boost Buck DC-DC Converter モジュールがアリエクにある。コイルが2つ付いているのが特徴。 これでコントローラを自作する手もある。

バッテリーのスペックは、34Ah 。12V だから 400wh にもなる。これに見合った太陽電池は買わない。40wh/日〜100wh/日 ぐらいで良い。面積で言うと 400cm2 〜 1000cm2 程度。20cm 四方〜 30cm四方 ぐらいを考える。

    ali-solar-100wkit.jpg
    なお、100cm x 50cm ほどのものも売っている。これで 100W 程度の計算で実際 100W と記載されている。価格は $82 とか。500wh/日ぐらいになるはずなので、一日でフル充電できるだろう。・・・ということは、大規模なものを考えると、34Ah のバッテリー基準で枚数分のバッテリーの容量が必要になる。今はこういうものを考えないが、EV を購入するようなことがあれば、考えてみたい。家庭の電気とは切り離されたシステムでコストを回収できるのは EV しかないのではないか?

    EV だとシステムにバッテリーはいらないだろう。100cm x 50cm 100W が、1セット 1万円として 10円/日 回収するのであれば、3年程度。安物のパネルでどこまで持つのか?の勝負。買い物用途で 一日あたり 10km ぐらいしか走らせないのであれば、3m2 - 6セットぐらいあれば 済みそうな気がする。それぐらいのテラス屋根なら作る場所も、作りたい理由もある。

solar-003.jpg
アリエクを探すと 12V 260x145 のものがあった。2枚で 754cm2 。価格は 2枚で $15.55。スペックでは 7W とある。2枚だと 5時間で 70wh/日。詐称ではなく、そんなところだと思うのだが、ロスもあるし、半分程度しか期待しないでおこう。

    入手した。iSNK CNC-145x260-12 であり、数字はモジュールのサイズ。表面にはつや消しの樹脂が貼ってあり、ダイソーのPPシートのような質感。まさか紫外線に弱い PP ではないと思うが・・・。裏面も樹脂で同じような質感。あと不透明ではなく、光が透ける。これにハンダ付けするのか!それだけで壊してしまいそうでちょっと怖い。いちおう PET みたいな記載はあった。PET の耐熱テープなんかもあるから、200℃まで大丈夫と信じてやってみるか。

    公式らしい iSNK ストア では、FAKE に気を付けろと書いてある。有効面積に対して 164w - 226w /m2 が妥当なところだそうだ。CNC-145x260-12 だと 185w/ m2 で普通レベルの効率のようだ。

    あと価格。100W で $82 というのはかなり安いようだが、CNC-145x260-12 2枚 14W で$15.55 だと 100W あたり $110 。いろいろ見てみたが割と安い部類のようだ。

ali-solar-cont-03.jpg

コントローラは 10A 入力タイプで 単体で購入。$10.29 だった。出力を取り出す方法は、バッテリー直接と、コントローラを通しての 12V 10A 出力。他に 5V の USB 端子がある。

    入力は 20A,30A ... さらに 60A など大入力のものもあり価格差もあまりない。だが、保護回路を考えると
    10A 程度で止まってくれた方が良い。大入力のものは不必要だけでなく危険なような気がする。また、大入力であってもコントローラ出力は 10A なのがほとんどのようだ。大出力が必要であればバッテリーから直接取るものらしい。

    スペックなど
    対応バッテリー 12V,24V (自動選択)
    12V 系:太陽電池 最大 25V 120W
    24V 系:太陽電池 最大 50V 240W
    スタンバイ消費電流 10mA 以下
    充電電圧 14.4V カットオフ 10.7V リカバリ 12.6V (変更可能)

    保護回路:short-circuit protection,open-circuit protection,reverse protection,over-load protection
    USB 出力2口

    出力制御 ON/OFF , 日没後 1-23 時間ON

    このスペックだと上記の 大きなもの (Max Power voltage 16V,Max Power Current 6.25A) 一枚までなら取り付け可能。欲しいような気もするが、それなら、もう1セット買って車のバッテリーあがり対策にした方がまだ有用だ。車だったら、単純に 14.4V でフローティング充電するだけで良さそう。エンジンをかければそうなるのだから専用コントローラなど不要だろう。

    日没後ライト点灯という機能は嬉しい。無暗に点灯させて放電実験が出来る。こうやってモニタしてみれば、非常時どの程度使えるものなのか確認できる。

ali-solar-inv150.jpg

他にインバーターが欲しい。倉庫の LED シーリングライトは 15W 。ノーパソの ACアダプタは 30W 程度。高出力なものはいらない。 amazon でも 2000円ぐらいで買えるのだが、謎のインバーター基板というのを買ってみることにした。150W $4.51 。基板には数100W とかいろいろあるが、この基板の制御と同じ IC を使っているように見える。どんな IC なのかにも興味がある。DC 12V 系 だけで全部揃えた方が効率の点で良いとは思うのだが、買いなおすのもどうかと思うのでインバーターで行く。

スペックなど

    出力 150W
    DC 12V 入力 , AC 110,175,200,220V 出力。(110V は V0-V2)
    無負荷時消費電流 50mA
    出力 20kHz 方形波
    短絡保護 なし。(保護は一切ない)
    モーター使用には不適切
    長時間 高出力(100W 以上)で使う場合は、大きなヒートシンクを付けること。
    ON/OFF スイッチ取り付け可。

    使用チップ(別ショップ、別製品)
    ST SG3525A or KA3525
    FET: RU6099R or DX3205R

保護回路が全くないわけだが、コントローラー出力には付いているので、大丈夫だろう。

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2022年02月08日

作りたいエクステリア

ウッドデッキを検討して来たが考えが変わりつつある。雪国では単なるウッドデッキは無謀。雪に埋もれるのだ。除雪しようとしても邪魔になるだけ。除雪機を借りられるのだが、うっかりするとバリバリと破壊してしまう恐れもある。どうやらまず欲しいのは屋根。庇(ひさし)とかテラス屋根とかの類。ウッドデッキやら濡れ縁やらは屋根があって初めて機能する。

それで手始めに自転車小屋というものを検討してみたが、既存のボルトを利用して取り付ける方針から、穴を空けてリベットナット(ブラインドナット、エビナット)でボルト穴を付ける方針に変わった。物置の柱を止めているボルトを外すと元に戻すのが大仕事になるかも知れないと思い至ったのだ。そうなると逆に自由度が増す。物置の柱や扉のレールがある前枠など付けられる場所の制限が緩和される。他のものを考えていった結果、自転車小屋も全く違うものになった。

自転車小屋2-07.jpg

結論がこれである。向こうに付いている変なモノは置いておいて、自転車小屋は、「雪囲い」がベースとなって、固定式に変わった。曲がった板を立てかけるイメージ。屋根もクリアのポリカ波板になった。これには理由があって、波板の下にアレを仕込みたい。黄色いのは、コンパネの仮設テーブル。結局は仮設だから、収納することになるのだが、その場所はここかなと。そうなると、柱に付けるのは、ラティスやらルーバーではない。だいたい柱が斜めなのだ、そういうラティスやルーバーは見慣れてなくて違和感がある。むしろ付けるなら波板とか。「雪囲い」であれば、ここでは違和感がないのだ。

ひさし2-11.jpg

野地板屋根は諦めていない。もうひとつ大きな物置があり、それの庇の形になった。右手にあるのは「雪囲い」。自転車小屋は、アクセス性が良いが人目につく。この「雪囲い」は、雪が積もれれば除雪をこまめにやらねばアクセスも出来ない。が、置いてあるものが目立たない。これも欲しくはあるが、作るところまで行くかどうかは分からない。まずははじめの2つを詳細に検討して作る準備をする。

リベットナット(ブラインドナット、エビナット)をカシメる道具には、「ちょっとナッター」というものがある。単にボルトと大きめのナットだと思って良い。大きめのナットを 17mm のメガネレンチで固定して無理やり締め付けると、リベットナットが潰れるしくみ。力加減が分からないとどれだけ締めて良いか分からないという問題がある。なので、板厚に対して何回転回すかが重要になる。

    パッケージの裏面に目安が載っていた。M6 の場合、1.0mm 厚だと 4回転弱。0.8mm は推奨ではないが、たぶん 4回転。締め込みが固くなったら終了と書いてある。4回転前後で固くなるポイントがあるのだろう。あと、ちょっとナッター本体は上下がある。滑り止め加工をしてある方をリベットナットに接触させる。

    なお中華製のリベットナットは、すこし細く 9.0mm に入る。対応板厚も 0.5mm 〜 3.5mm 厚となっている。また、ものが違うので回転数も違うはずなので要注意。結局は練習して、どれぐらいの固さの変化で止めるか習得しなければならない。

他にハンドナッターという道具がある。これは引っ張る力だけでカシメる。なので、径が大きなものは力が必要。M4 アルミは楽勝なのだが、M6 のスチールだと安物では小さくて太刀打ちできない。また、目いっぱい力をかけると斜めに潰して失敗する可能性がある。原因は手の震えなので力に余裕のあるサイズにしか使えない。そうなると M6 のアルミですら怪しくなって来る。
なお、下穴径だが ちょっとナッター M6 だと 9.1mm 。ドリルビットは 8mm しか持っていないので、リーマなどで穴を広げなくてはならない。なお M6以上は +3mm で M5 までだと +2mm 。M3,M4 は 5mm,6mm なので使いやすい。

あとリベットナットの材質には、アルミ、スチール、ステンレスがある。動画を見ていてアルミしかないとずっと思っていた人がいたので書いておく。他に rubber well nut というものさえある。Motorcycle 用とか書いてあるから、カウルなどを止めるものだと思われる。

    ali-rivetnut-tool.jpg
    Rivet Nut Easy Installation でアリエクを検索すると、「ちょっとナッター」のようなものが見つかる。形状だけみるとベアリングが付いて、ちょっとナッターより使い易そうに見える。径が小さければハンドナッターの方が使い易いのは間違いないが、M5,M6,M8 になってくると どうか? M8 以上の ちょっとナッターはないので入手しておくと良いかも知れない。


→ 追記につづく。

その前に、最初の画像の変なものについて。
あれはしずく避けの屋根。物置の扉は家側にあるのだが、雪が積もって溶けるとしずくがポタポタと落ちてくる。もちろん雨樋はあるのだが、その外側に雪が垂れ下がるので雨樋が機能しない。そのしずくは、物置の縁に当たり扉のあたりがびしょびしょに。日によっては物置につららが出来る。雪自体は物置から家側に落ちてこないので、丈夫である必要はない。
見ているとホントぎりぎりに落ちてくる。今欲しいのだが、外は雪が積もっていて作業できる場所がない。取り付ける際にもびしょびしょになることが想像できる。なんとも腹立たしい。
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2022年01月30日

束石自作(計画と施工)

はじめに


コンクリート土間なのだが、傾斜があって 270cm の距離では 7cm ほどの高低差がある見込み。ウッドデッキキットの場合高さが決まっていて、それに合わせると束石は、6cm 〜 13cm とかの高さになる。微妙な高さで 市販のものを嵩上げして高さを合わすだけでは不十分なので自作する方法を探っていきたい。
自作するのであれば、束石自体の傾斜も合わせて付ける。勾配 1/40 だと 16cm で 4mm 違うのだ。

    合わせるというか、束石を置く場所で作り、上端を水平にすればおのずと傾斜が付く。

型枠には、ダイソーのダストボックスを使ってみる。1個または2個づつ作る。最低3日はそのままにして型枠を外せない。次々と作るわけにはいかず時間がかかるのだ。また、型枠を外した後も、水分を補給して養生するらしい。・・・というようなことを検討してきた。今は雪があるので、作るのは難しいが、そろそろ製作を始めたい。

    そろそろと言ってもまだ先のようだ。雪が少々降るぐらいなら良いのだが、最低温度が氷点下になっている間はやらない。2月中旬以降?

自作の方法



試しにダイソーの「ダストボックス角型OOR」を使ってみようと思う。少し小さいので、「ゴミ袋が見えないダストボックス」か、長方形のもの、「ごみ箱(すき間にピッタリなスリムタイプ)」 も検討するが、試作であれば小さい方がインスタントセメントの量が少なくて済む。

    concrete-002.jpg
    「ダストボックス角型OOR」
    商品番号:4972822331456
    材質:本体:ポリプロピレン
    商品サイズ:13.4cm × 18.9cm × 20cm
    種類(色、柄、デザイン):ダークブラウン、 ライトブラウン、
    容量 約4ℓ
    concrete-001.jpg
    「ゴミ袋が見えないダストボックス」
    商品番号:4549131888126
    材質:本体:ポリプロピレン -20℃〜120℃
    商品サイズ:19.5cm×19.5cm×23.7cm
    concrete-003.jpg
    「ゴミ箱(すき間にぴったりなスリムタイプ)」
    商品番号:4549131957099
    商品サイズ:16.5cm×25cm×24.5cm
    種類:白、ブラウン

K+BUILD インスタントセメント(砂入り) 20kg 548円

これで 10L 分作れる。本品1kgに対し、水200ccが適量です。(冬は 10% ぐらい少なく)と書いてある。インスタントセメントの比重は、2.3 程度。計量カップで容量を計り、それに見合った水を入れて、希望の高さの束石を作る。一回ではうまく行かないだろうが、調整していけば、比較的正確なものが作れるだろうと目論んでいる。

    そうは書いてあるのだが、他のものはもっと水が少ないものがある。
    インスタントセメント1Lで 2.3kg (作ったものは 1.15L)。それに対して水 260cc 〜 320cc。コメリに従うと 460cc にもなる。ここはちょっと分からない。作っていけば分かってくるだろう。

あと注意事項のメモ
 ・練る時点での水の量が少なかった場合、水和反応していないセメントが残る
 ・少しモルタルが固まり掛かった時になぜれば綺麗に仕上がる
 ・養生とは乾燥しないようにすること
 ・本来の固さが出るのは、施工してから1週間ぐらい

まずは、ダストボックスの容量見積もり
「ダストボックス角型OOR」(開口部は 17.5cm ほどで底は 13.0cm )

    高さ(平均) 体積 セメント重量 セメント体積 水  
    6cm 1.1 L  2.2kg  0.96L  〜440cc
    8.3cm 1.56 L  3.12kg  1.37L  〜624cc
    10.5cm 2.06 L  4.12kg  1.79L  〜824cc
    12.7cm 2.56 L+(入らず)  5.12kg  2.23L  〜1024cc

「ゴミ袋が見えないダストボックス」。(開口部は 18.6cm ほどで底は 14.3cm)

    高さ(平均) 体積 
    6cm  1.34 L 
    8.3cm  1.86 L 
    10.5cm  2.50 L 
    12.7cm  3.26 L 

入らずなのは、13cm 目標で切ってしまっているため。底が深いと目盛りが良く見えない。計量カップで水を計って入れたのだが、計量カップの目盛りも正確には分からない。結果かなりの誤差が出た。

高さが半端なのは、1/40 傾斜で 90cm おきに 4つ置いた高低差が元になっているため。

これぐらいの容量であれば、5L のバケツで練れば良さそうだ。練ったり盛るのにダイソーの「プランタースコップ(太)」と、「首長鎌」を用意してみた。首長鎌は「コンクリート鍬」に形が似ていると思った。プランタースコップは幅が 5cm ほどの小さなもの。これらは道具として便利かどうかは分からない。

    concrete-005.jpg
    商品番号:4991203157973
    材質:本体:ステンレス鋼、ハンドル:ポリプロピレン
    商品サイズ:4.5cm×23cm×1.5cm
    concrete-004.jpg
    商品番号:4991203166241
    材質:刃物鋼、天然木(柳科)
    商品サイズ:11cm×2.4cm×25cm
    土ならし・土寄せに便利な小型の片手園芸用品です

他にも秘密兵器を購入。

     concrete-006.jpg
    ミキサースチール製 全長 400mm、ブレード径 60Φmm、六角軸対辺 8mm 719円
    これを電動ドリルに付けると練るのが楽らしい。最初は束石を作るが、もう少し大きなものも考えたいので購入しておく。また「金こてセット」も購入してある。まずは、ダイソーのものだけで束石を作ろうと思うが、ダメならこれらも使ってみる。

ダストボックスだが、底面にはリブがある。重量物を入れるのだから、上面が凸のものが出来上がってしまうと思われる。なのでリブより厚い PP板を底に貼り付けてささえにする。

最初はシンプルにインスタントセメントを入れるつもりだが、型枠には灯油を塗ると外れやすいとのこと。果たしてPP で必要かどうか?ちょっと分からないのだが、そうしてみようと考えている。

また、底に空気穴をあける。空気が入らなければ型枠を外せない。うまく行った後の話だが、ボルト穴にして爪付きT字ナットを仕込む計画があり、中央に 8mm 穴にする。位置は正確でないと後で困る。

計画を書いておくと、ダイソーの 2WAY金折 75mm を 羽子板にしようと目論んでいる。強いものではないが、ちぎれたりしなければ、止めるという機能にはなるはずだ。長孔なので内向きに付けることで対応できる角材の幅が広がる。角材の中央を座ぐらないといけないが、その程度はやるつもり。ただ、普通に作ると段差が出来てしまう。それは嫌なので型枠に 2mm 厚の PP板を仕込む。止めるボルトは 50mm 。それより深くしないといけないので、作るときのボルトは 60mm にする。
実は周りに M4 を4つ仕込もうかと思っていたのだが、コンクリートビスを使えば済む話なのでヤメ。

コンクリート施工時に仕込むボルト穴の金具には実に様々なものがあるようだ。

    concrete-008.jpg
    中には、鉄筋を加工したローコストっぽいものもある。左はDKインサートD,右はYインサート。こういうのは、径の最低サイズが M12 とか M10 からで最大は M36 とか。大量に発注するものだろうから DIY で使えるものではない。また、一時的に使うもののようで、
     用途:重量製品の吊上げ・コンクリート打継ぎ施工・脱型。
    となっている。それはともかく、キーワードは「インサート」のようで探して見ると都合が良いものがあるかも知れない。



試作1



10.5cm 2.06 L  4.12kg   インスタントセメント体積 1.79L 水 〜824cc

まずは、これを目標にして作ってみる。試作で、いきなり 1/5 以上消費。一袋ではいくつも作れない。

    まずは、10.5cm x2, 6cm x2, 8.3cm x2 の 6つを作ることを目標にする。これで 仮説作業台の土台にする。作業台は、上に鋼製束を置き、天板は 黄色のコンパネ。長い鋼製束を使えば済む話なのだが、〜 280mm の短いものを買って水平出しの練習をする。また、天板を補強して常設にするかも。さらにウッドデッキを作る段になると 270cm 長にする計画もある。
    コンパネの裏と側面は、防腐剤を塗って着色した上で、屋外用超耐久ウレタンニスを塗る。水さえ入らなければ、かなりもつはず。

その前にセメントの小分け。袋がパンパンに見えるので2つに分ける。猫の餌のアルミ袋があるので、半分ほど入れる。ガムテープで塞いで湿気対策をして保管。セメント袋の方も使った後はガムテープで塞ぐ。

あと、セメントの廃棄。普通は困ると思うが、コンクリート土間と庭との間に 20cm 程の段差があり、道具を洗ったら、そこにでも流しておこうかと。いくら流しても段差が埋まるほどにはならないので、全く困らない。ただ、洗う準備だけはしておかないといけない。今、ホースは雪の下で全く見えない。発掘して水が使えるかどうか確認しておかないと。

あと、空気穴だが、普通に作ると 3〜4mm のでっぱりが出来てしまう。やっぱり最初からボルト穴を仕込もうかと。ボルトが外れなかったり、型枠を破壊しないと取り出せなかったりするとがっかりなのだが、出来るかどうか最初に分かった方が良い。なお、ボルトを差し込むと頭がでっぱってしまう。対策として、座ぐった板を敷く。柔らかくて問題ないので桐のまな板を使うつもり。あとは、コンクリートの入れ方。爪付きT字ナットの周りはしっかりと詰めたいので、2段階。ナットのあたりまで入れてボルトが概ね垂直であることを確認して残りを入れる。爪は上に向けて止めて、残りを入れたときにしっかり噛むように詰める。

    ボルトのネジ山にセメントが絡むとめんどくさいことになりそうなので、対策を考えてみた。

    チューブやホースをボルトに付けると半ネジのような形状になって良いのではないか?抜けても良いし抜けなければなお良し、パッキンになる。内径 7mm を選べば良さそう。他には、アルミパイプ。
     光 AP395-9 149円@ヨドバシ
    外形 9mm 395mm (内径 8mm のはず) 。なんと送料無料のヨドバシでも売っている。これが良いのでは?
    30mm ぐらいに切って嵌めナットを軽く締めてからセメント。これも抜けても抜けなくても。

    concrete-007.jpg
    そういえば、こんなボルトもあるのだった。
    アリエクだと 「M8 eye bolt」で検索できる。今はいらないが、ブルーシートの固定とか役に立つかも。覚えておこう。

さらに、セメントの上端が水平かどうかを確認する方法も考えておく。水平器には目玉型のものがあるようだ。PP 板を置いてその上に水平器。だいたい合ってれば良いのでこれで十分だろう。なお、乾燥を防いだ方が良いとのことなので、PP板はそのまま放置。

    ダメ。確か水がしみ出して来るので板だと意味がない。というか水を張れば良いのではないか? 目玉型水平器は使うときに必要になるものの作る段階ではいらなかった。
    あと、セメントは強めのアルカリ性なので、厚手のゴム手袋をして作業し、衣服にも付かないように注意する。これは忘れてはならない。

    目玉型水平器もわりと高いので、アリエクで入手
    「32mm Horizontal Bubble Level Eye」で検索して見つけた 3個セットを $2.58 で入手済。
    ひとつは、電気ドリルの尻に付けてみた。(これが目的)。正確に付けられたとは思わないが、バブルの位置を覚えれば良いはず。



天候は悪いが、雪は急速に溶けだしている。まだまだあるのではあるが、束石作成には支障はない。
そろそろ実際に作る準備を始めよう。
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自転車小屋 まとめ

自転車-組立.jpg
これを作る計画だが、途中で設計変更したりして良く分からなくなっている。時間が立つと注意事項なども忘れてしまいそうなのでメモ。

    小屋としたが、どうも「テラス屋根」というカテゴリのものらしい。それに「フェンス」を付けたものということになるようだ。

    これはウッドデッキ計画の一環でそのプロトタイプ。屋根の構造を同じにして耐久性や強度を見る。それ以前にちゃんと作れるかどうかの確認が最重要。これの作成と並行して束石づくりにも挑戦する。

    自転車-組立8.jpg
    あと、この2タイプも考えてみた。これらについては、後述。

木取り



後で付けるラティスを除いて、予め刻むべきものは刻んでから組み立てる。その説明。
なお組む前に、防腐塗料で塗装する。木口や切り欠いたところは、特に念入りにやる。

自転車-組立0.jpg

長押 2x4 1500mm

    取付金具を嵌める 深さ 5mm で 25mm 幅の溝を 3つ掘る。 位置は、左端から 130mm , 645mm, 1345mm が溝の右端になるところ。

後ろの桁 45mm角 2000mm 刻むところはない。
垂木 野縁 30x40 1300mm 8本 

    前から 150mm 間隔で 11mm の深さで 8つ溝を切り、段々になるよう刻む。

前の桁 45mm角 2000mm

    垂木があたるところ 30mm を中央からナナメに刻む。端の深さは 7.5mm 。位置は、両端 30mm 空けた位置。溝の反対側から 225mm 空けて隣。あとは 250mm づつ空ける。
    次に、柱が刺さるホゾ穴。両端から 150mm あけた位置に 深さ 20mm 幅 45mm で凹型の溝。

ホゾ穴の裏のあて木。1x4 205mm

自転車-組立1.jpg

柱 45mm角 1648mm+ 

    (地面が斜面になっているので、その分を足す)

    ホゾ加工は、前から 45mm 長 x25mm を切り取る。(20mm 残す)

屋根板、野地板 180mmx12mm 厚 2000mm を磨いて使用。

ラティスは、完成後に現物合わせで後付け。

    余る予定の木材
    野縁 700mm 弱 x8
    野縁 800mm x2, 330mm 弱 x2  (ラティス)
    野地板 2000mm , 300mm 弱 x5 (ラティス)
    2x4 320mm 弱
    垂木 350mm 弱 x2 (柱)

    野地板のような生木に近いグリーン材を保管する場合は、虫が付いている可能性も高いので、(磨いたうえで)防腐剤を塗って保管。また、木口に木工用ボンドを塗っておくと割れ防止になるらしい。
    また、野地板は端が割れている可能性もあり、無理に端材を取るようなことはしない。屋根材は無理やり補修して使うが、ラティスは、出来るだけ良いところを使う。

木材費用(コメリ)


あくまで参考価格
垂木 45x45mm 2000mm 4本束 (1648mm+ x2, 2000mm x2) (1985mm 710円 x4) 2840円
野縁 30x40mm 2000mm 6本束 x2 (1300mm x8) 1980円 x2
野地板 180x12mm 2000mm 5枚束 (2000mm x9) 1550円 x2
2x4材 1820mm (1500mm) (698円)
1x4 材 (205mm x2) (端材)
ラティス追加分
野地板 180x12mm 2000mm 5枚束 (1700mm x1/3(58mm) x14) 1550円

10598 円 (12148 円)


1) 長押と後ろの桁の組み立てと取り付け


自転車-組立2.jpg

まず蝶番を付けて、可動できるのを確認。蝶番の位置はシビアではないが、長押の両端から 26mm あけて左右の2つ。真ん中に1つとした。上下の位置は、閉じた状態で 後ろの桁と下端が同じになるようにする。
長押から右に 390mm 出る位置で後ろの桁を付ける。

    これは物置の右に揃えたいためで、中央ならば、190mm にする。また縦樋があるので取り付け位置によっては、右に揃えられないケースも。

取付金具の位置は、長押から 50mm 出すとしたが、はっきりしない。樋と長押の間が 45mm 以上になるよう調整する。ここは出来るだけ正確にしないと、荷重の分担が偏るので慎重に。

物置への取り付けは、ステーの下のボルトのみ外し、M6 20mm のアプセットボルトと交換。そもそも正確に作らないと嵌らないので、取付金具は確認しながら位置を決めて付ける。

    このボルトを外すのは、マズそうな気がして来た。
    ひさし-08.jpg
    柱を止めていて、内側だは、棚やらなんやらを付けていて荷重がかかっている場合がある。しょうがないので、柱に穴を空ける方針。

    穴を空けてどうするのかと言うと、
    ひさし-02.jpg
    リベットナット(rivet nut)。あるいはブラインドナットを使う。これは潰して板に付けるもので、潰すための道具には、

    ロブスター(ロブテックス) エビ ハンドナッター ちょっとナッター M6用 1020円

    がある。表から差し込んでボルト付け締めることで潰すので全部表から作業が出来る。

    なお柱は、ZAM t1.2 厚い上にコの字なので十分に強い。・・・と思われる。

なお、金物の取り付けビスは、全部 38mm にしようと思う。


2)屋根の組み立てと取り付け


自転車-組立3.jpg

やり方は確定していない。

普通ならば、柱を立て、桁を付けてから垂木を取り付ける。最後に屋根板を下から止める。ビスは重なるところに打って見えなくする。

しかしそのようには作れない。屋根を動かすので丈夫である必要があるため、ビスは 2本打つ、しかも重なったところもまとめて上から。ビスが 75mm 間隔で丸見えというとんでもない外見になるが、なぁにウッドデッキをナナメにしたと思えば良いのだ。

組むところとして合板まるまる一枚の作業台を用意する。
まず桁を刻んであるからそこに合うように垂木を並べる。全部は並べられないので中の6本。並べるだけで、桁はまだ付けない。下から2番目の屋根板をビス止めする。付ける場所は、重なるところと、そこから75mm の位置。付け終わったらずらして、両端も止める。垂木が平行になっているか?桁と直角か?ということをよくよく確認してから。
後は下から上に同じように屋根板を止めていく。一番上と一番下は止めてはならない。桁に付けた後。
なお、ビスは、38mm 。

ここまで作ってようやく桁への取り付け。案が2つあり決めかねている。

ひとつは、構わず前の桁を取り付けてしまう。ナナメに付けるので柱とビシッと合わない可能性がある。ビスは 75mm で一度付けたら修正できない。もうひとつは、前の桁を柱に仮止めして組んだ状態で垂木を止める。柱の下は固定しないので危険かも知れない。ここでは後の案で説明していく。

屋根を後ろの桁に垂直に付ける。正確な位置で支える必要があり、L型鋼製束を使う。垂木の端は、地上から 601.4mm の計算。調整幅 540〜690 のタイプを 2本。L型の垂直面にもビス穴があるので仮止めすると良いかも知れない。
垂木と桁の位置関係は、上端を合わせてツライチになるようにする。ビス 75mm 。もう一番上の屋根板を取り付けて構わないが、物置と干渉しないか調整して付ける。計算では 屋根板が 50mm 桁から飛び出すのだが、屋根を起こしたときに樋にぶつかるかも知れない。短くしすぎると、樋から落ちたしずくが、屋根板の上に落ちない。結構微妙。

最初に、水平な場所で組む。前の桁の刻んだところに合わせて垂木を止める。 。ビスは 90mm 。

    自転車-組立9.jpg

    破風板を取り付けたらどうだろう? 桁が入る穴を正確に空ければ話が簡単になる。屋根板も前から付けていけば良い。図面では 90mmx13mm の貫で描いてみたが、もう少し厚みがあって幅も広い板 (105mm とか?) を使った方が良さそう。ついでに鼻隠しも描いてみた。これは付けなくても。

次に屋根板を付けていく。一番上の屋根板は、ここでは付けない。ビスは重なるところの中央と そこから 75mm 下の2か所。下から付けていって重なるところはビスが隠れるようにする。一番下は、後で付けるのでそのようには出来ない。しょうがないので、出来るだけ上に1本とそこから下 75mm ということにする。

付け終わってから 裏返してホゾ穴のあて木を付ける。
ビスは、 38mm 。

    https://diy-ie.com/ch-howtousewood.html
    https://www.ooyamano-ie.jp/blog/5604
    野地板の場合十分に乾燥していない可能性が高く。木表と木裏を使い分けたほうが良いと思われる。
    だが、雨が降れば上の面が伸びて凸に反り、太陽が乾燥すれば凹に反る。木表と木裏どちらを上にしてもその性質は変わらない。どっちでも良いという気はするのだが、凸になりやすいほうが良いと思われるので、木裏を上にしようと思う。上記のリンクでは板葺きに言及してないが、濡れ縁などは、木裏を上にするそうだ。
    たぶんだが、野地板の端と端をビス止めしてしまうと反れなくなって割れる恐れがありそうだ。重なったところを隠す以外の意味がある。



3)柱の取り付け


自転車-組立4.jpg

まず桁に 205mm の 1x4 を取り付けてホゾ穴にする。桁の上端を揃えて、下に 44mm 飛び出させる。
柱を仮に差し込んで、金折の位置を決め、桁にビス止め。金折は柱の外側になるように。その状態で、8mm 径の穴をあけて 柱をボルトで仮固定。ナットは爪付きT字ナットの予定。ボルトは M8 50mm。

この作業も合板の作業台の上で行う。定規代わりになるのだ。垂直になるよう微調整した上で、余っている野縁で動かないよう仮固定する。2本使ってXの字に止めると良い。

    自転車-組立7.jpg
    2000mm あるので 31°で止められる。ラティスを組むときに邪魔にならない位置にする。図面では、端材を使って前に前に取り付ける。下からの位置は 200mm ほど。ここで使った筋交いは、後で外してラティスを作るときに使う。端材のあて木だが、横方向に付けることでラティすを組むときの邪魔にならないようにしている。(が、回るのでどうでも良い)

出来上がったら、屋根と合わせてみる。傾斜があるので、何回も調整して柱を切り合わせる。屋根が倒れたりする可能性があり結構危険。屋根の可動範囲を考えて指をあてたりしないよう注意深く作業をする。手袋も忘れないこと。
なお、垂木の飛び出しは 30mm。

柱の下をマークして、屋根を降ろす。柱にボルト穴を空けて、金折を付けてマークのところに置き屋根に立てかける。ボルトは M8 80mm でナットは二重にする。もう一度位置確認。屋根との位置関係を正確にすることで、畳んだ時に桁のところの金折を使って柱をボルトで固定できる。
柱のどの位置にボルト穴をあけるべきかは計算できるが、未だ。

何回も調整して位置が決まったら、金折をコンクリートビスで固定。もうやりなおしは出来ないが、Xの字に付けた 仮固定用の野縁を外せばなんとかはなる。

最後に垂木の固定。まず真ん中の1本から。次に垂木の飛び出しのバランスを見て端の2本。全部付け終わったら、一番下の屋根板。屋根板の飛び出しは 30mm 。これも左右のバランスを見て調整しながら。

仮固定用の野縁を外してひとまず完成!(別にはずさなくても可)


4)ラティスの取り付け


これはオプション。組んでから日にちが立ってからでも良い。

自転車-組立5.jpg

骨組みは、4本余っている 30mmx40mm の野縁を使う。
まず横木 。現物合わせで作る。長さの目安は 1640mm 。これの両側に 15mm 長のホゾを切る。ホゾは正面から差し込む形状。ホゾ穴の方はマルチツールを使うつもり。位置は、桁の下端から 225mm 。ここは要調整。
ここから 90mm 間隔で 58mm 幅の板を 14枚付けると 90x14 + 58 = 1228mm 。上横木の上端から、下横木の下端までの距離。下横木の下端は、地上から 150mm の計算だが、その通りにはならない。

縦木も同じようにする。長さは、1198mm になる計算。ホゾは、嵌めるだけのつもり。板を付ければサンドイッチになるので、外れない。

自転車-組立6.jpg

板は野地板を 縦に3等分して作る。なので 58mm としたが、他のものでも構わない。長さは 1700mm の見込み。これも現物合わせ。ビスは交差するところにつき 25mm 1本の予定だが、ホゾの周りは、しっかりと長めのものを複数打つ。一番上と一番下になるが、38mm でホゾの両脇2本。

    ・杉板 畳下 (約)240×15×2000mm 658円
      −例えばこれを4つにすれば、x4 で 2632 円。
    ・杉G桟木 (約)27×60×4000mm 430円
      −(買えないけれど)これなら 7 本で 3010 円
    ・ホワイトウッド 1×3材 約1829mm 538円 x14 = 7532 円。
    ・K+檜ディメンション (約)19×110×2000mm 828円 x7 = 5796 円

    もはや、輸入木材は高くなりすぎた。これなら国産材の方が良いだろう。野地板は 1550 円で最安だが、2倍出せば上等なプレーナー仕上げのKD杉材が買えるかも。(近場のホムセンだと 13mm厚 90mm 幅 5枚が税込み 1500円ほど。60mm 幅は売っていないようだが、もしあれば 7枚か8枚束になるはず。)



さて、調整の中身。屋根を畳んだときにも柱をボルトで固定したい。設計通りだと 金折の位置が合わない。金折がどこに来るか確認して、上下にずらすか何かする必要がある。おそらく下に 40mm ずらすが確定ではない。

ラティスについて書いてきた。
YAMAZEN(山善) アルミボーダーフェンス 900×25(L字金具込180)×1490(mm)、ダークブラウン
などを見ると、板の枚数は同じだが、なんか違う。こんな風にできないか後で検討してみよう。
また、斜め格子のラティスも検討したい。
(追記に続く)続きを読む
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2022年01月24日

自転車小屋の検討

本番のウッドデッキを作る前に練習をしておきたい。最初「自転車おきば」としたが、屋根があるから「自転車小屋」に変更。なお、自転車は持っていない。実際は木材置き場になる予定。
タクボ-ND2315.jpg
このタイプの物置がある。家側に扉があって正面から見ると裏側が前。で、裏側に屋根を付ける構想。練習も兼ねるので、同じような作りにするつもりだが、ケチる。

まず屋根は、最初考えた7段。幅は 2000 にする。後ろの桁は 2x4 を縦にして物置に引っかける。柱も当然なし。勾配は同じとしよう。垂木の間隔は広くして材料をケチる。
前の桁は、60mm 角。これを支える柱は3本。60mm 角にする。下はコンクリートに金具で固定。ヘの字の補強材も作ってみよう。

自転車-fig1.jpg

もうこれだけ。右の横木はホゾ組みに挑戦。グラグラになるようだと意味がないのだが、その場合は金折も併用。柱が下で固定されて、屋根も端が固定され、横方向もガチガチにするのだから、大丈夫のはず。雪対策は、除雪をこまめにするだけ。

    例えば、車用サイドオーニングもこんな止め方。
    車用サイドオーニングについてはカミヤ先生の動画にある。サイドオーニング流だと柱2本だが、流石に厳しそうなので3本にして補強も入れる。横木2本は付ける予定がなかったのだが、角材がちょうど余ったので付けることにした。

    なお、真ん中に付いている小さな木片と白いものは、切り欠きと座ぐりの位置を示すもので、実際には付けない。

自転車-fig2.jpg
組み方は、柱と桁の骨組みと 残りの屋根を独立に作る。屋根板は、一番下だけ付けない。骨組みを立てかけておいて、屋根を物置にひっかける。骨組みを垂直に立てて屋根をささえたところで、ビスで仮止め。垂木を桁にしっかり止めて、柱の下もちゃんと固定。最後に最後の屋根板を付ける。・・・ひとりで組めそう。

    横についている白っぽい木は、ホゾ組みの代用。相欠きにしたときに、これを付けてホゾ組みのような感じにする。ホゾ組みに挑戦するなら付けない。

    あと、引っかけただけでは、強風などで外れるおそれがある。内側の 2x4 になにか木をボルトで止めて外れ止めを作らないといけない。

    自転車-clamp.jpg
    こんな風に出来れば、ボルト1本でしっかり止められるはず。無理なら諦めてボルト2本。

    追記)
    タクボ-図面3.jpg

    組み立て説明書を見たところ、樋 を止めるためのステーが3本だけ出ていて、樋を止めているだけ。現物を見ると ステーは細いが 3mm 厚以上ありそうな感じ。これは、2本のボルトで止められている。ボルトの径は全部共通で M6。

    タクボ-図面2.jpg

    樋 はこんな形。下からみると、樋と壁面とは 3cm ぐらい離れている。

    タクボ-ND2315裏.jpg

    写真をみつけた。屋根板と間、引っかけるほどの段差がない。計画通りにするのは無理なようだ。そうなると樋を取り付けているボルトにステーを付けるか、樋を一回外して、ステーを取り付けている2本のボルトにステーを付けるかしなくてならなそうだ。なお、樋は時々外して、落ち葉など掃除して取り除くものだそうだ。

    ステーを取り付けている2本のボルトに合いそうなのは、
    ダイソー2WAY 取付金具 148mm ,190mm の 8mm 穴? (金折は ボルト2個入れられない)
    ダイソー ステンレス フリーステー 190mm ?
    ダイソー ステンレス 取付金具 150mm ,200mm,...300mm

    タクボ-図面4.jpg
    とりあえず、写真判定。軸間は 25mm ぐらい。フリーステーは 12.5mm なので 1つ飛ばしで 25mm 。これは、穴だらけなので、ぶら下げるような使い方なら出来そう。2WAY 取付金具の方は、8mm 長孔の間が 16mm 。+6mm して 24mm 。 金折は 20mm なので、26mm 。使うためには、グラインダーで 2mm ほど削る必要がありそうだ。2WAY でない 取付金具は間隔は 25mm だが、穴をドリルで広げる必要がある。

    また M6 ボルトを長いものに交換する必要がありそうだ。座金組込ねじ 16mm か 35mm のどちらかのはずで、短いネジのようだ。そうすると 20mm とかが必要(かも)。ついでだが、天井真ん中の梁(母屋)になにか取り付けたい場合、フリーステーが使えそう。ただし、屋根板と干渉するので、他の物は厳しい。

      間違い。実測したら、ネジ間は 45mm ほどだった。画像は違うネジだった。また、上のネジはステーぎりぎり。そうなると下のネジだけ利用することになるが、逆に全部いける。

    ・・・こういうわけで、長押のようなものをぶら下げて、それに取り付ける方針で検討しよう。

この程度も作れないのでは、ウッドデッキ計画は難航するだろう。キャンセルもあり得る。また、本当に作れるのかどうか?の確認でもあるので、垂木を刻むところから。それが出来たら野地板を買って磨く。ここまででもう嫌になってしまう可能性もある。本番はこれをクリア出来てから。コメリで軽トラを借りて材料を全部揃える。

材料代は、コメリで
ツーバイフォー材(2×4) 約2438×38×89mm 1180円  〇 約2.9Kg
2×4材 6F 約38×89×1820mm 698円  〇 約2.7Kg
杉材GRNプレーナー (約)60×60×3000 998円  ? 約6.5kg x4
赤松 (約)30×40×2000mm 6本束 1,980円  〇 約8kg
杉野地板 (約)12×180×2000mm 5枚束 1,550円  〇 約10kg x2

    コメリばっかりだが、web で仕様が分かるため。地元のホムセンと二択の環境で、地元のホムセンも見る予定。ちなみに赤松野縁は、非常に綺麗だが生木のようなものがあった。あと、杉野縁も 6本 1000円ぐらい。また 3m ものはほぼ置いていない。杉の品質はおおむね地元のホムセンの方が良いような気がする。

合計 10950 円。
金具、ビス、ボルト類は、結構な値段になりそうだが、別途。あと塗料も含まず。

屋根+奥の桁の重量は、10 x 7/5 + 8 x 3.5/6 + 2.7 + 2.9 x 2000/2438 = 23.7kg


ちょっと変更
自転車-fig3.jpg
左右を入れ替え、全体を右寄せ。スペースを左に作って梯子をオプションで考えたい。ちょっと幅が狭くなってしまったが、木取りとスペースの都合がある。
この梯子を常設したいところだが、防犯上よろしくない。物置に簡単に登れると家の屋根まで登れてしまう。左の横木だってまずいかも。波板でも貼るか・・・そうなると左右逆のほうが良かったか?

梯子の材料は、
杉KD間柱 (約)30×105×3000mm 1180円 〇 3800g x2
米松G桟木 (約)27×60×4000mm(福・三・岡)528円  〇 ?

梯子は沢山ホゾ穴を空けなくてはならない。しかもナナメである。ちょっと無理かな?いろいろ作って自信が出来たら考えよう。

ビス
コメリブランドの「錆にくいコーティングビス」を使うことに決めた。

(箱) (コメリブランド) 798円
(90mm 110本、70mm 160本、65mm 200本、51mm 300本、45mm(全ネジ) 330本、38mm(全ネジ) 380本 28mm 500本、 25mm 550本)
(袋) (コメリブランド)458円
(90mm 40本、75mm 60本、65mm 75本、51mm 110本、45mm(全ネジ) 120本、38mm(全ネジ) 140本、28mm 190本、25mm 210本)

これである。何を何本使うのか? 見積もっておこう。

屋根板 38mm 垂木 8 x 7段 x2 = 112 本
垂木 75mm 8 x2
2x4 止め 75mm x24
金折止め 38mm 8x10(?)
ハの字補強止め(上部) 90mm x4
38mm は箱。75mm,90mm は袋で良いか。合計 1714 円。

コンクリートビス M4 38mm (下穴径 3.5mm) 12 〜 (125 本購入済 499円)
M8 ボルト 80mm x(5 +6) (+ ナット、ワッシャー、爪付きT字ナット)

    爪付きT字ナットを多用してケチる予定。例えば、コンクリートに止める部分。金折を1つだけにして、金折側から 8mm の穴をあける。ずれないわけだから、作業が楽。両側金折だと たぶんずれるので、穴を広げたりすることになりそう。練習だから使うが、38mm 多数で代用して、外してしまうかも。

金折はいくつ使うか未定。最大 16 。ものは、amazon で
 ダイドーハント (DAIDOHANT) ブラック マルチ金物 L型 (W)60x(A)65x(B)65mm 224 円
を 9〜10個単位で買う予定。

合板
合板を定規代わりに使う予定。特に骨組みは打ち付けてしまって、組み終わるまで付けておこうと考えている。定規代わりだと、マジックで墨を入れても消せそうな黄色のコンパネが良さそうなのだが、打ち付けてしまうものは、そのまま使う可能性が高く、塗装出来た方が良さそう。
・・・いや骨組みを付けたものをそのまま定規として 屋根を組むのでも良いか。で、この合板は外して本番でも使いまわす。なので、合板はコストに含めない。

K+BUILD 針葉樹型枠塗装合板 12mm厚 900×1800mm 1980円 〇 10kg
JASコンパネ (ラワン材(広葉樹)積層) 12mm厚 900×1800mm 1980円 〇 12kg
下地合板 (NON−JASのため内装不可) 11mm厚 900×1800mm 1550円 × 12kg

付録
自転車-kidori1.jpg
自転車-kidori2.jpg
自転車-kidori3.jpg




追記で、長押方式を検討する。続きを読む
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2022年01月18日

ウッドデッキまとめ

検討は完了した。次は、木取りやら加工、組み方など整理していこうと思う。折角 CADが使えるようになったので、画像を多用して記録する。

wooddeck-054.jpg
これは、最終形態。一度に全部組み上げるつもりはないし、本当に全部組むのかどうかも分からない。

さて、最初の形態は?これ。
wooddeckD-001.jpg

シダー製ウッドデッキキット 【7点セット】 【ライトブラウン】 【お客様組み立て(本格組立)式】
販売価格 : 17,233 円 (税込,送料無料)

    信じられないことだが、アイリスオーヤマや山善にも同じような商品がある。しかもモノタロウで扱っている。どういうことだ。
    アイリスオーヤマ ガーデンシステムデッキ
    YAMAZEN(山善) ガーデンマスター 天然木ウッドデッキセット

    山善のものは、値段が安めだが、17233円にはかなわない。ただ、どこにでも売っているものらしいので、安心した。

最初からコーナーフェンスを2組。-- すなわち 2セット買うつもり。2セットでは 30,801円(税込)と大変お得になる。不思議なことに 3セットでは 46,197円と割引率が下がる。

最重要なのは基礎なのだが、ここでは CAD 中心にするつもりなので、割愛する。
組む前にやるべきことは、パーツの塗装。そしてビスの入れ替え。組んだ後にやるべきことは、補強。

塗装

    塗料は、クレオパワーに決めた。それも 14kg 缶。別の用途で大量に使う予定がある。その場合コメリで買うと圧倒的にコスパが良い。そうでない場合は 1.6kg 缶を必要になったら買い足せば良い。計算では、ウッドデッキ分だけでも 1.6 kg では、足りない。その上メンテで再塗装する必要がある。

    クレオパワー 14kg 缶 5980円
    (クリアー、ブラウン、ウォルナット、ライトウォルナット、ライトオーク、けやき)
    クレオパワー 1.6kg 缶 1580円
    クレオパワー 3.2kg 缶 2980円

    色はたぶんブラウン。ただし決定ではない。

ビスの入れ替え

    現物がないから、未決定なのだが、ものは決めた。

    錆にくいコーティングビス(箱) (コメリブランド) 798円
    (90mm 110本、70mm 160本、65mm 200本、51mm 300本、45mm(全ネジ) 330本、38mm(全ネジ) 380本)

    ステンレス(SUS410)より錆びにくいと書いてある。だったらこれで良い。径は 65mm まで φ4.2, 後は φ3.8 。キットで使うビスは1種類だけで数が多い。入っている本数は、1セット 322 本。

    他に補強で 38mm を使うつもり。箱買いすると思うが、他に袋もある。

    錆にくいコーティングビス(袋) (コメリブランド)458円
    (90mm 40本、75mm 60本、65mm 75本、51mm 110本、45mm(全ネジ) 120本、38mm(全ネジ) 140本)

補強

    上に屋根パーツを乗せるので補強する。今はハードウッドの板材 30cm 長を柱を立てる脚に2面づつ付けていく予定だが、付けられない場所が2つある。こたつ型の縁台が合わさるところ。

    ダイソー ステンレス取付金具 300mm
    wooddeck-035.jpg
    縦一列に M4 穴があいているもので、19mm 幅 2mm厚。これを使うつもり。

    幅広の方が良いとは思うのだが、300mm 欲しいので長さ優先。


      wooddeckD-027.jpg

      考えを変えた。前後の面は、M8 ボルト締めにしたい。そうすることで、めったなことでは前後に倒れなくなるはずだ。どうもダイソーの 2WAY取付金具 190mm がギリギリ付く。幕板にかかっているが、ここは脚が裏に来ているので問題ない。

      左右については、従来通り。両方ボルトにすることは出来ない。


    wooddeckD-021.jpg

    他に補強になるかどうか分からないが、コーナーフェンスに三角のテーブルを取り付ける。
    フローリング用 30cm 幅の合板のさねを取って 21.5cm 幅にしてから 60cm を 45°で切り出す。それを裏同士を貼り合わせて 24mm 厚にする。21.5cm にするのは 後で付ける屋根の柱と干渉しないため。

    ビスは全ネジ 38mm (or 41mm) にしようと思う。全ネジ なので天板には φ4.0 で下穴。
    そのために買ったのがこれ。

    wooddeckD-003.jpg

    「Woodworking Countersink Router Bit」 アリエクで、φ4.0 と φ3.2 を購入。価格は $1.6 + 送料。使ってみないと分からないが、皿の部分もちゃんと刃が付いていて使えるように思う。なお、φ3.2 は、4.2 のビスの下穴用で、φ4.0は、4.8 のビスの下穴用と 3.8 全ネジ用。

    下穴ドリル.jpg

    インパクトドリルを使いだしてからこういうのも良いかなと思えてきた。最初の奴の方が性能は良い。が、ストレートは交換が面倒で。実はこのセットは随分前に購入して持っているのだ。発掘作業で #6,#8,#10 が見つかった。で、ダイソーのドリルセットのビットと交換してみたところ #6 2.5mm, #8 2.8mm, #10 3.2mm が使えることを確認。それでも結構遊びがある。#10 では 3.4mm がギリギリ入らないかんじ。ついでに、タップドリルなんてのも発掘。買ったは良いが電気ドリルでは使えないと思いしまい込んでいた。M3,M4 ,M5 ? ぐらいは使う場面がありそうだ。さらに長年の懸案事項であった、9mm の鑿をはっけん。かなり錆が浮いているが手入れしておく。

ウッドデッキ総面積見積もり

    天板表裏 3.3 畳
    幕板 70mm 幅 x12本 1.2 畳
    68mm 角 脚+フェンス柱 (36cm+45cm) x 12 1.7 畳
    フェンス その他 上下板は 70mm 幅 10枚 フェンスの中の板 4 本 x5 50mm 幅 1.8 畳
    計 8.0 畳

    クレオパワー1.6L 5.5〜8畳分


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2022年01月03日

ウッドデッキの検討

ウッドデッキが欲しいとなんとなく思っているのだが、とりあえず、どれぐらいかかるものなのか? DIY だと材料費はどれぐらいなのか検討だけはしてみようと思う。

シダー製ウッドデッキキット 【7点セット】 【ライトブラウン】 【お客様組み立て(本格組立)式】
販売価格 : 17,233 円 (税込,送料無料)
wooddeck-007.jpg
wooddeck-008.jpg

色々と見て回ったのだが、既製品は 90cm x 90cm のやぐらごたつのような台を並べるタイプが多い。そのなかでこれは、全部を組み立てるキットで組み立て説明書の pdf があり詳細が分かる。また最安の部類でもある。2セット、3セットの商品もあり、さらに単価が安くなる。

調べたいのは、どれぐらいのサイズの木を使って、どんな構造なのか?なのだが、まずは、モノ自体どんなものなのか?見ていこう。

    シダーというのは杉のこと中国産なので中国杉。水性ステインで一応塗装はしてある。ほとんどビス止めで、脚だけボルトも使う。またこたつ型を接続するのもボルト。これら金属製パーツは全てスチール製。こういうものなので、とても耐久性があるとは思えない。強度は一応確保されているように思える。が、強度も腐ったり虫食いでどうなるのか分からない。最低でも2年毎に再塗装したりのメンテが必要だそうだ。

    36cm 高でまさにこたつのような形だが、脚の下が腐るのを防止するためにコンクリートでかさ上げする。10cm なら 46cm 高というわけだ。推奨しているのは 30cm 角 6cm厚のコンクリート平板である。別にコンクリートブロックでも良いと思う。その場合 10,12,15cm 高が選べる。普通は束石、ピンコロを使うものだが、脚同士を連結するので使えない。物置のように、固定は別の金具でやるのが良いのではないかと思われる。

      wooddeck-001.jpg

      全く別の商品だが、こんな風にうまく束石(ピンコロ)に乗せている。だが、固定は全くしていない。



    wooddeck-009.jpg

    この写真は、
    ACQ注入天然木SPFウッドデッキ7点セット
    。おなじようなものに見えるが、木材はもとより、金属部品もグレードが上がっている。また天板は組み立て済。さらにビスを裏から止める構造で板厚も少し厚い。ただし値段も倍の 34,800 円。しかし、格安品を精査した後でこれを見ると、とてもリーズナブルに見えてくる。

概要はこんなところ。次に材料のサイズについて

    天板
    90cm に 8 枚使っている。規格品なら 105mm 幅だと思われる。板厚は 20mm と記載されている。
    幕板
    天板込みの幅が 9cm なので 70mm 幅。板厚は 20mm だと思われる。
    根太?補強の木材
    ちょっとサイズ分からないのだが、30mm 〜 35mm 角材が2本。これはホゾ組みで幕板に固定。

    68mm 角材で 34cm 長。幕板のところと段差がなく、その部分は切り欠いてある。あと背割りがなされている。
    その他
    こたつ型1つにつきビスは 68本。他に 位置合わせ用のダボが 18本。脚を止める 80mm 長のボルトが8本。

    他社製品も同じようなかんじで強度は標準的だと思われる。

    あと梱包サイズ。
     約 幅180×奥行920×高さ440mm
     約 幅175×奥行920×高さ465mm
    合計 51kg なので重いだろうが、サイズ自体はコンパクト。これなら保管場所がある。開封せずにずっと保管しておいても良いぐらいだ。

塗料やビス等について

    塗料はメンテで再塗装するべきだが、組む前にも再塗装することが推奨されている。
    有名なのは、「キシラデコール」(油性と水性あり) 良くしらないのだがお高いようだ。浸透性 水性塗料ならなんでも良いような、どうせ耐久性には期待しない。ただ塗膜を作らず定期的に塗り重ねられるものが良いのかも。

    調べると「和信ペイント 水性木材防腐防虫剤 クレオパワー」が安い。1.6L(タタミ5.5〜8枚分) で 1490円(税別)。しかもなんか良さそうな気がする。杭に塗って1年間地中に埋めてもなんともない。色は3種類。クリアもある。これは塗膜を作らない浸透型タイプのようだ。また、ニスなど塗膜がある塗装の上には塗るなと注意書きがある。

      近場のホムセンを見てみたのだが、沢山並んでいたのは、「キシラデコール」とあと「ウッドガード」。「クレオパワー」もあったのだが、端っこに3種類で色はブラウンのみ。人気がないかと思ったが、コメリでは目立つところに 「クレオパワー」の 14kg 缶が置いてあった。

      コメリのサイトを見ると「クレオパワー」が一番人気になっている。そして色々な色があることが分かった。ブラウン、ウォルナット、クリヤー メーカーページにはこの3色しか載っていないのだが、コメリでは、
      ライトウォルナット、ライトオーク、けやきもある。
      値段は 1.6L が 1580 円で、14L が 5980 円。1.6L でも安いと思ったのに、14L でも 4倍しない。なるほど、多量に使う人に人気なのか。大量と言っても小屋1つ塗れば終わりのケースもある。エクステリアはスケールが違う。

    ビスは、ステンレスに入れ替えるべきだと思う。ほとんど上向きだし水が溜まる。買ってみないとサイズは分からないのだが、「水上 SUS410 Zコーススレッド 半ネジ 4.2mm 65mm (300本)」だと 2290円(税別) 。
    キットのネジを入れ替えるだけなら、同じサイズならなんでも良い。半ネジなら半ネジにする必要があるが、全ネジでも半ネジを選んだ方が良い。さらに、SUS410 とか焼き入れとかの表記があるものを選んだほうが丈夫。

      と書いたものの、鉄製のメッキ処理で SUS410 より錆びにくいと表記してある ビスが コメリにあった。SUS410 のビスよりは単価が低い。あとリン酸亜鉛処理とか表記された「黒コース」と言う商品も。こちらも耐久性を謳っていて上のものよりさらに単価が低い。こんなので良いのかも知れない。

      コメリブランドだが元の製品は、
      大里 サビに強いコーススレッド (イオニスコート 自己修復で SUS410 より錆びにくい,先割れ入り)
      大里 木が割れにくいビス プレミアムBK (黒亜鉛メッキ,先割れ入り、ネジ山高低2段)

      普通厚みがある材料を止めるときは、半ネジを使わないと締まっていかない。だが、カラーボックスなど全ネジが使われている。径が大きい下穴をあけているためちゃんと締まる。おそらくこれも同じだと思う。入っているのは全ネジの可能性が高い。

      既製品の場合は下穴をあける必要はないが、ハードウッドでは必須。皿の分まで一発であけられるものものがある。日本で売っているものは高いが、アリエクだとお安いものもある。

      wooddeck-003.jpg

      たとえばこんなもの。「Woodworking Countersink Router Bit」で検索すれば見つかるはず。4.2mm のビスだと -1mm ぐらいの 3.2mm が良いそうだ。4.8mm だと合うのがないので 4mm とか。安いのは良いのだが、ドリルビットがきっちり合わない可能性がある。(インチベースで作られているものに、ミリのドリルビットを使っているかもしれない。)

      ボルトナットの入れ替えだが、サイズが分からない。M8 なんかだとかなりのコストがかかりそうだ。
      DIYで 70mm 角材の足をつくれば、同じものが同じだけ必要だ。あとで検討してみよう。

    「セメダイン UM650 床いちばん neoパック」

    ウレタン系で床用なのだが、
      特性:耐水、耐熱、耐油性
      適合用途:防水・耐水・屋外
    と書いてある。屋外防水目的に使えるようだ。ちょっとどうなるか分からないのだが、組むときに塗ると良さそうな気がする。密着させれば水は入らない。また再塗装するにしても塗れないところが出てくる。そういうところをカバーできる。

    どうやっても使いきれないのだが、開封したら長期間の保存はできないと思った方が良い。床職人などはキャップがないので出口から固まっていく。 床いちばんはキャップがある。

      カットしたノズルの先端を保存して置いて、使ったあと、先端を逆向きにして押し込む!
      こういう方法があるとのこと。他には、一回使ったノズルは捨てて、ラップを3枚重ねぐらいで口につけて新品の替えノズルを付ける。半年ぐらいは使えそうとのこと。

      張り合せ可能時間 夏10分 冬30分
      標準塗布量 【木質フローリング材】1.4〜1.5坪/600mL
    床職人は、張り合せ可能時間が 20分、60分と2倍になっている。色も違うようだ。床職人は「白」で床いちばんは「淡黄色」だそうだ。透明かどうかは分からない。

    さて、注意点としては、硬化すると体積が増える。また、他の所に付くと取れない。硬化するとカチカチになるらしく、やはりはみ出した部分を綺麗にするのが困難らしい。体積が増えるのではみ出しがちでそうなると処置が難しいとなれば、何回か練習してコツをつかまないといけない。

      ある動画で木工用ボンドは随分強力に接着できるが、床職人も強力だと言っていたのだが。。。数字では全然違う。木工用ボンドは 10N/mu ぐらいで、床職人では 1N/mu 以下。タイトボンド3は屋外で使えて 31/muもあるそうだ。隙間があるようなものを接着する場合では、木工用ボンドの接着力がケタ違いに落ちてしまうのかも知れない。

    ちなみに「大工の正やん」が強力だと絶賛してたのは、
     「KLEIBERIT 501.8 PUR ウレタン系湿気硬化型1液性接着剤 価格 4,790円(送料込み)」
    速乾性で強力。タイプとしては同じはずだが、はみだした部分は柔らかくカッターナイフで切りとったりカンナがけもできるそうだ。



ついに本題。こたつ型3つを一から作るとすればどれぐらいの材料費になるか?

イタウバ@木工ランド

    イタウバというのはハードウッドの一種で、油分が多くささくれが出来にくいという特徴がある。ハードウッドのささくれはかなり危険なものなので、普通は土足推奨。また、ハードウッドの中では割と軽めの部類。

    まず、個人の場合、最低送料 4000円になる。この程度の量だとなかなか超えることはないので 4000円固定と考えておく。また今はカットサービスをしていないそうだ。ハードウッドを自分で切るのはかなり難しく、機材と経験がなければ避けた方が無難。またホゾや切り欠きなどの加工も超難関なので出来るだけやらないことにする。


    60mmx60mmx1500mm 2,190 4.7kg x3 = 6570円
    (70mmx70mmx1500mm 2,660 6.4kg x3 。= 7980円。)
    杉でも 70mm 角で良さそうなのだから 60mm角で 十分丈夫なはず。また、短尺のほうが長さあたりの単価が安いので 1500 から 4本とる。370 ぐらいまでいける。

    天板
    20mmx105mmx900mm \450 1.6kg x8 x3 = 10800 円
    90cm には 8枚置ける。隙間の合計は 6cm でひとつの隙間は 1/7 なので 8.6mm 。

    幕板(枠)
    20mmx105mmx900mm \450 1.6kg x4 x3 = 5400 円
    もっと板幅は狭くて良いと思うが、扱っていない。
    (丸ノコで平行定規を使えば 70mm 幅に切るといったことはハードウッドでも可能。)

    根太(補強)
    38mmx38mmx900mm \580 1.1kg x1 x3 = 1740 円

    丈夫なので間に1本で良いだろう。どうやって取り付けるのか悩みどころ。とりあえず幕板を凹に切り欠いて嵌めることにしておく。

      丸ノコで櫛状に切ったりして、単純な形の加工はできると思う。

    合計 24210 円 (+送料4000円 重量 75kg)

    さすがに高くなる。だが、塗装はしない。メンテフリーだとトータルでは安くつくかも。

タナリスCY注入材@木工ランド

    防腐剤を加圧注入したものは、ハードウッド並みに持つらしい。普通は緑がかっているが、ブラウンのものもある。なお切断したところ木口などには防腐剤を塗らないといけない。

    混合(指定不可) エリートグレード   90mmx90mmx1500mm \1,800 6.5kg
    混合(指定不可) エリートグレード   75mmx75mmx2000mm \2,400 6.0kg
    ヒノキ エリート(モスグリーン) 30mmx105mmx2000mm \880 3.5kg
    国産杉 (モスグリーン) 30mmx105mmx2000mm \830 3.5kg  
    混合(指定不可) エリートグレード (モスグリーン) 30mmx40mmx990mm \320 0.7kg

    国産杉 (ブラウン)70mmx70mmx2000mm \1,570 5.0kg
    国産杉 (ブラウン)30mmx105mmx2000mm \940 3.5kg

    材料は、このなかで考える。根太だけはモスグリーン可としよう。他は見えるわけだが、モスグリーンでも濃い色を塗れば良さそう。だが、傷が付けば緑っぽい層が見えてくる。それでも良いからヒノキを使おうという考え方はありだと思う。あるいはブラウンだからハードウッドでなくても可という考えも。

    とりあえずブラウンで見積もってみよう。
    70mm角は 2000mm として 6本取ると 端ギリギリまで使えたとして 33cm まで。x2 で 3140円。
    30mm 厚は、天板と幕板で 12本 x3 だから 18本で 16920 円。30x40 が 3本で 960円。
    合計は 21200 円。(重量 75.1kg)。イタウバより 3000円ほど安くなるのみ。重量はイタウバと変わらない。どういうことだろう?

6ft 1x4,2x4だけで作る場合

    元の値段に戻れば作ってみようかという気になりそうだ。その場合、脚は2枚を張り合わせた角柱にする。
    元の値段はいくらだったのか? 安いときは、6ft で 1x4 が 165 円、2x4 が 265 円とかそんな感じだったように思う。たぶんコメリだから税込み。確か 100円づつぐらい上がって高い!と思っていたが、今はそれどころではなく 1x4 が398 円、2x4 が 698 円。

    脚は 6ft で 5本まで。12本必要だから 2x4 を6本使わないといけない。
    天板と幕板で 12本 x3 だから 18本。1x4 で考えてみる。
    根太は 2x4 を縦に2つに割る。天板が弱いから1つあたり 2本にすると2x4 を2本。だが 脚用の余りからも取れるから1本にできる。
    合計は 1x4 18 , 2x4 7

    現在の価格だと、12050円。安かったときの価格だと 4825円。前はここまで安かったのか!でも他の部材は同じだからトータルいくらがいくらになったと考えた方が良いと思う。値段も問題だが品薄になるとひどい品質のものしか残っていなかったりする。値段は高止まりだが、品薄は解消してきたようにも思う。そうなれば、今度は多少安くなるはず。未来のことは分からないが、安くなって欲しい。

    さて、コメリには 1x4,2x4 サイズで 2000mm の桧材がある。

    K+檜ディメンション (約)38×89×2000mm 758円 3380g
    K+檜ディメンション (約)19×89×2000mm 548円 1700g

    もしこれで作るとすれば、15170 円。脚には角柱を使えば良いのだが、計算が面倒なので同じく貼り合わせることにしておく。

    ついでだが、木工ランドにも。
    タナリスCY注入材 エリートグレード 2x4材  6feet 38mmx88mmx1800mm \920 3.0kg
    タナリスCY注入材 エリートグレード 1x4材  6feet 19mmx88mmx1800mm \590 1.3kg

    緑がかっているが、耐久性が高い。エリートグレードと言うのだから、多分節が少ない。というか写真ではそう見える。

脚を止めるボルトについて

    wooddeck-010.jpg

    まずは、部品の違いから。ACQ注入の方は黒いパーツのみを使っている。(ただし、表面処理には多数あり。同じ黒でも色々あるようで何かは分からない。)
    ものも全然違うのである。格安品は十字でACQ注入は六角。頭は両方皿だと思うが定かではない。下穴の形状によっては(フランジ)ボタンかも。座繰りして埋めるようになってるようにも見えるのだ。またACQ注入は大きなワッシャーを使っているが、格安品ではそうは見えない。フランジナットのように見える。pdf のイラストもそんな感じ。こたつ型を連結するボルトも同様の違いがある。
    wooddeck-011.jpg

    さらにフェンスを接続するところも違う。格安品は全ネジを貫通させて両側ナットである。だが、ACQ注入の方は鬼目ナットが埋め込まれていて、脚と同じボルトを使っている。

    こういう違いがあることは分かったが、径が分からない。M8 だと思うのだが M6 かも知れない。どれぐらいの値段なのか両方調べてみよう。

      すくなくとも、幕板同士を連結するボルトは M5 ボタンキャップ + フランジナットであることが分かった。他のものも M5 である可能性が高い。

    六角ナット1種 ステンレス
     M8 20個  199円(税別)
     M6 20個  109円(税別)

    六角穴付ボタンボルト(SCM435/黒色酸化皮膜) 
     M8 x 50 16個  579円(税別)
     M8 x 80 5個  579円(税別) (7パック 4053円)
     M6 x 50 20個  579円(税別)
     M6 x 80 -なし

    モノも見つからないのだが、80mm を沢山使うと、なんか高い感じ。

    アリエクを探してみよう。まずは検索用語
    「六角穴付き皿ボルト(Flat Head Countersunk Screw)」
    「六角穴付き(フランジ)ボタンボルト(button (Flange) Head Screw)」

    フランジナット
    wooddeck-012.jpg

    ディメンションはこんな感じ。M6 なら外径 14.2mm M8 では 17.9mm

    よく使う ZhongFa というショップでは、
     M6 10個 $1.28
     M8 10個 $2.36

    六角穴ボタンボルト
    wooddeck-013.jpg

    M6 なら外径 10.5 mm M8 では 14mm

    CHYQLY Shang Da Store で売っていたのだが、
    10.9 Grace Black Button Head Hex Socket Cap Screws
     M8 x80 50個 $38.59
     M8 x80 10個 $9.25
     M8 x50 50個 $23.90
     M8 x50 10個 $6.60
     M6 x80 −なし
     M6 x50 20個 $7.05

    あと junter official (A2 stenless)
     M8 x80 50個 $59.59
     M8 x80 10個 $14.68

     M6 x80 50個 $32.89
     M8 x50 10個 $7.25

    まぁ特に安くない。M8 80mm は一本100円前後で、国内で探してもありそうな感じ。

    ・・・とまぁ入れ替える目的で探してみたが、長いボルトはなかなかに高価だと分かった。70mm角材でなにかを作ったとして、ボルト締めは余程強度が必要な所以外使わないと思う。その場合M8 程度で十分なのか?という疑問もある。また使うとして頭を埋め込みたいというケースはレアでは?  

    耐久性が欲しいのであれば、やはり ACQ注入の方を買った方が良いだろう。 格安の方はビスだけ入れ替えて、ボルトの方は防水対策した上でグリスかなにか塗ってごまかす。ビスの方は水が溜まるから、ごまかせない。

    でも欲しいのは、格安の方。お試しがしたいのだ。改造も躊躇なくできるし。耐久性を問うほど使わない気もしている。あと、家のなかに持ち込んでもいい。3つぐらい入りそう。

    実際どうなのだろう?2つだけだとベッドにしかならないが3つだと同じ高さでいろいろ置ける。・・・2セット買っても問題にならないような気がしてきた。

ところで、今まで本体のみに注目したが、あとフェンスと踏み台がある。どんなものなのか?分かって来たのでメモしておこう。

    踏み台
    本体を小さくして、脚を短くしたもの。やるかどうかは別だが、パーツを入れ替えて、本体を大きな踏み台にしたり、踏み台をベンチにしたりは出来そう。また2セット買えば1つ余るので評価に使える。

    フェンス
    両脇の柱は脚と同じ 68mm 角材で背割りも入っている。なかなか立派なものだ。

    3枚となっているが1つはストレートで延長用。2つは90度の角専用である。2セット買ったとしても1枚を延長に使えるだけ。角専用を切ってしまえば見栄えは悪くなるものの1枚分の延長には使えそうだ。

ちょっと思ったのだが、本当に欲しいのは、屋根というかひさしである。フェンスと脚に長い角材を付けて延長し屋根を付けるにはどういう構造にしたら良いのだろう? そしてどれぐらいの材料が必要になる?
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2021年11月16日

木工ストーリー(6)

またオーバーしてしまった。テーマ別に小分けにしていこうと思う。

ここでは、砥石の面直しについて。

余程特殊な用途を除いて、砥石は平面を保たなくてはならない。そのためには、ダイヤモンド砥石で擦るのが一般的のようだ。他には砥石同士を共擦りするとか、コンクリートに擦りつけるとかいろいろな方法がある。

面直し専用のダイヤモンド砥石にはいろいろとグレードがあり、特に高価なものは、シャプトンの「空母」というネーミングのもので5万円ほど。他に研承でも 荒目(#140) 中目(#400) 細目(#600) の 3種類を出しているが、これもまた高価(8800円)。他には アトマというブランドが有名なようだ。これも研承より若干安い程度。Amazon で一般的なのは、2000-3000円のもの。厚めのアルミ板の両面にダイヤモンド砥石が貼られていたりする。

    Amazon では 例えば GOKEI 両面ダイヤモンド砥石 #400#1000 203×70×8mm が 2399円。持っていないので分からないが、写真を見る限り 7mm のアルミ台に 超薄ダイヤモンド砥石(0.4mm ?)を貼ってあると思われる。

    平面を出すのが目的なので、番手が高い #10000 などでもこれで面直しするようだ。硬い砥石であれば表面が荒れてしまうが、表面を慣らすべきかどうかは、また別の話で他の砥石と共擦りしたりするらしいのだが、いくつか動画を見た限りでは、そのようなことをしていない。

2000-3000円のものは平面精度が悪い可能性があって、それは入手してみないと分からない。ギャンブルに 2000-3000円を賭けるのは嫌である。どうしたものか。

    一般に押し出し材や平板の公差は、面直しに必要な平面度ではないようだ。フライス盤などで切削加工したものとは精度が違うと押し出し材メーカーも説明していたりする。ただし精度が高めの平板もあり、研承は YH-52 というブランドを使用している。そうなるとアルミ台だけで 2000円を超えてしまうので、2000-3000円のものでは高精度のものは採用できないと思われる。
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2021年10月13日

木工ストーリー(5)

木工ストーリー(4)から話題が逸脱して、研ぎばかりになって来た。こちらに移動しようと思う。

鑿を使いたいということになり、まずは研ぎから。ダイソー砥石しか持っていないので、ひとつ買い、ふたつ買い・・・さらに aliexpress で変なものを沢山買い。そういう話。だらだらと書いてきたので、何を書いてきたのかわからなくなりつつある。少し整理したものをはじめに載せて、経緯を後ろに付けようと思う。

まとめ編 
これは、自分なりの認識を書いたもので、正しいとは限らない。また、時がたてば、考えも変わる。矛盾したところが出てくるかもしれない。そこらへん注意。

人気の砥石は?
動画を見ていると、包丁を研ぐ人には「刃の黒幕」シリーズが人気のようである。だが、大工とか鑿や鉋を研ぐ人は、「研承」シリーズの評価が高い。砥石では、平面維持力と研磨力が重要なようだが一般に相反する要素で、柔らかければ平面維持力が低く研磨力が高い。これら人気の砥石は、高いレベルで両立するようである。ただ、これは研ぎを追求する人の考えであるようで日本での話である。欧米?とかでは、研ぎの関心が低く、ベスト砥石には、中華の安物がランクインしている。私も欧米流からスタート。研げればなんでも良いのでは?という考え方。

買った砥石(1)
ama-02.jpg
amazon で KEENBEST の砥石セットを買ってみた。青#1000 / 白#6000 で包丁研ぎ器と 面直し石が付属している。サイズは 18*6*3 。包丁研ぎ器は「トゲール」のコピー品で非常に便利。面直し石は、主に名倉として使っていて 砥石に擦りつけている。粒度は おそらく #600 。これを擦ると研ぎ感が出て気分が良い。ずっと研いでいると粒子が砕けて細かくなり、元の砥石の感じになっていく。だが、鉋や鑿の場合研ぎ続けることはないので、単に荒い砥石にする効果だけを利用している。
これで良いのでは?と最初思ったのだが、全然平面でないことに気づき、平面を出すのにやっきになったところ、青#1000が大幅に減ってしまった。30mm 厚が、薄いところで 22mm 。砥石など簡単には減らないと思い込んでいたので気づくのが遅れた。ここで砥石の材質やなにやらに興味を持ち調べることに。

砥石の材質 - 研磨剤
研磨剤としては、細かさの程度がまず重要だが、それだけではない。硬さがあって、別に破砕性というものがある。砕ければ、鋭い角が現れてそれで研磨力を上げる。ただし、細かくなって行くので、荒研ぎしたい場合はむしろ邪魔で砥汁を利用しない場合もある。さらに、砥汁は余計な所にあたるので平面に研ぐ場合の邪魔になる場合もある。
研磨剤の材質は、硬いものでカーボランダム(C 黒)、グリーンカーボランダム(GC 緑)がある。主に荒い砥石に使われるようだ。それ以外は、アルミナが主流。褐色のものは主に #1000 以下で使われる。白いものは、#1000 以上に多いが、それだけではない。 淡灰、淡黄、淡青、ピンクと不純物によって様々な色があり、性質も違う。

    微量のクロムが入るとピンク。2% ほどだと ルビーそのものの色。鉄が入ると青っぽくなりサファイア。チタン、マグネシウムだと褐色系だそうだ。ピンク色の砥石はあまり見かけないが、硬いが破砕性が悪い(じん性が高い)。また、白と言っても製法により性質が異なる。原料のコランダムを溶解して固め砕いたものは、アランダムと言って硬いが破砕性が悪い(じん性が高い)そうだ。

砥石の材質 - 結合剤

研磨剤だけが重要ではない。むしろ結合剤が重要なようにも思われる。

・ビトリファイド:ガラス質、セラミック質(長石、陶石、粘土、フリット等)を高温(約1300℃)で焼き固める。
ー砥石自体が硬くなる。滑って研げない場合も。
ー気孔が多いため、水をよく吸う。

・マグネシア:マグネシアセメント (アルカリ性)を乾燥させて固める。
ー水に溶ける性質。
ー水を吸収しないので、使用前に水に浸す必要はない。
-主な商品:刃の黒幕シリーズ(シャプトン)、超セラミック砥石(エビ印)
-注意点:結合剤が水に溶けるので、水につけすぎると砥石の破損、割れにつながる。

・レジノイド:フェノール系樹脂(エポキシ、熱硬化性樹脂等)を低温(約200℃)熟成
ー使用前に水に浸す必要がない。(?)
ー潤滑性に優れており、研ぎやすい。
ー変形しやすく、砥石の減りが早い。
-主な製品:キングゴールド、ナニワスーパー砥石、研承継

    おおむね、#1000 ぐらいまでの荒いものは、ビトリファイドが多く、細かいものは他の2つが多いようだ。また、これは一般的な性質であり、弱点を補うよう改良されたものもある。高価なものは、必ずしもあてはまらないが、安価なものは、この通りだと思われる。

    青#1000 / 白#6000 は、おそらくレジノイドで柔らかい。だが、使用前に水に浸けろと書いてあるし、実際水を吸い込む。なにか間違っているのではないか? 知識が付かないと判断できないが、多分レジノイドだと思っておく。 色は青と書いているが、淡青。これもアルミナで研磨剤自体の色だと思う。

ダイソー砥石

ダイソー砥石は、おそらくビトリファイドでGC入りだろうと思われる。砥石は硬いし、気孔が多い。またつるつるになりやすい。ダイヤモンド砥石で表面を削る(ドレッシング)と元に戻るのだが、普通の砥石は自然と表面が削れ下の研磨剤が出てくる。結合剤が強すぎると、研磨剤が剥がれず摩耗していってつるつるになるそうだ。あるいは、剥がれても結合剤だけが残るとか。そんなダイソー砥石でも強い力で擦れば、砥石も研ぐ相手も削れて行く。刃物を研ぐには向いていないが、それでも砥石ではあるようだ。研磨剤の種類は、色で判別できる。#320 は緑だから GC のはず。#120 は青黒っぽいが、やはりカーボランダムだろう。

というわけで、面直し用として使うことにした。向いているとは思うが、まず平面を出すことが重要だ。硬いので、相手ばかりを削る場合があり、それで失敗した。なお、ダイソー砥石であっても平面が出れば、砥石にくっつくこともあるらしい。

買った砥石(2)
ama-01.jpg
青#1000 が減りすぎた。また、柔らかいものは、包丁に向いても 鑿や鉋に向いていないようなので、性質の違うものが欲しくなった。選んだのは、やはり安物である。KEENBEST の緑#400 / 淡緑#1000 。緑ということは、GC が入っている。またビトリファイドだろうから硬いはず。ダイソー砥石のようであれば困るのだが、それは買ってみないとわからない。

買ったらまず平面かどうか確認すべきである。買ったものは、緑#400 が凸/ 淡緑#1000が凹になっていて曲がっていた。凹になっていると困るのだが、凸は困るほどなのかどうか?結局は平面にしてしまったので結論は得られていない。

使ってみた感じだが、ダイソー砥石で面直しすると、つるつるになって滑る。だが、最初だけで何回か擦ると研げている感じになってくる。(さらに使ってみて)砥汁は出るが研磨力は低いようだ。

アリエクでの買い物
砥石関連のものを結構な種類購入している。そのまとめ。
トゲール(もどき) "knife angle guide"

    この包丁研ぎ器は、砥石にあたる所がセラミックの丸棒になっていて、耐久性が高い。気に入ったがそれでも消耗品ではあるので確保。価格は $1 台前半。

面直し砥石 "Small Size Correction Stone"
    ali-03.jpg
    最初に買った砥石セットの付属品で気に入ったのだが、減りが早い。60mm x30mm x30mm ぐらいのものだが、もう厚みが 11mm になっている。(おそらく)同じものを見つけられたので複数購入。単価は $1台 後半。

    到着した。サイズは 60mm x25mm x25mm で付属のものと比べると幅が少し狭い。同じ材質?かというと、そのように見える。こいつの粒子を擦り付けたときのジャリジャリ感が気に入ったのだが、どんな砥石も荒砥になってしまう。研ぎ続けると粒子が小さくなって最初の傷も消えていくのだが・・・砥石もまた必要以上に削ってしまっているかも。使い方はちょっと再考したほうが良さそうだ。

20mm幅x150mm長の砥石 "whetstone"
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    Edge Pro という砥ぎ器があり、それ用に多種多様な砥石がある。幅は 20mm と 30mm 。砥石自体がどんな性質か興味があったので、いくつか買うことに。曲がっていたり割れていたりする可能性があるが、お試しなので許容する覚悟で購入。
    RSCHEF 褐色 #400 $1前半
    RSCHEF 褐色 #800 $1前半
    RSCHEF 白 #1200 $1後半
    RSCHEF 白 #3000 $1後半
    ピンク #3000 $1後半
    ダイヤ #3000 約$2.5
    革砥+青棒 約$3

    入手。明らかな割れや欠け、接着のずれはない。曲がりはあった。僅かだが定規を当ててわかるレベルで全部上に凸。ダイヤまでがそうなっている。これは偶然なのか?そう作っているのか?

    革砥も到着。砥石と同じプラベースに接着してある。同じように若干の凸。なめし方に特徴があって、片側から撫でるとすべすべ。反対側ではザラザラ。#400 ぐらいのザラザラ感だろうか。革ならなんでも良いというわけではないようだ。中国製なのに・・・ちょっと驚き。青棒は 3cm 角ぐらいで厚さ 2cm 。この革砥には十分すぎる印象。

    褐色 #400,#800 は、柔らかく砥汁も沢山出る。研磨力もありそうなのだが、KEENBEST 緑に擦りつけて使うのが良さそう。白 #1200,#3000 は素焼きの陶器のような質感で硬い。やすりで削っているような感じで、砥汁はあまり出ず、擦っていくと真っ黒になる。#400 で面直しすると面が荒れて研磨力も上がるが真っ黒になるまで使わないと本来の番手にならない。また、黒は染み込んでいく、面直ししてもうっすらと残る。

    他に RUIXIN PRO というブランドのものも購入。白 #1500 は、RSCHEF 白と大分感じが違う。
    まず、汚れが染み込まない。面直しするとかなり綺麗になるが、少し柔らかいのか薄くなっていく。薄茶 #600 はまた違う。


薄いダイヤモンド砥石 #400 "diamond whetstone 65"
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    ダイヤモンド砥石ははるか昔にかった #180 (穴あきタイプ)しか持っていないので、ひとつ(ではないが)安いものを買ってみることに。amazon では 2000-3000円ぐらいのものが多数あるが、平面度は怪しいそうだ。平面が出ていないのであれば、面直しには使えないし厚いものであれば修正もできない。いっそのこと薄い安いもので良いかと考えた。曲がっているだろうし、どう使えるかイメージもないのだが、まずひとつ。160*65*2.5mm #400が $2.09 。2.5mm厚だが、スポンジのようなもの(EVA)が貼られており、実際の厚みは 1mm のようだ。
    これは、六角形の模様のタイプだが、#1200 まで。その中で #400 だけ安売りしていた。

      到着!奇跡的なのか、明らかな曲がりや窪みはなかった。平面なのか?というと結構平面。定規を当ててみたが、ざらざらなので全体から光が漏れ分からない。
      EVA は両面テープで貼られているだけで綺麗に剥がせた。裏はけっこう鏡面で像が写る。これならなにか硬い板に貼ることで面直しに使える。(接着せずに)木を当てて 緑#400 で試したところ、ダイヤモンド砥石が当たったところだけ白っぽくなるので形が良く分かる。元々凸で上下の端だけ当たらないと思っていたのだが・・・少し違って上下の中央部も少し窪んでいた。こんな感じであれば、硬く平面にすることが出来て水に強い素材ー砥石に貼ればいけそう。少し幅が足りないがダイソー砥石にエポキシ接着剤で接着することに。15mm ほどはみ出るのだが、後で金のこで切ってしまった。

      何故曲がったりしないのか? ステンレス鋼板だろうか? 多少曲げてもバネのように元に戻る。

      作った面直し用砥石は、割と具合がよかった。面直しした砥石同士が張り付く。もうちょっと立派なものを作ろうと検討することに→木工ストーリー(6) に続く。

    他に #3000 までのタイプがあり("diamond whetstone 3000 17")、base あり/なしが選べる。#3000 は興味がわいたが買わない。ali-08.jpg

ダイヤモンド砥石 #400/#600 "diamond whetstone double outdoor"
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    折り畳みタイプでホールディングナイフのような形態。気の迷いでこんなものまで購入。砥石部分は 20mm 幅 x100mm 長。価格は $2.67 。何に使えるかは分からない。砥石よりはやすりの用途?

天然石 #12000/ピンクアランダム(PA) #5000 "whetstone double side 12000"
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    硬いものはどこまで硬いのか?お試しに買ってみることに。サイズは 25mm 幅 100mm長。5mm 厚を貼り合わせている。価格は $3.64 。#10000/#3000 さらには #8000-#10000/#2000-#3000として売っているところもあり粒度はあてにならない。これはマテリアルとして欲しくなった。割れて届いたら嫌だがどうなるか?
    材質は、Material: Chromium Corundum,Natural green agate
    agate = 瑪瑙(めのう) モース硬度: 6.5 - 7 。多孔質。主成分 SiO2 (石英)。本来、縞模様のものだけが瑪瑙。
    日本の天然砥石のほとんども、砥粒として石英(せきえい)を含んでいるとのこと。どんな形で含まれているかが重要で瑪瑙はあまり見ないから良いものではないのだろう。
    Chromium Corundum クロームを不純物として含んだ酸化アルミニウム (アルミナ)。人造ルビー?
    こちらは人造砥石。ピンク系は他のアルミナより硬い。粒度が低いものに良く使われるが #3000 とかではあまり見ない。こちらは良くないからではなくて、細かく砕いたものは高いからだろうと勝手に想像している。

      amazon にも似た商品がある。「ルビーオイルストーンは、非常に高い硬度と強度を備えた高温焼結によって形成されます」だそうだ。写真の寸法表示は出鱈目。5cm x 2.5cm x 1cm ?白いほうはホワイト瑪瑙となっている。一方モノタロウにもルビーストーンがある。こちらは滅法高い。焼結ダイヤモンドより高いのもおかしな感じがする。
      さらに、アリエクでは例の機器用に安いものがある。15cm x 2cm ベースなしが $1.85 。今度こそ割れて届きそうな気がするが、気軽にポチってしまった。そういえば・・・ベースなしが欲しかったのだった。ベースありだと接着されていて剥がせないが、5mm 厚のサイドを使ってゴリゴリと裏すきを作りたい。で、同じショップでベースなしのセット(普通の砥石)も売っている。とても欲しく・・・マズイ。

        ピンクの #3000 を入手。コンビ砥石のものと比べて、色が赤黒い。質感は同じで緻密で水を吸い込まない感じ。縦に細い溝が多数あり、中央部が僅かに凹んでいる。硬く面直しが困難で周囲は溝を無くせるが中央部まで削るのは大変。これで擦ると #3000 にふさわしい輝きになる。また黒くなるが、汚れは落としやすい。

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      Boron Carbide = 炭化ホウ素(B4C)#800 と ルビー色(Chromium Corundum) #3000 のコンビ砥石もある。本物かどうかは分からないが、5cmx2.5cm 1cm厚 という小さなものなら クーポン使って $2.51 。本物ならば焼結ダイヤモンドのようなものだ。面直しなど出来るのか? ちなみに焼結ダイヤモンドは、ほぼ面直しにはならないが、目詰まりを取るために砥石で擦る必要があるそうだ。
      写真では、端が綺麗に面取りされていて、ピンクと黒の両方を同時に焼結したように見える。ならば、ピンクの結合剤もまた硬いのだろう。

        Boron Carbide で大きな砥石はなさそう。唯一見つけたのは 50mm 幅 x200 で #1500 。本物かどうかは怪しいが、#800 なのを詐称している程度かも知れない。Boron Carbide で検索して沢山出てくるのはサンドブラスト用のノズルで本当に耐摩耗性がありそうだ。こういうのを流用して形だけ違うものは容易に作れるはず。だが、本物であれば平面を出すのは容易ではない。最低2つ必要そうだが、果たして超耐摩耗性のものをどうにか出来るのか?
        ちなみに ruby whetstone も同じ大きさのものがある。体積10倍なら価格も10倍だから値段は妥当な感じ。ピンク色が濃く、それっぽくは見えるが、本物かどうかは分かるはずもない。が、ユーザの写真が掲載されていて、質感は小さいものと同じようには見える。
        偽物と言えば、"MITSUMOTO SAKARI" 画像には怪しい日本語。三本盛株式会社だそうで、〇に盛の商標。あれ?日本法人がある。ここまでやると偽物とは言えないか。恐るべし。

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      謎砥石もある。ADAEE というブランドのオフィシャルストアでは $12.21。 天然砥石とは書いてあるが、瑪瑙や翡翠とかは多孔質のため着色が可能で実際に着色される場合があるらしい。これなどいかにもという色合いだが、砥石なのだから意味はない。なお写真は別ショップのもので #12000 と書いてあるが公式では #5000 。なお、翡翠の工芸品はつるつるのイメージだが、あれは蝋をしみこませる。
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      180x60 だが 15mm厚しかないものは $8.14 。趣味が高じて取り寄せたのだが、こんなに薄くなってしまった・・とかハッタリをかますのに良さそうなアイテムだ。素材は、両方 瑪瑙(の一種)のはず。また、こちらも着色かも知れない。

        ところで、研承ダイヤ細目(替刃)なんてものがあることを知った。1mm厚程度のもので、15mm 厚のアルミの台に両面テープで張り付ける仕組み。こういう砥石を台にして安物のダイヤモンド砥石を張り付けても構わないのではないか? また細目は #600 中目は #400 。EVA の base 付きを持っているが、EVA は両面テープで貼られているだけで綺麗に剥がせた。裏はけっこう鏡面で像が写る。これならばいける!

      ・・・コンビ砥石が到着。さすがに 10cm長は小さい。瑪瑙の方は大部分がピカピカしているが、一部曇っている。多孔質と言うのだから曇っているべきだと思うのだが・・・。ピカピカ部分は像が写る。多少歪んでいるから平面とは言えないのだろう。ピンクの方は若干薄く 4mm ? こちらは肌触り的に #5000 かも。#3000 かも知れないけれども、それなりにきめ細かい。定規を当てると両面とも光が漏れる。面直しをちょっとやってみた。瑪瑙は白い砥汁がかなり出る。調子に乗ると削りすぎてしまいそう。全体的に曇った感じになったが、端は砥石が当たらずピカピカが残っている。ピンクは硬い。ピンク色の砥汁はほとんど出ない。が、僅かには削れたようだ。砥石に当たらない部分が沢山の筋になっている。触れても段差が分からないので、もうちょっとやれば筋は消えそう。
      #400 のダイヤモンド砥石で面直ししてみた。砥汁はピンクではなく白っぽい。バケツの水で洗うと浮く成分がある。oil stone で油を染み込ませているのかも。確かに筋のほとんどはなくなったのだが・・・ダイヤモンド砥石もまた終わってしまったかも。ザラザラ感がなくなってしまっている。

    鑿、鉋の研ぎ方
    鑿を使いたかったから、当然ここから入った。いろんな動画を見たが、みんな裏の研ぎ(裏押し)が最も重要で平面にしなくてはならないと言う。鉋ではどうか知らないが、鑿では確かにそうだ。木を平面に削りたいとき、裏を木にあてるが、刃が浮いていては全く木に引っかからない。刃先まで平面でないと必ず刃が浮くのである。ただし、凹である場合は問題がない。「裏すき」といって、中央部が凹になっているが、削るのに支障はない。全部平面なのは「べた裏」と言って、研ぐ面積が多いため平面を出すのが困難だそうだ。安い鑿はみな全鋼でべた裏である。いきなり困難に挑戦するのもどうかと思うので、24mm の鑿に「裏すき」を作ってみた。無様ではあるが、なんとか。12mm の鑿を購入中で、多分「裏すき」に挑戦する。詳細はそのときに書く。
    さて、平面を出すのは、刃先から 2cm 程度だそうだ。だが本当なのか? そこばかり削ると長く削りたい場合、刃先から 2cmが浮いてしまう。そして実際にそういう事態になった。今は 5cm ほど研ぐことにしたが、刃先まで研げずに苦戦している。
    平面を出すには砥石も平面にしなくてはならない。裏押しをする場合、ショートストロークで15往復したら場所を変えていき、片側が終わったら砥石を180°回転する。それも終わったら面直し。これを1セットとしている。だいたい 1セット2-3分? 4-5セットもやれば飽きるので、やめるか違うものを研ぐ。
    表もショートストローク。砥石を4つほどのエリアに分けて、エリアの中で絶えず横にずらしながら研ぐ。エリアが終わったら移動。砥石全面を使ったら基本面直しだが、2回ぐらいやることもある。自分流はこんなところ。

    包丁の研ぎ方
    包丁はトゲールを使って角度を一定にしている。慣れれば・・・というより研いだところが平面ならば、トゲールは必要なくなるそうだが、練習用に用意した包丁は今まで好き勝手に研いだので、角度が一定ではない。当面トゲールは必要だ。
    包丁は、砥石に対して 45°ナナメにする。また包丁は長いので 3分割ぐらいで研ぐ。指で押さえて峰の方向に研ぐのだが、押さえるところを移動することが重要だそうだ。反対側を研ぐときは持ち替える派。線対称で砥石を使った方が面直しが楽だと考えた。面直しは頻繁にはやらなくて良いらしい。

    どこまで研げば良いのか?
    日々のメンテでは、かえりが出れば、その荒さでのその面は終了。反対側もやって 次の砥石に行く。かえりは次の砥石で取れるから良いのだが、最終まで行ったら、かえりが反対側に出て終わらない。包丁の場合、最終の最終は、なにかに擦り付ける。革砥だったり新聞紙だったり。研ぎのプロでもデニムのエプロン!に擦り付けたり。鑿や鉋の場合はあくまで砥石で取るようだ。
    整形する場合はその限りではない。次の砥石に行くと研げていないところがあればはっきりする。輝きが違うのだ。その場合は、前の砥石に戻る。鑿は今 6mm と 24mm を研いでいるのだが、なかなか #1000 を卒業できない。#400 まで戻るべきか悩み中。「平面が出ていないと研いでも無駄」というのは実感していて、#400の平面を出せるかどうか?
    ダイヤモンド砥石#3000で確認 - 試しに使ってみたところ、軽く擦ればヒカピカになる。あたってないところは前のままなので差がはっきりと分かる。 あたったところも平面とは限らないのだが、像がはっきり写るので歪んでいるかどうかが分かる。これで #1000 が卒業できたかどうか判断することに。

      この#3000 でピカピカになるが、平面とは限らないということに注意が必要だ。研ぎというより磨きに近い。

    動画を見たり経験したりして勉強したのはこんなところ。自分なりのやり方は模索中でFIXするのは、まだまだ先かもしれない。

    (おまけ)アリエクで購入した刃物
    格安 鑿 "1pcs woodwork gouge chisel"
      chisel-1.jpg
      平鑿と丸鑿を1本売りしている。刃厚は 4mm で薄め。穂は長い。6mm と 12mm を購入したが、38mm もあり欲しいような。使う予定はないから買わないか。

    格安 木彫りノミ 6本セット "6pcs carving chisels "
      chisel-2.jpg
      同じものが様々な値段で売っている。その中で $5.61 というのを見つけ買ってみた。ひどいもので、僅かでも切れると思わない方がいい。だが、研ぎの練習には良さそうである。刃物であれば研げば切れる。しかし切れ味の持続性があるかどうかは分からない。また、フラットな2本 平刀とナナメの印刀は両刃であり、どうも使いにくそうだ。
      なお6本の内訳は、平ノミ、印刀(イスカ)、平スクイノミ、丸ノミ、丸スクイノミ、三角ノミ(底丸三角スクイ?)

      これらは、焼き入れしたり削ったり、好きなようにいじり倒すことにした。まとめは別途。

      5本を好きなように変えてしまい、練習するには良いと思ったので2つ目も買ってしまった。これがなかなか届かない。届かないのでは?と思ったが、約50日かけて到着。新着分は研ぎの練習に使って(たぶん)保管。



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2021年09月27日

木工ストーリー(4)

文字数が増えすぎたので分割

ホビーカンナの替刃を使ったカンナを作ってしまおうという話。普通には作れないので、2分割したものを別々に作って貼り合わせる計画。また、ホビーカンナの替刃は刃の角度を変えたものを作って使う。

    かんなを使っていると切口が開いてくるそうだが、最も弱いところということになる。その中央で2分割するのはいかがなものか? とは思うのだが、まずは作ってみたい。次作を作るようなことがあれば対策を検討する。

検討編

    この動画の人は、小鉋押し。大きな鉋は大工でも使う機会が減っているが、小鉋はまだ使う機会が多いので 42mm とか 30mm をしっかりマスターしようというのが持論のようだ。私は、もっている 42mm とミニカンナを普通のレベルで使えるようになりたいだけなので、この動画は見る価値がありそうだ。ただ、長いのでまだ見ていない。台を自分で作ってしまう人なので、どんな話が出てくるのか?楽しみではある。
    まぁ台を作るのはさすがに無理か。ナラの集成材で多分台の材料になる。だが、掘るのが無理。鑿のスキルが上がればあるいは・・・というところか。将来の課題にしておこう。あ、そうか。半分に割った形を作って後で接着すれば、のこぎりが結構使える。丸ノコも使えるかも知れない。

    初心者のための鉋台製作講座 (1)(2)(3) なんてものがあった。初心者がそんなものを作れるものか。・・・とは思いつつ全部観た。素材はナラ。樫、けやきと比べれば削りやすいはずで初心者向けと言われればそうなのかも。で、全部鑿で掘っている。刃が入る溝は ダボとかを切るのこぎり。あと一枚刃で溝に嵌めるだけで止める種類。二枚刃とかは初心者向けではないのだろう。
    鑿の練習用課題として、最初はやわらかい 2x4 などで掘る練習をするのも良いかも知れない。一応、42mm の刃だけ持ってるし。ちなみに、この刃を使う本体は、ネジで刃を固定するタイプ。ネジは台の頭に付いていて、溝に刃を押さえつける。
    ミニカンナの刃を使ったものを作ってみたいが、おなじやりかたでは刃が曲がる。作れそうなのは溝にくさびを打って固定する方法。ただ、刃幅が 26mm しかないので 24mm の鑿の使いどころがない上に、手持ちの道具では溝を掘れない。そうなると、やはり割ったものを作って接着かな。そういう作り方であれば、穴を空けて本体の固定用金具を付けることも出来る。でも、ネジが邪魔でかんなくずが内部に溜まるという欠点がある。二枚刃のように金属の棒(釘)を差し込んで、裏刃の形をしたくさびを入れれば良いのではないか?

    鑿の練習であれば、42mm が良い。替刃なので本体が売っていて、その本体のサイズは、148*54*20 。手持ちのものは、200*54*23 。刃が入る角度は、八分勾配とか七分五厘勾配とかそういう言い方をする。刃先が鋭角だから七分五厘ではないだろうか? (七分五厘とは、底面 1cm にづき 0.75 cm の高さになる角度。37°?)。手持ちの二枚刃のカンナの角度を測ってみたらきっかり 37° 七分五厘勾配だった。たぶん七分勾配までのものは、特殊で、一般的には八分勾配のようだ。七分五厘勾配は柔らかめの材料用で、堅いもの用は、八分五厘勾配。さらにほとんど直角の立刃勾配というのもある。鉋台直し専用。反対側(口裏)は 手持ちだと 刃と直角で 53°ぐらい。なんでも良いのだろうが、「木っ葉返しの勾配・高さ・刃口の大小は、鉋の調子に大きく作用する。」だそうだ。そして、一番傷みやすい場所で、真鍮板を仕込んでいるかんなや、修復で違う木を嵌めたかんながある。口裏の起点が重要なわけだが、刃の出口から、刃厚ぐらいの幅を離したところが起点のようだ。動画では寸法についての情報がなかったのだが、これで補完できた。

      刃の仕込み勾配は、一般的な鉋と同じような勾配で、普通は8分勾配、硬い木には8分5厘勾配とか、サワラのような柔らかい木なら、7分5厘勾配などになっておりますが、一枚の鉋台でも同じ仕込み勾配で使います。

      違うのは、普通の二枚刃の鉋のコッパ返しが斜めにかなり立っった角度になっているのに対し一枚台は、それより寝ていて、鉋の仕込み勾配と近い同じ角度になっています。(43〜45度)。

      意味がはっきりとは分からないが、一枚刃の話で重要な情報に思えるのでメモ。
      (追記)コッパ返しは、鉋の仕込み勾配+7°。二枚刃は裏刃の角度+7°とかそういうことらしい。

      刃口が広がってくると鉋掛けが上手くできなくなります。特に薄く削りたいときや,鉋のかけ始めと終わりがうまくいかなくなります。 刃口の巾の目安は,仕上げ鉋で,0.3〜0.7ミリ,中しこで0.4〜1ミリ位でしょう。新しい台は,使っていると刃口が広がってきますので刃口の巾が上の巾より広くなったら,刃口調整板・・・

      これも重要そうだ。
      (追記)刃口が広がってくるのは、台直しをしていくと・・・という意味らしい。台が摩耗するとか、刃口だけが削れていくとか、そういうことではないようだ。

    とりあえず材料を押さえておきたい。ナラの集成材の端材は沢山あるが手ごろなのは、 20mm 厚ばかり。42mm 用は 20mm 厚で決める。最も手ごろなやつは、この前直角に切る練習をしたもので 12cm 幅 13.5 cm 長。短いが2つ分にはなる。もうひとつ四角の板があるのだが、少し短い。集成材なので 27mm 幅ぐらいの棒を接着して板にしている。その棒もギザギザに加工したもの同士で繋いである。こういうところが重要なところにかからないように木取りしなければならず、よく考えないといけない。42mm 用はまだまだ先だが、使わないように押さえておく。あと 23mm 厚 56mm 幅 15cm 長の端材があった。ナラではない。軽く柔らかい感じ。上等な杉かな?まずは、最初の練習に使おう。あと刃を押さえるくさび用。探したら 35mm 厚のナラが見つかった。

      動画を探すとくさびの作り方があった。角棒をくさびの長さで切ったものを沢山作り横に接着して長い棒を作る。角度を付けた定規で、表ー裏ー表と切っていけば、沢山作ることが出来る。集成材の場合、横に切れば似たようなものになる。これを角度を付けて切っていけば良いわけだ。残念なことに POPOMAN では一発では切りとれない。
      他の動画では、角棒の端を丸ノコで角度を付けて沢山切れ込みを入れる。最後に横に切りとってバラバラと。全部フリーハンドです。10秒の仕事ですね。−これは無理。
      他に、くさびの厚さの角棒を用意して、溝とナナメにセットした定規の治具を作る。角棒をずらしていけば菱形が沢山作れる。最後に菱形を半分に切って終了。この日は5000個作りました。−だと!それ以前の問題があるから、やっぱり無理。

        大工の正やん」は、「髪の毛1本分の微調整は、後ろから 矢 を打ってやって調整します」と言いながら、くさびにしか見えない 矢 なるものを 鑿を叩いてで板から打ち出していた。意味がわからない。

      ・・・となると最初の方法ベースか。角度を付けた定規と直角の定規で交互に切る。溝しか掘れないからあとは手ノコで切りとる。ダボ切りのこで、溝を定規に綺麗に切ることが出来ないと、そもそも話にならない。・・・これはクリアしなければならない。だが切った残りは、出っ張りが短いとかなり難しくなる。なので溝は2つ作る。出来そうだ・・・というより出来なければならない。

    あと動画では、正確な角度で切った治具を使っている。これを定規にのみを当てて刃を入れるところを仕上げている。これを最初につくらねばならない。とりあえず 杉の 45mm の端材を切って 2枚張り合わせたのを2組作った。最近買った定規(通称 speed square)で多分墨は入れられる。丸ノコ POPOMAN は、垂直切りしか出来ないので手ノコでやらねばならない。さらにこれを定規にしてダボ切りのこでコピーを作る。ここまで出来なければ話にもならず先に進めない。

    ミニカンナ刃 は 26mm 幅なので 34mm 幅あれば良さそうなのだが、20mm 厚では刃の頭が上にほとんど出ない。15〜17mm ぐらいが良い。ただ薄いと多分持ちにくい。刃の頭が叩きにくいのであれば、そこだけ削ることにして同じ 20mm 厚でいく。2分割で作るのであれば 17mm を切り取る。長さは 9〜10cm にしたい。2つ分の長さにして長いまま加工したいので 20cm ぐらい必要。つなぎ目にかからない棒が2つあり、17cm と 20cm 。この2つを候補にして、丸ノコを使うときに切りとっておこう。あと作るのなら八分勾配(39°)にしたい。これだと堅い木に一応対応できる。



ミニカンナ台 墨入れ
とりあえず、短い方の片面に墨を入れることにした。 20mm 厚だから 7分5厘だと 底辺は 26.66mm 。8分だと 25mm 。結局 7分5厘(37°) 目標とした。1mm ぐらいの誤差は出るだろうから結果はどうなるか分からない。このラインが刃の背を当てるところ。外側に超えて切ってはいけない。反対側(口裏)はこのラインから 90° で、底面からは 53°。起点は、最初のラインと底面が交わるところ。この線より外側をきらなければならない。次に底面(木裏)と上面(木表)に線を引く。これを基準に反対側の側面も三角形を描く。実際の口裏になる線をずらして書く。どれぐらいずらすべきかは分からないが、2.5mm とした。おそらく 2.5mm はずらしすぎ、ちょっと内側を切る。とにかく超えてはならない。このずらした線も木裏、木表にも引く。ここまで書いたのをもうひとつにも移していく。あとどこまで切るかのライン。刃は 26mm なので 溝は13mm, 他は11mm として、2本書く。溝の前にまずは三角形を切り取る。楽にできるように刃口から放射状にのこぎりをいれていく計画。垂直に1本、左右に1本づつ。もっと沢山でも良いが、刃口を傷つけないようにしなくてはならない。まずは、この三角形を綺麗に正確に掘れるかどうか?出来れば次の段階に行く。だが、出来るような気がしない。

    (追記)寸法をどうするかについての動画があった。大きな鉋だが、木っ葉返しの幅は 4mm で設計している。そこを決めてから口裏のラインを引いている。また、刃が接する面のラインを引いたが、動画では刃の上側のラインを引いている。やり方が全然違う。

まずは、かんな台を固定する台を作ることにする。片手で押さえたのでは、精度が期待できない。5.5mm の合板2枚でかんな台を挟み込むように台に固定する。5.5mm はのこぎりを入れる目安にも使う。あと、切るときに角棒などを当てて定規にする。ダボ切りのこが食い込めばテンションをかけるだけなのだが、最初、材料と定規の両方固定しなければならないので、治具がないと厳しい。

    初心者のための鉋台の作り方 その2 -- 別の動画もあった。2時間以上で説明なし、編集なし。作り方も前のと少し違う。ただ、この人も刃の勾配を決める定規を使っている。最終的にはこれに鑿を沿わせて仕上げている。また、台と同じしっかりした材質のようだ。多分最初の墨入れから、この定規が基準になっている。やはり作らなければならないのだろうか?あと、2つ線を引いて、刃と反対の口裏側をずらした平行線にしたが、やはり間違いのような。手持ちのかんなだと、口裏側から見てみると、刃側との隙間は 1.5mm ぐらい。しかし刃側は尖ったままではなくて、少しだけ先が丸められている。多分刃側は刃の裏になるから、多少削ってしまっても大丈夫。・・・ということで、ぴったりの線を口裏ラインにする。また木っ端返しは意外に面積があり、二枚刃では、刃側に少し角度が付いている。一枚刃では、もっと角度を付けるようだ(45°?)。

    ・・・まぁ、完成まで行けるとは思えないのだが、失敗したらどうするか考えておく。削っていった結果、刃口が広がりすぎたら、堅木もしくは真鍮板を接着して修正するようだ。もともと傷みやすく修正方法もいろいろとある。7mm 厚のアマゾンジャラなら持っているから、これでどうにかならないか。木っ端返しもカバーした厚み(2-3mm ?)を切り出してエポキシ接着剤で貼れば良いのだろう。また、刃の側の平面をどうしても出せない場合、エポキシパテでぴったりにする。刃が薄いからぴったりにすることは多分重要。刃との間にポリエチレンとか接着出来ないものを入れれば多分ぴったりになるはず。刃をいれる溝を切りすぎたり割れたら? これはお手上げのような気がする。その場合、溝で切断して定規にするとか再利用を考える。

      ところで、アマゾンジャラは木工ランドで購入したのだが、今見てみると 最低送料が 4000円になっていて、とてもちょっとの量を注文できるようなものではなくなっていた。値段自体は、 12mmx105mmx1800mm (2.5kg) が 810円。喜んで買った杉の貫(13mmx90mmx2000mm ) の 3倍 ぐらいか。重量あたりだと多分安い。ただし、かんなのパーツ用であれば、ほんの少ししか必要ないので、無料サンプルが利用できる。

      なお、最低送料 4000円分というのは、上記のサイズなら 31 本分。多いようにみえるがフェンスならば、わずか 3.25m 分。ウッドデッキを作るような場合なら、最低送料は気にならないのだろう。しかし、重量はなんと 77kg で 25000円分。送料半額セールなんてのを時々やってるので、その倍になることも。

      なお、これ見てハードウッドが欲しいと思った場合、良く調べるべきである。樫なんかより堅く重い。はっきり言って手に負えない。

    さらに鉋台制作の考え方 という動画。材質についての説明だけで終わっている。いきなり台は樫を使います。ほかのもの、ケヤキや楓、ナラについては言及なし。あと普通の平鉋では、年輪が平行になっている部分(板目)を使い、木の外側が下。また前後で木目が平行でない場合、動かす方向に逆らわないー順目?となるように。手持ちの安物も確かにそうなっている。集成材の場合、そんなに都合の良いものはない。では、2分割で作ったものを貼り合わせても、組み合わせを選べるだけマシだろう・・・とポジティブに考えよう。

ところで、定規を作ったり、くさびを作ったりするのであれば、スライド丸ノコが便利なようだ。いや買うのではなくて、似たようなものを持っているなと。それは、グラインダースタンド。丸ノコの刃が付けば角度を付けて切り下ろすだけならできる。そして、15mm 内径の 85mm 丸ノコ刃は買えるのである。実は切断砥石も持っていないのに、これを入手済み。(一方、丸ノコはコンクリート切断用のダイヤモンドカッターが付属品として持っている。) ちゃんと調整してないし、怖いから使ってないのだが、手ノコでは作成無理と判断したら検討してみる。

定規を作る。

材料は、ミニカンナ用に 17mm を切り出した残り。これをナナメに切って刃の方の角度にする。先に墨を入れてしまったので、それを基準に切る角度を写す。余ったもう一つを重ねてクランプで止め垂直に切るための定規にする。ダボ切りのこをぴたりとくっつけて切る。やって見れば意外と簡単で、綺麗に平面に切れた。司直にも切れたように見える。平面が出ているので、speed square で角度も測れる。測ってみたところ両側とも 38°だった。七分八厘。予定より立ったが墨がそうなんだからしょうがない。
さて、この定規は最後の仕上げで鑿を当てるもの。今は墨を確認するだけ。実際にのこぎりで切るのは、同じように角棒を当てて切る。刃を止めるくさびも同じように作れるはずだ。

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自信が出てきたので、同じようにかんなの面を切っていく。
やってみたところ、まぁまぁ? 完璧とはほど遠いものの、こんなものかな。2つを合わせるとそれなりにずれている。のこぎりの面は綺麗で触りたくないが、ずれているならば、調整でけずらないといけない。最後に、定規を完成させる。52°で切りとるだけの話だが。やってみると、これまた綺麗な平面。だが、垂直かと言えば微妙。ぴったりと付けているつもりだったが、なにかくせがあるようだ。
ここで、しげしげと眺める。定規(ー38君)と呼ぼうは、すばらしい出来だ。手ノコでこんなに綺麗に切れたのは初めて。2分割の本体は、今見てもずれていることしか分からない。ただ、切り口は一直線なようだ。いまのところ致命的しっぱいはない。ところで、作った作業台は使わなかった。垂直に切る用の当て木をクランプで止めて片手に持って切った。次の段階では、鑿で叩くから2枚を小さいクランプで合わせて、大きなクランプで台に固定しなければならない。溝は三角形を切り取って整形した後、1mm 幅だから普通ののこぎりの方が良いかもー考え中。あと刃を固定するための金属棒だが、3mm のステンレス棒か 4mm の真鍮棒にすることにした。(4mm は調整で穴を広げすぎたときの保険)。もちろん切断砥石も。くぎで良いとは思ったのだが、金属棒を買った方が安かった。金属棒は、接着するときに嵌めてしまう。調整でどんなに汚くなっても外側からは分からない。
あと、並べてみたりしていると、4分割して接着するのが簡単では?と思えてきた。38君のようなのを作って側板に貼り付ければ精度の良いものが作れる。切り口の幅なども接着時に決められる。ハードウッドを切り口にすることも楽だろう。接着剤の強度は不安要素だからタイトボンドならVを使っても良いかも知れない。

三角を切り出す。
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放射状にのこぎりで切ると書いたが、2本だけ入れた。底面と垂直に1本、それと刃を入れる面との間に1本。(写真の線は墨にしか見えないが切った後、また上のやつが写り込んでいるようにも見えるが2つ重ねている。)この後、半分 6mm の鑿で割り取った。・・・できるじゃぁないか。気を良くして、割り取れるところは割り取る。のこぎりで切った面が現れ良い感じに。後は少しづつサイドを削っていく。鑿は切れるか?というと切れない。ダイソーの彫刻刀なんかよりは全然切れるが、いまいち。研ぎあげたと思っていたが、かえしが取れていない。それでも、研ぎなおさないと仕上げられないところまでは来た。

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刃を入れる面から、刃口を見ればおおよそ 1mm 。もし刃を差し込むことが出来れば、丁度刃口を塞ぐはず。刃先から刃口までの間は、粗削り用で 0.4 〜 1mm だそうだ。口裏側に、小さな木っ端返しを作ったら、もう削ってはならない。刃を入れる方は平面にしないといけないが、溝を作る位置はほぼ決まった。

ここからはもう良く切れる刃物が必要だ。鑿とあと薄刃のなにか。クラフトナイフを仕上げたら使えるか?出来れば片刃がいい。ダイソー彫刻刀しかないぞ。研いで使ってみようか。その前に 24mm を試す。2分割で片側オープンだから 24mm も使えるのであった。・・・やってみると切れる。6mm と同レベルのはずだから、刃が広いと安定するとかの理由なのだろう。とりあえずサイドを整形し、刃を入れる面もすこしやって終了。

    薄い鑿(突き鑿?)が欲しくなってしまって aliexpress を物色。安いものは一種類しかない。しかもセット品。
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    平鑿を単品売りしていないかと思ったがない。あるかも知れないけれど、一本 $20 とか高いものばかり。このセット品は安めだが、$10 とかなら買う気がおこらない。だが・・・ $5.61 というものを見つけてしまった。材質は、carbon steel としか書いてない。長さは 16cm で金属部分が 9cm 。彫刻刀と違って、長いし、丈夫そうに見える。・・見えるだけで簡単に曲げられるような材質であれば、はずれ。嫌な予感はする。6本の内訳は良くわからなかったのだが、平刀とナナメのやつ(名前を知らない。切り出し?)と丸刀があれば十分かなと思いポチった。今調べるとあとのやつは、平刀の湾曲したもの、丸刀の湾曲したもの、底が丸いのに三角刀。どれも使うとは思えないが、そういうものがある以上使い道はあるのだろう。
    ・・・どうやら、木彫りノミ という種類らしい。平ノミ、丸ノミ、三角ノミ、平スクイノミ、丸スクイノミ そんな名称。切り出し型は、印刀(イスカ)という名称? あと、底丸三角刀は彫刻刀で実際にあった。

    ついでなので、単品売りしている鑿はこんなやつ。
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    長さは 24cm で長い。穂の厚みは 4mm 。サイズが違っても厚みは同じように見える。持っている 9mm,15mm,24mm のセットは、18cm 長 (5mm 厚) なので随分と違う。

溝堀り

刃を入れる溝を掘る。最初ダボ切りのこで切った。0.6mm 幅とかで全然幅が狭い。これをどうやって広げていくか?普通は鑿なのだろうが、全く自信がない。ダイソーの金のこの刃があったので、やってみることに。最初は、切口にのこ刃が入らなかった。これは木っ端返しを作ってないため。とりあえずは口裏の方を削ってのこ刃ぐらいは入るようにする。これで広げることが出来たが、ミニカンナの刃はまだ入らなかった。どうしよかと考えたのだが、溝に薄いPP板を嵌めてそれを定規にダボ切りのこで切る。結果、広げすぎた。これは予定通りで問題ない。ただ、まだ深さが足りない。

もう一本 金のこの刃があった。SK11 フレックスブレード 32山とか書いてある。2枚合わせで、かなり厚い。刃口に入ったのでこれでやって見た。溝の幅はさらに広くなったが、綺麗に溝を掘れた。溝の幅はもう刃を2枚入れらそうな感じになっている。(実際は入らない)。分割していると微妙にずれるので、微調整が出来ない。もう接着してしまいたいのだが、金属棒をどうにかしないといけない。そして接着したときに金属棒を入れてしまうと、微調整の邪魔になる。悩ましい。あと悩ましい点は、木っ端返しの調整。直線にしようと頑張ると、切口が開きすぎるような。割とギリギリのところに来ている。

    刃口に別の板を当てて調整することを「刃口埋め」という。それをやっている動画があったのだが、木っ端返しを付けるのに、例の定規を当ててやっている。それほど重要なのか。ちょっとまずいかも。

    木っ端返しの角度に決まりはないが、一枚刃の場合 45°あたり、二枚刃の場合 71°(三寸勾配)とか。

    あと、金属棒は「押さえ棒」という名称。名称を知ればググれる。この作業は位置決めが難しいとのこと。理由は、入れたい位置が内側で分かっても、外側から空けなくてはならない。ボール盤で穴をあけるが、かんな台の側面が垂直でなければならない。すでにある裏金に合わせないといけない。そういうことで、微妙にずれる。

    どれもこれも関係ないね。あと、情報として、押さえ棒の位置は正解がない。概ね裏金の中央。あとクギでも良いとか、例として 5mm φだったり。

「押さえ棒」の穴あけ
先ずは位置決め。ああでもないこうでもないと悩んだんだが、平行でありさえすれば、と思い型紙で両側にマークすることにした。刃を入れる面の真ん中から、垂直にどれだけかを中心にする。垂直距離は自由度がある。溝から 2mm ぐらいは離そうと考え、溝 1.5mm + 2mm + 2mm (4mmφの半径) =5.5mm 中心目標でやったが、実際に3mmφの穴を空けてみれば、垂直距離は延びた。まぁくざびは角度ではなく、厚さで対応すれば良い。くさびはくさび、裏金の役目も兼ねようとか考えない。

実際の穴あけだが、ドリルを使うと、一発で致命傷になる気がする。なので、キリでグリグリとやって穴の状態を見ながら下穴をあけた。その後 3mmφの六角ドリルビットを手回しで底までさらう。うまく行ったような気がする。後は竹串で「押さえ棒」のプロトタイプを作る。これと同じ長さに金属棒を加工すれば良い。

最終調整
のつもりで、いろいろ削る。刃を入れる面や口裏は、ほぼ鋸で切ったまま。少しでも平面になるように僅かづつ削っていくのだが、やはり 24mm は切れて 6mm は切れない。6mm の裏面をよくよく見ると刃先に僅かに角度が付いている。裏面を当てて削ろうとしても全く引っかからないはずだ。そういえば、新たに買った木彫りノミはどうなってる?・・・平刀、平スクイと切り出しは、なんと両刃であった。全部刃を潰して片刃にするのかな?恐ろしいことだ。

    大昔に買って使っていなかったグラインダーの付属品に 6mm 厚のオフセット砥石があった(多分粒度 #24〜36)。他に買ったと思われるもので、面の方に溝が切ってあるタイプもある。(3mm 厚で #120 細目)。普通の使い方は、面の端で磨くもののようだ。(切削角度 15〜30°)。そのうち砥石が削れて接触面積が増えてくると。そしてグラインダーは下に固定した材料を削るもの。刃物は3秒ぐらいで水で冷やすべき。ダイヤモンド砥石なら、グラインダーを上に向けて固定して刃物を押し付けるような使い方が出来るだろうか?こわごわやってみるか。

    結合剤 BF のものは、湿気に弱い。水濡れ禁止とか書いてある。経年変化に耐えられるのだろうか。ちょっと不安。

あとは、金属棒と切断砥石まち。しばらく中断。眺めてみたのだが、「押さえ棒」の位置が高く、間に鑿をいれることが出来る。先のことは接着してから考えれば良さそうだ。

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次作の構想

真ん中で分割するのはあまり良くないだろうということで、両サイドと中央前後の4分割版を作ってみようかと。今なら材料を押さえられている。特に中央部の幅が重要なのだが、42mm 幅と 22mm 幅がある。定規を作ることが出来たわけだから、中央部は問題なく作れる。サイドは 6mm 幅とかで切り取り、溝を1つと穴を1つ。それだけでは面白くないので、「刃口埋め」も付けてしまう。これの材料はアマゾンジャラ。7mm 厚を 3mm 程度切り出して中央部の端に嵌める。嵌める木の木口が下の面(下端)に出てくるわけだ。こういう「刃口埋め」もあり、耐久性重視なんだと思う。嵌めたアマゾンジャラで木っ端返しを作り、そこから口裏の面をのこぎりで切る。アマゾンジャラの加工性についてすっかり忘れてしまったが、堅すぎて木っ端返しの面をかんなで作れなかったら、紙やすりで研ぐ。下端に飛び出した部分も多分平面出しの要領で研ぐことになる。また、サイドもアマゾンジャラにしてみたい。溝や穴の強度が気になるのだ。

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まずは、材料を揃える。7mm 厚 105mm 幅の アマゾンジャラ板から POPOMAN で 平行定規を使い 20mm 幅を切り取る。切り幅の調整は 20mm 厚の板をコピーする。実に簡単。結構綺麗に切り取れた。36T を買っておいて良かった。次に残った部分を speed square で直角に切り落とす。3mm にするつもりだったが、10mm 毎に印をして沢山作った。きりしろが 2.5mm ほどあり、平均 7.5mm ほど。適当にやったのでばらつきもある。
この時点ではなにも考えてなかったのだが、42mm 幅に アマゾンジャラを嵌めることにした。うまく出来たので、これを10.5cm 程度で切り落として下の部分のパーツにする。ここで、両側にアマゾンジャラを嵌めようと思い立った。ちゃんと台直しをした場合、切口のところと おしりの部分を高くする。そして、その2点で木と接触する。 ならば切口だけというのは、不均等だ。という考え。また、仕上げ用は、さらに頭の部分も高くする。頭にも付けてしまうかどうかは考え中。サイドのパーツをアマゾンジャラにするつもりで、デザイン的にどうか?というレベルで悩む。どうせ作るだけで、そう使わないのだ。一応、基本にはのっとって作るが、仕上げ用とはおこがましい・・・という面もある。
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しかし、アマゾンジャラの堅さはまだ実感していない。以前切るだけで相当苦労した覚えがあるのだが、丸ノコやダボ切りのこでは、そう苦労しない。

次に頭のパーツも 42mm から切りとる。長さは 7cm -- 一般的には 前と後ろが 4:6だそうだ。38君を定規にして切ったのだが、内へ内へと食い込んでいって垂直にするべきところが、ナナメに。平面はしっかり出てるし、切り終わりの角度も狂っていない。これを鑿で少しづつ削って調整しなければならない。せっかく平面を出せて綺麗なのに残念。どうもくせが付いたようだ。他のものも、割とそんな感じになる。
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口裏側もやってみた。はい、失敗。内側に切れ込まないように注意したら、今度は逆。また、今回は時間を測定してみた。約6分。その前に、刃物がちゃんと使えるかどうか確認。具体的には木っ端返し45°目標でミニカンナで面取り。削れることは削れる。音的には、なにか石を削っているような。刃がボロボロになっていくような気がする。

    なぜ 45°なのかやっと分かった。かんなくずが通る道であり、刃の角度+7°。このルールが常に適用される。

よくよく見ると、見た目ほどひどくない。木っ端返しを適当に削ったのが原因のようだ。鉛筆に例えると、先が削れて、芯が短くなっている。そんな場所がある。たぶん木っ端返しは刃口のあたりがピシッとしているのが重要で上の方はそんなでもない。まずは、治具45君を作って紙やすりで研いでみる。
治具45君は5分以内で切ることが出来た。皮肉なことにちゃんと垂直に切れたようだ。
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木っ端返しは一応平面らしきものが出た。もうこれで良いか。鑿が全然通用しない。

痛恨の
ミスをしてしまった。42mm 幅の板を使ったつもりが、明らかに幅が広い。42mm 幅の板は別にあった。なので、これを定規にして切ることにした。頭の方を切り終えて、尻の方も半分ほど切った時点で、42mm でも広すぎることに気が付いた。刃幅が 42mm であって、左右の溝に何mm かが入る。仮に 3mm づつだとすれば、36mm でなければならない。少しでも真面目にやってたら考えられないミスだ。途中で投げても仕方ないので、まずは 42mm にする。その後にあらためて 36mm 前後(今度はちゃんとチェックする)にすることに。で、36mm の定規が必要だ。あることはある。それは作成中のミニカンナ。17mm x2 にするつもりが 18mm (弱?)になっている。ミニカンナ用に用意した18mm は2セットあるので、未加工の方を使うことにする。しかし大分やる気を削がれた。 

切断完了! 36mm 幅に切断した。木っ端返しを削りすぎたところは切りとったので少し目立たなく。また、切り出した部分は、5.5mm 厚ぐらいなので ミニカンナのくさびに使えそう。めでたしめでたし。

あと残っているのは、溝堀り。幅は約3mm深さも3mm程度。ただ刃の左右の形が違う。ダボ切りのこで溝の両端を切ることは決めているが、あとどうするのか?もう一本入れてあとは鑿で頑張るか。金切り鋸を使うか。金切り鋸は効率が悪いが、底を綺麗にできる。これが終われば金属棒まち。

    3mm ステンはまだ届いていない。4mm 真鍮は届いたが、42mm カンナには使わない。むしろミニカンナに使おうかどうか悩み中。うまく穴を調整できれば、1mm くさびを薄くできる。5.5mm 厚のくさびは相当不格好で考えたいところ。悩み中と言えば接着剤。押さえ棒は、瞬間接着剤で穴を補強しておこうと思う。浸透することで強化できるはず。接着力や充填には期待しない。ミニカンナの溝もそうすべきか。悩んでいるのは パーツの張り付け。秘蔵しているタイトボンドVで十分だと思いたいが、どうなのだろう?
    もしダメなら、そのときは、4mm 真鍮をダボとして使おうと思う。外側から穴を空けて差し込む。そして磨く。これだと内側から外への圧力には弱いが、刃の溝を深くして圧力がかからないようにしておく。

    3mm ステンはまだ届いていない。一週間後に発送だそうだ。その間に熱が冷めてしまうぞ。どうしよう。

42mm 版溝堀り
予定通り、溝の両サイドをダボ切りのこで切る。アマゾンジャラは堅くぶれる。垂直に切るのを失敗・・・などなどで、かなりひどくなった。サイドの2枚を合わせてみると、もう全然だめで、3,4mm ずれていたり。修正不可能かと思ったが、いろいろとやって、なんとかなったような、ならないような。最終的に溝は広がったが、刃を入れられるようにはなった。しかし位置合わせが微妙で、どれが適正かよくわからない。接着してから調整したい。

釘採用
3mm ステンを待ってられないので、ダイソーで釘セットを買ってきた。一番長い 65mm が 2.8mmφ。これを切断して使う。グラインダースタンドにグラインダーをセットしてやってみた。まったく怖くない。42mm 用と ミニカンナ用の 30mm を作成。ナナメに切ってしまったりあまり上手く使えていない。で、6mm のオフセット砥石に変えて、修正。ちょっと触れるだけで、随分と削れてしまう。結果1本短くしすぎて、やり直し。ちなみに、釘の固定は、ロッキングプライヤーを使った。以前ダイソーで 200円 で買ったもの。なかなか便利。

接着開始
方法を考えていたのだが、一度に接着はしない。ミニカンナは釘の片方だけ。接着剤は ダイソーで買って使っていたタイルクラフト用(コニシ)。コンクリメントと同じく、酢酸ビニル系に石を混ぜている。乾くのに時間がかかるが、随分とカチコチになったはず。一回練習して、本番。釘のさきにちょっと付けて差し込む。差し込むときにグリグリやらない。粘度が高くはみ出した分は触れない。無理に成形しようとすると見苦しくなる。差し込むだけだとはみ出した分は綺麗に盛り上がって、それなりに見れる。これを取り除くかどうかは、ある程度乾いた後に考える。エポキシにするか迷ったのだが、結局これにした。堅い(堅そう)というのが決め手。反対側を嵌めて動かないようミニクランプ3つで固定。乾くまで相当時間がかかるので、このまま放置。
42mm の方は、中央頭側とサイド片側、あと釘を接着。木材同士は、無印タイトボンドにした。タイトボンドVを取ってくるのが面倒になったのだ。位置決めだが、溝を少し超えたところにした。これで刃が入るか入らないかギリギリのはず。中央尻側は、最後の最後。刃をちゃんと入れられるようになってからでないと位置が決められない。これもミニクランプ3つで固定。昔ダイソーで買ったやつが2本あったので使ってみる。2本440円で最近買ったものと比べれば、おなじように見えて実際は随分と華奢。使っているうちに壊れそう。
これも放置。1日そっとしておく。

研ぎ
ミニカンナが出来てしまうので、潰した刃を角度を変えて研いでるのを完遂する。刃先がスクレーバーになっていたので時間がかかると思っていたがそうでもなかった。・・・と言っても一時間ちょっと。#1000 でやっていたが、かえりが出たときは、大変うれしく、完遂してしまおうと #6000 もやった。ここからは、時間の流れが速い。次に 6mm のみも研ぐ。これも #1000 から。あっという間の2時間だった。6mm のみは後で眺めたら刃が少しナナメになっている。無理に修正する必要はないらしいが気になる。どうも表を研ぐときに左ばかり力がはいったようだ。あと、光を反射させてみれば、ムラがある。刃は付いているはずだから一回使ってみて、具合をみてからまた研ごうと思う。

接着つづき。
一日おいておくつもりだったが、タイルクラフト用ボンドが少し乾いてはみ出した部分が痩せてきた。動かないようなら、反対側も接着しようと。恐々クランプを外してみたが大丈夫。次からは最終調整。力がかかるので、今度こそ一日置く。

最終調整(1) ミニカンナ

    ここからは、ミニカンナと 42mm カンナについて別々に書いていく。
    2枚を接着した結果、少しずれた。押さえ棒を中心に少し回転している。要するにねじれている。まずは底面(と上面)を平面にする。鏡にサンドペーパーを貼るやり方だ。#240 を使う。あと頭と尻が最初から合ってない。ダボ切りのこで綺麗に切る。次にガタガタの刃口を綺麗に削る。木っ端返しを作るといった方が良いか。刃口が広がりすぎることになりそうだが、やむを得ない。刃を入れて溝の上面を調整。これはやすりでやる。刃が当たる下面は、もうしょうがない。エポキシパテを盛る。多めに盛って、ポリエチレンの袋を刃に巻いたのを入れて整形。数時間後にはみ出た部分をナイフで切りとる。あとくさびの調整。ベースになる分は用意してある。・・・ここまでが構想。その通りに出来るかどうかは分からない。

    鏡を使うまでもないだろうと平坦な木を用意して、#240 で削った。台直しでも #240 を使うようだが、良く削れる。簡単に段差はなくなったが、正しい平面になったかどうかは分からない。
    予定通り木っ端返しを作る。まずは墨入れ、ここだと思ったラインは、最初に引いたリミットのラインとおなじになった。で 45°で削っていくのだが、刃物は削りすぎが怖い。やすりで修正を試みるもあまり削れず埒が明かない。中途半端になったが、ちょっと刃をセットしてみることにした。刃の出し具合の調整は難しいが、くさびを打ち込むと一応固定できる。この状態で眺めると、刃先と刃口の隙間がナナメになっている。広いところで 1mm とちょっと。狭いところは 2/3 か 1/2 ぐらい。この原因は刃が水平になっていないためだった。まだ、刃があたる部分を修正していないし、そんなものだろう。とにかく、削ってみるぐらいは出来る状態になったので、杉の端材を削ってみる。まぁまぁなのか?削れることは削れる。面取りぐらいは現状でもいけそうだ。まずは刃があたる部分を削って刃口を平行にして試してみよう。また、刃に耳という部分を作らなくてはならない。溝の部分の刃を取るのだ。エポキシパテは先送り。現状では平行に刃を浮かすことが出来ない。溝の整形が意外と面倒で今はパスしたい。
    いろいろといじってみた。台の頭を叩くと刃が引っ込むわけだが、くさびが先に抜ける。そのため微調整には使えず調整が難しくなっている。
    刃の出方が左右で違う原因は、刃にあるかも。と考え、刃を交換してみたが、同じ傾向で問題は台にあることが確定。刃を 0.1mm 出して片側が 0mm だったら触ればはっきりわかる。基板の銅箔は 35μ(0.035mm)で、その段差でも触れば分かるのだ。だが、台の方は見ても分からない。0.1mm だけナナメにして平面に削るというのも難しい。なかなか調整に難航するわけだ。

    完全ではないものの、大分修正できた。鉛筆を刃に塗ってでっぱりがあるところを取る。予想外のところが出っ張っていた。その後、少しづつ削っていった。この作業で 6mm 鑿が活躍。手持ちではこれしか使えない。薄くて長いので押さえ棒に干渉せずに刃口まで削れる。また、研いだ結果、一応削れるようになったようだ。

    もうこれで良いかなと思い始めている。ほんのわずか刃をだした状態で、刃口の隙間は 1mm ぐらい。これより刃を出して使うつもりなので、隙間はもうちょっと狭くなる。一般的にもセーフの範囲。後、台直しをすべきかどうか? 引くより押して使うことが多いが、そういう使い方でもやった方が良いのか?こんな小さなものでやった効果が分かるのだろうか? という疑問があり平面出したまま使ってみようかと。

    分かりやすい台直しの動画があった。なるほど、紙やすりだけで良いのか。そういえば、手持ちの鉋はどうなのか? 定規を当ててみると、両サイドが随分と高くなっている。これでは刃をいくら研いでも真ん中しか削れない。また、頭ー尻の方向も直線でないような。とにかく両サイドを削って平面にしなくては。刃を出さないレベルで入れて、砥石の面直しの要領でやってみる。削れたところは分かるので、全部削った跡になったところで終了。次に角棒に紙やすりを巻き付けて、尻の方の両端以外を削る。頭の方は全面。削りすぎは良くないとのことだが、0.2mm とか相当だ。そんなに削れた気はしないが、とりあえずやって終了。動画のやり方とは違うが、前より相当ましになったはず。
    こんな風に削る理由だが、本来は平面で構わない。だが日々の天候で台は変形するので平面を維持できない。だから、膨らむと困る部分を凹ませておくのだ。−ということらしい。確かに薄く削るには必須だろうと思われる。あと、金属のミニカンナは天候で変形しないから、平面にするので十分ということだ。

    金属のミニカンナと作ったやつで合板の面取りをしてみた。物置の棚で 1m と 1.2m 長もあるもの。金属のミニカンナは最初は調子よく削れていたのだが、途中で調子がわるく・・・。刃が引っ込んでしまうのはありがちだが、どうも違う。刃がダメになったのかも。鋭角の刃を寝かして削るのだからカッターみたいなもの。あり得るのかも。
    作ったやつと交代したのだが、こちらは最初簡単に刃が引っ込んでしまった。くさびを強めに叩き入れて再開。なんかよく削れるような・・・甘いか? スクレーパーのようにガリガリやってるような気もする。で、途中で引っかかって表の一枚が剥離してきた。一番安い合板を買ってみたのだが、ひどい品質だ。ここで接着するため終了。なお、削りカスは細かいのが沢山出るが、次から次に押し込んで詰まるということはなかった。金属のミニカンナは全く詰まらないかわりに全部落ちてしまう。

最終調整(1) 42mm カンナ

    中央尻側のパーツがちょっと幅が広い。無理に入れるとまずそうなので、僅かに幅を紙やすりで削って調整する。接着はずっと後だが、準備しておく。木っ端返しの整形は終わっているが、口裏はナナメに。ナナメでも問題ないと思うが、見栄えが悪い。あと、今は刃が入らない状態になっている。慎重に整形して刃が入るように。うまくやれば、くさびなしに出来るかも知れない。

    甘い甘い。片側が入らないだけで、もう片側はゆるゆるだった。刃はなんとか入るようになったが、いろいろと狂っている。さらに尻側を嵌めてみると・・・どうやっても尻側のサイド片側が浮いてくる。さらに水平の面においてみるとサイド部分の端が 1mm 以上浮く。どうやら、最初の接着ですでに敗北していたらしい。
    尻側のサイドを削って、浮きは少し収まった。サイド部分の端が浮くのは、ずれているということだが、左右のどちらが悪いのか分からない。もうダメなような気もするが、台直しでねじれたものでも直すと言う。
    刃がどのあたりに来るか分かったし、もう尻側を接着することに。台の形にしないと修正も出来ない。
    まずは、平面が出ていて丈夫な木を台にしてポリエチレン袋をかぶせる。頭と尻の底面が合うようにそれぞれF型クランプで締め上げる。ミニクランプ2本で接着面を押さえておいて、浮いたサイドをF型クランプで少し押さえつける。最後に接着面の中央をF型クランプで締め上げる。ねじれる要素をわざわざ作ってしまった気がするが、どうなるのか見てみよう。

    ところで同じように4分割版を作っている動画があった。鑿スキルのない人間には、やはり鋸を使えるようにするのが、楽で正確に作る方策であるようだ。また穴だけあけて押さえ棒を入れて接着→溝堀りの手順が良かったようだ。今回はおなかいっぱいだが、いずれリベンジしてみたい。

    もう失敗で諦めたような書きぶりだが、一応続けるつもり。だが、サイドを無理やり変形させた結果を見るのが怖い。しばらく放置してみる。

    ・・・とか書きながら、我慢できなくてクランプを外してみた。静かに台にした板から離れ、バネのように元の形に戻ろうとはしなかった。状態を裏から見ると割と良い。一番高いのは、台尻のパーツ。その中で、はめ込んだアマゾンジャラの部分が高くなっている。台頭のパーツは、高くてそれと同じか若干低い。台直しの目標の形に近い。問題のサイドのパーツだが、右は台頭ではちょっと低く、台尻に行くにつれ高くなっている。最後は台尻より僅かに高い。左は、押さえつけた方。左は台頭ではちょっと低いのは同じだが、台尻に行くにつれ低くなっている。僅かとは言えないが 1mm よりは差がない。もし元の形に戻れば、台頭の左が高くなっていくはず。そうなれば削るだけのことで致命傷にはならないようだ。
    この見立てを確認するために、紙やすりでちょっと削る。確かに、アマゾンジャラを嵌めたところと、台尻右だけ削れる。確認したら、ここは極力触らないで、台頭のパーツと、台尻の中央部を角棒に巻き付けた紙やすりで削る。あとサイドのパーツは長くしてあるので、台尻に合わせて切りとる。台の整形はこれぐらいにしておいて次。

    刃を入れてみたところ、刃口の隙間は、ゼロもしくはマイナス。無理に刃をだせば、刃先が痛む。いろいろやっているうちに実際にそうなってしまった。これから、刃が当たる面の調整をする。削れていくわけだから、0.5mm ぐらいは隙間ができるはず。万が一精度が良くて隙間がほとんどできなかったら、木っ端返しを削って調整。

    えんぴつで刃を塗って、当たるところを削る。黒いところを削るだけなので、これは出来る。少しぐらい刃口の隙間が出来ると思ったのだが、全然。出っ張っているところを無くしているだけなので、ナナメ自体は直らない。思い切って刃の出が少ない部分を削り、またえんぴつ。でも、ほとんど何も変わらないようにしか見えない。なので、今度は、刃口と木っ端返しの調整をしてみる。木っ端返しが丸くなっているので、刃が当たるのではないか? 45君を当てて、正しい角度で平面になるようにやってみる。

    交互にやってなんとか調整できた。刃口もだいぶ削ったので、木っ端返しの幅が 5mm 超に。おおきな鉋でも 4mm ぐらいのようなので、幅が大きすぎ。大きいと何が困るのか?よくわからないのである。使ってみた感じでは、つながったのが出るときは全く問題ないが、かんなくずが詰まると取りにくい。

金属ミニカンナ研ぎに失敗

金属ミニカンナの方、なんか削れなくなってきたので研いでみることに。最初の面と同じようになるよう鋭角に研いでかえりが出たら、刃裏にちょっと角度を付けて研ぐ。それを試したところ全く削れない。

理由を考えたのだが、もともとの刃の面はグラインダーで削ってあって凹になっている。見かけ以上に鋭角なわけだ。七分五厘の普通の鉋を考えると、仕込み38°で刃が 30°かそれ以下。8°以上の角度で材料と接するわけだ。金属ミニカンナの仕込みは 正確には分からないのだが、20°台前半。22°だとすれば 14°以下にしないと同等ではない。刃厚 1mm とすれば、刃の幅は 4mm 台でなくてはならない。2.5mm ぐらいだと多分上を向く。また、上から押し付けると圧力で刃先が上にそったりするはず。と、鈍角になっていって刃先が材料に当たらなくなる。材料に当たらなければ、いくら刃が付いたように見えても削れないという現象になる。

刃の仕込み角を概算してみる。底面から刃の高いところまでは垂直に 14mm ぐらい。刃先からの長さは 41mm ぐらい。14/41 に近い値は、sin 20°。包丁と同じ 15°で研ぐならば、5°の角度で材料と接する。一方、刃を裏返しに装着したとする。裏がまっ平ならば、20°で接するわけだが、角度が付いている。これもまた 15°だとしよう。同じく 5°の角度で材料と接することになる。驚いたことに、あながち出鱈目ではないのである。案外両刃にして裏表交互に使うのが良いのかも知れない。
posted by すz at 09:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記