
285mm,255mm,220mmx2,140mmx2 を2 セット。まぁまぁ精度は高いと思うが、切白の考慮がない、1mm 前後短い。それぐらいは別に構わない。板の長さが揃ってれば十分。歪み曲がりを心配していたのだが、当然あるにはあるが、心配したよりは程度が良かった。厚さは 12枚積み重ねて 145mm 。曲がりによる隙間もあるのがら 11- 12mm のようだ。板幅は均一ではなかった。101-104mm ぐらい。ついでに書くと端板が別にあり、 248mm であった。
湾曲している板があった。2枚合わせると、1.5mm ぐらいは隙間ができる。普通の木材ならば、凹の面に堅く絞ったおしぼりを置いておくと、その部分が伸びて修正できる。アマゾンジャラではダメなのだろうか?試しにやってみたら、数時間で修正できた。・・・逆に、塗装するならば両面やっておかないといけない。片面だけだと水を吸わない塗装面が凹になるおそれが。そうなると修正不可能である。

メインとして買ったもの。イペの 25x40mm の角棒と、アマゾンジャラ 7mm 。アマゾンジャラの色はまちまちだが、時間がたつと褐色になるそうだ。また、ひどい状態のものが一枚。これだけ節がある。また、ナイフマークがひどい。多分現地の状態がこれで、国内で再加工しているはずが、厚みが足りず削り切れなかったのだろう。7mm はサンプルもひどかったので、想定はしていた。が、幸いなことに他の板は綺麗なようだ。ひどいやつも、板として使わなければ問題ない。例えばペーパーナイフを作るのであれば、全部削ってしまうので、関係ないのだ。
イペとアマゾンジャラだが、どちらも比重が大きく1を超える。その上超硬い。数字をみるとアカガシより黒檀よりも硬い 。それでも木材であることには変わらない。困難だが、加工ができることは確認済み。しかし、重い。たとえば、イペの角棒。端を片手で持って振り回せるような感じではない。
ちなみに、メインの方で、なにか作るあてがあるわけではない。とにかく欲しくなった。作るあてがあるのは、違い棚だけである。
MDF で作って気に入ったものをこれで作り直すとかの目的を一応考えてはいる。スピーカエンクロージャーなど良さそうなのだが、そればかり作ってもしょうがないし、幅が足りず再設計しないといけないのでパス。
違い棚の製作手順
すでにカットしてあるので、基本はあまり切らない。例外は、違い棚になっている棚板。板幅を 15mm ほど狭く。切れ端は角棒なので、これで支柱を作ろうかと。あと小さい筆返しも作りたい。切った後だと小さすぎて加工が難しいので、削ってから切り出すつもり。
作業の大半は、空研ぎ紙で削ることになる。細かいウロコ状のきず(ナイフマーク)が付いているので、最低でもこれを見えなくするぐらいは削る。空研ぎ紙は #150 を使う。#100 の方が良く削れるのだが、消費が速い。どうも #150 の方がもつようだ。また、強く押さえ付けない。押さえつけても、削れる量はあまりかわらず、空研ぎ紙が速く減るような気がする。
さて、ナイフマークを削れば終わりかというと、そうでもない。ナイフマークよりへこんでいるところがある。それまで削るのは大変すぎる。だいたい嫌になったら終わりにしようと思う。時間にして一枚一時間ぐらいか。それが終わったら、#400 で磨いて、クリアラッカーを吹く。まずは一枚やって、どんな感じになるか見てみよう。
やってみた。続きを読む