2023年08月31日

木箱を作ろう

実はもう作ってしまった。また作るかも知れないのでまとめ。

作ったのは標準サイズを5つ と 少し幅広のを1つ。あと 7つ目をノーパソ台に変更。

木箱を作る動機は工具入れ。ドリルビットやらやすりやら ボルト、ナット類。なにがなんだか分からなくなるぐらい増えてしまって 整理しないと必要なときに見つけられない。細かい物用なので 底は浅く。だが重量があるので大きくはしない。

材料は得意の野地板。浅底なので 高さは 105mm 。基本の幅は野地板2枚で 210mm + 側板 24mm 。(実際は 210mm 取れないので 内寸 207mm とかになった) 決めなければならないのは長さだけなのだが、以前作った木箱に倣って 355mm とした。

まずはコの字を作り、最後に短辺を嵌め込む造り。ノーパソ台 は短辺なしで塗装面を変えた。幅広は、30mm 幅ほどに切ったものを 底板に追加。

他の加工としては、箱の上に 105mm x 12mm の切り欠き。これは、箱を並べた上に、重いダンボール箱を置くかもというためで、ダンボールの底が抜けないように 野地板を渡すしくみ。一応箱を積み上げたときに上の箱を持ちやすいようにする配慮でもある。その目的だと下に切り欠きを入れるべきでそう有効ではない。

工具箱2-01-20230721.jpg

設計中のものだが、ノーパソ台はこんな感じ。

工具箱2-02-20230721.jpg

木箱は加工しなかった穴があるが、こう。

材料は、105mm 幅野地板 2000mm を使った。1箱で使うのは 355 x4 + 210 x2 で切りしろなしで 1840mm 。一枚で 1箱作れるはずだが、節をできるだけ避けたりして その通りにはしなかった。

さて、どうやって作っていったか。

まずは、底板と側板でL字を作る。底板は木表が上、側板は木表が外側ということに決めた。同じサイズ 355mm に切ったものをコーナークランプで固定し、さらにF型クランプで締める。接着剤はタイトボンド。接着後でも良いので、切り欠きを入れておく。(全体を組んでしまった後だと鑿がつかいにくい。) なお、2つ同時に作るのでコーナークランプは4つ使用。

次にL字2つをくっつけるのだが、6mm のダボを2本入れる。別になくとも良いような気がするが底が抜けないようにした。

クランプで締めるわけだが、ダイソーの F型クランプでは長さが足りず、新規に 30cm の F型クランプ 4本セットを購入。2本がけで 2箱同時に接着。

最後に短辺の野地板を現物合わせで切る。記録を見ると 207mm 〜 208mm 。

幅広は、25mm の追加だった。これを L 字1つに ダボ3本でくっつけて、組むときにダボ 2本。内寸は、 232.5mm 、233mm となった。この箱は紙やすり(耐水ペーパー)を入れる。結構買い込んで相当な量になっているのだ。

短辺の野地板の切断には相当気を配った。上側はともかく下側が合わないと接着剤が効かない。あと短辺も外側が木表。

何故木表がどちらか気にしたかというと、野地板が反るのだ。木表が凹になるので、逆ハの字のように広がる。なので上側をクランプで締めて接着。

短辺はそういうことが出来ないので、木表を濡らして反ったのを修正。また、小口を貼り付けることになるが、小口は接着力が落ちる。薄めたタイトボンドを染み込ませておくと良いらしいので、そのようにして準備した。

接着したらダボ打ち。側面と底板のところに 6mm を3本。底が抜けることがないようにした。
・・・これで良いかというと全然だった。1つ短辺の接着剤が剥がれて逆ハの字に開いてしまったのだ。そういうことがないようにまたダボ打ちをするのだが、垂直に打つと保持力が弱いような気がするので、ナナメ打ち。あと穴あけの精度に自信がなかったので、ここは 5mm のダボにした。

    ダボは1箱に 6mm 8本 で幅広は 11本。5mm は 4本でノーパソ台には不要。7個も作ったので合計は 6mm 59本、5mm 24 本。ものはダイソーのもの。5mm は、穴あきのボードのところにあり、木工コーナーではない。
    しかし、よくもまぁこれだけ穴を空けたものだ。穴あけは木工用を使わなかった。小径の鉄工用ドリルでまずは下穴を空けて、様子を見つつ径を大きくしていった。3段階、4段階にしたものも。これでも良いのだが、穴が綺麗にならず少しめくれたところも出来た。自信がついたので次は木工用ドリルを使うつもり。
    なお穴の深さは 外から打つので、40mm 以上とした。・・・だが、空気が逃げられないので浮いて来て 40mm とはならなかった。

    ついでに書いておくと、木工用ドリルは 1重らせんのちゃんとしたものが良い。これはケガキ刃とスクイ刃という役割が違う2つの刃が付いていて綺麗な穴を空けられる。安物は同じものが2つなので本質的に違うもの。一般に高いのだが ダボ用としては、
     SUN UP 木工ドリルビット 5本組 SWD-51
    が求めやすい価格。これは今は持っていないが、9mm,12mm,15mm の3本組は持っている。
    あえて安物を使う場合、ヤスリで削ってケガキ刃とスクイ刃にするという手はある。以前売っていたダイソーの木工用ドリル 5本組で試したところ綺麗な穴あけが出来た。ただし 横側にも刃がついているようなものでぶれると穴が広がる。使用目的は主にダボ用なのでこれでも良いのだが注意が必要。
    まともな木工ドリルでも、切れなくなったら ヤスリで研ぐものらしい。動画がいくつかある。これをみてヤスリで削ってみようと思ったのだった。

    https://www.youtube.com/watch?v=kNA_O2P8XeI (元動画)
    木工ドリル2.jpg
    形状については、これが分かりやすい。

これで完成! ではなく、最後に #240 で 整形。底板の合わせ目とか 底板、側板の木口とか ぴったりではなかったので結構削った。内側は無修正。別に構わないだろうという判断。

あと、底板を木表が上にしたのは、下が凸だとそこにクランプをかければ良いだろうと言うのが理由。逆だと端と中央にクランプをかけなければならない。
1つ 木表、木裏にしてしまって、波型になってしまった。とりあえずは揃えるのが良い。



次は塗装。これは凝ってみた。マホガニー色が好みなのだ。だが、新しい塗料を買うことにせず調合することに。所詮工具入れの木箱なのでコストをかけたくなかったのだ。具体的には、
 ベース:クレオパワー けやき色
 +ダイソー墨汁 1/30
 +ダイソー プリンタインク マゼンタ 1/30
で落ち着いた。これを2倍に薄めて3度塗り。

発色テスト-002-20230730.jpg

できたのは、こんな色。ただし、プリンタインクは染料なので退色するはず。さらに水がかかると溶けだす。なので、ダイソーニス クリアで保護。これは2度塗り。ちなみに内部はなにも塗らなかった。
あと薄めた上で3度塗りしたのは、薄めずに2度塗りすると木目が見えなくなるため。木目も出て割と良い感じになった。写真では紫がかった感じがあるが、肉眼で実物を見ると、明るくはないがもっと茶色っぽい。

    下に見える明るいものは、以前作ったテーブルでアサヒペンの水性ステイン マホガニー。

    好きな色なので、調合はまだ試行錯誤したい。ダイソーの書道コーナーに顔料の朱液というのがあった。顔料だが、水に混ぜられそうなのでいずれ試してみたい。プリンタインクにも顔料があるが、水に混ぜて大丈夫なのか不安があり、しかも高い。下手をするとマホガニーの水性ステイン買うぐらいのコストになりそうなのでやめておく。

これで木箱は完成!

あとは、ノーパソ台。これについては、塗る面は違うが同様に着色、ニス塗りをした後に、ダイソー トップコートを天板のみ2度塗り。ダイソーのニスでいつまでもベタついた経験があってそれが嫌で塗ってみたが、良かったようだ。実際ニスが乾いたと思って、木箱を積み重ねておいたら 持ち上がるぐらいくっついてしまった。

posted by すz at 21:44| 日記