2010年12月02日

FLASHアダプタとか

FLASHアダプタ


Jz4755 / Jz4725B を採用した 中華 PMP で NAND FLASH が 2 つ付けられるものがある。


( Neo Slim 3000)

( Mahdi T555)

パッケージは TSOP1-48 で ピンアサインはこんな風になっている。

(1) NC NC (48)
NC NC
NC NC
NC NC
NC I/O7
NC I/O6
R/~B I/O5
~RE I/O4
~CE NC
NC NC
NC NC
VCC VCC
GND GND
NC NC
NC NC
CLE NC
ALE I/O3
~WE I/O2
~WP I/O1
NC I/O0
NC NC
NC NC
NC NC
NC NC
(TOP View )

NC ばかりで実際に配線する必要がある線は少ない。
さて、これらが Jz4725B/ Jz4755 でどのように割り当てられているかというと ...

    4725B 4755
    R/~B FRB (ready/^busy) / MSC0_D2 PC27 PC27
    ~RE FRE (read enable) / MSC0_D0 PC28 PC28
    ~CE CS2 (chip select) / MSC0_D3 PC22 PC17
    CLE CL (command latch) / MSC0_CLK PC8 PC15
    ALE AL (address latch) / MSC0_CMD PC9 PC16
    ~WE FWE (write eable) / MSC0_D1 PC29 PC29
    ~WP L レベルもしくは汎用ポート

    I/O0 - I/O7 D0-D7 ( NAND/SRAM/SDRAM で共用 )

こんな風になっている。... FLASH メモリと排他しなければならないものの、MSC0 (SD カード) インターフェイスが出ているのだ。

線を引き出すことが出来たり、microSD スロットを直接マウントできれば、なにやら楽しそうなのだが ... いったいどうしたら良いのだろう?
前置きが長くなったが、これが今回の基板設計のテーマ。

とりあえず、自分の技量というのは無視しよう。で、使っているうちに壊れたりしないものを目指す。
.. フレキで作るのが良いのだろうが、そんなのは無理。次善の策として 薄いプリント基板(0.4mm 厚)はどうだろう? 薄ければ熱が通りそうだし なんとかなりそうな気がする。

ちなみにサイズは、横幅 20.0 mm 縦幅 12.5mm 。製造時に形状を決めてしまうのはちょっと困る。取り付け方法に幅を持たせたい。

  • 1) スルーホール を端に作っておいて そこを半分に切る。-- モジュールでよく使われているが、そういうのを製造してもらうのは無理だろう。自分で切るならあるいは可能かも。
  • 2) 小さめに作っておいて ポンディングよろしく UEW 使って自分で配線する。
  • 3) 普通に端子を出しておいて 上から熱を加えてくっつける。

よくよく考えれば、隣が NC のところは、となりとの間に端子を出してごまかせるかも知れない。両脇が 信号線で厳しいのは、~RE / ALE / ~WE の 3つ。I/Oは 1,2,5,6 の 4つ。

厳しいやつは 無理そうだから それだけ 2) の手配線する方針で検討しよう。

LCDアダプタ


他に、中華 PMP の LCD のパターンから 線を引き出したいというのもある。


これが典型的な 3.0 inch 400x240 の パターン(のはず)


LCD を外すとこんな風になる。

ここから線を引き出すには ... どうしたら良いのだろう? 0.8mm ピッチの 40 pin コネクタは まず入手できない。(30pin なら 千石にあったりする ) 。

サンハヤトのシール基板 ICB-069 なら引き出せそうではある。-- ただ 0.1mm 厚でたいへん壊れやすい。片面だから配線面が下になれば、コネクタも下側にハンダ付けすることになり 基板が浮くことになる。あまり嬉しくない。

基板側の端子形状は NAND FLASH と同じように考える。2 mm ピッチ (両側) の 基板対基板コネクタ Hirose DF11 が入手できるかも知れないので、対応しておく。

こんな感じか。2.54 mm ピッチ 40pin 分の幅は 50.80 で少しオーバする。-- 実をいうと 1-4 は NC であることが分かっている。37-40 も LED のカソードで ごまかすことはできる。
よくある 37 pin タイプにも対応できるように 38 pin 分だけ 2.54 ピッチに出すので良さそう。

サイズについては、幅 50mm 近くとるとして、あとは NAND FLASH x 2 が取れるように 決めようと思う。



(修正版)
ソース: pmpset1-04.zip
提出ファイル: pmpset1-04-out.zip
ソース: pmpset1-03.zip
提出ファイル: pmpset1-03-out.zip

なんか出来た。

  • 設計はしてみたが、どんな感じになるかチェックする目的がメイン。作ることは出来そうだが、役に立たないかも。
  • 0.8mm が 千鳥になっているのは、手配線する場合の対策。1つおきに配線していくなら少しは楽かなと思ったので。
    具合が悪ければ VIA 使って配線しても良い。そのときは 8mm の端子を切ってしまえばよい。
  • 2mm のPAD は DF11CZ 用だが、ケーブル直付けしても良い。
  • 裏面は 基板のパターンに合うようにした。0.4mm 厚 なら 使えるかも。
  • FLASH でベタアースしているのは基板の補強目的。
  • FLASH の VIA も千鳥だが、0.2mm/0.26mm の UEW を VIA にハンダづけするのを想定。drill は全部 0.5mm 。
  • 裏の VIA を絶縁するために耐熱性のテープを貼るとすると、基板がその分浮くことになる。
    ... その方が良いのか あるいは まずいのか?
  • そういえば、LCD のケーブルを付けるのにも使える。-- 1mm のも作っておいた方がよいか... (PAD を追加しておくことにした)
  • ユニバーサル基板のようなものだから、使い回しができる。こういうのを 4 つ作って 100x100 頼むのも良いかも知れない。
  • 落款みたいなのを入れてみた。適当に作ったからダメダメな感じ。次回はもうちょっとマシにしよう。

... 基板の図を見てたら発注したくなってきた。

  • 発注自体はおそろしく簡単だ。とりあえずコメントに、『可能なら 0.4mm 、無理なら 0.8mm』みたいなことを書いて発注。

    • 発注前にいくらするのか聞いていたのだが、返事が来ないのでしびれを切らして発注してしまった。
    • その後、『高いけど、そんなではない』みたいな良く分からない返事がきた。
    • 今は『発注したけど差額をどうやって払うのか?』を問い合わせ中。
    • で、『もう作っているから変更できない。次は発注する前に問い合わせてね』という返事。まぁ 0.8mm もどんなものか見てみたいし それでもいいか。
      記録:

        12/02/2010 Confirmed
        12/05/2010 Processing
        12/06/2010 Exception

      なんだかよくわからない。日曜日に Processing だが翌日に Exception 。どんな状況なのだろう? ちなみに 上記の返事は 12/06 。
       - 12/15 現在まだ Exceptionのまま。なぜこんなに時間がかかっているのだろう? ... 0.4mm に変更してくれたのなら嬉しいのだが。
       - 12/19 未だにステータスが変わらないので、問い合わせたら 12/20 に送ったとの返事。ステータスは変わっていないが オーダ番号入れての Tracking は 確かにできた。 シンガポールポストで 発送日は 12/15だった 。-- ステータス更新するのをサボっているのか。
      - 12/23 シンガポールポストから発送だそうだ。
       - 2011/1/5 到着。
      記録:
       12月23日 10:50 国際交換支店から発送 SINGAPORE
       1月2日 23:10 国際交換支店に到着 成田
       1月3日 9:00 通関手続中 成田
       1月4日 15:05 国際交換支店から発送 成田
       1月5日 6:48 到着

      やはり 0.4mm したいとか言ったから止められて、そのまま忘れられた気がする。もう送ったよってのも、蕎麦屋の出前という疑念が晴れない。だが、ちゃんと到着したし、問題はないのだ。

    追記: 2011/1/5 ついに到着。



    今回 50mm x 50mm に近いので 10 枚かなと思っていたのだが 今回も12枚だった。ただ、検査は 5 枚。
    厚さは 0.8mm 。仕上げはなにも指定していないのだが、今回は HASL ではなく ENIG のようだ。わずかに金色ぎみになっている。

    それはサテオキ失敗した。スルーホールが全部マスクされている。ガーバデータのチェックは、P板.com で作ったときの cam ファイルを使っていて実際の cam ファイルではチェックしていなかった。いくつも注文しているのだから、現物を見れば分かったはずなのだが、スルーホールがマスクされないのを期待したのは今回だけなので気がつかなかった。 0.8mm / 1.0mm ピッチ 変換のところは 問題ないが、FLASH アダプタは厳しい。... といっても ちゃんとハンダ付けできればなにも問題がないのだが... まぁ無理そう。どうしたものか。



    切り出し中の写真。三角やすり(not ダイアモンドやすり)で切り取った後、ニッパで爪を切るように整形しあもの。0.8mm をいきなりハサミで切るのは(割れそうで)無理。だが、一旦ばらした後の整形なら使えるかも。



    とりあえず、やすりで削って本来の形に整形。ただ、これではダメなのだ。端子の部分を 半分ぐらいまで削らないと。
posted by すz at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | プリント基板
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