
だいたいこんなイメージ。正面の雪囲いは、簡単なので作成済み。問題は材料だったのだが、古い塩ビの波板があったのでそれを使用。3m ほどのものでもともとは、屋根に上げて屋根雪降ろしの際のすべり台として使用していたもの。雪国では定番になっていて、波板を固定するための金属製の器具まで売られている。随分と古く割れていたりもしてボロボロなのだが、3つに切って使うことにした。
これを 野縁に打ち付けて、紐で付ける。垂直方向には力がかからないので、外れないようにしておくだけでOK。下は 15cm ほどあけて問題ない。雪は積みあがるので意外と入ってこない。問題は高さ。屋根の雪は滑り落ちるので、一日でだいぶ上の方まで積もるのではないか? 除雪する場所なので1日もてば良いのだが、どうなるか分からない。大雪になれば埋まるぐらいになると思われるが、雪が入り込んでくるかどうか? まぁいまさら考えてもしょうがない。そうなったらそのときに考える。
さて扉だが、片側だけ作成途中で放置してある。なかなか手間がかかるので頑張ったところで1つ完成するのがやっとだろう。
(続く)

今出来ているのはこれぐらい。奥側の柱というか取り付ける木は、野地板2枚貼り合わせたもので設置済み。
奥側の角材は野縁で、凹に彫り込んである。上の三角形は 30cm x 90cm 15mm厚の端材を 300円で買ってきたもので、対角に切ることで2枚取れる。これを差し込んで、木工用ボンドで仮に接着。その下の木は上下を凹に彫り込んで三角形に接着してある。ポリカ波板も差し込むような構造。縦の桟もホゾを切ってポリカの溝に差し込む。
その下は、野地板。これも雌さねを彫り込んで、4mm のラワン合板で接続。


実際にこうやって作っていったのだが・・・途中で投げ出してしまった。現物合わせで組まないといけないので、面倒になったのもあり、設計が決まりきらないのもあり、野地板も不足という理由。
今は木工用ボンドでの仮止めで、ビスかダボかで止めようと思う。それ自体具体的にどうするか悩んでいたのだった。長いビスを使えば安定するが、垂直に深く穴をあげることが難しい。失敗したらどうしようとか、そんなことで悩むのだ。あとは、波板の交換を可能にするかどうか?
ちなみに、波板は上下に桟を付ける。そうしないと風で簡単に外れるおそれがある。簡単に外れても嵌めるのはかなり難しい。それで、斜めの端の木はビスにして外すことでスライドして入れられるようにしようかと考えたのだが、そうなると、弱くなってしまうのでは?という恐れがあり確定できない。
あれ、写真は野地板 10枚作っている。確かこれでは足りなかったはず。しかし図面では 10枚で足りている。恐らく隙間を 5mm としたが間違いで 2mm 前後しかないのだろう。あと、現物は図面通りといかない。そのせいかも。
設計をFIXし、手すり階段を完成させた後、これも12月半ばまでに完成させねばならない。

反対側をどうするか決めかねていたのだが、作ってしまった。
付けたのは右側(北側)。セメントの型に使った細長い合板と 新たに端材の合板2枚を買って、さらに野地板2枚を並べたもの。これらを 45mm の隙間を空けて桟にビス止め。隙間を空けるのは、「落とし板」の写真を参考にした。
「落とし板」というのは、窓などを雪から守るために、付ける板のこと。普通は金具に板を嵌める。専用の金具もあって「十手金具」などと言うらしい。うちの地方では、雪囲いが一般的で「落とし板」を見た覚えがないのだが、コメリには、板も金具も売っている。誰かは使うのだろう。
写真を見た限りでは、かなり隙間がある。60mm 程もあるかも知れない。高さは 1m 弱。下の隙間は 7cm 程。
これを紐で縛りつけた。雪囲いというのは、こんなもの。垂直方向には力が加わらないし、水平方向も実はたいしたことがない。雪は上に上に積もるのだ。力が加わったとしても押し付ける方向と決まっている。
さて、後はちゃんと作る扉だけ。
なのだが、どう作るつもりだったのか? 寸法を忘れてしまった。
現物を引っ張りだしてきて見てみることに。
まず野地板。10枚貼ってあった 10枚を並べた幅は 100.3 〜 100.5cm 。長さは 40cm 。縦の 野縁に掘り込んだ溝は12mm 幅で深さ 9mm 。上側の桟は、105mm ぐらい。溝は 12mm で 5mm ほどしか埋まっていない。
その上の波板が入る溝は 10mm 幅 深さは 9mm 。上側の桟の溝は 10mm 幅 9mm 深。
波板は 1000mm 高で その横に入る縦の桟はホゾを切ってスライドできるようになっている。また波板の両側には細い溝。横の桟も同様に細い溝。本来は野地板になっているところにも波板を入れる予定だった。野縁の溝は三角断面で、波板の山側がどちらか決まっている。
三角形は 15mm 幅 9mm 深。縦の野縁の溝は 15mm 幅 9mm 深。
なお横の桟2本は野縁に接触しているだけでホゾなどは切っていない。
溝だらけで、どれぐらいの深さなのか?ちゃんと分からないとサイズも変わってきて図面には落とせない。
図面には落したところで現物とは合わないのだが、どういうつもりでそうしたのかを図面に入れたい。

とりあえずここまで出来ている。上に付ける角材と、斜めの角材は溝を切って塗装まで。他の材料は用意していない。ちなみに左側はぴったりにしているが、現物合わせに楽なようにするためで、蝶番を付けたら、下を少し切る。
やっぱり右側の部分はポリカ波板にしたい。南向きだし日光が入るようにしたいのだ。写真を見た感じここを木材で塞いでしまうと、良くなさそうに見える。あと波板の外れ防止のために横に桟を付ける。大きい窓は上下に2本で位置は 250mm 。小さい窓は1本で中央に。30mm 角の端を 10mm 切ってポリカに接するようにして裏も同様にする。もしくは、野地板を 2枚貼り合わせたものがあるので、30mm 幅に切って使う。30mm角だとちょっとごつい。
とりあえず、2枚貼り合わせの余りが約1m あるので、縦に3つに切って使うことにした。といっても長いのが表裏で4つ必要。足りない。野地板を 40mm 程の幅に切ったものも持っているのでそれも使うことに。幅が同じである必要はないのだが、電気かんなでだいたい同じ幅まで削る。これの端を 半分の厚さに切りとって嵌めるのだが、そのまま 30mm 厚の両側に付けると間が 6mm になってしまう。波板は 10mm 押せば凹むだろうが、ちょっと間が狭いので裏側を薄くしないといけない。薄くしすぎるとガタつくことになるので、注意深く電気かんなで削る。小さい窓用は 余った分で作る。

完成予想図。思ったより良い感じではないか。これで決定!心配なのは強度だが、なんとかなるだろう。
あと波板の下側に水が溜まる。この対策にコーキングをしたいのだが、何が良いのか?そういえば、コーキングしたら波板の交換が困難になるのを忘れていた。削り取れる素材でないとマズそうだ。
これが両側出来て、正面をビニールかなにかで覆えば、ビニールハウス的なものになりそう。そういうつもりで窓を大きく取ったりしているのだが、正面については何も考察していなかった。日当たりがそれほど良くないので、冬から春先にかけて鉢植えを保護できればよいかな。
反対側はもともと作るつもりではあった。材料の確保は、上の三角形の板とポリカ波板、さねに使う4mm 合板、野地板は沢山あるし、30mm角も。野縁が足らないぐらいかな。蝶番とかの金物は足りないか。あと蝶番を付ける方の野縁は、彫り込んで塗装までしてある。作らないわけにはいかないな。春〜夏のDIY のテーマにしよう。
そういえば金物。蝶番は、幅56mm長さ89mm 板厚 1.7mm というのをモノタロウで 3つ買ってある(単価 149円)。 サビサビになっても蝶番は機能する。なので安くて丈夫そうなので良いはずだ。自転車小屋を折り畳み式にしようかと考えていた頃買っておいたもの。2つで良いかなとも思うのだが、付け方は検討中。扉側は内側で良いのだが、扉を付ける側は外側にしたい。出来るのだっけ?
扉を止めるのは、ダイソーの 「打掛 53mm」というのを2つ使おうかと思っている。大きくても小さくてもビスは2か所づつ。だったらこれで良いかと。錆びが出たりして気に入らなければ交換すればいい。打掛は基本的に高い。ステンレスが望ましいが、400円とかまだしも 1000円近いものまで。
他に「掛金 60mm」というものもあるのだが、ビスの間隔が短くちょっと不安なのでパス。ただこれは南京錠を付けられるというメリットがある。
波板の桟を作成。長い方は3本しか取れなかったので、一本接着して作成。短い方はサイズに自信がない。どれだけにすべきかは正確には分からない。だが、上下にずらせば必ずぴったりのところがある。そして、予定どおり裏を削り塗装開始。
これを取り付け。ポリカをサンドイッチ。外れ止めだけのつもりなので、遊びがある。実は、これをやってもポリカは簡単に外れる。横が棒一本なので開くのだ。縦の桟が外れたりもした。ナナメの棒をビス止めして初めてポリカが外れなくなるが、だいぶ引き寄せてビス止めしないといけない。
その前にナナメの棒が嵌るように横の2本の桟を加工。まずはピッタリになるところで切りとり、1cm 目安でホゾを切る。要するに両側の隙間が 合計 1cm 程度になるようにした。
これでようやく小窓のポリカの形が決まる。上辺 13.7cm , 下辺 30.8cm 。
手つかずのパーツは左下の三角形。高さ 30cm ぐらい、下辺 6.7cm 。雌さねを彫り込んでやらないといけなくて、面倒。最下段の野縁も用意していない。野地板をつないだものなど弱いから重要だが最後になる。

なんとか形になった。パーツとしては、最上段の棒が残っているが、なくても良いぐらい。野縁は用意してあるが、彫り込んでいない。手前のナナメの棒は、ヒス3本だけで止まっている。右上角が強度的に不安なのだが、ビスを打つ場所がない。最上段の棒を付けた後に補強するつもり。
前後の隙間は 15mm 程になった。一応ナナメの棒は平行で隙間も一定幅になっているようだ。上の隙間はほぼ0.ぴったりに作って下に少し降ろす。
他に雪対策で補強をしたいような。角材を一本下のほうに裏から入れてみようか。要検討。
ここで、材料費がどれぐらいだったのか整理。
野縁 30x40 2000mm 4本 1380円(税別) x 4/6
荒材 30mm角 1000mm 3本。598円(税別) x 3/10
野地板 12mmx105mm 2000mm
奥の柱 2枚貼り合わせ
下の板張り 40cm x10 (2枚) + 30cm (端材)
外れ止め 2枚貼り合わせ (1m を3分割+ )
合計 6枚 1080円(税別) x 6/9
板材 300x15 900mm 300円(税別) /2
ポリカ波板 7尺 3/4 枚 1580円 x 3/4
ラワン合板 4mm (端材) 100円?
合計 3473円。
+蝶番 +掛金 。
材料費はたいしたことがないが、随分と苦労した。右側も同じものを作るのかどうか?ちょっと考えたい。
ポリカは用意してあるのだが、北側なので壁でも良いのでは?という気もする。

考えたのだが、こんなのにしてみたい。左側のデザインは気に入っているのだが、弱そうなのが難点。(実際弱いと思うので補強を考えている。)
ならば、小窓だけ残して大窓を木にしてしまえば良いではないか? ただ木にするのではなく、下から上まで伸ばす。これで相当強化されるはず。無理して野地板にしなくても良いとは思うが、デザインを踏襲するとこんな感じに。他の板と言っても合板は嫌だし、他の無垢板だとコストが上がってしまう。手間がかかるので、ボチボチ春から作っていきたい。
両側の扉だけがあると変なものになる。正面もなにか必要だろう。

補強なのだが、上下に外れ止めを付けようかと。まず縦の桟が弱すぎる。10mm 幅のホゾだけで窓全体を支えている。簡単に折れたり外れたりしそうなのだ。
でもなんか残念な感じもする。こうするのであれば、ポリカを埋め込む必要などなかったのでは?とか、最初から幅と厚みのある木を使えば良かったのだ。とか、考えてしまう。
T字の金具で裏から補強して 、外れ止めは1枚の板にして薄くする手はある。でも薄くしてしまうとビスが効かない。ボルトナットにしないといけなくなる。
図示したほうのやり方でメリットがあるとすれば、コーキング。たぶんポリカはくっつかないから、外して綺麗に成形できる。変色するのでアレだが、ウレタン接着剤も使えそうだ。これは試してみよう。

ちなみに、「打掛」とはこんな金物。下のは、ヨドバシで買えるものだが、サイズは 65mm で 256円。強力だそうだから、ダイソーのものがダメだったら交換も考えておこう。
・・・困った「打掛」が見つからない。ダイソーでまた買えばいいかと思って市内のダイソーを回ってみたがない。とりあえずヒモで固定してゆっくり探せばよいか。ちなみに コメリを見てみたが 65mm が 320 円ぐらい。見つからなければヨドバシで買う。それはともかく、ストッパーを付けたい。小屋側は 38mm の 2x4 で、扉は 30mm 。また彫り込んだ 角材なり板なりを作らないといけない。
「打掛」は見つからなかったが蝶番は見つかったので付けた。まず扉側。本来とは反対に付ける。軸が出っ張っているので引っかけてビス止め。多分こうやれば平行になる。で、扉を閉めた状態で取り付けて、柱の外側に取り付け。これは柱と平行にならなくとも扉は開け閉めできるはずだ。実際上と下では隙間の幅が違ってしまった。
ちなみに高さ調整は、予定通り 5mm 程下を切り取って、上を 5mm ほど空ける。蝶番を付け終わったら下を切り取る。これで蝶番だけで支えることに。付けてから気が付いたのだが、上の隙間がないと扉は開かない。5mm あけてもギリギリで上の垂木に少し擦る。最後のパーツ...最上段の野縁を付ける際には注意しなくては。

蝶番を付けた写真。前の写真との違いは、左下の野縁。ここで支えていたので荷重がかかり、のこぎりでうまく切れなかった。途中で扉を開けようとしたら割れたり。ひどい有様なのでもういちど綺麗に切る。
雪囲いU

自転車小屋に雪が吹き込まないようにシートを付けることにした。正面はシースルーシート。右はダイソーの園芸コーナーにあったもの。まめに除雪すれば元の雪囲いで十分なはずだが、少し吹雪いて中に入ると掻き出すのが面倒だと思いやってみた。シースルーシートは思ったより透明度が低く気に入らない。

左側は扉が完成! 気には入ってはいるが、細々と補強などをしていこうと思う。ちなみに、打掛は買っておいたものが見つかった。割と頼りない。
シースルーシートはとてもとても気に入らない。これではまるで橋の下の例のおうちではないか。なので、探してみたところ 0.3mm厚 1.8m x 3m というビニールシートが amazon にあった。0.1mm でもまぁまぁ厚手らしいのだが、0.3mm である。見た瞬間欲しくなってポチってしまった。後はどう付けるか。野縁にタッカーで打ち付けて コの字の閂で引っかけてぶら下げる。下も野縁にして重しにする。隙間を空けるというやり方も可能なはずだ。設置方法はよくよく考えよう。
・・・ひとつの案なのだが、食べ物屋で良く見る テントのような暖簾。上下に棒が付いていて、下はひもで重石に固定。風が強いときは巻き上げて縛っておく。

大雑把なイメージ。ぶどうを外側に這わせたいが、雨避けとの間はある程度ないといけない。冬は雪囲いと干渉してはいけないので垂らして縛る。条件を考えるとこうするほかなさそうだ。
方針は決まったが、端の処理はどうするのだろうか? 上は動かないから半周巻き付けてタッカーで良いと思うのだが、下は? 袋状にして木を入れる? 普通熱で接合するような気もするが、ハンダごてで出来る?
あるいは大型のステープラー? タッカー買ったのは失敗だったか。あるいはハトメ?
とにかく練習してみないとどうやれば良いか分からないようだ。
ハトメが良さそうな気がする。ダイソーに 7mm のポンチ とか 7-8mm のハトメポンチがあるらしいが、地元のダイソーは DIY系の商品が貧弱でないかも。だいたい 70mm ぐらい先に打てるものなのかどうか?
ハトメパンチは、ダイソーストアに記載がないから、もう製品がないのかも。
商品で気になったのは、ハトメ一撃 (三共コーポレーション)。穴を空けなくて良いのがウリだが、果たして 0.3mm厚 x2 のビニールに通用するのかどうか? 布地なんかは一気に出来た方が良さそうだが、ビニールは先に穴を空けて置いたほうが良さそう。先に穴を空けるのであれば、普通のものでも良さそうではある。
amazon だと
イチネンアクセス 両面ハトメキット 9mm 真鍮 51296 14組 ¥626
なんてものもあった。ただ、一式揃っているもののあまり評判が良くない。また、一撃の方はハトメ自体が丈夫なような気がする。一撃の方にしておこう。上の方はハトメを使わない予定だったが、数か所付けてヒモで取り付けても良いわけか。8.2mm だと付属のハトメは 16個。別売りのハトメは 15個。上下共に7個づつ使いたい。
あと
KAWAGUCHI TK04-340 0 [アイレットリング8mm] アルミ製 20組 内径 8mm ¥275
なんてものもあった。先に穴を空けておくならこれも使えそうだ。
ダイソーには、アルミ製の両面ハトメ 8mm (30組),10mm(25組),12mm(15組) があるらしい。
それとは別に 片面カシメ 6mm,7mm,9mm がある。
・・・そして近場のダイソーで 両面ハトメ 8mm と工具セットが売っていた。売り場が手芸コーナーだったので気が付かなかった。売ってると言っても 9mm 穴を綺麗に空ける必要があり、ポンチは売ってなかった。製品自体 9mm はない。両面ハトメ 10mm も工具セットも売っていたのだがこちらは 11mm の穴をあけなくてはいけない。当然ポンチはない。
説明では、0.1mm 〜 2.0mm の厚さに対応。片面カシメはもっと厚いものに使うらしい。ポンチはヨドバシで 300円ほど。合計 500円で済ます手もあったのか。
そういえばハンドナッターを持っていたのだった。リベットナットの方が強ければハトメ程度潰せるのではないか? なんて気もする。
このテントというか暖簾はぶどうが大きくならないと必要にならない。いずれは作るが春以降で問題ない。

最新のデザインはこう。長さは 1500mm に切ったものを使い、上 3-4cm 折り返しハトメ止め。下は 10-11cm 折り返す。下の棒は 野縁 3x4cm なので +7cm 。
ハトメは 29cm 間隔。