2019年07月18日

クラフトナイフの柄を作ってみよう

ナイフ愛好家の人には申し訳ない気がしてくるのだが、動機は手持ちの堅木を加工してみたいというだけだったりする。ナラは、カンナ台にも使われているし、手持ちの彫刻刀の柄もナラ。タモも野球のバットに使われるような強靭な材質で柄に使うには問題ないと思われる。

    手持ちの堅木は、「フジイの集成材」というショップで、端材 10kg 1000円で買ったもの。いろいろ入っているのだが、薄板はわずかで、厚い板か角棒。ナラだけではなく、いろいろで、ウォールナットの角棒もあった。はっきり言って、これらを持て余していたのだ。

とりあえず、桐材を切って大きさ確認。親指で背を押さえて四本指で握った場合、長さは 12-13cm ぐらいが良さそう。幅は、手のひらに当たる部分を太くして 3.5cm ぐらいで、先の方は 3cm 以下でもいい。厚さは 18mm ぐらい。

20mm 厚のナラ材が 12.7mm 長で使えそうな感じなのだが、集成材の幅が 25mm しかない。接着面をまたぐ形で使うことに。その上、タテにも継いでいる。その部分は、ギザギザにして接着されているので問題なさそう。まぁ良さそうな感じではあるが、これを 薄板2枚に分割したい。中に刃を入れる段差を付けたり、四角ナットを入れたい。そうした上で接合するのだ。外側同士を接合すれば良いと思っているので、正確かどうかは問わない。しかし、分割が出来るかどうかすらかなり怪しい。出来なければ終了。薄板を別に用意すれば良いのだが、堅木の薄板など持っていない。買ってまで作りたいとも思っていないのでパス。

それが出来たとしてどう作るか。刃自体は、穴が空いている。オルファのものは 4mm , NTカッターのものは 6mm 。この部分はネジ止めにする。ナットだが、四角ナットを持っているので それを中に埋め込もうと考えている。埋め込みはするが、接着はせず上下に動くようにしようと思う。ネジ側で刃を止めるので回転さえしなければ良い。ネジを中心に刃が回転するかどうかだが、段差があるので大丈夫ではないかと思う。しかし、念のためピンを打つかも。手持ちだと 4mm のアルミ丸棒がある。抜けてしまうようだとマズイのだがなんとかなるだろう。接合はダボ+接着剤。木工用ボンドで良いものかどうか? エポキシかスーパーX?

あと外観。削りまくらなくてはならない。凝るといつまでたっても完成しないおそれがある。使いやすそうな形になったら、そこで完了。その経験を元に、NTカッターの大きな替え刃を採用した2作目を(いずれ)作ることにしておく。

課題は沢山ありそうだが、これも練習、スキルが上がればそれでいいとも考えている。

しかし、電動丸のこさえあれば、ネックがなくなるのにと思ってしまう。だが、買わない。自分の手を目を使ってやるのだ。完成品が欲しいというより経験が欲しいのである。

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図面が引けた。手に合わせてファルカタを削っていってイメージが出来たのを改めて図面にするとこんな感じ。ただし、上下に対称とはならないかも。左側の上の手のひらに当たる部分は削りを多くする。右側の下、指に当たる部分も。
後で気が付いたのだが、断面図は間違い。溝を掘った方と刃をネジ止めする。ネジの頭とナットの関係が逆だった。

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刃を 9°回転させた。形も少し変わる。多分これの方が良い。あと、本命は NTカッターの Lタイプ(ハガネ)。柄のデザインを変えずにいけるはず。あ、この図面も間違ってる。水色のピンがあるが、打つならば上側。多分打たなくて良いとおもうけど。

しかし、45mm から削って行くのか。ちょっと無理かも、どう考えても途中で嫌になる。とりあえず再度ファルカタでやってみよう。良い感じになったら、ちゃんとしたものを作ってみたいと思うかも知れない。

さらに気が付いた。Lタイプ用は2つに分割しなくても作れる。刃を入れる溝だけのこぎりで切ればいい。1.2mm 幅にする必要があるが、切白が多いのこぎりで広げていけば良さそうだ。金鋸は 1mm 幅だし、たしかダイソーの細いのこぎりは、もっと幅が広い。四角ナット用の穴は、貫通させてしまう。あと、M6 はネジも四角ナットも持っていないから、わすれずに注文しておこう。板も 15mm 厚に変更。12cm とちょっと短いが、これで行く。

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切り出した残りがあっても困るので、こんな風に切って2つ取る。

・・・で、やってみた。のこぎりでの切断は、まぁまぁ大変。クリよりは刃が進まない。真ん中の部分を以前アルミ切断に使った平刀(研ぎなおした)を当てて叩いてみると・・・簡単に刃が通り、そして割れた。いや、それで良いのだが、脆い。こんになに脆いようでは工具の柄には向いていない。これは・・・カバ桜(マカバ)? 堅いしピンクがかっている気もしてくる。また、切削性が良く油分がすくない。確かにクラフトナイフでちょっと削ってみたが削りやすい。あるいは、同類(カバノキ科)のバーチ? しょうがないのでこれで作ってみるが、後で角穴を開けねばならない。割れないように注意しないと。 

24mm のノミを出してきた。叩いて少し削ってみたのだが・・・ノミは怖い。早々にヤメ。荒い木工用ヤスリで削ってみると・・・削れる削れる。1つ目の粗削りは完了。もうひとつは、寸法線を残す程度に整形。

今のところ、設計とは大分印象が違う出来になっている。粗削りだから、これから削っていくとまた感じが変わっていくだろう。

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ところで、丁度良さそうなナラ角棒があった。40mm 幅 19mm 厚。少し幅が狭いかと思ったのだが、少しナナメにすることで、ピッタリになる。これで作るのをゴールにしようかと。今つくっているやつは、すぐ割れてしまうのではないか?という恐れがある。あるいは、刃が木に食い込んでしまって、刃が回転してしまうとか。ナラならば大丈夫。・・・だが、逆に思い通りに削れないのでは? 無理そうなんだが、やってみるさ。でも、ダメでもまだクリがある。クリならば加工できる自信がある。わざわざ切り出さないが、サンプルの残りが使える。

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筆返しと、海老束 を作ってみたのだが、海老束は(多分)ナラ。溝を金鋸でゴリゴリやったのだが、全然削れない。切り離してないのは、金鋸では切れなかったため。左は、10mm 厚に整形中のもの。これも思うように削れていない。どうも刃物で切ることはできるが、摩耗に強く、やすりでの加工は厳しい印象。

さて、新しく用意した棒だが、ナラではなさそう。アカマツ? 端にヤニが付いている。アカマツなら加工できそうな気もするが、ナラもどんなものか確認したい。 

アカマツとナラの切断開始。ナラを 4cm 幅にきる。かなり大変だった。その後、のこぎりで切れるところは、切ってみる。木目と垂直に切るのは、意外にもすこし容易。アカマツはだいぶ楽。凹にへこんだところは、そこまでのこぎりで切れ目を入れておく。

これを、ノミで削るというか割り取っていく。アカマツは削るという感じでうまく行った。ナラの方は、本当に割っていくという感じ。のこぎりで切った溝まで割れると期待してやっていたのだが、上下とも余計なところまで割れてしまった。溝を沢山切っておけば・・・。しかしここから整形出来きなければ関係ないわけだし、先に進む。

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荒やすりで削る!まずは、線を消さないよう垂直に。アカマツはバーチほどではないが削りやすい。ナラは削りにくいものの、削れはする。なんだ出来るではないか。

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角を削って、#80 の紙やすりをかけた。ひとまず終了。あとは、刃が届くのを待って、刃の取り付け部分を作る。その上で、最終デザインを決める。上のでっぱりは大きすぎ。刺すような使い方しないと思うけども、したとしてもお尻を手のひらに引っかけると思うので、いらないようにも思う。2段目のでっぱりは、もうちょっとシャープな感じ・・角があるぐらいにしたい。

ちなみに四角ナット (M6) は 10mm 角。ネジは埋め込みたいのでサラネジ(六角穴)にしてみた。両方ステンレス。サラネジのほうが頭の直径が大きいし良いと思うのだが・・・それは良いとして長さの選択を失敗。10mm にしてしまったのだが、短い。14mm にすれば良かった。aliexpress で買いなおすかな。DIN7991 M6 が 10 個 $2.16 。待ってる間、完成しないが構わない。どこまで削れるものなのかの確認が第一の目的なので、それは完了。完成はしないが、製作も最後までいける。

ところで、工具などの柄に良く使われる木材は?変なものばかりで作っているような気もしてきた。

    包丁:普及品 朴ノ木(ホオノキ) 高級品 ケヤキ、紫檀(ローズウッド)

    まぁこの辺は、水に強いという特性がないといけないし。

    鉈:樫(カシ)

    まぁこの辺は、力いっぱい打ち下ろしたりするし。

    鑿柄:普及品:シラガシ その他:アカガシ、イスノキ、黒檀、紫檀、稀にツゲ

    鋤・鍬:樫(カシ)、朴ノ木。ナラ柄も

    ようやくナラの実例が。一応衝撃があるような用途にも使われてはいるようだ。

    拳銃:黒檀(エボニー)、アメリカンローズウッド 他ハードウッド。ローズウッド、ウォールナット。

    ウォールナットも OK なのか。


    ちなみにクリだが、堅くて腐りにくいことから、建物の柱や土台、鉄道線路の枕木にも使われているようだ。よく燃えるので昔は薪木としても。もちろん家具にも使われる。

図面と現物の差を測ってたりしたのだが、すべて全然削り足りないということが分かった。もっと細身なのだ。5mm ぐらい削らければ。そうなると角を削った分はほぼなくなり、新たに角も削る。一つ目のえぐったところ、やりすぎではなかった。このまま R をおおきくするような感じでさらに削る。

・・・まだまだ粗削りだが、だいぶ形が決まってきた。削りたいところがなくなった後の話だが、塗装するかしないか? ちょっと悩ましい。塗装しないのが基本なのだろうが、作っている最中にも、なんか汚れてくるのである。何で汚れるかというと、血である。ノミで怪我をしたらこんなことを言ってられないわけだが、のこぎりとやすりでも怪我をする。のこぎりも、普通に切る場合は怪我などしないのだが、ちょっと変則的な切り方をして切り抜いたときに手に当たってしまった。ちいさな傷でも直線にならぶから思ったよりは血が出てしまった。荒いやすりも刃物のようなものである。ちょっと手に当ててしまうと出血する。気を付けないといけないが、それはともかく、汚れるものだなと。実はダイソーの ラッカースプレー(クリア)を買ってみた。そういえば切れ端がある。ちょっと吹いてみて使えるものかどうか確かめてみよう。

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    ほぼ最終形。何が変わったかと思われるかも知れないが、これでも相当削ったのだ。だいたいは、上部の整形。次の段階は刃を入れる。その上で、上部の厚みがありすぎるならば、先細りに削る。形は多分もう変えない。

    あと、ラッカーだが、目止めしないと、あまり変わったように見えない。道具だしピカピカにしたいわけではないので、これで良いかも。そうそう、ステインは買ったのだ。完成後になるが、着色してみたい。

    すごい方法があるようだ。オイルフィニッシュという方法があるのだが、これには乾性油を使う。食用油では、えごま油、あまに油、くるみ油などが使える。匂いがあるので、くるみ油が香ばしく良いらしい。で、油ではなく、くるみをすりつぶしてオイルフィニッシュに使うということだそうだ。へぇ、それもアリなのかと感心。他にサンフラワー・オイル(ひまわり油)も (ただし、乾くのが遅い)。

    やりかたは、#400 程度で磨いた後、ウエスやハケで塗る。塗ったら1日放置。これを1回2回。#600位の耐水ペーパーに油を付けて研磨。木のカスが目止めになるそうだ。また一日放置というのを1〜3回とか何度でも。最後の工程は薄く塗って拭き取る。

    なんと!えごま油が家にあった。健康に良いとかで買ったものの、おいしくないので放置中のもの。賞味期限など2年前に切れている。これで試してみたい。

あと、他に材料がある。沢山作ってもしょうがないのだが、このままだと加工できないと決めつけて死蔵するだけになってしまう。どんな感じか掴めれば別の機会に選択枝に入ってくる。持ってるのは、フジイで買った有料サンプルで、ウォールナット、タモ、カバ桜。一応今の3つでやることがなくなってから。途中で嫌になって投げ出すのではないか?と思っているので急がない。

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そういえば、ナイフか。ハンドルを作ってみるのも面白そう。刃渡り 6cm 以下が条件。多分使わないから、ブレードの品質は問わない。デザインが良ければそれで良い。 aliexpress で検索してみたら、なんか見つけたようだ。$2.51 の折り畳み。リベットではなくボルト止めに見える。分解できるなら目的にぴったりである。ちょっと買ってみよう。

ウォールナット集成材の角棒があった。42mm x 30mm だが、30mm 角に 12mm 厚が接着された状態なのが2本。好きな厚さに切ることが出来れば使えるのだが・・・厳しい。

やってみた。出来る・・・というか 1枚目は出来た。所定の長さ切れ目を入れ、完了。出来た溝にのこぎりを差し込んでみるとスッと入る。これなら、この溝を合わせ目にしてハンドルを作れる。そのままにして、もう一本溝を切る。2本目はちょっとブレたりそれを修正しながら切ったりで、少々出来が悪くなりそうだ。少しやったが飽きたのでヤメ。厚さは 7-8mm ぐらい。正確に測っておらず目分量。写真を見る限り 3cm幅 x 6mm 厚でいけそうなのだ。出来ることは分かったので、ダメでも構わない。ダメなら流用してクラフトナイフSの柄を作る。

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    こんな感じ。切り離してしまうと、小さくなって切るのが難しくなってしまう。これで終わりにすると残った分が切れない。せっかくだからもう一本溝を切って4枚作る。


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これが良いかも。背のプレート(名前が分からない)がネジ2つで止まっている。分解できれば、ハンドルを付け替えることが可能なはずだ。最初のやつは、刃以外は一ヶ所。どういう構造なのか?実物を分解しないと分からない。

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あるいは、これとか。$2.08 。ネジは2つだが、出っ張りがあって、ハンドルに引っかけるのが分かる。木製ハンドルでは堅さが足りないかもだが、作るだけは作れそうだ。

それは良いとしてネジはどうしようか? 最初のやつは、両側に六角穴があるから、見た目通りのものならば使えそう。しかし、これはどうなのだろう? 角穴かな?

    このねじは、多分 組ねじというものではないか。aliexpress だと rivet screw でヒットする。普通は革製品やバッグに使うものらしい。knife も付けて、ナイフ用を検索してみるとかなり高価なものがある。
    それはともかく、最初のナイフだが、大きい方がナットで小さいほうがネジだと思われる。で、小さい方の頭が小さく 4mm ほどしかない。要するに、ネジだとすると M2.5 とか細いものが使われていて、かなり弱いのではないか? うまく交換できるものが作れるのか?かなり不安。だいたいねじですらない可能性もある。リベット止めで、単にネジに見える刻印がされているだけかも。

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切断完了! 5枚に分割できた。厚い方は 8.5 mm 厚ぐらい。薄い方は 5mm ぐらい。元は集成材なわけだが、無垢板になった。これらで、ナイフハンドルに挑戦予定。2セットある。1枚は実験用。直接タップしてみたりしてみよう。ウォールナットだが、結構堅い。ナラと比べて堅いかどうかは分からないが、緻密で 割れたりしない印象。ナラは木目に沿って割れるというか裂けたのだが、そんな感じはしない。
しかし、持て余していたものが加工できると分かった。板厚までの幅しか無理だが。実は板厚を半分にしようとして切ったことがある。結局、根気が続かず放置。とにかく、幅狭で良いなら使える。なにか作るときに候補として検討しよう。

ねじ再考

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    思ったのだが、両方メスのスペーサーに短いつば広のネジを付ければ、「組ねじ」のようになるのでは?
    つば広のネジ としては、ISO7380 Mushroom Cap というのがあった。M4 で 9mm 前後 M3 で 7mm 前後あるようだ。スペーサーは六角スペーサーではなく Injection Molding Nut を使う。M4 で、5.2mm M3 で 4.2mm (または 5.2mm)。ギザギザを削れば少し細くも出来る。エポキシパテを巻き付けたりして太くもできるし、接着剤で木に埋め込んでしまうことも可能。

    あるいは、長いネジにして、片側をナットにする。木材の場合は、四角ナットが良さそうだ。手持ちの四角ナットは、8mm と 10mm でちょっと大きすぎるかも。DIN557 だと、M4 が 6.8mm M3 が 5.4mm となっていて少し小さい。他に 板ナットというものもあるが、板にネジ切っただけのもので、かなり武骨。

オイルフィニッシュ テスト(えごま油)

とりあえず、オイルフィニッシュがどんなものかやってみる。

    材料は、バーチのハンドルとウォールナットの切れ端の立方体にした。3つ作ったうちバーチは多分使わないのでテストに使う。立方体は、集成材のつなぎ目があったり小口があったりして、どうなるか見てみたい。

    磨きが不十分なので、#120,#400 でサンドがけ。えごま油はペットボトルにちょっと入れて平筆で塗ってみる。わりとすぐに吸い込まれて乾いた感じになった。これで放置するのだが、全面塗ったので、どうするべきか? とりあえずMDFの上に置いてみる。その MDF にも余った油を塗ったりして。・・・これもどうなるのだろう?

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      一日後、塗ったときとあまり変わってない。これが、最後にはツルツルテカテカになるのだろうか?

    ところで、ナイフ オイルフィニッシュ で検索してみたのだが、クラフトナイフ用木製柄を作ってる人がいた。2枚をネジ・ナットで止める方式で、ネジ・ナットを埋め込み。替刃は、一枚の方に段差を掘って埋め込み。正確に掘らないと刃がぐらつくような。ナットも普通の六角ナットでこれも正確でないと空回りしてしまう。私はそんなスキルがないので正確に掘るというのをネックにしたくない。なので、違う方法を検討しているわけだ。
    あとカッターナイフを木製柄に埋め込んでいる作品があった。それが可能だとは思わなかった。ちょっと検討してみたい。ついでだが、ウォールナット製のバターナイフというのもあった。実は作った薄板の一枚がのこぎりの跡がひどくて、どうしようかと思っていた。バターナイフならいけそうな気が。

    カッターナイフというのは、金属製のレールをプラスチックに嵌め込むだけという構造だそうだ。で、Tの字の溝を掘ることが出来れば良い・・・って無理そう。コの字に掘って嵌め込みエポキシで接着しか出来そうにない。

    実は壊れたカッターナイフを持っている。ダイソーのラバーグリップダイヤル式(L型)。刃を止めるプラスチックが折れてしまってもう使えない。みれば、確かにロックするための窪みみたいなのがある。だが、接着もされている。どうも先頭から窪みまでの一部のようだ。・・・気が向いたら破壊してレールを取り出してみよう。

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    切り刻んでレールを取り出した。接着はされてなかった。柄には最初に切ったもうひとつのバーチを使う。

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      もってるものとは違うのだが、赤丸の部分だけが堅い。替え刃収納タイプは、中空の部分が多いので、そこだけなんとかする。金鋸で縦溝を入れると、プラスチックが左右に開いて外せた。ひょっとして茹でると柔らかくなって楽に外せるのかも知れないのだが、もう必要ないので破壊取り出しにした。

    レールの方が長いわけだが、はみ出したレールを金鋸できってしまう。刃を止めるパーツが壊れてないわけだが、まずは自作することを検討。3mm 厚 のアルミバーを 18mm に切りネジ切って M5 のHEXネジで締める。探さないと出てこないが、DIN912 の 8mm を持っている。ネジを締めるとアルミ板が上に上がり刃を押さえつける。手では回せないが、ダイヤルぐらいではきつく締められないからまぁ良いのでは。もし失敗なら、オートロックタイプのパーツと互換性があるのでしょうがなくそれを使う。

    柄の加工だが、T の字に掘ってみる。無理かと思ったのだが、コの字に掘った後、金鋸の刃を入れて左右に溝を掘ることが出来そうだ。コの字に掘るやり方だが、両側にのこぎりで深く溝を切り、あとはノミで削って行く。完成できるかどうかは怪しい。途中で割れてしまう恐れがある。

    ところで、耐水ペーパーを買うために、ダイソーに行ってきた。そのものはなかったが、#800 のメッシュタイプというのがあった。3倍長持ちとか書いてある。使えそうなので入手。ついでに物色したら、折りたたみナイフというのがあるではないか。刃が薄く大きいから、どうみてもくだものナイフ。回転部分ははさみなどと同じリベット止め。バーチの柄の使い道があった!ということで購入。

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    まずは、リベットを抜く。頭をやすりで削って薄くし、ポンチを当てて叩いて抜く!穴は 4mm径で M4 のネジが入った。刃渡り 8.5cm 、刃厚は 1.2mm 。刃にはプラスチックの部品が接着されていて、回転止めのでっぱりが付いている。これをそのまま使うかどうか?悩ましい。あと、回転式にはしない。ただのくだものナイフとして使う。

くだものナイフは柄をオイルフィニッシュ中なので後回し。カッターナイフの柄を削る。

    15mm 幅で両側にのこぎりで深く溝を切り、15mm のノミで削って行く。15mm厚 の板の半分ほど切ったところで、両側に金鋸で浅く溝を付ける。この溝をノミや荒やすりで少し広げると・・・荒やすりが入るようになった。まだまだなのだが、最後に荒やすりで仕上げられると分かって一安心。最後は、レールが入るかどうかチェックしながら削る。レールを無理に入れるとたぶん割れるので、少し緩めを目指す。
    レールが入ったら、エポキシで接着してしまう予定。それさえ完了すれば、ちょっと乱暴に扱っても割れる心配はない。レールを入れるまでが勝負である。

出来ました

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    荒やすりの平面を下にして入るようにすこしづつ削り左右を広げていく。それが出来たら、平面を上にして同じようにする。これでだいたい合う。レールをちょっと入れてみると、合ってないところが削れるので、慎重に合わせていく。

    さて、出来はしたのだが、このスキマ。どうも全体として捻じれていたらしく、入るまで削っていったらこんなことに。上記の作業は片側からだけやるべきだった。エポキシで充填したいのだが、良く考えたら、はみ出した接着剤で塗装が台無しになる恐れがある。どうすべきか良く良く考えたい。だが、そんなことより、抜けないのである。9割ぐらい入れたときは抜けたのだが、最後まで入れてみたいと思って叩き入れたら抜けなくなった。

    とりあえず加工を続けていって、塗装するときに抜けるかどうか再度試す。ただ、無理な力が加わっているわけで、作業中に割れるかも。

続き

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    整形してこうなった。レールを切断し、#400 で磨いたところ

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    そのまま水性ステインを塗ってみた。説明には、たっぷり塗り、1〜2分後ウエスで刷り込めと。手が汚れるのが嫌で10分後になった。塗ってはじめてキズだらけというのが分かった。手抜きの結果どうなるのか?このままオイルフィニッシュの予定。下は比較写真。立方体は、本物のウォールナットにオイルを1回塗ったもの。下はクリのフローリンク材。右が表で、左は裏面に余ったステインを塗ってみたもの。

続き2

    オイルフィニッシュにするので、えごま油を筆でベタ塗り。ステインが移らないかと思ったが、筆は先端のみ色が付いた。一日放置して、本番。#600 の耐水ペーパーにえごま油を含ませて磨き込むそうだ。

    ところで、M5 のネジは見つかった。ただし長い。5mm でも十分なのであるが、10mm 。どうする?切るか。

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    取り付けてみた。ネジは M5 ではなく M6 だった。ちょっと締めるだけでガチガチ。(ただし刃の根本だけの話で、刃先は別) 。それは良いのだが、長いしネジ頭がゴツイ。とりあえず仮措置としてこれで行くが、いずれは考えたい。

    あと、オイルを一回塗ったわけだが、すぐにベトベトしない状態になった。すこしテカりもある。これがどうなって行くのか楽しみ。

磨いてみた

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    #800 のメッシュだけでは、油が保持できないようなので、ウエスを裏にあてて、油を数滴。まずは、無着色のハンドルと立方体を磨く。あまり変わらないが、少し滑らかになりつやが出てきたような感じ。これを何回かやると良いそうだが、そろそろ面倒。最後は、また一日置いて、ウエスだけで拭いて完了だそうだ。

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    ステインを塗った方はひどいことになった。表面のステインを剥がすのみ。結局キズとかムラが目立つ。まぁ、しょうがない。色はひどいが手触りは良くなっている。このまま、最終工程に。

    ちなみに、わずかに見えるクリは、木目がはっきりとして来た。こういう木はアリなのかも。当たり前かも知れないが、基本ステインを塗ったら磨かない。ニスなどを塗る方が良いようだ。

    その後だが、#400 である程度磨いて、さらにひどくなって来た。しょうがないので、もう一回ステインをウエスで刷り込む。乾いたら、マスクして ラッカーか油性のニスを吹いて仕上げとする。

次、は百均ナイフ

    カッターナイフは、不本意ながらほぼ完成ということにして、次々行く。柄は、オイルフィニッシュの練習をしたバーチ。眺めてみたが、どうも合わない。なので短く切ることにした。そして、縦に溝を切ってプラスチックの部分を綺麗に埋め込む。それが出来たら穴をあけてネジ止めするが、ネジは飾りで、最終的には、接着剤で固定してしまおうかと。

    ただし、プラスチックの部分が隠れることで安物感がなくなったら、柄を作り直すかも。クリとか木目が面白そうな気がするし、持て余したウォールナットも十分にある。

    ウォールナットは、30cm x 20cm の集成材がある。25mm 厚で、3cm から 3.5cm ぐらいの幅で集成したもの。必要なサイズを切り出すだけで骨が折れるが、できないことはない。クリは大量にある。いろいろ作る予定なので、塗装も含めて経験を積みたい気もする。

    そういうことはサテオキ、まずはバーチ。縦溝はのこぎりで切るが、1.2mm ぐらい。埋め込むためには 3mm 程に広げないといけない。これどうやるか? やはりのこぎり?さかりを利用して広げるのだろうか?あるいはドリル? サイドを使って所定の幅に出来そうな気がするが。

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    正解はドリル。3mm で溝の奧に通した後、すこしづつ移動させて溝の入り口から抜けるようにする。それが出来たら、3.2, 3.4 , 3.6 と径を大きくしていく。刃のほうは、回転止め以外のでっぱりをやすりで削って平坦にする。ここまではちょろい。後は出っ張りをぴったり埋める部分を削るだけ・・・だが、実は自信がない。ここまで、刃物で削るという作業をほぼやっていない。のこぎりとやすりばっかりである。ほんの僅か削るだけだが緊張する。ひとやすみ。続いて穴をあけるが、これもまた難しい。穴の位置に刃を合わせるわけにはいかない。でも、100% ずれる自信がある。なので、少し径が小さい M3 でいく。四角ナットとネジを発注しているので、最終的な完成はだいぶ後の予定。あと、穴あけにも手順がある。2mm で、下穴をあけて、大径で、埋め込む分を先に掘る。深さは、2.5mm 目標。ネジ頭は 7mm か 8mm 。ナットは 四角だが、5.5mm の 円で掘っておいて加工していく。

    ところで、最初の計画では、クラフトナイフの刃を同じように付けるのである。柄はだいたい出来ているので、次はそれに移るが問題が。刃厚は 1.2mm なので、のこぎり一発で決めねばならない。ぶれることは許されない。これが結構難しい。今までいろいろと切ってきたが、会心の出来は1,2例かも。相当気合をいれないと。ちなみに、こちらは穴あけが先。穴に合わせて溝を調整する。

溢れるばかりの

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    かなりきっちりと嵌まるように作ることが出来た。ネジ穴も M3 が入るぐらいには精度を出せた。次に、エポキシで接着することに。問題は上下の溝。そのままにするわけにも行かない。本当は木の小片を作って合わせて接着するのが良いのだが、面倒なので、エポキシで充填することにした。充填する場合は、時間をおいて粘度が高くなってから。盛りすぎた分は後で削ればよかろうと思い、はみ出すのを気にせずにやった。最終的にどんな風になるのか?楽しみ。しかし、なにか恐ろし気な武器という雰囲気になった。

      固まったので、まずはヤスリで出っ張った部分をだいたい削った。次に行く前に紙で鞘をつくる。そして、#400 で削る・・・が、すぐ目詰まりして削れない。例の3倍長持ちのメッシュ #400 でようやく削れるようになった。だが、いくら削ってもしっとり感が消えない。別に不満があるわけでもないし、こいつはまたオイルフィニッシュにすることに決める。
      溝に充填したエポキシだが、透明だし気泡入ってるし、なんか浮いた感じ。不可とまでは言えないが、うーん。どうにか出来るものではないし、これはこれでヨシとしよう。

    これは、ネジ・ナットが来てから仕上げることにして、いよいよ本題。次は、クラフトナイフの刃を付ける。これもナットはあるものの、ネジを買いなおしたのですぐには完成はしない。やることは穴をあけて、溝を切る。その上で柄とのバランスを見ながら整形してみる。あとは、ひたすら磨く。どんな仕上げにするにせよ、消えないキズを残してはいけない。

できました。

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    下穴を空けたあと、両側を 9mm で掘り、ひとつを 10mm の角穴に加工。その後で 6mm を空ける。で、ようやく溝切り。線が引いてあるところ まで切って、穴がぴったり合うまで微調整。写真では、ネジを緩くしか締めていないが、ガチガチに固定されている。ただし、現時点では。木材はアカマツだが、思ったより木が柔い。使っているうちに、溝が圧縮されて、回るようになりそうだ。ネジ・ナットもそう。締めればいくらでも沈んでいく。なので、樹脂を浸透させて強化したい。この目的には、ゼリーでない瞬間接着剤が良さそうなのだが・・・ダイソー ラッカースプレー(クリア)を使ってみることにした。前に実験したのだが、全部吸収されて、塗ったか塗らないか分からない状態になった。だったら好都合ではないか。

    というわけで、やってみることにしたのだが、#400 で気が済むまで磨いてから。
    小一時間磨いて、吹き付けてみたが、垂れるほどに吹いても、しばらくすると 乾いたような状態になった。乾ききる前にもう一度吹いて放置してみる。

    2−3時間後で見たら、表面は乾燥したようだ。毛羽立っているので、また#400 で磨いてみたところ・・・オイルフィニッシュのような仕上がりになった。これでいいいや、というかこれがいい。お手軽に満足いく仕上がりだ。

    ところで、集成材というのは、ギザギザに切ったものを縦につないで長い板にしたものをさらに貼り合わせたもの。このハンドルは2枚を貼り合わせたものでギザギザはないと思い込んでいたのだが、ここまでの加工をしてはじめてギザギザがあることに気が付いた。それも2ヶ所。最悪の場所で作ったものだ。まぁいい、これで完成である。

    ・・・とか書いたが、とても残念なことになってしまった。
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    力を入れて押し付けたら、回転してしまったのだ。恐れていたとおりになってしまった。いろいろ対策を考えたのだが、この位置・角度でネジを付けることに。背の方にくさびのようなものーあるいは平刀の刃だけのようなものーを打ち込むのが、正統的な対処ではないかと思うのだが、そういうものを持っていない。次善は、前の方に打ち込む。実際問題、この角度でしか打ち込めず、抜ける方向にも力が加わるので、ネジでなければならない。ネジの頭は大きいので、こういう不格好なことに。これでもダメかも知れない。もしそうなったら、作り直す。ハンドルはもうひとつナラで作りかけたものがあるのだ。
    それはそうと、この色合い。白っぽいと思っていたのだが、クリアを塗ったら茶色に。これが本来の色なのだろう。あと、サヤを作った。あえて、作ったクラフトナイフ一本でお試し。さすがに切れる。ファルカタだし、薄く掘って段付けするのも問題ない。何故力を入れたかというと、5mm 厚のファルカタを押して切ろうとしたため。

      くさびと書いたが、金づちの抜け防止に使うような小さなものも「くさび」。そういうものを打ち込めば良いのだろうが、売っているのさえ見つけられなかった。カッターの刃を折ったものをうまく打ち込めればよさそうなのだが、ちょっと自信がない。そういえば、ダイソーに新しくタイル目地用の接着剤が入った。水溶性酢酸ビニルだが、石の粉が入っている。ノズルが長くて、上手く溝の底に付けられるように見える。これを使えば、ネジを打たなくて済んだかも。

    knife-30.jpg

    ついでだが、カッターナイフ復活!。ステインを塗りこんで、クリアのラッカーを吹いた。オイルフィニッシュの後だから、吸い込まないと思ったら結構吸い込む。じゃぁということで、大量に吹きかけたらやりすぎた。厚塗りになっただけならまだ良かったのだが、気泡がすごいのである。乾いたら気泡の跡だらけになった。これをまた削るのである。ステインまで削らないよう慎重に・・・ちょっと失敗したが、まぁまぁ。あとはネジか。ぼちぼち考えておこう。

    電工ペンチには(ダイソーのものでさえ)、ボルトカッターという機能がある。M5 が切れるとはあまり思えないのだが、M3,M4 ぐらいならたぶん切れる。M3,M4で強度は十分だし長さも調整可能である。あとは、刃を動かないようにするためのスリーブみたいなものが付くと良い。ちなみに、オリジナルは、板ナットを嵌め込んだプラスチック。・・・木で作ってナットを仕込むか?

    ・・・注文した M6 のネジがえらく遅れて届いた。六角サラネジ 10mm という間違った選択だったのだが、これにはちょうど良かった。サラネジというのは頭を入れて 10mm で、ネジ部分は 5mm ほどしかない。頭の径が大きく、デザイン的にも悪くない。これで解決!作成完了。

これで3つ作った。ネタはあとひとつ。市販の安い折りたたみナイフのハンドルをウォールナットで作る。だが、ものが届かないと先に進めない。しばしお休み。

ところで、ハンドル作りは、スキル獲得の目的も大きい。のこぎりで切るのはまぁまぁ出来るようになっていたのだが、削ることと塗装が良く分からず、ハンドル作りに入ったのである。最初に作りたかった違い棚作りにおいて、リスクを冒して寸法ギリギリに切るべきか、切白を十分に取るべきか?これで悩んでいたのだ。カンナがうまく使えない小口は荒ヤスリでどうとでもなることが分かったので、自信を持って切断できる。あと塗装。ステインで着色して、クリアラッカー一度吹き。裏面は、こんな感じで良さそう。
ハンドルが終わったら、違い棚スタートである。



ナイフ1

    knife-31.jpg

    思ったより若干小さい。刃渡り 57mm で刃厚は 1.8mm ぐらい。4mm の穴が空いていて 組みネジで刃を止めている。ハンドルは 軟質プラスチックで 金属プレート(1.2mm 厚?)との 2 層構造。小さいネジはプラスチック部を止めるためだけに使われている。金属プレートには 別に 3mm 穴が空いていて、刃を止めるプレート(2mm厚?)と 2ヶ所でリベット止めされている。小さいネジは星形のネジ回しが必要だが所持していたのを発掘。

    さて、ハンドルを作りたいわけだが、金属プレートをどうしようかというところ。捨ててしまって、リベット止めのところをネジ止めにしようかと。

    今、計画しているのは、リベットのところを M3 +四角ナット(到着待ち)で止める。刃の部分は 元の組みネジは使わずに、injection nut (M3 12mm) を使う。多分ギザギザの部分を片側だけ削れば入る。どんなネジを使うかは考え中。 ・・・と思ったのだが、ギザギザの部分が丁度合う。中央部にはギザギザがないので、遊びが大きいことに。元の金属板をコピーしただけでは、穴の位置が合わない可能性が・・・これは失敗するかも。失敗を前提にするならば、最初に穴あけである。整形していくのは後という手順にしよう。

    ついでだが、これ用にまた切り出そうかと。2.5cm 幅で収まるのであれば、いくらでもナンボでも材料があるのである。30cm x 20cm 2.5cm厚の板から好きな厚みで切ればいい。3cm 幅となると超めんどくさいーー前に作ったものは貴重なのだ。

    さて、12mm の injection nut をそのまま使い、皿小ねじを使うならば 頭を 2mm として 全体で 16mm 厚。間のプレートが 2mm 。ならば、7mm 厚以上で切り取れば良いわけだ。injection nut は結構弱いので、ネジは刃があたる部分にしっかり入っていたほうが良い。10mm + 6mm の非対称とか。間違い − 皿ネジの頭は 6mm φになる。injection nut は 4.2mm だから、両側に張り出す部分は 0.9mm しかない。これでは止まらないだろうということで Mushroom Cap のネジを買ったのだった。これだと 7mm φで 面積がある。ただし頭は 2.1mm だから 7.5mm 厚程度欲しい。
    ところで、リベットで止まっていた2ヶ所。端から 3.5mm のところに中心が来る。一方四角ナットは対辺 5.4mm 、なべ小ねじ 5.5mm φ でこのあたりを使ってわりとギリギリ。0.75mm だけ残して掘るのだろうか?このあたりの処理でも失敗する恐れが。
    あるいは、ここにはピンを入れるだけにして、お尻のストラップ用の穴で止めるとか。サイズが小さすぎる気がするのでそれも良いかも。なお、ピンはネジを切って作ることが可能。

    ・・・入るとばかり思っていた M3 は入らないということが分かった。2.5mm だと若干遊びがある程度の径。ならば、釘はどうだろう? ステンレスは加工が難しいが真鍮釘がある。とりあえず太さだが #12 が 2.77mm で #13 が 2.41mm 。#13 は明らかに細いので、#12 にしようかと。これをどう入れるのか? 両側を貫通させてカシメ→磨くのが良いのだろうが、カシメられるのかどうか? 両側だと組み立ての都合もある。片側だけにして接着でも良いのでは? できたらカシメてみたい気もするが、必須とは考えないでおく。 さて、お尻の穴だが、 injection nut が入らないということが判明。片側のギザギザを取らないといけない。これを打ち込んでから、プレートを真鍮釘で止めるという作戦にしようと思う。

ナイフ2

    knife-32.jpg
    実は、これも買ってしまった。思ったより大きく、刃渡り 65mm 刃厚 2mm 。こちらはちゃんとロックできるようになっている。ロックのレバーはピン一ヶ所で、バネ役のプレートが別にある。刃を止める組みネジは 6.5mm ぐらい。一緒に写っている長い方はナイフ1用で 8mm ぐらい。

    こっちは、デザインをどうするかというところから。ナイフ1で興が乗ったら考えだす。ちなみに、これも injection nut (M3 12mm) を使う予定だが、こちらはギザギザを削る必要がある。

ナイフ1(2)

    knife-33.jpg

    injection nut を埋め込んで、内部プレートをはめたところ。内部プレートは、回転止めの機能があるがロック機能はない。折り曲げると内部プレートが曲がって回転し、回転し終わると戻って止まるようになっている。このため内部プレートをかなりの精度で、しかも強固に固定しなければならない。
    また、この状態で少しテンションがかかっているようにすべきで、内部プレートは僅かに下側に止めなければならない。
    injection nut は 4mm のドリルで穴あけして軽く打ち込んである。左側は、上部のギザギザを削って 内部プレートをはめている。また、2ヶ所のピンだが、#12 の 2.77mm は太すぎた。内部プレートの方を 2.8mm のドリルで穴を広げている。ピンは、10mm 程度に切ったものを差し込むようにするつもり。
    結構うまくいっているように見えるが、まだまだ予断を許さない。もう一枚の板も正確に穴あけしないといけないが、困難かも知れない。

ほぼ完成!

    knife-34.jpg

    あれがこうなったわけだが、今回はできるだけクラフトナイフで削ってみることに。2枚を合わせて、削ったのだが、鉛筆・・・といかないまでも良く削れる。クラフトナイフが優秀なのか、柔らかいのか?とにかく捗るのである。ただ、小口のところはやりにくい。のこぎりと荒やすりを使った。あとの手順はクラフトナイフと同じ。クリアのラッカーを吹いたところで色合いが変わる。
    ほぼと書いたが、難しいところがあとひとつ。ネジを埋め込むのだが、ここが掘れていない。失敗するとだいなしになってしまうので慎重に丸刀で修正していくつもり。あと、内部のピンの穴が片側合っていない。接着剤を使うとかして、修正+補強しないといけない。

    さて、もうひとつあるわけだが、どうしようかと。デザインはこれと同じような感じにする。内部プレートと合わないところが出てくるがまぁいい。作る手順もあまり変わらない。材料もあるから、気が向いたらボチボチやっていこう。
    ところで、クラフトナイフ。これと同じようにプレートを入れて回転止めにしたらどうか?ステンレスのプレートはダイソーにあった。「ステンレス取付金具」 30cm のものもある。角が丸いので、切らないといけない。だいぶ厳しいような気がするが、ネタとして考えておく。

    knife-35.jpg
    そうそうネジはこれを発注。まだ届いていない。デザイン的にどうか?という気もするのだが、これで行く。
    長さは 6mm にしてしまった。12mm の injection nut にピッタリ合うのではあるが、長短の組みにした方が良かったかも。



気になるハードウッド

ウォールナットを加工してみたわけだが、思ったより加工がしやすく柔らかい印象になった。世の中にはくらべものにならないほど堅い木があると言う。

比重が大きければ堅いのだろうということで、「木材の比重リスト」から見てみた。このなかで、イペ・ウリンというのがウッドデッキによく使われるらしい。特にイペ、比重が 1.2 もある。また、道具の柄にも使われると書いてあり行けるのでは? そういうものであれば、単価は安めだろうということで調べてみると・・・ 12mm 厚さ 40mm 幅で安いのがあった。1.25m で 270円!送料がいくらか分からないのだが、ちょっと買ってみたいような。40mm だと道具の柄には使えるサイズだし。

しかし・・・ここの説明をみると、
 ・鋸引き等の加工には超硬度刃物を使用します。カットは必ず電動丸ノコをお使いください。
 ・コーススレッドを無理に打ち込むとネジの頭部分がちぎれることがよくありますのでご注意ください。
と書いてある。はたして加工できるものなのだろうか? アルミのつもりで加工しないといけないのかも。

    こんなデータがあった
     ・イペ      ヤンカ硬さ 3680
     ・セランガンバツ ヤンカ硬さ 1633
     ・チーク     ヤンカ硬さ 1155
    普通の堅木の3倍となると、これはもうアルミに匹敵するかも。 12mm 厚のアルミを切断とか考えたくもない。自由に加工とかちょっと無理じゃね? 

さらに・・・
 ・イペは人工乾燥しても長時間かかるため、通常は未乾燥の状態で加工され、出荷されてから徐々に乾燥します。この過程で横ぞり等の動きが出ることがあり、寸法精度はあまりよくありません。
 ・施工してから表面が外気に曝されて乾燥すると急速に収縮するので、実際は材の大半に多くのひびが生じます。ひびの部分からささくれができてトゲとなって刺さる。
え〜トゲは困るトゲは。まぁ会社が違うし、在庫処分だから切り出してから時間がたって乾燥が進んでいるかも。その代わり曲がったりしているのだろうなと予想。

さらに
 ・日に焼けると褐色から焦げ茶色になり、雨に当たると色素が脱落して次第に銀白色になります。
 
ウリンの項目では
 ・水溶性の色素を多く含んでいるため、施工から1〜2ヶ月間は赤茶色の水が出るのが特徴です。
と書いてあり、似たようなものだとすると色素の脱落というのが気になるかも知れない。と言っても、直射日光や雨ざらしでの話でしかも数十年レベル。関係ないかも。

・・・送料が思いのほか高い。多分最低が 2000円ぐらいで、エクステリア系のショップはどこもそんな感じに思える。で、いろいろ見ていると、7mm という薄板を扱っているショップ「木工ランド」を発見。無料サンプルもあるので、どんなものだろう?と取り寄せてみることに。

イペ 7mm 厚 と マニルカラ(アマゾンジャラ) 7mm,12mm あと イタウバ 7mm,12mm 。イペ以外は人工乾燥。アマゾンジャラ は 赤みがった色でウリンより濃い。イペよりは僅かに柔らかい(ヤンカ硬度 3190)。イタウバは、もう少し柔らかいようで加工性が良いらしい。油分が多く滑らかとのこと。イペのみリブなしと書いてあるので、他は裏面になにか加工がされているのかも。結構気になる。

ちなみに、ここも送料の最低額は 2000 円。7mm の板の加工が出来そうなら買ってみたいような。。。
値段は、105mm 幅 1800 mm で比べてみると

    7mm 厚
    アマゾンジャラ 1.4kg 850円 送料 60 円
    イペ 1.5kg 900円 送料 70円
    イタウバ 1.2kg 950円 送料 100円
    セランガンバツ 1.3kg 900円 送料 100円
    タイガーウッド 1.2kg 750円 送料 100円
    12mm 厚
    アマゾンジャラ 2.5kg 1000円 送料 140 円
    イペ 2.5kg 1100円 送料 130円 (バーゲン,100mm幅)
    イタウバ 2.0kg 1050円 送料 120円 (バーゲン)
    セランガンバツ2.0kg 900円 送料 120円

    イペのみ自然乾燥 (イペのプレミアムは人工乾燥)。アマゾンジャラとセランガンバツは、国内でプレナー再加工。在庫がないものもあるので注意。セランガンバツは、エクステリアとしての耐久性が他と比べて大きく劣る。お台場等8年で腐⾷交換という情報があった。

    プレーナー加工とは、 カンナがけ(のようなもの)で、並行・平面精度を出す加工。現地で4面加工されている。フライスカッターなどの回転切削工具に比べ、歪、反りが少ない。この加工をすると、5mm 程薄くなる場合がある。また、同サイズの荒材に比べると2〜3倍の価格に。また、形状を整える加工であって表面がきれいになるとは限らない。刃物の跡(ナイフマーク)がウロコのように残る場合も。

セランガンバツは重いわりに柔らかい(ヤンカ硬度 1633)ので追加。こうやって見てみるとどれも値段に大差ない。送料は最低額をクリアできないと思うので気にしない。あと、1800mm を例にしたが、1200mm,1500mm と短いものもある。

硬さと強さは違うのを承知の上で別データ。

            比重   曲げ強さ 圧縮強さ
                 kg/cm2  kg/cm2
    ウリン     0.96 1886 911
    イペ      1.05 1950 905
    アマゾンジャラ 1.05 1550 936
    セランガンバツ 0.96 1333 701
    イタウバ    0.85 1240 620

ヤンカ硬さは、鉄球を押し付けて木材にめり込ませて測定するから、圧縮強さに近いものかも。そうであれば、イタウバはセランガンバツより柔らかく、加工出来そうな気がしてくる。

ちなみに アルミ (A6063) 許容曲げ応力、許容圧縮応力ともに 1100 kg/cm2 となっている。どういう意味になるのか全然知らないのだが、なんだか値が近い。同じ重量なら木材の方が強度が高いと思っていたが、同じ形でアルミより強度が高いかも。加工する立場だと恐ろしい値だ。

ちなみに杉。だいたい E70,E90 等級がほとんどで、その 許容圧縮応力(長期)は、75 〜 90 。曲げも 95 〜 115 。(短期的には 2倍の値と考える) ハードウッドというのは、どんだけ。

サンプルが早くも到着

    サンプルの箱は 16cm ぐらいの立方体だった。5 枚だとスカスカ。もっと沢山の種類を依頼できたかも。

    さて、溝みたいな加工があるのでは?と思ったがただの板だった。アマゾンジャラの 12mm の板だが そこから削ってあるらしく 10mm 厚だった。7mm の方は、削りが浅く、表面が完全にきれいになっていない。イタウバは確かに触り心地がなめらかな感じ。7mm は茶色だが 12mm はもっと白っぽい。あと、アマゾンジャラとイタウバの一枚は小口にヤニがたっぷりと付いていた。イペは木目がはっきりとしていて、これだけ違う感じ。
    あと、7mm の方は、残念なことに少し湾曲している。

    次に加工性のチェック、クラフトナイフで少し面取りしてみたが、どれも削れることは削れる。イタウバは、ちょっと硬い板という印象。イペは硬いのは硬いのだが、木目にそって割れるというかナラみたいな感じでちょっと削りずらい。アマゾンジャラはただ硬い。硬さは別にして PP板を削ったときのやりにくさみたいなものを感じた。
    次に得意の荒ヤスリで反対側を削ってみた。どれもゴリゴリ削れる。加工は問題なさそう。イペは黄色の木粉で 扱いに注意しないといけない。
    次は切断。イタウバは問題なく加工できそうなので、イペと アマゾンジャラでハンドルを作るつもりでやってみる。
    普通にのこぎりで切断できた。両方とも、最後まで切る前に割れて分割した。木目にそって割れたので問題ないが、案外脆いのかも。
    さらに、#400 でちょっと磨いてみる。イペの方は木材という感じだが、アマゾンジャラの方は樹脂板?という印象で、いかにも人工的な印象。




2つ目のナイフハンドルを製作してみたが、ほぼ失敗。今度は、整形からはじめて、だいたい出来たところで、ピンを入れてみた。・・・のだが、ピンの位置や垂直度が甘すぎて、ロックになってない。一応回転止めとしては機能しているが、ピンを支えられなくなる恐れがある。・・・どうしたものか。そういうのもあって、ハードウッドが気になったのであった。
あと、刃をいったんしまうと引き出せない。ハンドルがナナメになってしまっていて、刃を押さえつけている。なんとかしないと。ちなみに、カラビナ風になっているプレート。はみだすので、切断した。金鋸で数分ゴリゴリやるだけで、これは簡単な作業。

knife-36.jpg

こういう構造をしていて、下のプレートがバネになってしっかり押さえつけなければならない。これがゆるゆるになってしまった。というか無理すぎなのである。さらに、刃の回転をレバーのピンだけで止めているのだから、このピンを止める強度が必要である。

修正していくのをとりあえずやめて、イペで再作成してみることにした。(写真はイペ)。ハードウッドが加工できるものなのかどうか?確かめる意味合いが大きい。

knife-37.jpg

どうなったかと言うと、これである。上は失敗したウォールナット版。次に作成中のイペ、下は、ナイフ1用のつもりで作ったアマゾンジャラ。

イペは、クラフトナイフで削れる。が、やはり硬く削るのがたいへん。硬い以上に木目にそって裂けていくので、神経も使う。結果なかなか進まない。というわけで、得意の荒ヤスリでゴリゴリやった。これはまぁまぁ進むのだが、ヤスリの傷が深いので、サンドがけがけっこうたいへん。#80,#100,#400 と進んでいってクリアラッカーを 1回吹いた状態がこの写真。写真では明るめになっているが、ウォールナットより濃く、さらに濃い縞が入る。クリアは吹いたがまだまだ削るところがある。レバーを押すための窪みを作らないといけないし、ネジを埋め込むために穴の周りを掘らないといけない。また、刃を折りたたんだときに当たる内側の部分を少し削る必要もあるようだ。

アマゾンジャラはさらに硬く、クラフトナイフで削れはするがなかなか進まない。荒ヤスリでもなかなか骨である。しかし、完遂できた。実際の色合いはもっと落ち着いたケヤキ色。きったばかりだと、ちょうどこんな感じでピンクがかっていた。この色合いは好みだが、質感もいい。クリアラッカーを吹いただけで、メラミン塗装みたいな傷がつきにくいような印象になる。

    面白いことに、7mm のうち真ん中だけがピンク。3層構造みたいに見える。ピンクというか牛肉の色。牛肉は新鮮だと黒っぽいが、空気に触れるとピンクががってくる。アマゾンジャラはその逆で空気に触れるとピンクがだんだん褐色になるそうだ。

    ついでだが、イタウバは白っぽい茶色だが、日光にあたることで褐色になるそうだ。どんな色合いのものが来るか読めないので、ちょっと敬遠したく・・・。

ちなみに、のこぎりで切ったりしているが、たしか普通のもの、替え刃式で、ゼットソーHI [ハードインパルス]と書いてある。




以上の試行を通じて、アマゾンジャラの7mm が気に入った。それで何を作りたいかというと困ってしまうのだが、MDF で作ったものの高級版とか。多分作りたいものが出てくるんじゃないかと。12mm というか実質 10mm もいい。が、加工できるような気があまりしない。せめてカットしてもらったものを購入したい。
違い棚なんかこれで作るとケヤキっぽいので見栄えがするかも知れない。なお、違い棚は別にいくつあっても困らない。基本カラーボックスの中での小物置き場なのだ。・・・というわけで、購入しそうになっているが、クリでの違い棚を作った後までがまん。

ところで、紙やすりがたくさんいるかな?と思って、ホムセンに買いにいった。紙やすりなど耐久性がちがうだけで、番手が同じなら削れかたは皆同じだろうと考えていたのだが、大きな認識間違いであった。
布やすりの#80 とか買ってみたが、全然削れない。どうやら白い空研ぎ専用のもの -- SANKYO TYPE R A Cとか書いてあるーーものが圧倒的に削れるようだ。パッケージ品もあって、空研ぎ紙ヤスリなどと書いてある。多分愛用していたダイソーの細長いセット品もこれで、ほかのものをあまり使ってなかったため気づくのが遅れた。また買いにいって、#80,#150,#400 を揃えることにした。

これで、アマゾンジャラの12mm(実質 10mm)のサンプルを磨いてみる。日本でプレナー再加工とか書いてあって、他よりは表面がきれいなのだが、あくまでエクステリア基準であって、しっかりナイフマークが付いている。#150→#400 ぐらいで磨かないと、家具基準で美しくはならない。

やってみたが、ナイフマークは消えたものの、#400 での磨きが十分ではなく、細かい傷跡が多数残ってしまった。面積が広いと杜撰になりがち、気を付けないと。塗装ではないから、また磨きなおせば良いのだが、面倒になってしまった。普通の木だとラッカーはかなり吸い込む。イペですらそんな感じでざらざらのところが結構ある。アマゾンジャラはほとんど吸い込まず一度吹くだけでつやつや。小口も吸い込まないので、かなり良い感じ。

イタウバもちょっとやってみた。7mm の茶褐色なのはごく表面だけで内部は茶色。色の変化がちょっと。12mm の方は磨いてクリアを一回吹いてみた。色合いはあまり変わらず明るい茶色。ラッカーを結構吸い込むようで、あまり変化がない印象。また、気泡が出来たりも。

イペのハンドルは、削るべきところを削って、再度クリアを吹いた。1回2回では、つやのない部分がまだらに出来る。3度めでようやく全体的につやが出たかんじ。




posted by すz at 17:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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