2010年10月24日

taobaoでジャンク基板

ちょっと妙なものを見つけてしまった。



これは、ここで売っている Jz4725(無印)搭載の PMP の基板で製造途中のもの。なんと 23元(16円換算でも 368円!)。taobao だから 代行業者を通さないと買うのが難しいし、単体で 1 個だけ買うわけにも行かないのだが...

    jz47xx は、中国 Ingenic 社が作っている MIPS32 互換の CPU で 360MHz で動作する。中国の製品では珍しく Linux や ブートローダー ツールなどの ソースコードが公開されている。現行のCPU は、PMP用では Jz4755 と Jz4725B で Jz4725 は 旧製品。

    推測だけで書くが、安PMP も Jz4725 から Jz4725B/Jz4755 に切り替わっているようだ。Jz4725B はピン互換で性能も同じなのだが、ソフト見えでは互換性がなくなってしまっている。Jz4725 には新しいファームウェアが供給されないから 載せてしまったボードは使い道がないのだろう。

    ただ中国本国でどれだけ格安なのかは想像できない。なにしろ、まともなメーカーが作った jz4755 が載った PMP の製品が 150元ぐらいからある。LCD,バッテリー,FLASH(4G),RAM が載ってこの値段だから CPU だけのボードなら 50元以下の原価かも知れない。

SDRAM も FLASH も載っていないが、usb からブートできるし、SDRAM さえ載せれば 動きそうな感じ。
SDRAM も持っているし、ちょっと試しに買ってみようかと思っている。

    Jz4725 の データシートやプログラミングマニュアルは入手済み。usb からブートするツールや Linux のソースコードも公開されていて入手済み。-- 壊れてさえいなければ使えるはず。

    追記: 代行業者で見積りを取ってみたが、買えなかった。残念。
    写真はサンプルで、同じものとは限らないようだし。諦めよう。


まぁジャンク基板をわざわざ買わなくても、マジカル上海の Neo Slim 3000 が 1999円のセール中で、こちらのほうがおすすめ。(データシートがないが)液晶 や バッテリー, FM ラジオモジュール取りで元がとれそうな値段にまで下がっている。

    入手できた。
  • バッテリーが放電してしまっている。バッテリー自体に過放電保護があるし、充電も専用IC だから 普通に使える状態になると思う。
  • ファームウェアも 古いようだ。試しに使ってみるなら ここから V1.7 をダウンロードしたほうが良いかも。

これはこれで予備に買い増ししておくと思うが ...ジャンクを再生して電子工作に使えるなら、それはそれで楽しいかも知れない。

    ... とは言え、液晶つないでPMPに仕立てるのでは意味がない。-- すなおにPMP買ったほうが安く付く。
    Linux もあるが、Jz4725 と Jz4725B では大分違う。Linux を動かそうとしているのは Jz4725B のほうで、Jz4725 でがんばろうとはあまり思っていない。

    こいつには、電子工作で役に立ってもらおうと思っている。Linux の移植などしなくとも、AVR でやっていたレベルのプログラムは usb からロードして動かせる。

    すくなくとも 使える I/O は、I2C と 16bit PWM 2 つ(I2C と排他)。 あと LCD 用のピン 16 + 4ぐらいを GPIO として使える。当然ながら 既に付いている サウンド出力や MicroSD も 使える。マイクと FM モジュール用の LINEIN も大丈夫だろう。ボタンも付いているが、自由に使えるかどうかは不明。PIN 不足のため大概凝った実装になっているので、解析しないと無理。ちなみに、MicroSD は SPI ではない。SD の 1bit インターフェイスで使えるようにするのは骨かも知れない。

    裏面に液晶接続用のパッドがあるはずで、液晶サイズは、2.8inch 〜 3.2 inch ぐらい? ならば 0.8mm 〜 1mm ピッチで 36pin 〜 44pin のものだろう。( 0.5mm ピッチでコネクタが必要だと、コネクタの高さがあるから、コネクタが表面に来るはず。)

      液晶コントローラの接続は 2 通りある。HYNC/VSYNC を使うLCD接続と コントローラを使う SLCD接続。どちらの接続かかわからないが、データ線 16bit 分と HSYNC(RS)/VSYNC(WR) は確実に使う。たぶん SLCD接続 で、RESET/CS に割り当てた GPIO として使える。

    シリアルの Tx はたぶん空いている。.. のだが線が引き出せないかも知れない。Rx も内部用の PWM に使われてしまっているかも知れない。シリアルはあてにしないほうが無難。

    そのかわり、USB が通信に使えると思う。ツールのソースもあるし Linux のドライバソースもあるから使い方は分かる。AT90USB162 で作ったのを移植したりすれば大丈夫だろう。

    スタンドアローンで使うには、少なくとも NAND FLASH を付けなくてはならない。FLASH は、使わなくなった eeePC 用の SSD とか 時代遅れになった PMP から取れるのだが、0.5mm ピッチのハンダ付けには自信がないし、すなおに PMP 使ったほうが楽そうなので そこまでしないかも。

    一応 バッテリー充電専用 IC は付いているように見える。5/6 pin の IC は 4 つ載っていて、コイル付きが 2 つ。コイル付きは、core 用 1.8V と LCD 昇圧用。残りが 2 つもあり、ひとつは 3.3V 用としてもあと 1つ余る。余るなら バッテリー充電専用 IC のはず。-- もう見方をマスターしてしまった。
    ただ、バッテリー周りは、満充電センスと 外部電源があるかどうかのセンス、あと場合によっては、外部電源時のバッテリー使用ストップとかのスイッチがあるはずで、それらを解析しないといけない。

    スピーカーも付くものだと思うが、8pin の IC が見えない。ひょっとしたら裏面かも。



こっちは、同じところで買える RK2706 の 基板で 22元。SDRAM は載っているものの FLASH がない。ただ、FM ラジオモジュールが付いている。

RK2706 は良く知らないので使えるような気がしない。.. のだが 使いこなせる人もいるかも知れないので、ついでに紹介。

    RK2706 のデータシートぐらいは入手できているのだが、boot の仕組みがいまいち分からない。
    boot できなければ、ただの部品取り用ジャンクにしかならないし。




ちなみこんなのもある。これは、Jz4740 の CPU 基板で こことかで 270元で売っている。

全ピンを引き出しているので、USB-HOST とか 全機能が使える。PMP ベースより自由度が高い。

2011/09/22 追記

タオバオ新幹線』というところを見つけたのでアレコレ買うついでに買ってみることにした。

    以前 別のところで見積もりしたときは、あっさり無視されたが、一応交渉してくれたようで 6 個 買えることになった。

    ( 23 元 x 6 + 中国送料 10 元 ) x 14.0(レート) = 2072円
    + 国際送料 600g 分

    これで、なにかちょっとでも遊べたら、安い買い物だと思える。

    ちなみに、写真のとおりのものが来るとは限らない。あとメモリも Nand Flash も付いていない。まともな品なら SD-RAM を付けるだけで、動かせるはずなのだが...

    それはともかく、電子部品でも 躊躇しないで代行してくれるようだ。

    ちなみに他のアレコレとは ...
  • Jz4755 CPU Chip 21 元
  • 4.3 inch タッチパネル液晶 58 元
  • 5 inch タッチパネル液晶 85 元
  • 紫光 T816 (Jz4755 PMP) 145 元
  • IQQ M1 (5 inch MIPS Android) 369 元

    Jz4755 CPU Chip は、0.4mm ピッチでちょっと手に負えそうにないのだが、買えなくなるかも知れないので一応確保。いつかボードを作ってみたい。タッチパネル液晶は、40pin で aitendo の これのタッチパネル付きと たぶん互換。紫光 T816 は、Jz4755 の開発用。付属品なしなら 135元まで安くなる。IQQ M1 は、MIPS Android 。少々もっさりのはずだが、サスペンドでバッテリーが持つのが売り。(ちなみに、デザインがスマートになった IQQ M2 がそろそろ出るのでお薦めかどうかは微妙)。これは、開発用でなく持ち歩いて使ってみたい。

    9/30 追記: 上記が届いた。

    まずは、主題のジャンクボード。これは、写真のものが届いた。基板の周りの捨て基板?がついたままで、明らかに未使用。問題は生きているかどうかだが、USB コネクタに一番近いボタンを押しながら USB に差し込むと USB Boot になり ドライバを要求された。SD-RAM も NAND-Flash もついていないが USB Boot にはできるのだ。(USB boot は、ROM で動作し 32kb のキャッシュにブートローダをロードする)

    CPU は、Jz4725 無印。USB boot で動かしてみるだけなら SD-RAM をつければ良いはず。スタンドアローンで使うためには、NAND-Flash もつけないといけない。

    基板の裏には、よくある 37pin ? の液晶のパターンが付いている。ただ、液晶をつなげるのなら、最初から PMP を買ったほうが安い。なにしろ Jz4725B の PMP が100元であるのだ。

    一応、これは電子工作で使うつもり。信号線は、FMラジオのパターンから I2C,Line-in , 液晶のパターンから 数十本の GPIO が取り出せる。

    Jz4755 CPU Chip も入手はできた。だが、板にテープで貼ってあるだけのような ... これでなにか作ったとしてちゃんと動くかどうかは不安。-- ただのコレクションになってしまいそうだ。

    紫光 T816 は、Jz4755 でなく全然違う CPU かも。見慣れた画面ではなかった。中国語と英語しかサポートしておらず OS も全然違うようだ。T816 も 見慣れた画面のものがあるはずなのだが... どうもハズレらしい。

    IQQ M1 は、期待通りのもの。だが、ここでは詳細は書かない。

2012/10/14 いまさら追記

    ジャンク基板だが、よく見たら SDRAM と NAND FLASH を外した痕跡がある。その際に 一部の CR が取れてしまっているようだ。取れて違うパーツにくっついたものもある。また、SDRAM と NAND FLASH にブリッジが見られる。USB に接続する前に ブリッジだけは取り除かないと危ない。

    取れたパーツは、数個で 1608 の 抵抗/コンデンサ。ちなみに、その近くに バッテリー充電IC のパターンがある。空きパターンなのかついでに外したのかは判別できない。回路的にはたいしたことがなさそうなので、RD を参考に復元しないと。

    これについては、記事を起こすかも。
posted by すz at 13:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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