2022年01月30日

束石自作(計画と施工)

はじめに


コンクリート土間なのだが、傾斜があって 270cm の距離では 7cm ほどの高低差がある見込み。ウッドデッキキットの場合高さが決まっていて、それに合わせると束石は、6cm 〜 13cm とかの高さになる。微妙な高さで 市販のものを嵩上げして高さを合わすだけでは不十分なので自作する方法を探っていきたい。
自作するのであれば、束石自体の傾斜も合わせて付ける。勾配 1/40 だと 16cm で 4mm 違うのだ。

    合わせるというか、束石を置く場所で作り、上端を水平にすればおのずと傾斜が付く。

型枠には、ダイソーのダストボックスを使ってみる。1個または2個づつ作る。最低3日はそのままにして型枠を外せない。次々と作るわけにはいかず時間がかかるのだ。また、型枠を外した後も、水分を補給して養生するらしい。・・・というようなことを検討してきた。今は雪があるので、作るのは難しいが、そろそろ製作を始めたい。

    そろそろと言ってもまだ先のようだ。雪が少々降るぐらいなら良いのだが、最低温度が氷点下になっている間はやらない。2月中旬以降?

自作の方法



試しにダイソーの「ダストボックス角型OOR」を使ってみようと思う。少し小さいので、「ゴミ袋が見えないダストボックス」か、長方形のもの、「ごみ箱(すき間にピッタリなスリムタイプ)」 も検討するが、試作であれば小さい方がインスタントセメントの量が少なくて済む。

    concrete-002.jpg
    「ダストボックス角型OOR」
    商品番号:4972822331456
    材質:本体:ポリプロピレン
    商品サイズ:13.4cm × 18.9cm × 20cm
    種類(色、柄、デザイン):ダークブラウン、 ライトブラウン、
    容量 約4ℓ
    concrete-001.jpg
    「ゴミ袋が見えないダストボックス」
    商品番号:4549131888126
    材質:本体:ポリプロピレン -20℃〜120℃
    商品サイズ:19.5cm×19.5cm×23.7cm
    concrete-003.jpg
    「ゴミ箱(すき間にぴったりなスリムタイプ)」
    商品番号:4549131957099
    商品サイズ:16.5cm×25cm×24.5cm
    種類:白、ブラウン

K+BUILD インスタントセメント(砂入り) 20kg 548円

これで 10L 分作れる。本品1kgに対し、水200ccが適量です。(冬は 10% ぐらい少なく)と書いてある。インスタントセメントの比重は、2.3 程度。計量カップで容量を計り、それに見合った水を入れて、希望の高さの束石を作る。一回ではうまく行かないだろうが、調整していけば、比較的正確なものが作れるだろうと目論んでいる。

    そうは書いてあるのだが、他のものはもっと水が少ないものがある。
    インスタントセメント1Lで 2.3kg (作ったものは 1.15L)。それに対して水 260cc 〜 320cc。コメリに従うと 460cc にもなる。ここはちょっと分からない。作っていけば分かってくるだろう。

あと注意事項のメモ
 ・練る時点での水の量が少なかった場合、水和反応していないセメントが残る
 ・少しモルタルが固まり掛かった時になぜれば綺麗に仕上がる
 ・養生とは乾燥しないようにすること
 ・本来の固さが出るのは、施工してから1週間ぐらい

まずは、ダストボックスの容量見積もり
「ダストボックス角型OOR」(開口部は 17.5cm ほどで底は 13.0cm )

    高さ(平均) 体積 セメント重量 セメント体積 水  
    6cm 1.1 L  2.2kg  0.96L  〜440cc
    8.3cm 1.56 L  3.12kg  1.37L  〜624cc
    10.5cm 2.06 L  4.12kg  1.79L  〜824cc
    12.7cm 2.56 L+(入らず)  5.12kg  2.23L  〜1024cc

「ゴミ袋が見えないダストボックス」。(開口部は 18.6cm ほどで底は 14.3cm)

    高さ(平均) 体積 
    6cm  1.34 L 
    8.3cm  1.86 L 
    10.5cm  2.50 L 
    12.7cm  3.26 L 

入らずなのは、13cm 目標で切ってしまっているため。底が深いと目盛りが良く見えない。計量カップで水を計って入れたのだが、計量カップの目盛りも正確には分からない。結果かなりの誤差が出た。

高さが半端なのは、1/40 傾斜で 90cm おきに 4つ置いた高低差が元になっているため。

これぐらいの容量であれば、5L のバケツで練れば良さそうだ。練ったり盛るのにダイソーの「プランタースコップ(太)」と、「首長鎌」を用意してみた。首長鎌は「コンクリート鍬」に形が似ていると思った。プランタースコップは幅が 5cm ほどの小さなもの。これらは道具として便利かどうかは分からない。

    concrete-005.jpg
    商品番号:4991203157973
    材質:本体:ステンレス鋼、ハンドル:ポリプロピレン
    商品サイズ:4.5cm×23cm×1.5cm
    concrete-004.jpg
    商品番号:4991203166241
    材質:刃物鋼、天然木(柳科)
    商品サイズ:11cm×2.4cm×25cm
    土ならし・土寄せに便利な小型の片手園芸用品です

他にも秘密兵器を購入。

     concrete-006.jpg
    ミキサースチール製 全長 400mm、ブレード径 60Φmm、六角軸対辺 8mm 719円
    これを電動ドリルに付けると練るのが楽らしい。最初は束石を作るが、もう少し大きなものも考えたいので購入しておく。また「金こてセット」も購入してある。まずは、ダイソーのものだけで束石を作ろうと思うが、ダメならこれらも使ってみる。

ダストボックスだが、底面にはリブがある。重量物を入れるのだから、上面が凸のものが出来上がってしまうと思われる。なのでリブより厚い PP板を底に貼り付けてささえにする。

最初はシンプルにインスタントセメントを入れるつもりだが、型枠には灯油を塗ると外れやすいとのこと。果たしてPP で必要かどうか?ちょっと分からないのだが、そうしてみようと考えている。

また、底に空気穴をあける。空気が入らなければ型枠を外せない。うまく行った後の話だが、ボルト穴にして爪付きT字ナットを仕込む計画があり、中央に 8mm 穴にする。位置は正確でないと後で困る。

計画を書いておくと、ダイソーの 2WAY金折 75mm を 羽子板にしようと目論んでいる。強いものではないが、ちぎれたりしなければ、止めるという機能にはなるはずだ。長孔なので内向きに付けることで対応できる角材の幅が広がる。角材の中央を座ぐらないといけないが、その程度はやるつもり。ただ、普通に作ると段差が出来てしまう。それは嫌なので型枠に 2mm 厚の PP板を仕込む。止めるボルトは 50mm 。それより深くしないといけないので、作るときのボルトは 60mm にする。
実は周りに M4 を4つ仕込もうかと思っていたのだが、コンクリートビスを使えば済む話なのでヤメ。

コンクリート施工時に仕込むボルト穴の金具には実に様々なものがあるようだ。

    concrete-008.jpg
    中には、鉄筋を加工したローコストっぽいものもある。左はDKインサートD,右はYインサート。こういうのは、径の最低サイズが M12 とか M10 からで最大は M36 とか。大量に発注するものだろうから DIY で使えるものではない。また、一時的に使うもののようで、
     用途:重量製品の吊上げ・コンクリート打継ぎ施工・脱型。
    となっている。それはともかく、キーワードは「インサート」のようで探して見ると都合が良いものがあるかも知れない。



試作1



10.5cm 2.06 L  4.12kg   インスタントセメント体積 1.79L 水 〜824cc

まずは、これを目標にして作ってみる。試作で、いきなり 1/5 以上消費。一袋ではいくつも作れない。

    まずは、10.5cm x2, 6cm x2, 8.3cm x2 の 6つを作ることを目標にする。これで 仮説作業台の土台にする。作業台は、上に鋼製束を置き、天板は 黄色のコンパネ。長い鋼製束を使えば済む話なのだが、〜 280mm の短いものを買って水平出しの練習をする。また、天板を補強して常設にするかも。さらにウッドデッキを作る段になると 270cm 長にする計画もある。
    コンパネの裏と側面は、防腐剤を塗って着色した上で、屋外用超耐久ウレタンニスを塗る。水さえ入らなければ、かなりもつはず。

その前にセメントの小分け。袋がパンパンに見えるので2つに分ける。猫の餌のアルミ袋があるので、半分ほど入れる。ガムテープで塞いで湿気対策をして保管。セメント袋の方も使った後はガムテープで塞ぐ。

あと、セメントの廃棄。普通は困ると思うが、コンクリート土間と庭との間に 20cm 程の段差があり、道具を洗ったら、そこにでも流しておこうかと。いくら流しても段差が埋まるほどにはならないので、全く困らない。ただ、洗う準備だけはしておかないといけない。今、ホースは雪の下で全く見えない。発掘して水が使えるかどうか確認しておかないと。

あと、空気穴だが、普通に作ると 3〜4mm のでっぱりが出来てしまう。やっぱり最初からボルト穴を仕込もうかと。ボルトが外れなかったり、型枠を破壊しないと取り出せなかったりするとがっかりなのだが、出来るかどうか最初に分かった方が良い。なお、ボルトを差し込むと頭がでっぱってしまう。対策として、座ぐった板を敷く。柔らかくて問題ないので桐のまな板を使うつもり。あとは、コンクリートの入れ方。爪付きT字ナットの周りはしっかりと詰めたいので、2段階。ナットのあたりまで入れてボルトが概ね垂直であることを確認して残りを入れる。爪は上に向けて止めて、残りを入れたときにしっかり噛むように詰める。

    ボルトのネジ山にセメントが絡むとめんどくさいことになりそうなので、対策を考えてみた。

    チューブやホースをボルトに付けると半ネジのような形状になって良いのではないか?抜けても良いし抜けなければなお良し、パッキンになる。内径 7mm を選べば良さそう。他には、アルミパイプ。
     光 AP395-9 149円@ヨドバシ
    外形 9mm 395mm (内径 8mm のはず) 。なんと送料無料のヨドバシでも売っている。これが良いのでは?
    30mm ぐらいに切って嵌めナットを軽く締めてからセメント。これも抜けても抜けなくても。

    concrete-007.jpg
    そういえば、こんなボルトもあるのだった。
    アリエクだと 「M8 eye bolt」で検索できる。今はいらないが、ブルーシートの固定とか役に立つかも。覚えておこう。

さらに、セメントの上端が水平かどうかを確認する方法も考えておく。水平器には目玉型のものがあるようだ。PP 板を置いてその上に水平器。だいたい合ってれば良いのでこれで十分だろう。なお、乾燥を防いだ方が良いとのことなので、PP板はそのまま放置。

    ダメ。確か水がしみ出して来るので板だと意味がない。というか水を張れば良いのではないか? 目玉型水平器は使うときに必要になるものの作る段階ではいらなかった。
    あと、セメントは強めのアルカリ性なので、厚手のゴム手袋をして作業し、衣服にも付かないように注意する。これは忘れてはならない。

    目玉型水平器もわりと高いので、アリエクで入手
    「32mm Horizontal Bubble Level Eye」で検索して見つけた 3個セットを $2.58 で入手済。
    ひとつは、電気ドリルの尻に付けてみた。(これが目的)。正確に付けられたとは思わないが、バブルの位置を覚えれば良いはず。



天候は悪いが、雪は急速に溶けだしている。まだまだあるのではあるが、束石作成には支障はない。
そろそろ実際に作る準備を始めよう。
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自転車小屋 まとめ

自転車-組立.jpg
これを作る計画だが、途中で設計変更したりして良く分からなくなっている。時間が立つと注意事項なども忘れてしまいそうなのでメモ。

    小屋としたが、どうも「テラス屋根」というカテゴリのものらしい。それに「フェンス」を付けたものということになるようだ。

    これはウッドデッキ計画の一環でそのプロトタイプ。屋根の構造を同じにして耐久性や強度を見る。それ以前にちゃんと作れるかどうかの確認が最重要。これの作成と並行して束石づくりにも挑戦する。

    自転車-組立8.jpg
    あと、この2タイプも考えてみた。これらについては、後述。

木取り



後で付けるラティスを除いて、予め刻むべきものは刻んでから組み立てる。その説明。
なお組む前に、防腐塗料で塗装する。木口や切り欠いたところは、特に念入りにやる。

自転車-組立0.jpg

長押 2x4 1500mm

    取付金具を嵌める 深さ 5mm で 25mm 幅の溝を 3つ掘る。 位置は、左端から 130mm , 645mm, 1345mm が溝の右端になるところ。

後ろの桁 45mm角 2000mm 刻むところはない。
垂木 野縁 30x40 1300mm 8本 

    前から 150mm 間隔で 11mm の深さで 8つ溝を切り、段々になるよう刻む。

前の桁 45mm角 2000mm

    垂木があたるところ 30mm を中央からナナメに刻む。端の深さは 7.5mm 。位置は、両端 30mm 空けた位置。溝の反対側から 225mm 空けて隣。あとは 250mm づつ空ける。
    次に、柱が刺さるホゾ穴。両端から 150mm あけた位置に 深さ 20mm 幅 45mm で凹型の溝。

ホゾ穴の裏のあて木。1x4 205mm

自転車-組立1.jpg

柱 45mm角 1648mm+ 

    (地面が斜面になっているので、その分を足す)

    ホゾ加工は、前から 45mm 長 x25mm を切り取る。(20mm 残す)

屋根板、野地板 180mmx12mm 厚 2000mm を磨いて使用。

ラティスは、完成後に現物合わせで後付け。

    余る予定の木材
    野縁 700mm 弱 x8
    野縁 800mm x2, 330mm 弱 x2  (ラティス)
    野地板 2000mm , 300mm 弱 x5 (ラティス)
    2x4 320mm 弱
    垂木 350mm 弱 x2 (柱)

    野地板のような生木に近いグリーン材を保管する場合は、虫が付いている可能性も高いので、(磨いたうえで)防腐剤を塗って保管。また、木口に木工用ボンドを塗っておくと割れ防止になるらしい。
    また、野地板は端が割れている可能性もあり、無理に端材を取るようなことはしない。屋根材は無理やり補修して使うが、ラティスは、出来るだけ良いところを使う。

木材費用(コメリ)


あくまで参考価格
垂木 45x45mm 2000mm 4本束 (1648mm+ x2, 2000mm x2) (1985mm 710円 x4) 2840円
野縁 30x40mm 2000mm 6本束 x2 (1300mm x8) 1980円 x2
野地板 180x12mm 2000mm 5枚束 (2000mm x9) 1550円 x2
2x4材 1820mm (1500mm) (698円)
1x4 材 (205mm x2) (端材)
ラティス追加分
野地板 180x12mm 2000mm 5枚束 (1700mm x1/3(58mm) x14) 1550円

10598 円 (12148 円)


1) 長押と後ろの桁の組み立てと取り付け


自転車-組立2.jpg

まず蝶番を付けて、可動できるのを確認。蝶番の位置はシビアではないが、長押の両端から 26mm あけて左右の2つ。真ん中に1つとした。上下の位置は、閉じた状態で 後ろの桁と下端が同じになるようにする。
長押から右に 390mm 出る位置で後ろの桁を付ける。

    これは物置の右に揃えたいためで、中央ならば、190mm にする。また縦樋があるので取り付け位置によっては、右に揃えられないケースも。

取付金具の位置は、長押から 50mm 出すとしたが、はっきりしない。樋と長押の間が 45mm 以上になるよう調整する。ここは出来るだけ正確にしないと、荷重の分担が偏るので慎重に。

物置への取り付けは、ステーの下のボルトのみ外し、M6 20mm のアプセットボルトと交換。そもそも正確に作らないと嵌らないので、取付金具は確認しながら位置を決めて付ける。

    このボルトを外すのは、マズそうな気がして来た。
    ひさし-08.jpg
    柱を止めていて、内側だは、棚やらなんやらを付けていて荷重がかかっている場合がある。しょうがないので、柱に穴を空ける方針。

    穴を空けてどうするのかと言うと、
    ひさし-02.jpg
    リベットナット(rivet nut)。あるいはブラインドナットを使う。これは潰して板に付けるもので、潰すための道具には、

    ロブスター(ロブテックス) エビ ハンドナッター ちょっとナッター M6用 1020円

    がある。表から差し込んでボルト付け締めることで潰すので全部表から作業が出来る。

    なお柱は、ZAM t1.2 厚い上にコの字なので十分に強い。・・・と思われる。

なお、金物の取り付けビスは、全部 38mm にしようと思う。


2)屋根の組み立てと取り付け


自転車-組立3.jpg

やり方は確定していない。

普通ならば、柱を立て、桁を付けてから垂木を取り付ける。最後に屋根板を下から止める。ビスは重なるところに打って見えなくする。

しかしそのようには作れない。屋根を動かすので丈夫である必要があるため、ビスは 2本打つ、しかも重なったところもまとめて上から。ビスが 75mm 間隔で丸見えというとんでもない外見になるが、なぁにウッドデッキをナナメにしたと思えば良いのだ。

組むところとして合板まるまる一枚の作業台を用意する。
まず桁を刻んであるからそこに合うように垂木を並べる。全部は並べられないので中の6本。並べるだけで、桁はまだ付けない。下から2番目の屋根板をビス止めする。付ける場所は、重なるところと、そこから75mm の位置。付け終わったらずらして、両端も止める。垂木が平行になっているか?桁と直角か?ということをよくよく確認してから。
後は下から上に同じように屋根板を止めていく。一番上と一番下は止めてはならない。桁に付けた後。
なお、ビスは、38mm 。

ここまで作ってようやく桁への取り付け。案が2つあり決めかねている。

ひとつは、構わず前の桁を取り付けてしまう。ナナメに付けるので柱とビシッと合わない可能性がある。ビスは 75mm で一度付けたら修正できない。もうひとつは、前の桁を柱に仮止めして組んだ状態で垂木を止める。柱の下は固定しないので危険かも知れない。ここでは後の案で説明していく。

屋根を後ろの桁に垂直に付ける。正確な位置で支える必要があり、L型鋼製束を使う。垂木の端は、地上から 601.4mm の計算。調整幅 540〜690 のタイプを 2本。L型の垂直面にもビス穴があるので仮止めすると良いかも知れない。
垂木と桁の位置関係は、上端を合わせてツライチになるようにする。ビス 75mm 。もう一番上の屋根板を取り付けて構わないが、物置と干渉しないか調整して付ける。計算では 屋根板が 50mm 桁から飛び出すのだが、屋根を起こしたときに樋にぶつかるかも知れない。短くしすぎると、樋から落ちたしずくが、屋根板の上に落ちない。結構微妙。

最初に、水平な場所で組む。前の桁の刻んだところに合わせて垂木を止める。 。ビスは 90mm 。

    自転車-組立9.jpg

    破風板を取り付けたらどうだろう? 桁が入る穴を正確に空ければ話が簡単になる。屋根板も前から付けていけば良い。図面では 90mmx13mm の貫で描いてみたが、もう少し厚みがあって幅も広い板 (105mm とか?) を使った方が良さそう。ついでに鼻隠しも描いてみた。これは付けなくても。

次に屋根板を付けていく。一番上の屋根板は、ここでは付けない。ビスは重なるところの中央と そこから 75mm 下の2か所。下から付けていって重なるところはビスが隠れるようにする。一番下は、後で付けるのでそのようには出来ない。しょうがないので、出来るだけ上に1本とそこから下 75mm ということにする。

付け終わってから 裏返してホゾ穴のあて木を付ける。
ビスは、 38mm 。

    https://diy-ie.com/ch-howtousewood.html
    https://www.ooyamano-ie.jp/blog/5604
    野地板の場合十分に乾燥していない可能性が高く。木表と木裏を使い分けたほうが良いと思われる。
    だが、雨が降れば上の面が伸びて凸に反り、太陽が乾燥すれば凹に反る。木表と木裏どちらを上にしてもその性質は変わらない。どっちでも良いという気はするのだが、凸になりやすいほうが良いと思われるので、木裏を上にしようと思う。上記のリンクでは板葺きに言及してないが、濡れ縁などは、木裏を上にするそうだ。
    たぶんだが、野地板の端と端をビス止めしてしまうと反れなくなって割れる恐れがありそうだ。重なったところを隠す以外の意味がある。



3)柱の取り付け


自転車-組立4.jpg

まず桁に 205mm の 1x4 を取り付けてホゾ穴にする。桁の上端を揃えて、下に 44mm 飛び出させる。
柱を仮に差し込んで、金折の位置を決め、桁にビス止め。金折は柱の外側になるように。その状態で、8mm 径の穴をあけて 柱をボルトで仮固定。ナットは爪付きT字ナットの予定。ボルトは M8 50mm。

この作業も合板の作業台の上で行う。定規代わりになるのだ。垂直になるよう微調整した上で、余っている野縁で動かないよう仮固定する。2本使ってXの字に止めると良い。

    自転車-組立7.jpg
    2000mm あるので 31°で止められる。ラティスを組むときに邪魔にならない位置にする。図面では、端材を使って前に前に取り付ける。下からの位置は 200mm ほど。ここで使った筋交いは、後で外してラティスを作るときに使う。端材のあて木だが、横方向に付けることでラティすを組むときの邪魔にならないようにしている。(が、回るのでどうでも良い)

出来上がったら、屋根と合わせてみる。傾斜があるので、何回も調整して柱を切り合わせる。屋根が倒れたりする可能性があり結構危険。屋根の可動範囲を考えて指をあてたりしないよう注意深く作業をする。手袋も忘れないこと。
なお、垂木の飛び出しは 30mm。

柱の下をマークして、屋根を降ろす。柱にボルト穴を空けて、金折を付けてマークのところに置き屋根に立てかける。ボルトは M8 80mm でナットは二重にする。もう一度位置確認。屋根との位置関係を正確にすることで、畳んだ時に桁のところの金折を使って柱をボルトで固定できる。
柱のどの位置にボルト穴をあけるべきかは計算できるが、未だ。

何回も調整して位置が決まったら、金折をコンクリートビスで固定。もうやりなおしは出来ないが、Xの字に付けた 仮固定用の野縁を外せばなんとかはなる。

最後に垂木の固定。まず真ん中の1本から。次に垂木の飛び出しのバランスを見て端の2本。全部付け終わったら、一番下の屋根板。屋根板の飛び出しは 30mm 。これも左右のバランスを見て調整しながら。

仮固定用の野縁を外してひとまず完成!(別にはずさなくても可)


4)ラティスの取り付け


これはオプション。組んでから日にちが立ってからでも良い。

自転車-組立5.jpg

骨組みは、4本余っている 30mmx40mm の野縁を使う。
まず横木 。現物合わせで作る。長さの目安は 1640mm 。これの両側に 15mm 長のホゾを切る。ホゾは正面から差し込む形状。ホゾ穴の方はマルチツールを使うつもり。位置は、桁の下端から 225mm 。ここは要調整。
ここから 90mm 間隔で 58mm 幅の板を 14枚付けると 90x14 + 58 = 1228mm 。上横木の上端から、下横木の下端までの距離。下横木の下端は、地上から 150mm の計算だが、その通りにはならない。

縦木も同じようにする。長さは、1198mm になる計算。ホゾは、嵌めるだけのつもり。板を付ければサンドイッチになるので、外れない。

自転車-組立6.jpg

板は野地板を 縦に3等分して作る。なので 58mm としたが、他のものでも構わない。長さは 1700mm の見込み。これも現物合わせ。ビスは交差するところにつき 25mm 1本の予定だが、ホゾの周りは、しっかりと長めのものを複数打つ。一番上と一番下になるが、38mm でホゾの両脇2本。

    ・杉板 畳下 (約)240×15×2000mm 658円
      −例えばこれを4つにすれば、x4 で 2632 円。
    ・杉G桟木 (約)27×60×4000mm 430円
      −(買えないけれど)これなら 7 本で 3010 円
    ・ホワイトウッド 1×3材 約1829mm 538円 x14 = 7532 円。
    ・K+檜ディメンション (約)19×110×2000mm 828円 x7 = 5796 円

    もはや、輸入木材は高くなりすぎた。これなら国産材の方が良いだろう。野地板は 1550 円で最安だが、2倍出せば上等なプレーナー仕上げのKD杉材が買えるかも。(近場のホムセンだと 13mm厚 90mm 幅 5枚が税込み 1500円ほど。60mm 幅は売っていないようだが、もしあれば 7枚か8枚束になるはず。)



さて、調整の中身。屋根を畳んだときにも柱をボルトで固定したい。設計通りだと 金折の位置が合わない。金折がどこに来るか確認して、上下にずらすか何かする必要がある。おそらく下に 40mm ずらすが確定ではない。

ラティスについて書いてきた。
YAMAZEN(山善) アルミボーダーフェンス 900×25(L字金具込180)×1490(mm)、ダークブラウン
などを見ると、板の枚数は同じだが、なんか違う。こんな風にできないか後で検討してみよう。
また、斜め格子のラティスも検討したい。
(追記に続く)続きを読む
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2022年01月24日

自転車小屋の検討

本番のウッドデッキを作る前に練習をしておきたい。最初「自転車おきば」としたが、屋根があるから「自転車小屋」に変更。なお、自転車は持っていない。実際は木材置き場になる予定。
タクボ-ND2315.jpg
このタイプの物置がある。家側に扉があって正面から見ると裏側が前。で、裏側に屋根を付ける構想。練習も兼ねるので、同じような作りにするつもりだが、ケチる。

まず屋根は、最初考えた7段。幅は 2000 にする。後ろの桁は 2x4 を縦にして物置に引っかける。柱も当然なし。勾配は同じとしよう。垂木の間隔は広くして材料をケチる。
前の桁は、60mm 角。これを支える柱は3本。60mm 角にする。下はコンクリートに金具で固定。ヘの字の補強材も作ってみよう。

自転車-fig1.jpg

もうこれだけ。右の横木はホゾ組みに挑戦。グラグラになるようだと意味がないのだが、その場合は金折も併用。柱が下で固定されて、屋根も端が固定され、横方向もガチガチにするのだから、大丈夫のはず。雪対策は、除雪をこまめにするだけ。

    例えば、車用サイドオーニングもこんな止め方。
    車用サイドオーニングについてはカミヤ先生の動画にある。サイドオーニング流だと柱2本だが、流石に厳しそうなので3本にして補強も入れる。横木2本は付ける予定がなかったのだが、角材がちょうど余ったので付けることにした。

    なお、真ん中に付いている小さな木片と白いものは、切り欠きと座ぐりの位置を示すもので、実際には付けない。

自転車-fig2.jpg
組み方は、柱と桁の骨組みと 残りの屋根を独立に作る。屋根板は、一番下だけ付けない。骨組みを立てかけておいて、屋根を物置にひっかける。骨組みを垂直に立てて屋根をささえたところで、ビスで仮止め。垂木を桁にしっかり止めて、柱の下もちゃんと固定。最後に最後の屋根板を付ける。・・・ひとりで組めそう。

    横についている白っぽい木は、ホゾ組みの代用。相欠きにしたときに、これを付けてホゾ組みのような感じにする。ホゾ組みに挑戦するなら付けない。

    あと、引っかけただけでは、強風などで外れるおそれがある。内側の 2x4 になにか木をボルトで止めて外れ止めを作らないといけない。

    自転車-clamp.jpg
    こんな風に出来れば、ボルト1本でしっかり止められるはず。無理なら諦めてボルト2本。

    追記)
    タクボ-図面3.jpg

    組み立て説明書を見たところ、樋 を止めるためのステーが3本だけ出ていて、樋を止めているだけ。現物を見ると ステーは細いが 3mm 厚以上ありそうな感じ。これは、2本のボルトで止められている。ボルトの径は全部共通で M6。

    タクボ-図面2.jpg

    樋 はこんな形。下からみると、樋と壁面とは 3cm ぐらい離れている。

    タクボ-ND2315裏.jpg

    写真をみつけた。屋根板と間、引っかけるほどの段差がない。計画通りにするのは無理なようだ。そうなると樋を取り付けているボルトにステーを付けるか、樋を一回外して、ステーを取り付けている2本のボルトにステーを付けるかしなくてならなそうだ。なお、樋は時々外して、落ち葉など掃除して取り除くものだそうだ。

    ステーを取り付けている2本のボルトに合いそうなのは、
    ダイソー2WAY 取付金具 148mm ,190mm の 8mm 穴? (金折は ボルト2個入れられない)
    ダイソー ステンレス フリーステー 190mm ?
    ダイソー ステンレス 取付金具 150mm ,200mm,...300mm

    タクボ-図面4.jpg
    とりあえず、写真判定。軸間は 25mm ぐらい。フリーステーは 12.5mm なので 1つ飛ばしで 25mm 。これは、穴だらけなので、ぶら下げるような使い方なら出来そう。2WAY 取付金具の方は、8mm 長孔の間が 16mm 。+6mm して 24mm 。 金折は 20mm なので、26mm 。使うためには、グラインダーで 2mm ほど削る必要がありそうだ。2WAY でない 取付金具は間隔は 25mm だが、穴をドリルで広げる必要がある。

    また M6 ボルトを長いものに交換する必要がありそうだ。座金組込ねじ 16mm か 35mm のどちらかのはずで、短いネジのようだ。そうすると 20mm とかが必要(かも)。ついでだが、天井真ん中の梁(母屋)になにか取り付けたい場合、フリーステーが使えそう。ただし、屋根板と干渉するので、他の物は厳しい。

      間違い。実測したら、ネジ間は 45mm ほどだった。画像は違うネジだった。また、上のネジはステーぎりぎり。そうなると下のネジだけ利用することになるが、逆に全部いける。

    ・・・こういうわけで、長押のようなものをぶら下げて、それに取り付ける方針で検討しよう。

この程度も作れないのでは、ウッドデッキ計画は難航するだろう。キャンセルもあり得る。また、本当に作れるのかどうか?の確認でもあるので、垂木を刻むところから。それが出来たら野地板を買って磨く。ここまででもう嫌になってしまう可能性もある。本番はこれをクリア出来てから。コメリで軽トラを借りて材料を全部揃える。

材料代は、コメリで
ツーバイフォー材(2×4) 約2438×38×89mm 1180円  〇 約2.9Kg
2×4材 6F 約38×89×1820mm 698円  〇 約2.7Kg
杉材GRNプレーナー (約)60×60×3000 998円  ? 約6.5kg x4
赤松 (約)30×40×2000mm 6本束 1,980円  〇 約8kg
杉野地板 (約)12×180×2000mm 5枚束 1,550円  〇 約10kg x2

    コメリばっかりだが、web で仕様が分かるため。地元のホムセンと二択の環境で、地元のホムセンも見る予定。ちなみに赤松野縁は、非常に綺麗だが生木のようなものがあった。あと、杉野縁も 6本 1000円ぐらい。また 3m ものはほぼ置いていない。杉の品質はおおむね地元のホムセンの方が良いような気がする。

合計 10950 円。
金具、ビス、ボルト類は、結構な値段になりそうだが、別途。あと塗料も含まず。

屋根+奥の桁の重量は、10 x 7/5 + 8 x 3.5/6 + 2.7 + 2.9 x 2000/2438 = 23.7kg


ちょっと変更
自転車-fig3.jpg
左右を入れ替え、全体を右寄せ。スペースを左に作って梯子をオプションで考えたい。ちょっと幅が狭くなってしまったが、木取りとスペースの都合がある。
この梯子を常設したいところだが、防犯上よろしくない。物置に簡単に登れると家の屋根まで登れてしまう。左の横木だってまずいかも。波板でも貼るか・・・そうなると左右逆のほうが良かったか?

梯子の材料は、
杉KD間柱 (約)30×105×3000mm 1180円 〇 3800g x2
米松G桟木 (約)27×60×4000mm(福・三・岡)528円  〇 ?

梯子は沢山ホゾ穴を空けなくてはならない。しかもナナメである。ちょっと無理かな?いろいろ作って自信が出来たら考えよう。

ビス
コメリブランドの「錆にくいコーティングビス」を使うことに決めた。

(箱) (コメリブランド) 798円
(90mm 110本、70mm 160本、65mm 200本、51mm 300本、45mm(全ネジ) 330本、38mm(全ネジ) 380本 28mm 500本、 25mm 550本)
(袋) (コメリブランド)458円
(90mm 40本、75mm 60本、65mm 75本、51mm 110本、45mm(全ネジ) 120本、38mm(全ネジ) 140本、28mm 190本、25mm 210本)

これである。何を何本使うのか? 見積もっておこう。

屋根板 38mm 垂木 8 x 7段 x2 = 112 本
垂木 75mm 8 x2
2x4 止め 75mm x24
金折止め 38mm 8x10(?)
ハの字補強止め(上部) 90mm x4
38mm は箱。75mm,90mm は袋で良いか。合計 1714 円。

コンクリートビス M4 38mm (下穴径 3.5mm) 12 〜 (125 本購入済 499円)
M8 ボルト 80mm x(5 +6) (+ ナット、ワッシャー、爪付きT字ナット)

    爪付きT字ナットを多用してケチる予定。例えば、コンクリートに止める部分。金折を1つだけにして、金折側から 8mm の穴をあける。ずれないわけだから、作業が楽。両側金折だと たぶんずれるので、穴を広げたりすることになりそう。練習だから使うが、38mm 多数で代用して、外してしまうかも。

金折はいくつ使うか未定。最大 16 。ものは、amazon で
 ダイドーハント (DAIDOHANT) ブラック マルチ金物 L型 (W)60x(A)65x(B)65mm 224 円
を 9〜10個単位で買う予定。

合板
合板を定規代わりに使う予定。特に骨組みは打ち付けてしまって、組み終わるまで付けておこうと考えている。定規代わりだと、マジックで墨を入れても消せそうな黄色のコンパネが良さそうなのだが、打ち付けてしまうものは、そのまま使う可能性が高く、塗装出来た方が良さそう。
・・・いや骨組みを付けたものをそのまま定規として 屋根を組むのでも良いか。で、この合板は外して本番でも使いまわす。なので、合板はコストに含めない。

K+BUILD 針葉樹型枠塗装合板 12mm厚 900×1800mm 1980円 〇 10kg
JASコンパネ (ラワン材(広葉樹)積層) 12mm厚 900×1800mm 1980円 〇 12kg
下地合板 (NON−JASのため内装不可) 11mm厚 900×1800mm 1550円 × 12kg

付録
自転車-kidori1.jpg
自転車-kidori2.jpg
自転車-kidori3.jpg




追記で、長押方式を検討する。続きを読む
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2022年01月18日

ウッドデッキまとめ

検討は完了した。次は、木取りやら加工、組み方など整理していこうと思う。折角 CADが使えるようになったので、画像を多用して記録する。

wooddeck-054.jpg
これは、最終形態。一度に全部組み上げるつもりはないし、本当に全部組むのかどうかも分からない。

さて、最初の形態は?これ。
wooddeckD-001.jpg

シダー製ウッドデッキキット 【7点セット】 【ライトブラウン】 【お客様組み立て(本格組立)式】
販売価格 : 17,233 円 (税込,送料無料)

    信じられないことだが、アイリスオーヤマや山善にも同じような商品がある。しかもモノタロウで扱っている。どういうことだ。
    アイリスオーヤマ ガーデンシステムデッキ
    YAMAZEN(山善) ガーデンマスター 天然木ウッドデッキセット

    山善のものは、値段が安めだが、17233円にはかなわない。ただ、どこにでも売っているものらしいので、安心した。

最初からコーナーフェンスを2組。-- すなわち 2セット買うつもり。2セットでは 30,801円(税込)と大変お得になる。不思議なことに 3セットでは 46,197円と割引率が下がる。

最重要なのは基礎なのだが、ここでは CAD 中心にするつもりなので、割愛する。
組む前にやるべきことは、パーツの塗装。そしてビスの入れ替え。組んだ後にやるべきことは、補強。

塗装

    塗料は、クレオパワーに決めた。それも 14kg 缶。別の用途で大量に使う予定がある。その場合コメリで買うと圧倒的にコスパが良い。そうでない場合は 1.6kg 缶を必要になったら買い足せば良い。計算では、ウッドデッキ分だけでも 1.6 kg では、足りない。その上メンテで再塗装する必要がある。

    クレオパワー 14kg 缶 5980円
    (クリアー、ブラウン、ウォルナット、ライトウォルナット、ライトオーク、けやき)
    クレオパワー 1.6kg 缶 1580円
    クレオパワー 3.2kg 缶 2980円

    色はたぶんブラウン。ただし決定ではない。

ビスの入れ替え

    現物がないから、未決定なのだが、ものは決めた。

    錆にくいコーティングビス(箱) (コメリブランド) 798円
    (90mm 110本、70mm 160本、65mm 200本、51mm 300本、45mm(全ネジ) 330本、38mm(全ネジ) 380本)

    ステンレス(SUS410)より錆びにくいと書いてある。だったらこれで良い。径は 65mm まで φ4.2, 後は φ3.8 。キットで使うビスは1種類だけで数が多い。入っている本数は、1セット 322 本。

    他に補強で 38mm を使うつもり。箱買いすると思うが、他に袋もある。

    錆にくいコーティングビス(袋) (コメリブランド)458円
    (90mm 40本、75mm 60本、65mm 75本、51mm 110本、45mm(全ネジ) 120本、38mm(全ネジ) 140本)

補強

    上に屋根パーツを乗せるので補強する。今はハードウッドの板材 30cm 長を柱を立てる脚に2面づつ付けていく予定だが、付けられない場所が2つある。こたつ型の縁台が合わさるところ。

    ダイソー ステンレス取付金具 300mm
    wooddeck-035.jpg
    縦一列に M4 穴があいているもので、19mm 幅 2mm厚。これを使うつもり。

    幅広の方が良いとは思うのだが、300mm 欲しいので長さ優先。


      wooddeckD-027.jpg

      考えを変えた。前後の面は、M8 ボルト締めにしたい。そうすることで、めったなことでは前後に倒れなくなるはずだ。どうもダイソーの 2WAY取付金具 190mm がギリギリ付く。幕板にかかっているが、ここは脚が裏に来ているので問題ない。

      左右については、従来通り。両方ボルトにすることは出来ない。


    wooddeckD-021.jpg

    他に補強になるかどうか分からないが、コーナーフェンスに三角のテーブルを取り付ける。
    フローリング用 30cm 幅の合板のさねを取って 21.5cm 幅にしてから 60cm を 45°で切り出す。それを裏同士を貼り合わせて 24mm 厚にする。21.5cm にするのは 後で付ける屋根の柱と干渉しないため。

    ビスは全ネジ 38mm (or 41mm) にしようと思う。全ネジ なので天板には φ4.0 で下穴。
    そのために買ったのがこれ。

    wooddeckD-003.jpg

    「Woodworking Countersink Router Bit」 アリエクで、φ4.0 と φ3.2 を購入。価格は $1.6 + 送料。使ってみないと分からないが、皿の部分もちゃんと刃が付いていて使えるように思う。なお、φ3.2 は、4.2 のビスの下穴用で、φ4.0は、4.8 のビスの下穴用と 3.8 全ネジ用。

    下穴ドリル.jpg

    インパクトドリルを使いだしてからこういうのも良いかなと思えてきた。最初の奴の方が性能は良い。が、ストレートは交換が面倒で。実はこのセットは随分前に購入して持っているのだ。発掘作業で #6,#8,#10 が見つかった。で、ダイソーのドリルセットのビットと交換してみたところ #6 2.5mm, #8 2.8mm, #10 3.2mm が使えることを確認。それでも結構遊びがある。#10 では 3.4mm がギリギリ入らないかんじ。ついでに、タップドリルなんてのも発掘。買ったは良いが電気ドリルでは使えないと思いしまい込んでいた。M3,M4 ,M5 ? ぐらいは使う場面がありそうだ。さらに長年の懸案事項であった、9mm の鑿をはっけん。かなり錆が浮いているが手入れしておく。

ウッドデッキ総面積見積もり

    天板表裏 3.3 畳
    幕板 70mm 幅 x12本 1.2 畳
    68mm 角 脚+フェンス柱 (36cm+45cm) x 12 1.7 畳
    フェンス その他 上下板は 70mm 幅 10枚 フェンスの中の板 4 本 x5 50mm 幅 1.8 畳
    計 8.0 畳

    クレオパワー1.6L 5.5〜8畳分


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2022年01月03日

ウッドデッキの検討

ウッドデッキが欲しいとなんとなく思っているのだが、とりあえず、どれぐらいかかるものなのか? DIY だと材料費はどれぐらいなのか検討だけはしてみようと思う。

シダー製ウッドデッキキット 【7点セット】 【ライトブラウン】 【お客様組み立て(本格組立)式】
販売価格 : 17,233 円 (税込,送料無料)
wooddeck-007.jpg
wooddeck-008.jpg

色々と見て回ったのだが、既製品は 90cm x 90cm のやぐらごたつのような台を並べるタイプが多い。そのなかでこれは、全部を組み立てるキットで組み立て説明書の pdf があり詳細が分かる。また最安の部類でもある。2セット、3セットの商品もあり、さらに単価が安くなる。

調べたいのは、どれぐらいのサイズの木を使って、どんな構造なのか?なのだが、まずは、モノ自体どんなものなのか?見ていこう。

    シダーというのは杉のこと中国産なので中国杉。水性ステインで一応塗装はしてある。ほとんどビス止めで、脚だけボルトも使う。またこたつ型を接続するのもボルト。これら金属製パーツは全てスチール製。こういうものなので、とても耐久性があるとは思えない。強度は一応確保されているように思える。が、強度も腐ったり虫食いでどうなるのか分からない。最低でも2年毎に再塗装したりのメンテが必要だそうだ。

    36cm 高でまさにこたつのような形だが、脚の下が腐るのを防止するためにコンクリートでかさ上げする。10cm なら 46cm 高というわけだ。推奨しているのは 30cm 角 6cm厚のコンクリート平板である。別にコンクリートブロックでも良いと思う。その場合 10,12,15cm 高が選べる。普通は束石、ピンコロを使うものだが、脚同士を連結するので使えない。物置のように、固定は別の金具でやるのが良いのではないかと思われる。

      wooddeck-001.jpg

      全く別の商品だが、こんな風にうまく束石(ピンコロ)に乗せている。だが、固定は全くしていない。



    wooddeck-009.jpg

    この写真は、
    ACQ注入天然木SPFウッドデッキ7点セット
    。おなじようなものに見えるが、木材はもとより、金属部品もグレードが上がっている。また天板は組み立て済。さらにビスを裏から止める構造で板厚も少し厚い。ただし値段も倍の 34,800 円。しかし、格安品を精査した後でこれを見ると、とてもリーズナブルに見えてくる。

概要はこんなところ。次に材料のサイズについて

    天板
    90cm に 8 枚使っている。規格品なら 105mm 幅だと思われる。板厚は 20mm と記載されている。
    幕板
    天板込みの幅が 9cm なので 70mm 幅。板厚は 20mm だと思われる。
    根太?補強の木材
    ちょっとサイズ分からないのだが、30mm 〜 35mm 角材が2本。これはホゾ組みで幕板に固定。

    68mm 角材で 34cm 長。幕板のところと段差がなく、その部分は切り欠いてある。あと背割りがなされている。
    その他
    こたつ型1つにつきビスは 68本。他に 位置合わせ用のダボが 18本。脚を止める 80mm 長のボルトが8本。

    他社製品も同じようなかんじで強度は標準的だと思われる。

    あと梱包サイズ。
     約 幅180×奥行920×高さ440mm
     約 幅175×奥行920×高さ465mm
    合計 51kg なので重いだろうが、サイズ自体はコンパクト。これなら保管場所がある。開封せずにずっと保管しておいても良いぐらいだ。

塗料やビス等について

    塗料はメンテで再塗装するべきだが、組む前にも再塗装することが推奨されている。
    有名なのは、「キシラデコール」(油性と水性あり) 良くしらないのだがお高いようだ。浸透性 水性塗料ならなんでも良いような、どうせ耐久性には期待しない。ただ塗膜を作らず定期的に塗り重ねられるものが良いのかも。

    調べると「和信ペイント 水性木材防腐防虫剤 クレオパワー」が安い。1.6L(タタミ5.5〜8枚分) で 1490円(税別)。しかもなんか良さそうな気がする。杭に塗って1年間地中に埋めてもなんともない。色は3種類。クリアもある。これは塗膜を作らない浸透型タイプのようだ。また、ニスなど塗膜がある塗装の上には塗るなと注意書きがある。

      近場のホムセンを見てみたのだが、沢山並んでいたのは、「キシラデコール」とあと「ウッドガード」。「クレオパワー」もあったのだが、端っこに3種類で色はブラウンのみ。人気がないかと思ったが、コメリでは目立つところに 「クレオパワー」の 14kg 缶が置いてあった。

      コメリのサイトを見ると「クレオパワー」が一番人気になっている。そして色々な色があることが分かった。ブラウン、ウォルナット、クリヤー メーカーページにはこの3色しか載っていないのだが、コメリでは、
      ライトウォルナット、ライトオーク、けやきもある。
      値段は 1.6L が 1580 円で、14L が 5980 円。1.6L でも安いと思ったのに、14L でも 4倍しない。なるほど、多量に使う人に人気なのか。大量と言っても小屋1つ塗れば終わりのケースもある。エクステリアはスケールが違う。

    ビスは、ステンレスに入れ替えるべきだと思う。ほとんど上向きだし水が溜まる。買ってみないとサイズは分からないのだが、「水上 SUS410 Zコーススレッド 半ネジ 4.2mm 65mm (300本)」だと 2290円(税別) 。
    キットのネジを入れ替えるだけなら、同じサイズならなんでも良い。半ネジなら半ネジにする必要があるが、全ネジでも半ネジを選んだ方が良い。さらに、SUS410 とか焼き入れとかの表記があるものを選んだほうが丈夫。

      と書いたものの、鉄製のメッキ処理で SUS410 より錆びにくいと表記してある ビスが コメリにあった。SUS410 のビスよりは単価が低い。あとリン酸亜鉛処理とか表記された「黒コース」と言う商品も。こちらも耐久性を謳っていて上のものよりさらに単価が低い。こんなので良いのかも知れない。

      コメリブランドだが元の製品は、
      大里 サビに強いコーススレッド (イオニスコート 自己修復で SUS410 より錆びにくい,先割れ入り)
      大里 木が割れにくいビス プレミアムBK (黒亜鉛メッキ,先割れ入り、ネジ山高低2段)

      普通厚みがある材料を止めるときは、半ネジを使わないと締まっていかない。だが、カラーボックスなど全ネジが使われている。径が大きい下穴をあけているためちゃんと締まる。おそらくこれも同じだと思う。入っているのは全ネジの可能性が高い。

      既製品の場合は下穴をあける必要はないが、ハードウッドでは必須。皿の分まで一発であけられるものものがある。日本で売っているものは高いが、アリエクだとお安いものもある。

      wooddeck-003.jpg

      たとえばこんなもの。「Woodworking Countersink Router Bit」で検索すれば見つかるはず。4.2mm のビスだと -1mm ぐらいの 3.2mm が良いそうだ。4.8mm だと合うのがないので 4mm とか。安いのは良いのだが、ドリルビットがきっちり合わない可能性がある。(インチベースで作られているものに、ミリのドリルビットを使っているかもしれない。)

      ボルトナットの入れ替えだが、サイズが分からない。M8 なんかだとかなりのコストがかかりそうだ。
      DIYで 70mm 角材の足をつくれば、同じものが同じだけ必要だ。あとで検討してみよう。

    「セメダイン UM650 床いちばん neoパック」

    ウレタン系で床用なのだが、
      特性:耐水、耐熱、耐油性
      適合用途:防水・耐水・屋外
    と書いてある。屋外防水目的に使えるようだ。ちょっとどうなるか分からないのだが、組むときに塗ると良さそうな気がする。密着させれば水は入らない。また再塗装するにしても塗れないところが出てくる。そういうところをカバーできる。

    どうやっても使いきれないのだが、開封したら長期間の保存はできないと思った方が良い。床職人などはキャップがないので出口から固まっていく。 床いちばんはキャップがある。

      カットしたノズルの先端を保存して置いて、使ったあと、先端を逆向きにして押し込む!
      こういう方法があるとのこと。他には、一回使ったノズルは捨てて、ラップを3枚重ねぐらいで口につけて新品の替えノズルを付ける。半年ぐらいは使えそうとのこと。

      張り合せ可能時間 夏10分 冬30分
      標準塗布量 【木質フローリング材】1.4〜1.5坪/600mL
    床職人は、張り合せ可能時間が 20分、60分と2倍になっている。色も違うようだ。床職人は「白」で床いちばんは「淡黄色」だそうだ。透明かどうかは分からない。

    さて、注意点としては、硬化すると体積が増える。また、他の所に付くと取れない。硬化するとカチカチになるらしく、やはりはみ出した部分を綺麗にするのが困難らしい。体積が増えるのではみ出しがちでそうなると処置が難しいとなれば、何回か練習してコツをつかまないといけない。

      ある動画で木工用ボンドは随分強力に接着できるが、床職人も強力だと言っていたのだが。。。数字では全然違う。木工用ボンドは 10N/mu ぐらいで、床職人では 1N/mu 以下。タイトボンド3は屋外で使えて 31/muもあるそうだ。隙間があるようなものを接着する場合では、木工用ボンドの接着力がケタ違いに落ちてしまうのかも知れない。

    ちなみに「大工の正やん」が強力だと絶賛してたのは、
     「KLEIBERIT 501.8 PUR ウレタン系湿気硬化型1液性接着剤 価格 4,790円(送料込み)」
    速乾性で強力。タイプとしては同じはずだが、はみだした部分は柔らかくカッターナイフで切りとったりカンナがけもできるそうだ。



ついに本題。こたつ型3つを一から作るとすればどれぐらいの材料費になるか?

イタウバ@木工ランド

    イタウバというのはハードウッドの一種で、油分が多くささくれが出来にくいという特徴がある。ハードウッドのささくれはかなり危険なものなので、普通は土足推奨。また、ハードウッドの中では割と軽めの部類。

    まず、個人の場合、最低送料 4000円になる。この程度の量だとなかなか超えることはないので 4000円固定と考えておく。また今はカットサービスをしていないそうだ。ハードウッドを自分で切るのはかなり難しく、機材と経験がなければ避けた方が無難。またホゾや切り欠きなどの加工も超難関なので出来るだけやらないことにする。


    60mmx60mmx1500mm 2,190 4.7kg x3 = 6570円
    (70mmx70mmx1500mm 2,660 6.4kg x3 。= 7980円。)
    杉でも 70mm 角で良さそうなのだから 60mm角で 十分丈夫なはず。また、短尺のほうが長さあたりの単価が安いので 1500 から 4本とる。370 ぐらいまでいける。

    天板
    20mmx105mmx900mm \450 1.6kg x8 x3 = 10800 円
    90cm には 8枚置ける。隙間の合計は 6cm でひとつの隙間は 1/7 なので 8.6mm 。

    幕板(枠)
    20mmx105mmx900mm \450 1.6kg x4 x3 = 5400 円
    もっと板幅は狭くて良いと思うが、扱っていない。
    (丸ノコで平行定規を使えば 70mm 幅に切るといったことはハードウッドでも可能。)

    根太(補強)
    38mmx38mmx900mm \580 1.1kg x1 x3 = 1740 円

    丈夫なので間に1本で良いだろう。どうやって取り付けるのか悩みどころ。とりあえず幕板を凹に切り欠いて嵌めることにしておく。

      丸ノコで櫛状に切ったりして、単純な形の加工はできると思う。

    合計 24210 円 (+送料4000円 重量 75kg)

    さすがに高くなる。だが、塗装はしない。メンテフリーだとトータルでは安くつくかも。

タナリスCY注入材@木工ランド

    防腐剤を加圧注入したものは、ハードウッド並みに持つらしい。普通は緑がかっているが、ブラウンのものもある。なお切断したところ木口などには防腐剤を塗らないといけない。

    混合(指定不可) エリートグレード   90mmx90mmx1500mm \1,800 6.5kg
    混合(指定不可) エリートグレード   75mmx75mmx2000mm \2,400 6.0kg
    ヒノキ エリート(モスグリーン) 30mmx105mmx2000mm \880 3.5kg
    国産杉 (モスグリーン) 30mmx105mmx2000mm \830 3.5kg  
    混合(指定不可) エリートグレード (モスグリーン) 30mmx40mmx990mm \320 0.7kg

    国産杉 (ブラウン)70mmx70mmx2000mm \1,570 5.0kg
    国産杉 (ブラウン)30mmx105mmx2000mm \940 3.5kg

    材料は、このなかで考える。根太だけはモスグリーン可としよう。他は見えるわけだが、モスグリーンでも濃い色を塗れば良さそう。だが、傷が付けば緑っぽい層が見えてくる。それでも良いからヒノキを使おうという考え方はありだと思う。あるいはブラウンだからハードウッドでなくても可という考えも。

    とりあえずブラウンで見積もってみよう。
    70mm角は 2000mm として 6本取ると 端ギリギリまで使えたとして 33cm まで。x2 で 3140円。
    30mm 厚は、天板と幕板で 12本 x3 だから 18本で 16920 円。30x40 が 3本で 960円。
    合計は 21200 円。(重量 75.1kg)。イタウバより 3000円ほど安くなるのみ。重量はイタウバと変わらない。どういうことだろう?

6ft 1x4,2x4だけで作る場合

    元の値段に戻れば作ってみようかという気になりそうだ。その場合、脚は2枚を張り合わせた角柱にする。
    元の値段はいくらだったのか? 安いときは、6ft で 1x4 が 165 円、2x4 が 265 円とかそんな感じだったように思う。たぶんコメリだから税込み。確か 100円づつぐらい上がって高い!と思っていたが、今はそれどころではなく 1x4 が398 円、2x4 が 698 円。

    脚は 6ft で 5本まで。12本必要だから 2x4 を6本使わないといけない。
    天板と幕板で 12本 x3 だから 18本。1x4 で考えてみる。
    根太は 2x4 を縦に2つに割る。天板が弱いから1つあたり 2本にすると2x4 を2本。だが 脚用の余りからも取れるから1本にできる。
    合計は 1x4 18 , 2x4 7

    現在の価格だと、12050円。安かったときの価格だと 4825円。前はここまで安かったのか!でも他の部材は同じだからトータルいくらがいくらになったと考えた方が良いと思う。値段も問題だが品薄になるとひどい品質のものしか残っていなかったりする。値段は高止まりだが、品薄は解消してきたようにも思う。そうなれば、今度は多少安くなるはず。未来のことは分からないが、安くなって欲しい。

    さて、コメリには 1x4,2x4 サイズで 2000mm の桧材がある。

    K+檜ディメンション (約)38×89×2000mm 758円 3380g
    K+檜ディメンション (約)19×89×2000mm 548円 1700g

    もしこれで作るとすれば、15170 円。脚には角柱を使えば良いのだが、計算が面倒なので同じく貼り合わせることにしておく。

    ついでだが、木工ランドにも。
    タナリスCY注入材 エリートグレード 2x4材  6feet 38mmx88mmx1800mm \920 3.0kg
    タナリスCY注入材 エリートグレード 1x4材  6feet 19mmx88mmx1800mm \590 1.3kg

    緑がかっているが、耐久性が高い。エリートグレードと言うのだから、多分節が少ない。というか写真ではそう見える。

脚を止めるボルトについて

    wooddeck-010.jpg

    まずは、部品の違いから。ACQ注入の方は黒いパーツのみを使っている。(ただし、表面処理には多数あり。同じ黒でも色々あるようで何かは分からない。)
    ものも全然違うのである。格安品は十字でACQ注入は六角。頭は両方皿だと思うが定かではない。下穴の形状によっては(フランジ)ボタンかも。座繰りして埋めるようになってるようにも見えるのだ。またACQ注入は大きなワッシャーを使っているが、格安品ではそうは見えない。フランジナットのように見える。pdf のイラストもそんな感じ。こたつ型を連結するボルトも同様の違いがある。
    wooddeck-011.jpg

    さらにフェンスを接続するところも違う。格安品は全ネジを貫通させて両側ナットである。だが、ACQ注入の方は鬼目ナットが埋め込まれていて、脚と同じボルトを使っている。

    こういう違いがあることは分かったが、径が分からない。M8 だと思うのだが M6 かも知れない。どれぐらいの値段なのか両方調べてみよう。

      すくなくとも、幕板同士を連結するボルトは M5 ボタンキャップ + フランジナットであることが分かった。他のものも M5 である可能性が高い。

    六角ナット1種 ステンレス
     M8 20個  199円(税別)
     M6 20個  109円(税別)

    六角穴付ボタンボルト(SCM435/黒色酸化皮膜) 
     M8 x 50 16個  579円(税別)
     M8 x 80 5個  579円(税別) (7パック 4053円)
     M6 x 50 20個  579円(税別)
     M6 x 80 -なし

    モノも見つからないのだが、80mm を沢山使うと、なんか高い感じ。

    アリエクを探してみよう。まずは検索用語
    「六角穴付き皿ボルト(Flat Head Countersunk Screw)」
    「六角穴付き(フランジ)ボタンボルト(button (Flange) Head Screw)」

    フランジナット
    wooddeck-012.jpg

    ディメンションはこんな感じ。M6 なら外径 14.2mm M8 では 17.9mm

    よく使う ZhongFa というショップでは、
     M6 10個 $1.28
     M8 10個 $2.36

    六角穴ボタンボルト
    wooddeck-013.jpg

    M6 なら外径 10.5 mm M8 では 14mm

    CHYQLY Shang Da Store で売っていたのだが、
    10.9 Grace Black Button Head Hex Socket Cap Screws
     M8 x80 50個 $38.59
     M8 x80 10個 $9.25
     M8 x50 50個 $23.90
     M8 x50 10個 $6.60
     M6 x80 −なし
     M6 x50 20個 $7.05

    あと junter official (A2 stenless)
     M8 x80 50個 $59.59
     M8 x80 10個 $14.68

     M6 x80 50個 $32.89
     M8 x50 10個 $7.25

    まぁ特に安くない。M8 80mm は一本100円前後で、国内で探してもありそうな感じ。

    ・・・とまぁ入れ替える目的で探してみたが、長いボルトはなかなかに高価だと分かった。70mm角材でなにかを作ったとして、ボルト締めは余程強度が必要な所以外使わないと思う。その場合M8 程度で十分なのか?という疑問もある。また使うとして頭を埋め込みたいというケースはレアでは?  

    耐久性が欲しいのであれば、やはり ACQ注入の方を買った方が良いだろう。 格安の方はビスだけ入れ替えて、ボルトの方は防水対策した上でグリスかなにか塗ってごまかす。ビスの方は水が溜まるから、ごまかせない。

    でも欲しいのは、格安の方。お試しがしたいのだ。改造も躊躇なくできるし。耐久性を問うほど使わない気もしている。あと、家のなかに持ち込んでもいい。3つぐらい入りそう。

    実際どうなのだろう?2つだけだとベッドにしかならないが3つだと同じ高さでいろいろ置ける。・・・2セット買っても問題にならないような気がしてきた。

ところで、今まで本体のみに注目したが、あとフェンスと踏み台がある。どんなものなのか?分かって来たのでメモしておこう。

    踏み台
    本体を小さくして、脚を短くしたもの。やるかどうかは別だが、パーツを入れ替えて、本体を大きな踏み台にしたり、踏み台をベンチにしたりは出来そう。また2セット買えば1つ余るので評価に使える。

    フェンス
    両脇の柱は脚と同じ 68mm 角材で背割りも入っている。なかなか立派なものだ。

    3枚となっているが1つはストレートで延長用。2つは90度の角専用である。2セット買ったとしても1枚を延長に使えるだけ。角専用を切ってしまえば見栄えは悪くなるものの1枚分の延長には使えそうだ。

ちょっと思ったのだが、本当に欲しいのは、屋根というかひさしである。フェンスと脚に長い角材を付けて延長し屋根を付けるにはどういう構造にしたら良いのだろう? そしてどれぐらいの材料が必要になる?
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posted by すz at 23:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記