2019年08月24日

違い棚を作ってみよう(4:ハードウッド編)

注文していたアマゾンジャラ他が届いた。もともとは、7mm 厚の板が欲しいだけだったのだが、相対的に送料が高い(最低送料 2000円)ので、違い棚の分も発注。ショップは「木工ランド」。追加で買ったのは、アマゾンジャラ フェンス材  面取りなし  12mmx105mmx1500mm 850円 x2 で、これをカットしてもらった。カット代が別途かかるはずだが、何故か請求されず。どうせならということで、2 セット分注文したが、作るのはとりあえず1つのみ。

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285mm,255mm,220mmx2,140mmx2 を2 セット。まぁまぁ精度は高いと思うが、切白の考慮がない、1mm 前後短い。それぐらいは別に構わない。板の長さが揃ってれば十分。歪み曲がりを心配していたのだが、当然あるにはあるが、心配したよりは程度が良かった。厚さは 12枚積み重ねて 145mm 。曲がりによる隙間もあるのがら 11- 12mm のようだ。板幅は均一ではなかった。101-104mm ぐらい。ついでに書くと端板が別にあり、 248mm であった。

    湾曲している板があった。2枚合わせると、1.5mm ぐらいは隙間ができる。普通の木材ならば、凹の面に堅く絞ったおしぼりを置いておくと、その部分が伸びて修正できる。アマゾンジャラではダメなのだろうか?試しにやってみたら、数時間で修正できた。・・・逆に、塗装するならば両面やっておかないといけない。片面だけだと水を吸わない塗装面が凹になるおそれが。そうなると修正不可能である。

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メインとして買ったもの。イペの 25x40mm の角棒と、アマゾンジャラ 7mm 。アマゾンジャラの色はまちまちだが、時間がたつと褐色になるそうだ。また、ひどい状態のものが一枚。これだけ節がある。また、ナイフマークがひどい。多分現地の状態がこれで、国内で再加工しているはずが、厚みが足りず削り切れなかったのだろう。7mm はサンプルもひどかったので、想定はしていた。が、幸いなことに他の板は綺麗なようだ。ひどいやつも、板として使わなければ問題ない。例えばペーパーナイフを作るのであれば、全部削ってしまうので、関係ないのだ。

イペとアマゾンジャラだが、どちらも比重が大きく1を超える。その上超硬い。数字をみるとアカガシより黒檀よりも硬い 。それでも木材であることには変わらない。困難だが、加工ができることは確認済み。しかし、重い。たとえば、イペの角棒。端を片手で持って振り回せるような感じではない。

ちなみに、メインの方で、なにか作るあてがあるわけではない。とにかく欲しくなった。作るあてがあるのは、違い棚だけである。

    MDF で作って気に入ったものをこれで作り直すとかの目的を一応考えてはいる。スピーカエンクロージャーなど良さそうなのだが、そればかり作ってもしょうがないし、幅が足りず再設計しないといけないのでパス。

違い棚の製作手順

すでにカットしてあるので、基本はあまり切らない。例外は、違い棚になっている棚板。板幅を 15mm ほど狭く。切れ端は角棒なので、これで支柱を作ろうかと。あと小さい筆返しも作りたい。切った後だと小さすぎて加工が難しいので、削ってから切り出すつもり。

作業の大半は、空研ぎ紙で削ることになる。細かいウロコ状のきず(ナイフマーク)が付いているので、最低でもこれを見えなくするぐらいは削る。空研ぎ紙は #150 を使う。#100 の方が良く削れるのだが、消費が速い。どうも #150 の方がもつようだ。また、強く押さえ付けない。押さえつけても、削れる量はあまりかわらず、空研ぎ紙が速く減るような気がする。
さて、ナイフマークを削れば終わりかというと、そうでもない。ナイフマークよりへこんでいるところがある。それまで削るのは大変すぎる。だいたい嫌になったら終わりにしようと思う。時間にして一枚一時間ぐらいか。それが終わったら、#400 で磨いて、クリアラッカーを吹く。まずは一枚やって、どんな感じになるか見てみよう。

やってみた。サンドがけと塗装の試行

    横板にする板をピックアップして、まずは一枚だけ。全体的にナイフマークを消すのにそう時間はかからない。が、へこんでいるところがあるらしく、一部残ってしまうところがあった。これが、いつまでやっても消えないのである。根気が尽きたので、適当に削ってヤメ。次に #400 。これも良く削れるのだが、押し付けないように注意が必要だ。なんと一面やるだけで、下の紙が見えて来た。

    あと面取りだが、この板は前部の上だけやる。下側は後で考えよう。ダボ穴をあける位置にマーキングポンチは多分使えない。硬いのである。そうなると測って位置を決めないといけなくて、できるだけピシっとさせておこうと。
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    磨いた結果は、こうなる。クリアラッカーは2度吹き、一回だけだと吸い込んでツヤが出ないところが出来る。奧の加工前の板がこうなるのである。非常に発色が良く好みの色合いなのだ。写真では、右側がでこぼこしているように見えるが、触っても分からないぐらいは平坦。だが、確かにむらがあるような・・・。あと、写真では分からないが、右側は、切断したときの割れがある。4mm ぐらいか。だいたいは割れがある面、そうでない面になっているのだが、左右で割れがある面が違う板もある。この板もそれ。さらに、左奥に小さな節がある。たぶんこの板だけ。

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    裏面はこんな感じ、縦にウロコ状のナイフマーク、それだけではなく、なにかでこぼこしている。触っても分かるかんじ。これは現地でのナイフマークだと思われる。間隔が 1cm ぐらいある。非常に雑なので、輸入後再加工が必要だったのだろうと思われる。色合いは、裏が濃い褐色。経年変化でこの色になっていくのだろう。

違い棚の板の切り取りとパーツ

    違い棚の板の板幅を短くする。その端材で 筆返しと柱、あとスペーサーを作ることにした。板厚が 15mm → 12mm になるので、長さを見直さないといけない。柱は 63mm , スペーサーは 12mm ということにした。

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    切り離す前にできるだけ加工しておきたい。特に筆返しの削りは先にやらないと捗らない。まずは、カンナやアラカンを使ってナナメに削る。両方やったが、アラカンでゴリゴリやるほうが捗る。しかし、耐久性が心配。削ったとき、普段つかわない端の方を使う方が削れたのだ。もうなまってきたのか?という気がしてしょうがない。次に、凹状にRを付ける。アラカン スティック 甲丸刃を使ったが、あまり捗らない。2mm ほどやった後、紙やすりにチェンジ。#120 を使ったが、紙やすりの方が捗る気がする。最後は丸棒に巻き付けてちゃんと整形した。

      紙やすりー空研ぎ紙やすりーは意外と削れる。上記の加工では何mmも削っているのである。そう考えると、板の面を削りこんで、1mm ぐらい薄くするというのは可能なような気がする。7mm 厚の板を削りこんで 6mm 厚にするというのをいずれやってみよう。嫌になるタイムリミットは1時間。2時間でもいいけど、どれぐらいできるものなのか?時間と面積を記録しよう。

    ところで、紙やすりの消費が激しい。ちょっと多めに買うことにした。買ったのは ホムセンで #120 と #400 の SANKYO と書いてあるもの 両方 79円だった。紙が青で使っていくうちに色が見えてくる。交換時期が分かるので良い。ダイソーのセットも良いのだが、交換時期の見極めが難しい。ダイソーの方が耐久性があるような気がするが、SANKYO の方がよく削れる印象。紙やすりもサイズの規格があるようで、280mm 。これを 4 等分すると ダイソーのセット品のサイズになる。単純なコスパだと使わないものがあっても、ダイソーの方が良いかも。ついでに書くと、今までは適当に切ってたので3つしか取れなかった。これからは、ちゃんと測って4 等分にすることにしよう。 ちなみにコメリだと #100 と #150 がある。#100 の紙は厚く茶色。これがすぐ茶色が出てくる気がして避けたいような・・・。

      パッケージの袋になにやら説明が。下の紙の上に、ベースコート、トップコート、目詰まり防止剤の3層がある。あと、磨き粉ではなく研磨剤というのかー白い粉はアルミナ。

パーツの切り離し

    前回どうしたかと言うと、筆返しはナナメに切ったのである。クリ版を同じようにやろうとしたが、難しい。精度が出せそうにないし、力もかけられない。しょうがないので垂直に切ってナナメに削ることに。
    あと、スペーサーの穴あけ、柱も片端だけ穴を空けておく。スペーサーの穴あけでは、まずダボ穴空けの練習。決めた深さを穴あけすると、木工用のドリルでは先が貫通する。穴があいているとボンドが流れ出して具合が悪いそうだ。やりかたを考えないといけない。柱の端は、木工用ドリルではなかなか進まない。ドリルソーに変えたところサクサク掘れた。

    後の加工だが、横板の裏ーー扉と干渉する部分を削るのがひとつ。これは、筆返しの加工と似たようなものなので大丈夫だろう。あと六角レンチを埋め込む溝を掘ることにした。凹さねと同じような感じにするのだ。これを彫刻刀だけで掘れるような気がしない。どうしようと考えているのだが、とりあえずドリル連打することに決めた。深さがバラバラになるだろうが気にしない。重要なのは、板と並行な溝にすることだけである。その後は三角刀を突っ込んで叩くつもり。ちなみに、三角刀だが 5mm 幅まで削ってある。ダイソーに六角用の回転砥石があるのだが加工はあれで十分だった。

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    切断完了。スペーサーを沢山作ってしまったが、これも練習。柱は樽のような曲面にしようと思う。それはともかく、切り出した違い棚の板。幅が合ってない。平行にもなっていないようで、削るのがたいへんそう。

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    さて、切り出した筆返しを乗せてみた。右は、クリ版用。なんか、どちらもこのままではダメな感じ。保留しておいて、出来上がった後に乗せてみて考える。

    この写真ではナイフマークが目立つ。これは、光の加減で目立つのであって、ぱっと見では、表面が荒いかなぐらい。板によっては、このナイフマークがない部分があって、磨くときにはむしろやっかい。削りにかからないほどへこんでいるということなのだ。したがって、全面に均等に細かいナイフマークがあるこの板は状態が良いのである。ちなみにホムセンに売っているDIY用の板で、ナイフマークなど見たことがない。この後別の加工をしているわけだ。

六角レンチ埋め込み用溝の製作

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    補強するために、5mm の六角レンチを埋め込むのだが、どうやって溝を掘るのか?と考えていたわけだが、4.2mm のドリル一本でここまで出来た。ドリル連打の後、穴にドリルを引っかけて寝かしていく。位置を変えて同じようにやっていってここまでになった。後は、三角刀とクラフトナイフでなんとかなりそう。

    ・・・とか書いたが、彫刻刀ごときでは厳しく。クラフトナイフで少し削った後、5mm のドリルで溝を広げた。5mm はやりすぎ、頑丈すぎだろうと思われるかも知れないが、その通りのようだ。クリの凹さねに合わせただけなのだが、ちょっと大変であった。

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    結局ここまでやって、ようやく六角レンチが嵌まるようになった。やはり 4mm や 3mm にしておけば良かった。最終的にはレンチをエポキシでガチガチに固める予定。5mm の六角レンチともなると、木ダボがかわいく見えてくる。木ダボは必要なのか?という気までしてくるが、接着は最後なので。

違い棚の板の磨き

    板幅を狭くしたが、平行ではなく2枚の幅も違うので修正しようとはした。一番狭いところが 83mm で広いところが 85mm 。ちょっとは削ったのだが、嫌になって磨きに入ってしまった。新たに買った #120 で押さえずに磨くーーナイフマークが消えたと思ったところから、あとしばらく。表面は、のこぎり跡がないほうと決め、幅を短くした木端を前にする。寸法は、うらから測ることにしているので、正確な幅がどうとか分からなくても組むのに支障はない。磨くのは基本見えるところ。3面のみ。
    #400 にチェンジして、気が済むまで磨いたあとクリアー。磨いたところは2度、そうでないところは、接着する面を除き1度。で、しげしげと見てアラに気が付くのである。1枚はナイフマークが残っている。mプ一枚は、#120 でのキズが結構残っている。しかし、ハードルを上げすぎると進めなくなる。嫌になったらヤメという基準なので、やむを得ないということにしよう。
    結構歪んでいることに、さらに後になって気が付く。捻じれていると言うべきか。1枚とも平面に置くと、ガタガタするのだ。1mm ぐらい? 後の一枚は同じ角が浮く傾向があるものの、僅か。実は側板用の板が同じように捻じれていて、長い分ガタが大きい。そっちに気を取られていた。この2枚以外は綺麗に積めるので、捻じれていたとしても僅かなようだ。さて、どうしようか?

捻じれ矯正の試行

    まずは塗装してしまった裏面だけ磨いて塗装を剥がす。次に、濡れおしぼりを置いてみたのだが、複雑な曲がり方をしていて、どこを濡らすべきかよくわからない。それでもやってみたのだが、効果がわずかでもあったのかどうか?
    違い棚の板は、全部で4枚あるので、まとめてクランプで押さえつけてみることに。あと側板がある。これも同じように濡らしたが効果があるようなないような。クランプは一組しかないので、他の板を乗せて重石とした。一応正しい対処方法ではある。多少は戻るのではないかと。しかし一時的。元にもどらないようにするには、両面を塗装して水分量のバランスを固定することがひとつ。あと、組んでしまって、物理的に固定してしまうこと。ということは、途中で放置というのはあまり良くない。作業の手順を考えようと思う。

    あと、違い棚の板は、棚ダボ方式にしようと思っていたのだが、固定した方が良さそうだ。・・・となると組む順番も考えないと。へたをすると、木ダボが入れられず組めなくなってしまう。

やりなおし。

    違い棚の板だが、数時間では効果がなかった。これ多分組んだら分からないと思うので、一旦あきらめる。しかし、後で別の2枚を磨き塗装した結果、ナイフマークが残っている板がこれだけになった。木端のRもこれだけ小さい。なので磨きなおす。クリアを剥がすのはなかなかに手間。クリアのかすが紙やすりにこびりついて捗らない。なんとか終わってまたクリアを吹こうとしたのだが、クリアがまた終わった。予備を買ってあるので困ることはないが、これもまた消費が激しい。少し買いましておこう。

    別の2枚を磨いたと書いたが、残り一枚。捻じれた側板である。これは矯正をやりなおし中。別のセット用の2枚とクランプで押さえた上で、濡らしたおしぼりを置いた。しばらく放置する。

    ついでだが、他のパーツも作成。柱は磨いて塗装済み。問題はスペーサー、小さくて全く捗らない。今は2個を木ダボに刺している。少しは楽になったが、まだ捗らない。もうめんどくさく、完了。断面は角丸長方形。上下にRも付けないーへたにRを付けるとかえってみっともないようだ。

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    ぶれた写真になったが、こんな感じ。ちなみに、右したに写っている黄色い物体は、タイトボンド。オイルフィニッシュした面にそのまま塗ってみたが、しっかりと接着できるようだ。

    あとは、扉と横板の裏削り。扉は、MDF が候補だが、チークの 6mm 板を用意してある。あと、アマゾンジャラを薄く磨き込むのもやってみたい。材料は例のきたない板。これを 30cm に切って、1〜2時間でどこまで磨けるか記録しよう。だいたい紙やすりも終わる頃のはずで、時間にならなくても、紙やすりが終われば一旦打ち切る。紙やすりは #120 新品でスタート。ひどい板を切ってしげしげと見てみたが、両面を綺麗に磨ければ、それだけで 6mm 厚になりそう。

    tana-36.jpg

    初期状態を記録しておく。ほんとひどい。写真でもでこぼこなのが見て取れるが、実際その通りである。厚みは 7mm -- をほんのわずか切るような。

    26分39秒で中断が入った。ここまで1回の休憩。その間はタイマーを止めている。
    tana-39.jpg

    写真では縦の筋が全体に残っていてまだまだに見えるが、深いのは、右の白っぽい部分のみで、あとちょっとという感触。指でさわればでこぼこがあるのがわかるもののかなり浅い。紙やすりは、一応まだ残っているが、研磨剤が半分以上なくなった感じ。まだまだ使えそうだが、効率が落ちそうなので交換して再開する。
    あと厚みだが、中央部が薄くなって、6mm 程になっている。

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    反対側27分。やはり縦じまが残る。左右の白いところと、右の色が変わっているところはナイフマーク。他のところはなんか違う。木目がうねうねしているのだが、それに呼応している。柔らかい部分があって、それが先に削れてへこんでるような気がしてきた。#400 やそれ以上にチェンジして、丹念に磨かないとだめなようだ。板厚は 6mm 切っているところが増えてきた。縦じまが消えれば扉につかえそうな。しかし、色が濃い。棚に使っている板は、もうちょっとあかるい茶色なのでマッチしない。今回はここまでにして、別の板をピックアップして、扉候補にしよう。とにかく1時間あれば 1mm 削れることは分かった。扉のサイズにしてから削れば 30分以下で出来そうだ。

      この板、表は濃い褐色で、裏は少しだけ薄くなっている。表と裏で違うということは、光が原因で変色するということのようだ。酸化によって変色するケースもあるので、それかも知れないと思い、磨いたらすみやかにラッカーを吹いていた。どうやら、あわてなくても良さそうである。

      この板の断面を良く見ると、木目が左右で違う向きになっている。・・・ということは中心からかなり近い部分で、しかも真ん中から垂直の位置に中心がある。細い木であれば普通の話だが、アマゾンジャラの直径は 1m ほどだそうだ。若木で元が細いという可能性もあるが、年輪が密でしかもうねうねしているとは思えない。扱いにくいが、割とレアもので、見方次第では当たりなのかも。あと、年輪の向きから判断すると、先に削った方を表として使うべきなんだろう。今は使わないが、もう一回丹念に磨いてみよう。ひょっとしたら、サンド台がゴムなので柔らかいところを削ってしまうのかも知れない。平面が出ていて硬いもの -- 砥石とかアルミブロックも持っている -- それをサンド台にしてみよう。ちなみにカンナ台の直しでは -- 本当に平面を出したいわけだが -- ガラス板に紙やすりを置いて研いだりするそうだ。

    とりあえず一枚切り出した。表面は細かいナイフマークだけで、非常に状態が良い。のこぎりで切った切り口は、ピンクで中まで変色しておらず、磨いたら綺麗な発色になるはず。で、これを使った場合、框(かまち)の下の板という感じにして、扉に見せないようにしたい。

      本題とは関係ないのだが、木工を始めた契機が、謎PCのケースであった。今、切り出した残りが、258mm x 56mm 。120mm x 56mm 2枚でそのケースの側板が取れる。また、88mm x 103mm で底板が取れる。選んだ板の幅は 103mm --- なんという好都合。これは、作らなくては。

      そのケースは、作成途中で放置。理由は、天板が作れなかったためだった。ある程度薄くて丈夫な板を曲げるという課題がクリアできなかった。今、超硬い棒や板がある。なぜか 1.2mm 厚のアルミ板もある。これでアルミ曲げ器を作ってみるのも悪くなさそうだ。ちなみに、鉄のLアングル2枚にアルミ板を挟み、ボルト締めして固定し、木かなにかを当てて曲げる方法があったと思う。しかし、この方法ではRを大きく出来ない。木ならば削ることによって、R を付けることが可能だ。ちょっと考えてみたい。

      イメージが出来た。メモしとこう。まず、前提として幅は 100mm まで。
      イペの角棒2本で挟み固定する。たぶんクランプ2本でいい。クランプをかける分の長さが余分に必要だから 150mm ぐらいか。R を付ける場合は、曲げる側の角を丸く削る。4つ角があるから、種類までの R に対応できる。で 100mm 長の イペの角棒で押さえつける。力任せで曲げられる厚みには限度があるが、テコを使うことでより厚い板にも対応できる。テコの支点には蝶番が良い。丸く削った方の反対側に付けるわけだ。ダイソーだと 64mm のものがあるそうだ。力点を伸ばすために 棒を差し込めるようにしておく。手持ちだと、使い物にならなかったダイソーの包丁研ぎがある。


扉の試行(MDF)

    MDF で 襖の感じを出すと良いのではないかと思っているのだが、うまく行っていない。うまく行ったのは、ステインを塗って、クリアーラッカー。MDF の繊維が少し浮き出て、それが固定されたという感じ。これを白にしたい。

    実験で、端MDF に、黒や青のラッカーを吹いてみた。基本ざらざらになるのだが、吹きすぎると、MDFが吸い込み切れず一部だけツヤが出る。また、青だと地の茶色と混ざった色になる。
    考えたのだが、ステインの代わりに、白い絵の具を塗って、クリアの代わりにマットホワイトを使ったらどうだろう?
    絵の具は一度塗り。あんまりしつこく塗ると、表面が毛羽立つというか浮いてくる。全体がそうなるのであれば、それも良いのだが、たいがい一部だけ。そうなるとみっともない。

    これを本番のつもりでやってみよう。
    まずは、表面を #400 で軽く磨く。買ったときのままの方が良いかもだが、再現性にある状態にして始める。
    さっそく絵の具。ステインと違って乗りが悪い。おまけに気泡が出来たりしてかなりムラが出来た。もう一回塗って、乾き始めたらウエス(フェルト)で少し擦る。全体的に白っぽくはなった。局所的なムラはなくなったが、大きな範囲ではムラが出来ている。
    乾いたらラッカーを吹く。塗料が溜まらないように気をつける。

    tana-37.jpg

    結果こうなった。写真ではただの白い板にしか見えないが、表面はざらざら。絵の具を塗った時点ではこうではなかった。ラッカーを吸い込むことによって、MDF が毛羽立つようだ。下の茶色が少し透けるような感じで、なんというか程度の悪い白い厚紙といった風合い。一応、「可」としておこう。

    MDF の場合、補強が必要そう。軸になるところに角棒を渡して、軸も角棒につけようと考えている。それより重要なのは、紙だけの襖などないということ。つやありの黒で枠っぽいのをを描きたいのだが、スキルがない。面取りすると、茶色の地が出てくる。襖4枚だとして、縦にも筋を掘ってそれだけにするかどうか?

記念撮影

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    ようやく、すべての板の磨きが終わったので、並べてどんな感じになるか?写真を撮った。まぁまぁこんなものかな。デザインどうかというと、ガラス戸が付いていて2倍のサイズだったら食器棚に良さそうという印象。趣向を凝らしたつもりなのに凡庸な感じもする。板厚は 12mm だが、丁度良いかも。クリ版の 15mm 厚は、ちょっと厚いかなという印象だった。天板は 3mm づつはみ出すが、別に違和感はないようだ。下の扉は、同じアマゾンジャラだが、悪くないーー採用である。白いやつは、クリ版で試してみようと思う。

    tana-42.jpg

    後は組むだけーーではないのであった。横板の裏、扉と干渉する部分を削らないといけない。扉は 6mm 厚の設計だが、レールの部分だけ 6mm で良いはずなので、端を 1mm ほど削ってある。あと少しである。

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    ついでなので、棚では使わないが磨いた板。例のきたない板は、最終的にこうなった。見た目ほどでこぼこしていない。というか、凹凸がない部分もある。木目は面白いのだが、なかなか使いにくい。

    bender-1.jpg

    あとアルミ板のベンダー。40x25 のイペ角棒を切り出した。A,B,C とパーツ名を付けた。B,C に挟んだ板を A を倒すことによって曲げる構造である。A は 100mm, B,C は 150mm 。蝶番は、A-B に入れるので、写真は置いただけのもの。この蝶番は 180度にならないようだ。A を少しナナメに削る予定。あと、蝶番の軸をどの位置にするかは未検討。ちょっと考えないと。

組み立て

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    組み立ては、ほぼ完了。後は磨いて、扉機構を作れば終わり。食器棚というよりは、アンティークな日本家具という風合いが出てきた。扉に彫刻を入れられれば、よりそれらしくなりそうだが、ちょっと無理か。

    クリ版が後回しになったが、次はクリ版の組み立て、並べるとクリ版がだいぶ見劣りするんじゃないかという気がして、テンションが上がらない。あと、オイルフィニッシュがまだ乾いていない。マスキングテープを貼ってもすぐ剥がれる。

    組み立ての手順だが、まず横板に側板を木ダボ+タイトボンドで接着。コーナークランプもあるし特に問題なし。次に違い棚を仮組み。側板が捻じれているので、隙間が・・・2mm ほども出来る。これではまずいので、急遽棚板を削る。次に、支柱と右の棚板を接着。乾かないうちに、スペーサーと左も接着。これらをまとめて固定。クランプを用意してなかったので、手で結構な時間押さえることになった。押さえるのは、縦方向と横方向同時。全然余裕がなく、固まったときには、左右に結構な隙間が。しょうがないので、隙間をタイトボンドで埋めることに。これが、乾くと体積が減るので思ったようにはうまらず、何度か塗ることに。タイトボンドは別の容器に詰め替えしているが、これが非常に便利。ノズルが透明なので、接着剤が出る様子が見え量の調整がしやすい。また、ノズルが細いので、隙間を埋めるようなとき作業がしやすかった。ただし使ったら水洗いしなといけない。そうしないとキャップが外れなくなる。
    これが終わったら、六角レンチをエポキシで接着。ちなみに、六角レンチは最初の横板の接着時から嵌めてはある。接着自体は問題ないのだが、削りすぎたところを埋めようとしてひどいことに。粘度が上がってきていて思うように盛れずでこぼこにになった。後で削れば良いと思ったのだが、窪んでいるところもあり結構見苦しい。削ること自体は楽勝。アマゾンジャラと比べれば良く削れる。
    続いて天板。寸法で穴あけするのだが、側板が曲がっていたりして、設計通りにはいかない。さらに天板も少し捻じれているらしく、側板を削って調整する必要があった。穴あけは、現物をよくよく測ってやったが、まぁまぁうまくいった。天板に腰かけて圧着、もうガチガチになっているのでびくともしない。
    最後は、作っておいた筆返しの接着。やっぱり付けて良かったかなと。
    あとは綺麗にしなくては、余計な接着剤を完全に取り除くのに苦労しそう。水拭きすると、多少溶けてくる。なのだが、板全体に薄く塗ったような状態になり、ピカピカにした面が曇ってくる。ちょっと気合を入れねば。

    そう言えば、例の磨いたものの使えない板だが、敷板にしようかと。こういう家具は畳の上に置くから、たいがい下に板を敷く。デザインの一部になっているので、これがあると雰囲気が出るように思う。

    しかし、ガチガチの硬派であった。安価なもののうち最も硬い木材であるアマゾンジャラを通常の木材より硬い接着剤であるタイトボンドで接着し、極めつけは クロムバナジウム鋼の六角レンチで補強とか。木ダボが最も柔らかい。もう材料は1セットあるが磨くのが大変でしばらくはやりたくない。磨くとピカピカになるのは、気持ちよいのだが、また折をみてトライしたい。

ところで、

    クリ、アマゾンジャラと硬い板を使って作ってきた。もっと安いありふれた板で作るとどうなるのだろう?とりあえず条件は 12mm 厚前後。1X4 は却下である。ダイソーだと桐の板材があるが、これも却下 9mm しかない。ホームセンに 13mm 厚 x90mm幅 のものがあったが、桐では満足感は得られない。やはりパス。荒材から丹念に作るのはどうだろう?

    とりあえず調べてみると、杉の「野地板」というものがあった。12mm 厚 180mm 幅 1820 mm 5枚が 1080円@コメリ。コメリには他に 檜KD材(人工乾燥材)というものもあるようだ。(11mm x75mm) 。

    ちょっと 5 枚だと持て余す。1枚売りしてるかな?今度、見てこよう。

    そう言えば、
     ・https://item.rakuten.co.jp/mokuzai-o/hsh/

    檜の端板 10kg というのが。12mm 厚 84mm 幅 定寸だが、長さが 100mm 〜 160mm ぐらいか。2019年09月04日〜09月11日 で半額セール。うーん、買っても死蔵するだけのような気もするし悩ましいな。送料はたぶん 900円。やっぱりいらないか。30cm がある程度入っていれば欲しいが、

    檜 10kg というと 比重 0.41 で 12mm 厚ということは、おおむね 2.0 m2 の面積になる計算。一方、商品ページでは、100mm 以上が 100 〜120 枚となっている。平均 20cm 〜 24cm でないと計算が合わないのだが・・・どう見ても 16〜 18cm 程度のようだ。それでも一畳分に近い量で、けっこうある。18cm 100 枚だと 全部縦につなげると 18m 。幅方向に 10段にすると 84cm x 1.8m 。とはいえ、ちょっと大きなものを作るとすぐ消費してしまう。カラーボックスサイズだとして、3 段 25cm の奥行で 80cm x 40cm だと 9.6m 分でほぼ半分。そんなものは実際に作れるような気はしないが、量的にはその程度。作って来た違い棚だと、約 1.2 m 分。長い板は、28.5cm と 25.5cm で 2枚つなげれば、OK のはず。切断面のひとつは綺麗な垂直になっているはずで ダボ継ぎは穴をあけるだけでいけそう。
    ・・・と、ぐだぐだ書いたが、これも欲しく・・・

    tana-50.jpg
    結局買って、分類完了 120枚
    15cm 以下 16 枚
    15cm 〜 16cm 28 枚
    16cm 〜 17cm 53 枚
    17cm 〜 18cm 台 23枚

    すのこ用だけあって、綺麗なものが多いが、変なやつも混じっている。あと、だいたい4角面取りしてある。1X4 みたいな感じの面取り。

野地板購入

    コメリ見てきたら、2000mm のものを沢山平済みしてた。1枚売りはなく 5枚で 1180円。製材所できりだしたままで、表面はあらくれまくっている。木端はささくれだらけ。表面はかなり凹凸がある。ただ、きちんと積んであり、5枚で縛ってあるのもあって、購入時点で曲がりはないようだ。
    手に持つだけで、木くずがパラパラと落ちる。こんな荒材を買ってどうする?とは思うのだが、どうにか出来るかやってみよう。

    とりあえず、一枚アラカンをかける。拭くように全体をかるく削ってようやく、木くずが落ちなくなった。板の表面はまだまだ荒い。
posted by すz at 14:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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