2022年12月11日

園芸メモ〜12月

さて、そろそろ冬支度を始めねばならない。

まず、雪から守るために避難するのだが、それだけで良いのかどうか?

耐寒性は、梅 -15℃ ぶどう -10℃ 柚子 -7℃ ということだが、若木ではもうすこし高い温度になるようだ。
うちの地域では、-5℃を下回ることが時々あるが 普通は -7℃を下回らない。この中では柚子が不安。不織布などを巻き付けると良いらしいので準備しておこう。

    カーメン君に不織布の使い方があった。二重に巻いて上を縛る。下も縛ったりクリップで止める。そして春先まで放置でOK。広葉樹は特に何もしない。まぁ霜は悪い影響があるので一本棒になっていても巻いておくか。

あと消毒。今年は野菜を初めて作ってみたのだが、病気でやられてしまったので、今度は殺菌剤を用意しておこうと思う。野菜もそうだが、果樹もやられると悲しい。特にぶどうは弱いらしく、カーメン君で紹介されていた「ベントール」を使ってみようと思う。同じものを使い続けると耐性菌が出来てしまうということだが、未だひとつも持っていない。

冬の間に1回まきたいので調べてみると、「ベントール水和剤」は 0.5g x10 と 100g のものが1000円以内。値段はそう変わらないーーどういうこと? 100g など決して使い切れるものではないが、0.1g が測れるはかりを持っている。年に何回も撒くものではないようで 10回分あれば十分な気がするのだが、貧乏性ゆえ 100g をコメリで取り寄せすることにしてしまった。

    さやえんどうは、早々と「うどんこ病」にやられてしまった。別のところのきゅうりは「べと病」。調子よく実がなっていたのだが、最後には実も黄色の斑点だらけに。ぶどうも「べと病」や「うどんこ病」にやられそうなので対策しないといけない。あとぶどうで気になるのは「黒とう病(黒痘病)」
     https://www.youtube.com/watch?v=1Hu3YVPurE0
    この動画を見ると、休眠期にまず薬剤を使う。後は梅雨時期。

    黒枯病、黒星病、黒点病、黒斑病、黒あざ病、黒とう病、黒根病
    ベンレートが効く 黒なんとか病。たくさんありすぎ。

    あれ?「べと病」が書いてない。

    成分:ベノミル

    他だと「ダコニール」が良いのだろうか? 「ダコニール1000」だと 30ml と 250ml があってあまり価格差がない。その上「ダコニール」粉末で 3kg というのがあってこれまた価格差がない。どういうこと?

    耐性菌が発生しないという特徴があり、「ベンレート」とセットで売っている例もあったので次はこれにする。

    成分:TPN、

    もうひとつ 「ジマンダイセン水和剤」 これも「べと病」に効くようだ。

    成分:マンゼブ80.0%

    モノタロウでは、これらがベト病農薬のおすすめ人気ランキング1〜3位。

    なお、農薬は処分方法がない場合必要以上に買ってはいけない。土壌灌注などで消費してしまえるのであれば問題ないが、ベランダしかないような人は注意すべき。

あと12月中にやるべきことは、梅の剪定。葉が落ちてからと思っていたのだが、まだ葉が落ちない。ぶどうもまだ頑張っている。

    https://www.youtube.com/watch?v=tK_G1jt-JWc
    林ぶどう園 タイムリーにぶどうの剪定の時期について。

    しっかりと落葉してから。今年の秋は暖かいのでなかなか落葉しないとのこと。
    そして、登熟。枝が茶色になることを確認。この2条件で休眠に入ったと判断。

    梅も似たようなもののはず。

    https://www.youtube.com/watch?v=1PomaE0YwKs
    レモン剪定の例。恐ろしいほど切り戻している。柚子なども同様だそうだ。ただし、常緑樹は真冬には剪定しない。3月頃。


そして大仕事。コンポスト2号の完成と堆肥づくり。続きを読む
posted by すz at 08:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記