2021年09月05日

木工ストーリー(1)

全く記録を取ってなかったのだが、再度木工にはまっている。忘れないうちに記録しておこうと思う。

はじまりの経緯
最初に手を付けたのは、7月中旬。そう前のことではないが、そろそろ詳細を忘れそうである。何に手を付けたかというと、じいさんの代からあるほぼ90年前の座卓である。ある日しげしげと見ていてボロボロだなと。傷、へこみはもちろんのこと、ダンボールか何かから色移りして10cm四方ほど白い塗料がついていたり、経年変化でふさがっていた節が少し飛び出していたり、框組みの天板が遊びの範囲を超えて変形し波打っていたり、さらに枠側の方が圧力によって変形し木目にそって皺になって少し塗装が剥がれていたり、まぁひどいものだった。

それで再塗装してみようと思い立ってしまったのだった。結構厚塗りの漆を全部剥がして、できるだけ平面になるまで削らなくてはならない。座卓は一畳サイズで人力でやっていたら終わらないだけでなく、平面など出せない。平面を出すどころではなく、凹んだところばかり削ってしまって、逆にひどくしてしまう恐れがある。

まずは、電動サンダーを買うことにした。電動サンダーには何種類かあって、ベルトサンダー、回転+振動のランダムサンダー、振動のみのオービタルサンダー。ひとつだけ買うならランダムサンダーが良さそうと判断し、安いもの 具体的には E-Value EWS-220R というのとペーパーのセットを購入。

最初は目的を果たしたらそれで終わりにするつもりだったのだが、それで終わらせられるはずもなくはまっていくわけだが、それは後で書くことにしてつづき。

外に出して、削りに削った。#80 からはじめて #320 まで。つるつるになったと思うところまで半日作業だった。 E-Value EWS-220R のダストパックは不評のようだが、マスクを2枚縫い合わせた自製のものを使いすてにした。かなり効果があって、袋半分ほどたまったりした。

次は塗装である。百均のニスで済ませられるはずもない。和信ペイントの水性ウレタンニス(マホガニー)とうのを使った。これが高い 300ml で 2000円前後する。2度ぬりで2畳いけるようだからこれで十分だろうと。しかし甘かった。

塗ったら1日乾かして、#400 で磨いて再度塗るべし。調べたらまぁそんな感じである。その前に傷やへこみは埋めておくこと。とりあえずダイソーでパテを買ってきて節のところや傷に塗り込み一日乾かす。失敗するのは嫌なので乾燥はきっちり守る。

さて一回目の塗装である。ハケ塗りをやってみたが、塗りむらがひどい。2度目で濃くなれば目立たないのだろうと思ったのだが、全然。1回目で濃くなったところは残る。塗料はたっぷりあるし気が済むまで塗り重ねようと。塗装と磨きは部屋でやった。塗料の粉末が飛び散ると嫌なので人力で磨いた。まず困ったのはすぐ目が詰まること、磨けないだけでなく塗料がダマになってそれが擦れることにより傷というか跡が付くようになってしまう。それで水研ぎというのをやることに。それにしたって、ダマは付く。ちょっと磨いたら用意したバケツに漬けてダマを擦って剥がす。ほとほと嫌になったが、それでも塗り重ねるたびに良くなってくる。・・・そして塗料がなくなった。あとちょっとのような気がするので、気が済むまでということで2本目おかわり。最終的に10回塗ったのである。ここまで厚く塗ると塗りむらなど関係なく木目もわずかに見えるだけ。ハケ筋の跡だけ気になってたがそれもあらかたなくなった。例えると10本セットで売っている塗り箸のよう。この例えでは安っぽく聞こえるが座卓自体実際そんな感じ。色合いのことを書いてなかったが、元の色とほぼ同じ。天板というか上面のみ塗ったのだが、他の部分とマッチして違和感がない。成功!時間はかかったが、やって良かった。

次の木工 ストックボックス テーブル

さて、おかわりした塗料は相当余っている。なにか使えるところはないか?目的と手段の逆転である。
端材の合板 90cmx52cm (15mm厚)を 300円で売ってたのでとりあえず購入。これでテーブルでもと思ったが別に設置する場所も理由もない。で、目についたのが、外に置いてあるストックボックス?。具体的には、 アイリスオーヤマのワイドストッカー深型の深型でないタイプの同型。(ややこしいがもう古くて商品名が何だったかわからない。)
これに天板を被せるとなんか良いかも。・・・などと思ってしまった。幕板というのだけつけて塗装する。幕板には、手持ちの 3cm x 4cm の赤松KD材の野縁を使った。切って接着剤で貼るだけの簡単な工作。メインは塗装である。さて外に置きっぱなしにするのである。屋内用ウレタンで大丈夫だとは思えない。というか前にウレタンニスで塗った椅子は5年ほどでだいぶあちこち剥がれた。だが、別の目的で持っていた、アサヒペンの野外用油性ニス、超高耐久とかいうものを持っている。これを上塗りすれば、もっと持つのではないか? これを裏にも塗る。水さえ侵入しなければ、ずっと持つかもしれない。

なにしろ追加購入は 300円だけである。気軽にやってみた。そういえば との粉を持っていた。これを塗ってみる。との粉のふき取りが十分ではなく、一部磨いたときに剥がれが起きた。塗りむらもひどいので、不満足なものが出来上がった。ただし、超高耐久のニスはかなりつるつるで、これには満足。

さて、例に出した椅子。コメリで買ったスツールを思い出した。これにも塗ってやろうということで、塗装を全部剥がし、手持ちのポアーステインで着色して、超高耐久のニスを塗った。剥がすのには、ランダムサンダーを使ったが、効果がありすぎて、円盤の縁がちょっと当たっただけで、違うところが削れてしまう。細かいところは不向きというのが身に染みたので、別のも欲しく・・・。結局 POPOMAN の 三角形のサンダーも追加購入。(これは、いらなかったかも。今に至っても特段役に立ったという場面がない。繊細な木工のサンディングには、やっぱり大雑把かなと。)。それはともかく、出来はまぁ満足。これで、ステインで着色して透明ニスが良いのかな?と思い、塗料を色々と買うことになってしまった。

次の工作 電気スタンド
今は、木の価格が上がっていて木工をするのに適切ではないかも知れない。以前1000円ほどで買えた野地板が2000円ほどもするし、2x4 や 1x4 も 1.5 倍ほどに。それで、端材やら、安い荒材を物色したりしているのだが、30mm角の杉の荒材 1m x10 を 660円ほどで買えた。2x4 , 1x4 も端材なら 100円で買えた。

    荒材は、以前買ったアラカンでささくれを取った。これは非常に効率が良いのだが、接触面積が増えてくると抵抗が大きくなって、あまりうまくいかない。ランダムサンダーがあるので後は軽く削る。ただ注意点がある。空転してるときに材料に接触させるわけだが、ナナメだと三日月形に削れるというか抉ってしまう。たとえ #240 程度でも油断してはならない。1回やってしまった。

これで以前作った LED電球の取り付け部分を使った電気スタンドを作ってやろうかと。目的は夜間の木工作業。ちょっとのこぎりで切ったり、ちょっとサンダーをかけるといった作業を外でしたいときに暗いと出来ないのだ。あと夜間に物置を物色するときにも使いたい。

    LED電球は 以前 100V E14 が安く買えた。で カメラをマウントするプラスチックのものを買って、マウントするネジの部分に無理やり E14ソケットを付けた。ものとしては、高いところにつけて下を照らすようなものになった。ただどこに取り付けるのか決められなくてそのまま放置。

どんな形でどんな風に作るのが良いのか? 前から検討していたのだ。クリップでポールに止めるなんてことも考えたが、そのポールをどうするのか?いつも都合が良いところにあるわけではない。ではポールを作れば良いではないか?ポールはただの棒なので問題ないとして、ポールの固定と足の部分をどう作るのか?
そこで検討が止まってたのだが閃いた。

ポールを固定するには、ポールを差し込む穴を作れば良い。ただし大きな角穴をあけるような道具は持っていない。そこで、1x4 を3枚張り合わせる。真ん中は分割して角穴になるようにすれば良い。30mm 角の棒を差し込むわけだが、棒の方を 19mm x 30mm にしてホゾ組にしてやれば良い。さて足のほう、3枚張り合わせれば 57mm 厚のブロックになるわけだが、真ん中を短くしておいて、凹の形にし、30mm 角の棒を掘りこんで横にはめ込む。この棒が接地するわけだ。・・・これはなんか簡単そうだ。これに決定。ただ、風が強くて倒れるかも知れない。そういう時は、重石を置けば良い。すぐ用意できるのは2lのペットボトルなので、それを置くのに適切なように底面のサイズを決める。

    接地する棒の上に置くわけだから 1x4 のブロックからある程度距離がないといけない。これを 9cm とした。棒の長さは 9cm + 約6cm + 9cm で 24cm 。2本の棒の間隔はペットボトルが置けるようにある程度狭くないといけない。・・・と考えて 端から端まで 22cm とした。これで、ブロックの長さが決まる。棒に 2cm 食い込ませることにしたので 20cm 。真ん中は食い込む部分を引いて端から端まで 16cm 以下。6cm + 3cm隙間 +6cm とした。

方針は決まった。ただ色を塗りたい。そこで水性ステイン+透明ウレタンニスを買い込むことになった。もう百均のニスは使えない。買ったのはアサヒペンの水性ステイン3種類+透明ウレタンニス。まぁまぁ安めなのと、水性ステインは、ただの着色材ではなくて、定着するというか、簡単に色が移ったりしないようなのが気に入った。

使ってみたところ水性ステインは気に入った。塗りむらが目立たない。2〜3度塗りで 満足な濃さになったが、8回9回塗るような動画もあった。色がどんどん濃くなるらしい。それに対して透明ウレタンニスはイマイチかも。速く乾くし使いやすいのだが、塗膜が薄いというか。それで他のものも使ってみたいという気になってしまう。超高耐久のやつを使えば良いとは思うのだが、作業がほぼ家のなかだったし無理、しかもなかなか乾かないという弱点があるのである。二度塗りするには、4日ほど間をあけたほうが良さそうな感じなのだ。数時間たてば、表面だけは乾いてちょっとの雨ぐらい大丈夫みたいなのだが、それは塗ったところだけの話で未塗装部分が困る。そうなると水性ウレタンを薄く塗っておいて保護したうえで、超高耐久を塗るのかなと思うのだが、まだやっていない。

次の工作 小さな台?椅子?

他のを試したいと思っていたときに、コメリで売れ残りを半額ぐらいで売っていた。カンペハピオの着色ニス。100ml の水性の新オークと 100ml の油性 新マホガニー。思わず買ってしまった。さぁ、色を塗るためには、何か作らないと。
30mm角材は沢山ある。あと 100円だか 50円だかの 30cm x30cm の合板がある。そこで台を作ってみようと。ちょっと試してみたい作り方もあったし。

どういうものかというと、足に幕板を二方向に付けるわけだが、片方は半ホゾ組というか、完全な角穴ではなくて凹型に掘るのだ。天板で押さえつけるから大丈夫だろうということで。これぐらいなら、私のスキルと道具でできる。幕板側を凸にするわけだが、これは簡単でのこぎりで切れば良い。電気スタンドで経験は積んだ。もう片方の幕板もそれというわけにはいかない。埋まっているホゾに穴をあけるだけなら強度的に問題なさそうなので、天板に接着剤で付けて固定した後、ドリルで穴をあけてダボを打ち込む。ダイソーのダボは 40mm だが、50mm の穴に打ち込んだうえで もう一本10mm 打ち込む。これで十分強固ではないかと考えた。
こういう方針だが、その前、天板に張り付ける前に、貫をつける。貫も接着後ダボを打ち込む。幕板のダボは1本しか打てないが、貫は2本入れることにした。貫どうしをつなぐトンボ貫も最後に付ける。これも接着してからダボ2本。天板だが、幕板とツライチにする。以前ならちょっとやる気がしない作業だが、数mm ランダムサンダーで削りまくる。楽勝であった。

さて塗装すべきものが出来た。その前に試してみたいことがある。との粉再び。ただ塗るのではうまくできなかった。あと泥を塗りたくるようなもので室内ではやりたくない。乾いたらまずそうな予感がする。
そこで使ってみたいのが、セメダイン ウッドシールである。以前は柔らかすぎてパテとして使えなかった。これをとの粉に混ぜるのである。乾燥させた後、サンディングするのだが、割とつるつるになった。ただし、すぐ目詰まりしてやりにくい。できるだけ薄く塗るのが良さそうだが、目止めも十分ではなさそうなので2度塗りが良さそう。少し水性ステインも混ぜておくと良いかもしれない。

さて塗装。やってみたら色むらが酷い。今までで最低の出来。ただし、塗膜は厚い感じ。つややかでピカピカしてそこは良い。あと垂れる。垂れたところはハケで延ばしてやれば良さそうなのだが、なにかうまく行かない。結局水平面だけ塗ることにした。結構時間がかかった。

水性だけで通すなら、アサヒペン 水性ステイン+カンペハピオの透明ウレタンニスが良いのかも。いま見ると床用ニスが700ml で 2000円ぐらい。これでコスパ良いなと思ってしまう。ちょっとは立ち止まることをしなくては。

さて、実はこれらを作るのと並行して、もうひとつ作っているものがある。座卓である。全く必要性はないが、ストックボックス テーブルの塗装が気に入らなくてリベンジしたいというのが動機。

サイズは 90cm x 45cm x 33cm高。天板は 300円で 12mm 厚。 短辺に貫は付いている。左右の貫をつなぐトンボ貫?も付けたが 100円の板。この板は相当に堅い。カバ桜? トンボ貫と並行して、後ろに2本 貫。これで本棚になるようにした。(正確には 21cm 高しかないのでマンガ棚)

こういうものだが、難航した。ほぼ完成なのだが、ちょっと塗装で気に入らないところがあってどうするか考え中。

ここまで。なお写真は完成後のものしか撮れないが、後日。
posted by すz at 17:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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