2012年08月23日

FT232Rを PIC32MXライタに

pic32progの改造』の記事の要点だけ。

pic32prog-r62-ftdi-05.zip

これを使うと AE-UM232R といった FT232R モジュールや UM232H といった FT232H モジュールを使って PIC32MX の ファームウェアの書き込みができる。(動いたのは ICSP 。/ JTAG もサポートしたつもりだが未だ動かない)



例えば AE-UM232R だとこういう接続で良いはずなのだ。(UM232H で動作確認) 。追加パーツは、4.7K と デジトラ DTC144ESA。結線は 3 本のみ。GND の結線も不要 (USB 側でつながっている場合)。
使い方は、

 pic32prog -t syncbb-icsp-0175 hexファイル

これでいけるはず。(0:PGEC = TXD , 1:PGED_OUT = RXD , 7:PGED_IN = RI, 5:/MCLR = DCD)

UM232H では、MPSSE のBITBANG を使用することもできる。( syncbb-icsp ではなく mpsse-icsp を指定し ACBUS に接続。)。 その場合、外付けパーツも不要。

注意)

    ・ 動作の保証はしません (おやくそく)
    ・ コンフィグの設定を間違えると、動かなくしてしまう可能性があります。PIC32MX を壊してしまっても補償はしません。
    ・ 開発途中のものであり、書き込みに問題があるかも知れません。動いた/動かないといったレポートは歡迎します。
    ・ こちらでは、UM232H のみでテストする予定。手持ちの AE-UM232R は、ピンを交換したため、どこかおかしくなっている模様。(例示の目的だけで写真を撮っています。)
    ・ JTAG は動いていませんが、使わないので優先度を下げました。デバッグは気が向いたときにやります。

付録) ピンアサイン 表

    AE-UM232R と UM232H
     

    PIC32MX-TypeB / PIC32-PINGUINO-MX220

    RA0 (x)AREF PGED3
    o GND
    o D13
    o D12
    RST(o) RB5 (o)D11 TMS
    3V3 o RA1 (x)D10 PGEC3
    5V o o D9
    GND o RB7 (o)D8 TDI
    GND o
    -- o -- o D7
    -- o D6
    A0 o -- -- o D5
    A1 o -- -- o D4
    A2 o RB0 PGED1 RB9 (o)D3 TDO (*1)
    A3 o RB1 PGEC1 RB8 (o)D2 TCK (*1)
    A4 o RB2 o D1 TDO (*2)
    A5 o RB3 o D0 TCK (*2)

    (*1) PIC32MX-TypeB (my bourd)
    (*2) PIC32-PINGUINO-MX220 (Olimex)

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posted by すz at 23:32| Comment(1) | TrackBack(0) | PIC32MX
この記事へのコメント
FT245R で syncbb-icsp を試しました。そのままでは動きませんでしたが、bit_clkを150000まで落とすと動作しました。トライステートは普通のトランジスタを使いました。お蔭さまで PIC32MX を楽しめます。ありがとうございます。
Posted by 西田 at 2015年01月21日 23:26
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