2010年02月07日

Tiny44Aをなにに使おう

i2c 温度計が欲しかったので、デジキーで買ったのだが、ついでに Tiny44A も買ってしまった。1個だと 217円だが、25 個だと 137円だったので、ついついぽちった。DIP ではなく SOIC の方。

    他のついでとしては、TCXO 付き RTC の DS3232S とか SPI RAM の23K256 とか。あと 1SV322

    DS3232Sは、1Hz を出力させて AVR に水晶を付けたときの精度とか温度特性を見るために購入したのだが、他は明確な使い道を決めていない。

    ちなみに、23K256 は、A25L80などの SPI FLASH とピンアサインが同じ、コマンド体系も似ている。→A25L80の使い方

AT90USB162/ATmrga32U2 は、ADC がないし 補助用と割り切っても良いかなぐらいの気持ちで買ってみたのが実情。Tiny45 の方が少し安いのだが、8pin では厳しいのではないかと思い 14pin の Tiny44A にしてみた。ちなみに、コストパフォーマンスが良いのは、この 2 種類だと思う。

    8pin の Tiny45 と比べると、使える pin 数が多いのが有利な点。VCC/GND/RESET を除くと 5pin vs 11 pin 。これだけ違えば使える範囲も随分違う。
    ただ、不利な点もある。Tiny45 は、高速な PWM を持っていて、それで音を出したりするのに有利。あと 8 pin なので、SOIC でも実装が楽という利点もある。

    ちなみに ATmega32u2+Tiny44A と ATmega32u4とを比べれば、387円+217円 vs 473円 で 値段の面だけでも ATmega32u4 の方が良さそうだ。USB 用のエンドポイントの数(4 vs 6)とかバッファの量(176B vs 832B)から見ても ATmega32u4 の方が嬉しい。ATmega32u4 が入手できるようになれば、補助としても用なしになりそうだが... 2chip ならではの利点があるかも知れない。

AT90USB162/ATmrga32U2 の補助で使うときは、i2c スレーブにして、ADC とか 電源制御とかを考えている。ただ、AT90USB162/ATmrga32U2 からの書き込みもしたいので、4 pin で接続することになるかも知れない。

  • ISP をまるまる空けるとしても、8 pin も使える。AREF を基準電圧入力に使うとして.. 使える ADC は、ADC1,2,3,7 の 4pin。差動入力が使えるのは、ADC1,2,3 の任意の 2pin 間 と ADC3-7間。MOSI を、ISP 用に使うとしても ADC ぐらいは使えるかも知れない。 その場合は ADC5 が使え ADC3-5 の 作動入力 もある。

  • ADC の差動入力は、両極入力モードが使え、x20 利得モードもある。

  • PWM は、OC0A が空いていて、OC0B は、ADC7 と排他で使用できる。あと MOSI を使う場合、ADC5 と排他で OC1B が使える。

  • XTAL1/2 に水晶をつながない場合は、PORT としてしか使えない。

こんなところ。ADC 専用チップとしても、お得なように感じる。

補助としてどう使えるかについては、だいたいイメージできた。が、なにしろ沢山買ってしまった。スタンドアローンで使う場合どういうものに使うと良いのだろう?

  • V-USB でアレコレするパターンは、USB910B で結構やった。
    V-USB + ADC というのは、あまり美味しくない。USB を駆動するとインピーダンスが低いのでノイズが載ってしまう。USB の通信を抑止することもできないので、ノイズを除去するのも難しい。

  • ATmega88 系が向いているもので、Tiny44A を無理に使っても意味がない。なにしろ ATmega328 が 秋月で 250 円だ。実装スペースを減らしたいとか、差動入力を使いたいとかなら Tiny44A が向いていそうだ。

あまり目新しいのは思いつかないのだが、例えば... 充電器。

差動入力で電流を測定できるから向いているはず。充電器を含めた電源制御をまかせてしまうのもありかも知れない。

あとは、ちょっとした測定器。I2C 液晶を作る予定なので、インターフェイスは 2pin で済む。測定はこちらですることを考えようかと思う。普通は ATmega88 系 1個で済ませられるわけだが、レギュレータと水晶とを 1組にまとめたいので、一応意味はある。

まぁ、他に思いついたらここに追記していこうと思う。

ところで、レギュレータと水晶とを 1組にまとめるのに、アイテムラボの SOP20-1P27-Wを使おうと思っている。



これを次のような配線にするつもり。



現物合わせで、水晶がランドに届かないことがわかった。(スルーホールは絶縁処理されている)足を付けてからハンダ付けしないといけなさそう。それに、かなり配線が多い。ちょっと作るのは厳しいかも知れない。



pin 割り当てはこんな感じ。INT は、内部使用 の意味。AREF は、TAR5SB33 の NOISE 端子を使ってみる。1.2V 前後のはず。

    パーツリスト
  • 水晶:FA238-16MHz
  • レギュレータ TAR5SB33 or SI91841DT-285(2.85V)
  • 水晶用コンデンサ 2012 18p (マルツ:22p)
  • レギュレータ用コンデンサ(入力側) 1608 1u
  • レギュレータ用コンデンサ(出力側) 2012 10u
  • レギュレータ用コンデンサ(NOISE) 2012 0.01u (マルツ)
  • Tiny44A (SOIC-14)
  • 変換基板 SOP20-1P27-W (アイテムラボ)

ちなみに、レギュレータと水晶とを 1組にまとめるために わざわざ こういうふうにしている。単に Tiny44A を使うだけなら、基板に直付けすると思う。カプトンテープかなにかで絶縁しておいて、端の 4pin だけ 基板のランドに付ければ十分だと思う。

追記:結局(ワークサイズパッケージのついでに)基板を作った。




こんな回路図。



で、出来上がったのがこれ。

追記: 2010/12/10 いまさらながら作ってみた。





なんだか.. 適当になってしまった。IC はナナメになっているし。他のパーツもあまり整然とはしていない。

足は、ダイオードの線。2 つに折って 基板に挿している。drill を 1.0mm φにしたのでけっこうぎりぎり。写真では分かりにくいのだが、基板の横ピッチは 400mil のはずなのだが、ブレッドボードに挿すときに 300mil 分の位置に挿してしまった。そのため足が内側を向いている。いつか IC ソケットに挿すかも知れないので、そのままにしている。



ちょっとばかり出来が悪いので修正した。(作るつもりはまだないが、一応)

  • clk44-02.zip

  • まず、C4 の真ん中に VIA が来ている。ちょっと気をつかうので、位置を変えた。
  • あと、線が全体的に細い。ライブラリも修正して、線やランドを太くした。
  • コネクタの drill は 1.1mm φにした。
  • 最後に 裏をベタアースにしておいた。

posted by すz at 20:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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