2011年01月16日

小基板セット



0.8 mm 厚の基板がはさみで切れることが分かったので小基板を詰め込んだのを設計してみた。

    なにか記念切手のセットみたいな趣になった。ドリルで .... を付ければ まさに切手みたいになるが.. さすがに遠慮すべきか。 ちなみにサイズは切手より小さい。(小さいほうの白枠は 10.4mm x 13.7mm)

    この中で MINI-B コネクタ付きの基板があるが、貼りつけて使うつもり。力がかかるので レジストを一部載せないようにして のりしろにした。

最初に切り出すとき基板にストレスがかかるので、切りしろを十分に取った。不安なら、すこしヤスリで削ったりしても良い。レジストがすべって邪魔になるので 、ヤスリ向けにレジストも細工した。

切り出した後も、はさみで整形する前提。この場合 基板へのストレスは少ない。

回路図:


今回は、別々に作ってマージするのではなく、直接作成。 回路図がだいぶん大きくなったが、ひとつひとつは簡単な回路。

eagle ファイル


なに作ったかのメモ 上→下。左→右の順。何のボードか分からなくなるので、ボードには主にチップ名を書いてある。

  • MINI-B+ MCP73831

    USB + バッテリー駆動のための ボード。USB を 単なる DCジャックとして使っても良いし、USB として使ってもよい。回路図は、『中華フォトフレーム』の回路を参考にした。ちなみに MCP73831 は、LTC4054 互換の充電専用 IC 。手持ちは、MCP73831T-2AC

    これを親基板に貼りつけて使うことを想定している。

  • TINY45-i2csnd

    以前 i2csnd とういうカテゴリで記事をかいたのだが、放置していた。思い出したので作ってみることにした。

    単なる DIP/SOIC → SIP 変換基板としてまず作り、スタックする使い方を考慮した。

      秋月の ピンソケット(足長 1x8) で連結するのも可能かも知れない。一応反対側に固定用の穴を空けた。簡単に広げられるし、サイズは 2.2 mm φと小さめにしておいた。

    ピンの割り当ては、

    2 CLKI
    3 OC1B
    5 SDA
    6 OC1A
    7 SCL

    PWM で音を創るものだが、外部クロックで完全に同期させるのも良さそうだし、内蔵RC でクロックは、ばらばらというのも味があるかも知れない。-- とりあえずクロック入力を考慮しておく。

    OC1A/OC1B は PWM で、3 つの R or C を付けられるようにした。回路図の値はでたらめで R/C の区別さえ定かではない。ここは、どういう機能を組むかで決める。例えば BTL でスピーカーを鳴らすなら、33 Ωを直列に 1 つ入れる。RC フィルタ を入れてさらにカップリングというのも良いかも知れない。

    ISP を考慮するかしないかは重要。ISP を考慮するなら、#6 OC1Aには抵抗以外は付けられない。でももし、I2C で動かせる ブートローダを作れると、リセットを含め全ピン並列につないだりできる。いつか検討してみたい。

    また、SOIC を使うならソケット用のパターンをコネクタにできる。それで ISP するなら リセット以外並列に接続できる。(リセットは接続しない)

  • SC120

    昇圧IC の SC120 用。FBを使って電圧調整するが、R4 をオープンにすると 3.3V 固定出力になる。一応 Enable も使えるようにしておいた。使わなければ となりの IN と接続する。

    これは、同期整流型で 外付けのダイオードがいらない。ダイオードも結構な値段だし場所も取るから、お得だと思って選択している。

    (スイッチの)最大電流のリミッタは、1.2A で結構出力が大きい。適合するインダクタは、4.7uH。5V昇圧 とかの場合は 6.8uH だそうだ。定格電流は、平均で計算するから 700mA 程度で良いようだ。

    一応用意したのは、 NRG4026T6R6M で、6.6uH 1.5A 。ただ買った数が少ない。4.7uH 1.2A の CB2518T4R7MR は(買ったときやたら安くて)沢山買ったので 使えると嬉しい。ただ、飽和電流が 310mA となっていて 電流を流すと効率が落ちそう。

      CB2518T は 一年前は 10個で 170円だったのだが、いま見ると 340円。円高もあるのに 2 倍になっている。いまは、100個買ってはじめてだいぶ値段が下がる。

    インダクタのサイズは、NRG4026に合わせた。だが、CB2518T は載る。

      CB2518Tの 標準のランドパターンでは、ランド間が 1.5mm 。NG4026 は、1.6mm 。少しだけ広いが問題ないだろう。

      XZ5121 のデータシートに載っている VLF3010A は、ランド間が 2.3mm でちょっと合わないが載ることは載る。秋月で 47uH だけ扱っている VLF4012ATは、合わない。値も合わないから今回は無視。


  • XZ5121

    LED 用の定電流 昇圧IC の XZ5121 用。これは aitendo で購入
    LCD バックライトに使うことを想定。

    こちらの最大電流のリミッタは、300mA 。インダクタは 22uH とか。( 昇圧電圧が低ければ値を小さくする。)

    これは、22uH 580mA の CB2518T220Kでいけそう。


      ただ、最近は アノードコモンで 3.1V ぐらいのバックライトも多い。こういうのには必要ない。
      ちなみに 3.3V 電源だと電流を調整するのが難しい。15mA x 4 程度なら AVR の PWMで直接扱える。8 ピンの AVR で I2C + LED x 4 というのも作れそうだ。いつか検討しよう。

  • MINI-B

    変換基板に貼りつけて USB MINI-B の口を付けられるようにする基板。D+/D- の抵抗ぐらいは載せておいた。他に載せられたのは、VBUS との間に 入れるダイオード。使わないなら ジャンパすれば良い。

    これ以上の部品を載せることは無理。

  • SC189

    5V から降圧する SC189 用。レギュレータでは効率が悪く都合が悪い回路用。1.2V/1.8V/3.3V を入手しているが、使うあてはまだない。

    これも、外付けダイオードがいらない。同じピン配置のものには、Torex XC9236 , Fairchild FAN5307 などがある。ただし、周波数が違い適合するインダクタが違う。

    SC189 の インダクタは、1.0uH 、最大電流のリミッタは 2.0A だそうだ。

    1.5A (飽和 1.2A) の CB2518T1R0Mを一緒に買っている。たぶん大丈夫だろう。

      大変なミスをしてしまった。インダクタは、LX と OUT を接続するのに、LX と IN を接続 してた。
      もう発注してしまった。果たして改修は効くのだろうか? (データは一応更新: ver 03)



      修正前と後。-- ほとんど違いが分からない感じ。IN と インダクタを切り離して .. ジャンパすれば良いわけか。かっこ悪くなるが、まぁ良しとしよう。

  • AUTO-SW

    eJackino / AE-ATmega 用 で外部電源を自動切換えするスイッチ。思いついただけの実験用。

    Pch FET は、IRML6402 (Max 3.7A) , DMG3415U (4A) などを想定。

  • FET

    BSS138, 2N7002 (Nch) , BSS84 (Pch) などを付けてブリッジを作れるようにしたもの。

    これだけ裏面も使っている。

    Nch + Nch / Pch + Pch / Pch + Nch の使い方を想定。単体で使っても、もちろん良いが、それなら SOT23変換基板で十分なはず。フルブリッジも一応可能だが、貫通電流が流れるから 使えるケースが限られる。

    上記の FET は、オン抵抗 が数Ωと 大きめだし、あまり気にしないで使えるかも知れない。

Fusion PCB 向けに基板を設計するのは楽しい。2000円ぐらいだから、これからも作っていこうと思う。

    追記: 作りたいものをここにメモ

    作りたいものが溜ったら 0.8mm でパックして発注するのだ。で、5cm x 5cm が増えてきたら マージして 10cm x 10cm にしようかとも思う。

  • CPLD 変換基板

    Cool Runner II XC2C64A , XC2C32Aは、かなり安い。特に 32A だと 100円ちょっと。もっと手軽に使っても良いのでは? と思える。2 電源だが MCP1700T18 あたりを載せられるようにしておけば良さそうだ。

  • LED 用定電流基板

    5V 〜 12V 電源で 定電流駆動するもの。電流は 1W を想定して 300mA 。これを Tiny45 で駆動する。
    5V なら 1 個。12V なら 3 直列までいけるようにしたい。2ch 付けるのも良いかも知れない。

  • FLASHアダプタリベンジ

    失敗したので作り直したい。... 10cm x 10cm 分集めて作ろう。

ただ、送料をけちっているので、いつ届くかわからない。SG(シンガポールポスト)なら一週間ぐらいで届いていたが、HK (香港ポスト)になったようで、いつ届くものやら。忘れた頃になるかも知れないが、届いたら追記していこうと思う。

発注の記録

    01/15/2011 Confirmed
    01/16/2011 Processing
    01/17/2011 Exception
    01/24/2011 Traceable

    日本郵便
    1月25日 16:28 引受
    1月31日 10:48 国際交換支店から発送 KOWLOON / HONG KONG
    1月31日 23:41 国際交換支店に到着 NARITA
    2月1日 9:00 通関手続中
    2月1日 10:00 国際交換支店から発送


追記: 2011/2/2

受け取った。とりあえず ばらばらに切ってみた。

今回は、百均で手に入る 普通の キッチンばさみを使ってみた。余白が広いので 気にせず切る。-- まるで厚紙を切るがごとく切れた。

整形も 問題ない。親指のつめをハサミで切る感覚でいける。
posted by すz at 05:02| Comment(3) | TrackBack(0) | プリント基板

2010年12月02日

FLASHアダプタとか

FLASHアダプタ


Jz4755 / Jz4725B を採用した 中華 PMP で NAND FLASH が 2 つ付けられるものがある。


( Neo Slim 3000)

( Mahdi T555)

パッケージは TSOP1-48 で ピンアサインはこんな風になっている。

(1) NC NC (48)
NC NC
NC NC
NC NC
NC I/O7
NC I/O6
R/~B I/O5
~RE I/O4
~CE NC
NC NC
NC NC
VCC VCC
GND GND
NC NC
NC NC
CLE NC
ALE I/O3
~WE I/O2
~WP I/O1
NC I/O0
NC NC
NC NC
NC NC
NC NC
(TOP View )

NC ばかりで実際に配線する必要がある線は少ない。
さて、これらが Jz4725B/ Jz4755 でどのように割り当てられているかというと ...

    4725B 4755
    R/~B FRB (ready/^busy) / MSC0_D2 PC27 PC27
    ~RE FRE (read enable) / MSC0_D0 PC28 PC28
    ~CE CS2 (chip select) / MSC0_D3 PC22 PC17
    CLE CL (command latch) / MSC0_CLK PC8 PC15
    ALE AL (address latch) / MSC0_CMD PC9 PC16
    ~WE FWE (write eable) / MSC0_D1 PC29 PC29
    ~WP L レベルもしくは汎用ポート

    I/O0 - I/O7 D0-D7 ( NAND/SRAM/SDRAM で共用 )

こんな風になっている。... FLASH メモリと排他しなければならないものの、MSC0 (SD カード) インターフェイスが出ているのだ。

線を引き出すことが出来たり、microSD スロットを直接マウントできれば、なにやら楽しそうなのだが ... いったいどうしたら良いのだろう?
前置きが長くなったが、これが今回の基板設計のテーマ。

とりあえず、自分の技量というのは無視しよう。で、使っているうちに壊れたりしないものを目指す。
.. フレキで作るのが良いのだろうが、そんなのは無理。次善の策として 薄いプリント基板(0.4mm 厚)はどうだろう? 薄ければ熱が通りそうだし なんとかなりそうな気がする。

ちなみにサイズは、横幅 20.0 mm 縦幅 12.5mm 。製造時に形状を決めてしまうのはちょっと困る。取り付け方法に幅を持たせたい。

  • 1) スルーホール を端に作っておいて そこを半分に切る。-- モジュールでよく使われているが、そういうのを製造してもらうのは無理だろう。自分で切るならあるいは可能かも。
  • 2) 小さめに作っておいて ポンディングよろしく UEW 使って自分で配線する。
  • 3) 普通に端子を出しておいて 上から熱を加えてくっつける。

よくよく考えれば、隣が NC のところは、となりとの間に端子を出してごまかせるかも知れない。両脇が 信号線で厳しいのは、~RE / ALE / ~WE の 3つ。I/Oは 1,2,5,6 の 4つ。

厳しいやつは 無理そうだから それだけ 2) の手配線する方針で検討しよう。

LCDアダプタ


他に、中華 PMP の LCD のパターンから 線を引き出したいというのもある。


これが典型的な 3.0 inch 400x240 の パターン(のはず)


LCD を外すとこんな風になる。

ここから線を引き出すには ... どうしたら良いのだろう? 0.8mm ピッチの 40 pin コネクタは まず入手できない。(30pin なら 千石にあったりする ) 。

サンハヤトのシール基板 ICB-069 なら引き出せそうではある。-- ただ 0.1mm 厚でたいへん壊れやすい。片面だから配線面が下になれば、コネクタも下側にハンダ付けすることになり 基板が浮くことになる。あまり嬉しくない。

基板側の端子形状は NAND FLASH と同じように考える。2 mm ピッチ (両側) の 基板対基板コネクタ Hirose DF11 が入手できるかも知れないので、対応しておく。

こんな感じか。2.54 mm ピッチ 40pin 分の幅は 50.80 で少しオーバする。-- 実をいうと 1-4 は NC であることが分かっている。37-40 も LED のカソードで ごまかすことはできる。
よくある 37 pin タイプにも対応できるように 38 pin 分だけ 2.54 ピッチに出すので良さそう。

サイズについては、幅 50mm 近くとるとして、あとは NAND FLASH x 2 が取れるように 決めようと思う。



(修正版)
ソース: pmpset1-04.zip
提出ファイル: pmpset1-04-out.zip
ソース: pmpset1-03.zip
提出ファイル: pmpset1-03-out.zip

なんか出来た。

  • 設計はしてみたが、どんな感じになるかチェックする目的がメイン。作ることは出来そうだが、役に立たないかも。
  • 0.8mm が 千鳥になっているのは、手配線する場合の対策。1つおきに配線していくなら少しは楽かなと思ったので。
    具合が悪ければ VIA 使って配線しても良い。そのときは 8mm の端子を切ってしまえばよい。
  • 2mm のPAD は DF11CZ 用だが、ケーブル直付けしても良い。
  • 裏面は 基板のパターンに合うようにした。0.4mm 厚 なら 使えるかも。
  • FLASH でベタアースしているのは基板の補強目的。
  • FLASH の VIA も千鳥だが、0.2mm/0.26mm の UEW を VIA にハンダづけするのを想定。drill は全部 0.5mm 。
  • 裏の VIA を絶縁するために耐熱性のテープを貼るとすると、基板がその分浮くことになる。
    ... その方が良いのか あるいは まずいのか?
  • そういえば、LCD のケーブルを付けるのにも使える。-- 1mm のも作っておいた方がよいか... (PAD を追加しておくことにした)
  • ユニバーサル基板のようなものだから、使い回しができる。こういうのを 4 つ作って 100x100 頼むのも良いかも知れない。
  • 落款みたいなのを入れてみた。適当に作ったからダメダメな感じ。次回はもうちょっとマシにしよう。

... 基板の図を見てたら発注したくなってきた。

  • 発注自体はおそろしく簡単だ。とりあえずコメントに、『可能なら 0.4mm 、無理なら 0.8mm』みたいなことを書いて発注。

    • 発注前にいくらするのか聞いていたのだが、返事が来ないのでしびれを切らして発注してしまった。
    • その後、『高いけど、そんなではない』みたいな良く分からない返事がきた。
    • 今は『発注したけど差額をどうやって払うのか?』を問い合わせ中。
    • で、『もう作っているから変更できない。次は発注する前に問い合わせてね』という返事。まぁ 0.8mm もどんなものか見てみたいし それでもいいか。
      記録:

        12/02/2010 Confirmed
        12/05/2010 Processing
        12/06/2010 Exception

      なんだかよくわからない。日曜日に Processing だが翌日に Exception 。どんな状況なのだろう? ちなみに 上記の返事は 12/06 。
       - 12/15 現在まだ Exceptionのまま。なぜこんなに時間がかかっているのだろう? ... 0.4mm に変更してくれたのなら嬉しいのだが。
       - 12/19 未だにステータスが変わらないので、問い合わせたら 12/20 に送ったとの返事。ステータスは変わっていないが オーダ番号入れての Tracking は 確かにできた。 シンガポールポストで 発送日は 12/15だった 。-- ステータス更新するのをサボっているのか。
      - 12/23 シンガポールポストから発送だそうだ。
       - 2011/1/5 到着。
      記録:
       12月23日 10:50 国際交換支店から発送 SINGAPORE
       1月2日 23:10 国際交換支店に到着 成田
       1月3日 9:00 通関手続中 成田
       1月4日 15:05 国際交換支店から発送 成田
       1月5日 6:48 到着

      やはり 0.4mm したいとか言ったから止められて、そのまま忘れられた気がする。もう送ったよってのも、蕎麦屋の出前という疑念が晴れない。だが、ちゃんと到着したし、問題はないのだ。

    追記: 2011/1/5 ついに到着。



    今回 50mm x 50mm に近いので 10 枚かなと思っていたのだが 今回も12枚だった。ただ、検査は 5 枚。
    厚さは 0.8mm 。仕上げはなにも指定していないのだが、今回は HASL ではなく ENIG のようだ。わずかに金色ぎみになっている。

    それはサテオキ失敗した。スルーホールが全部マスクされている。ガーバデータのチェックは、P板.com で作ったときの cam ファイルを使っていて実際の cam ファイルではチェックしていなかった。いくつも注文しているのだから、現物を見れば分かったはずなのだが、スルーホールがマスクされないのを期待したのは今回だけなので気がつかなかった。 0.8mm / 1.0mm ピッチ 変換のところは 問題ないが、FLASH アダプタは厳しい。... といっても ちゃんとハンダ付けできればなにも問題がないのだが... まぁ無理そう。どうしたものか。



    切り出し中の写真。三角やすり(not ダイアモンドやすり)で切り取った後、ニッパで爪を切るように整形しあもの。0.8mm をいきなりハサミで切るのは(割れそうで)無理。だが、一旦ばらした後の整形なら使えるかも。



    とりあえず、やすりで削って本来の形に整形。ただ、これではダメなのだ。端子の部分を 半分ぐらいまで削らないと。
posted by すz at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | プリント基板

2010年11月28日

治具(ジグ)の考察

作ったプリント基板の 接続用のパッドに ピンヘッダとかをハンダづけしないで、ファームウェアを書き込んだりしたいと思うのだが、どうしたら良いのだろう? うまいやりかたがないか、いろいろ考えてみた。

    たとえば、ピンヘッダ にするかピンフレームにするか決めかねていたり、組み込むときにケーブル直付を考えていたりする場合を想定している。作る基板はたいがい 10枚以下で ずっと使うわけでもないことも前提にする。

    また、(ピンヘッダを使えるよう)1.1 mm のドリルを使い仕上がり径 1.0mm + αのスルーホールだけを対象にする。多分それ以外のドリルは使わないので考察から外す。


  • fenrirさんのところで知ったのだが、マックエイトのコンスルー XC-1を使うのが、ひとつの方法。ただし、0.9mm ぐらいまでしか対応製品がないので、工夫は必要らしい。あと、千石とかマルツとかで扱っていないような... 入手が難しいかもしれない。


  • (写真は、Making a test jig w/pogo pinsの記事より)
    基板テスト用ジグ』を見て理解したのだが、製品をテストする用途では、ちゃんとした治具を作るらしい。そういう場合は スプリングプローブ(あるいは Pogo Test Probe) というものを使うようだ。リンクマンの PB100-Bといったスプリングプローブは、マルツでも 1本 100円で 買えはする が、クランプするなにかが必要で敷居が高い。


  • ストロベリー・リナックスでは、スルーホール・テストクリップ 5個セットを 2,478円 で売っている。便利そうだが、ちょっと高いので気軽に使えないのが難点。

LEDの足作戦


たぶん最もお手軽な方法。LED の足は 0.5mm 角の正方形の断面がほとんど。綺麗に 2つ折りにすると対角は 1.12mm 。角断面なので 綺麗に 2つ折りするのは難しくなく、ペンチで潰すことでちょうど穴に入るようにできる。

ホッチキスの空打ちよろしく、両側を畳んだ形状にして、治具側の基板に差し込みハンダ付けすれば OK。

ただ、何回か使うと接触不良を起こすのではないかというのが不安点。

ちなみに、邪道だが 足目的で LED を買うなら 100個 350円のこれ?

    ひょっとして、ホッチキス針そのものでも良いのでは? 10号(8.4mm)だと ステンレス針も普通に入手できる。フラットじゃない安物で空打ちしたのを差しこめばそれで OK .. とか。




    LED の足は、短い方が 24.5mm -- 全部使うと LED として使えないので、20mm 分だけ切り取ることにする。



    これが最初の案なのだが、よくよく考えるとストッパーを付けた方が良さそう。



    この形が良いのか ... ちなみに 治具側はハンダ付けするのが前提でストッパーなし。... というか精度が出せないので意味がない。
    ターゲットに差して現物で合わせながら治具側を固定する。

    ちょっと詳しく書いておくと ...

    • 新品のLED から切りとる場合は、足の長さを同じにするようにななめに切る。こうしておけば あとで LED を使うとき アノードが分かる。
    • ストッパーの部分は加工の都合(ねじれ対策)で重要だった。最初にまげておく。
    • 次に ラジオペンチの横方向ではさんで、90°に曲げる。(位置を決めて同じ幅で曲げる)
      幅は 4mm もいらない。3mm ぐらいで十分。
    • 一回外して 曲げたところを先端にはさみ 手でさらに曲げる。
    • U 字型になるので、つぶす。ここが難しい。
    • 上部が出来たら一回 ユニバーサル基板(両面C基板)に並べて差してみる。
       - 曲がらないように ストッパーのあたりをラジオペンチで挟んで差す。
       - 差すときにストッパーを基板に押し付けて 綺麗に 90°にする。
       - あと、硬すぎるようなら さらにつぶして調整する。
       - ストッパーのあたりが 強度的に弱くなる。力を入れなくても差せるようにする必要がある。
    • 一回はずして、残った部分を 1/2 の位置で曲げる。治具に差すほうなので ゆるくなっても良いから きちんとつぶす。
    • 最後に仮組みして治具側をハンダづけ

    こんな感じか。

ピアノ線作戦


なにか、バネ状のものでできないか? ということで、#28 (0.35mmφ)のピアノ線はどうだろう?

これで、2つ折りにすると丁度良い硬さで穴に挿すことができる。LEDの足作戦と同じように 両側を畳んだ形状にして、治具側の基板にハンダ付けする。ハンダは載らないと思うが、スルーホールにハンダを詰めることで固定できれば十分。

抜き差しには強いと思うが、長期間 使えるような気はあまりしない。短くつくることにして、ニクロム線を使ってみるのも良いかも知れない。KSモデルの 0.4mm φの 燐青銅線も良さそうなのだが、入手をあきらめた。

    ここみると各種材質の 横弾性係数(G)と縦弾性係数(E)比較表がある。よく分からないが、ちょっとメモ

      G (Nmm^2) E (Nmm^2)
      ピアノ線 78000 206000
      ステンレス鋼線 69000 186000
      ベリリウム銅線 44000 127000
      洋白線 39000 108000
      燐青銅線 39000 98000
      黄銅線 39000 98000

    洋白線が手に入れば 燐青銅線にこだわる必要はないわけか。それにしても... 銅めっき鋼線というのもあるわけか。ところで、 ここ 0.5mm φの 燐青銅線がやたら安い。これだけ買うのも何だし躊躇しているがとりあえずメモ。

スプリング作戦


模型店で売っている 1.0mm のスプリング(たとえばこれ) を 切って挿し込む。

調整は必要だと思うが、ものが入手できれば良い方法かも知れない。さらに、
スプリングピン(ロールピン) 1x8 単価7円
なんてものが使えるかも。(塗装をはがさないといけないが)

サンドイッチ作戦


治具側に ピンソケット(低)を付け、ターゲットの基板を載せ、L型ピンヘッダを差し込むことで固定する。

L型ピンヘッダは そのまま使うのではなく、一旦ばらして 短い方を差せるように組み直す。

悪くないような気がするが、他の方法がうまくいかなかったときに試そうと思っている。

洋白線作戦



洋白 角線 を探すと 『KSモデル』 と 『さかつう』の製品がヒットする。『さかつうヤフー店』を見てみたら 低温ハンダも扱っていたので、ここで買ってみることにした。

1) 0.8mm の洋白角線

0.7mm の ピンヘッダでは細いので、正確に 0.8mm なら (調整して)ちょうど良いようにできる。あとは差すだけ。

    0.8mm の対角は、1.13mm 。一方ドリルは 1.1mm で 銅箔厚は 35u (x2 で 0.07 mm)だから 内径は、1.03mm 以下。そのままではスルーホールを傷付けそうなので、現物合わせで削って調整する。



    後でやすりがけするのなら、切り取るのにもヤスリ使った方が良さそう。
    長さは 15mm ぐらいか? 



    現物に合わせながら(ちょっと)角を削る。

    径は選ぶが材料に困らない LEDの足作戦と、材料の入手に難があるが 立派そうで融通が効くこれをまず試してみようかと思う。

    追記: 入手できたのだが、0.8mm より細いようで スルーホールをすり抜ける。『さかつう』なら 1.0mm x 1.0mm を使うしかない。残念。


2) 0.4mm の 洋白 丸線

洋白といっても 成分の範囲が広く どれぐらい バネとして機能するのかわからないのだが、ピアノ線作戦のように加工すれば良いのではないか。深く曲げると折れるような気もするが とりあえず。

    これも入手。悪くない。少なくともピアノ線よりは良いかんじ。深く曲げるだけでは折れないが戻すと 1 回で折れる。-- まぁ当然かも知れないが。

おまけ:銅パイプ


検討するときに、1.0 mmφの銅パイプはどうだろう?と思って入手したのだが、必要なさそう。

だが、ジャンパワイヤ自作に便利そうなのでメモしておく。

銅パイプは カッターを使い転がしながら切ることで、潰さないように切れる。少々の潰れは たとえば マチ針や 1.0mm の ステンレス釘 (虫ピン) でグリグリすれば 直せる。

内径は 0.6mm だそうで、硬めの ダイオードの足 や LED の足 が差し込める(はず)。

    実際試したら、差し込めたのだが、深くは差し込めてない。なにかコツがいるようだ。

10mm 前後に切って より線ケーブルと パーツの足 を両端に差し込み 潰せば 立派なジャンパワイヤを作れそう。最後に 収縮チューブで 補強しておけば、断線もしにくいはず。

    LEDの足を使い、折り曲げれば 手作り コンスルー 風味。ただし耐久性は期待できない。

    .. 体裁を気にしなければ より線ケーブルを直接ハンダ付けすれば良い。銅パイプはやはり必要という程ではないようだ。

値段は、300mm で 60円だった。10mm に切るなら 30個取れる計算。

おまけ: 2.0mmバナナ




治具ではないのだが、2.0mm のバナナプラグを基板に挿せるように作ったら便利かも知れない。

ものは、dealextreme の 20ペアセットとか、aitendo の これ とか これとか。

dealextreme のは、テスターのケーブルを交換できるようにしたくて買ってみた。ソケットの外径は 2.5mm ぐらいで、これを基板に付けられるようにするとか、あるいは耐久性には目をつぶって基板に直接差せるようにするとか。作るものが測定器なら便利かも。

なんでこんなことを書いたかというと、1.0mmφに差せるバナナプラグがあったら良いのにと思ったから。

その他


BlueTooth モジュールを載せる基板を作ったのだが、同じように ハンダ付け せずに載せたいと思っている。これについて



    これも LED の足で こんなのを作り、上から押し当てれば良いかと思うのだが... 他に良い方法があるかも知れない。

作ってみた(1)





    LEDの足で コンスルー風味のものを作ってケーブルにした。わりとしっかり刺さっているが、なんども抜き差しするとゆるくなってくる。ダメになったら、0.4mm の 洋白丸線でおなじ形状のものを作ってみるつもり。

    基板にマウントする方法を最初考えていたのだが、USB を抜き差しするので強度がいる。お互い接続するだけなので、マウントするのはやめてケーブルにした。ちなみに 熱収縮チューブは、1.5mmのもの



    0.4mm の 洋白丸線ケーブル (中段) と前回作った LED足ケーブル(下段)の比較写真。
    上段は、0.35mm の ピアノ線で 加工の参考用。ピアノ線でも 作ろうとしたがハンダが載らず失敗。

      つくりかたの覚書
    • 先 1mm ほどを ラジペンで 90°曲げストッパーにする。
    • ラジペンの先から決めた一定の場所で横にはさみ、逆に90°曲げる。
    • 90°曲げた ところ 短いほうをはさみ 手で 180°まで曲げる。
    • つぶして R を小さく。その後つめを差し込んで少し広げる。
    • 長いほうを ミニペンチではさみ 90°曲げる。(長さを合わせるため別のペンチを使っている)
    • おなじように調整して、長いほうをきる。
    • 最後に ストッパーの部分を切り詰める。

    洋白丸線ケーブル は良い感じ。つるつるしていて引っかからないのが嬉しい。弾性があるので耐久性もありそう。

      使ってみたが微妙。『引っかからない』ということは『抜けやすい』ということでもある。接触は問題ないが... LEDの足も捨てがたい。
      片側 LEDの足、もう片側を 洋白丸線にするとか。

    ダイオード(1N4148)の足も試してみた。0.6mmφだとばかり思っていたのだが、DO-35 の足は 0.5mmφだそうで使えた。鉄メッキされているそうで かなり丈夫。これが良いかもしれない。

追記: 秋月 細ピンヘッダ



0.5mm 角の ピンヘッダが秋月から出たので試してみた。



折り曲げると スルーホールに差すことができ、ハンダ付けなしでピンを立てられた。-- これで良いのではないか。もっと早く出してくれれば。



加工はこう。抜いたり差したりでギタギタになってしまった。

それはともかく、こういう風に加工すれば、超ロープロファイルのモジュールが作れる。ただし、ピンの向きを統一しないと、丸ピンソケットには差せないかも。
posted by すz at 19:12| Comment(1) | TrackBack(0) | プリント基板

2010年10月23日

Fusion PCB

なんでもつくっちゃうかも:Fusion PCBに発注。の記事で知ったのだが、Fusion PCB というところが安いらしい。

なんでも 5cm x 5cm x10 枚で $20(送料無料) とか。10cm x 10cm x 10枚でも $40。
これなら気軽に発注できる。

    2011/5/11 追記:

    Fusion PCB のサービス内容が 変わっていた。

    5cm x 5cm 10枚 (HASL) は、$9.90 -- うそみたいな値段。10cm x 10cm も + $15 で安くなった。

    HASL とわざわざ書いたのは、ENIG などは別料金になったため。ENIG で + $15 もする。

    デザインルールは、同じのように見える。
    (追記ここまで)

    5x5 を 実際に注文したところ $23.52 だった。送料無料というのは間違い。安いことには変わらないが。

    つぶやき見ると、「5枚は検索済み。別の袋に入ってた」とか ... そうか 50% ってのは 枚数のことか。(100% を希望するなら、追加の $10 が必要 )
    「検査済みのもの(端面にマジック・インキのマーク)にはパッドにフライング・プローブを当てた痕跡が残っている」とも。

面付けはできない。が、0.3mm のドリルも使えるし、厚みも選べる。$10 追加で色も選べる。ルータ切り出しも OK 。

基板の厚さは、0.8mm, 1.0mm, 1.2mm, 1.6mm から選べる。Please contact us if you need 0.4mm, 0.6mm, 2.0mm or 2.4mm とも書いてあるから 追加料金を支払えば 0.4mm も OK らしい。

仕上げは HASL(Finish Plating, Solder), ENIG(ELectroless Nickel Immersion Gold) 他を選べる。ENIG の方が美しいが HASL の方がハンダの乗りがよく実用的。.. でなにも指定しないと HASL が来るのだろうか?

1回利用してみたい... のだが今はネタがない。

  • SMD 用の準ユニバーサル基板を作ってみようかなぁ。0.8mm なら切り出すのも楽だろうし。
  • そう言えばつくりたいのは、Wii 用 blutooth モジュールをI2C スレーブにするものだった。
    ... といってもプロトタイプを作ってからでないと無理だし..

    (追記) wii 用 bluetooth モジュール の記事で書いたが、wii 用ではなく別の Bluetooth モジュール用の基板を作成中。出来上がったらこちらにも追記する予定。

おまけ:

    ところで、この seeedstudio.com は、Seeeduino を出しているところだった。mrga168p だが、$19(84円換算で 1596円)で結構安い。UNO も $29.90(84円換算で 2511円)でまぁまぁ。

    そんなことより、驚いた商品がある。-- Wireless charger 300mA $9.50

    こんなものが買えるのか。完全防水のなにかが作れそうでワクワクする。
    ... が果たして日本国内で使ってよいものなのか? 安全なのか? 不安もある。

追記 2010/11/23: 基板を発注してみた。


    bc04extmod ボード(サイズ: 43.8 x 26.7)

  • bc04extmod-03.zip (全部入り)
  • bc04extmod-03-out.zip (提出したファイル)
  • 記録

    11/16 発注 (Comment に 0.8mm 厚を指定)
    11/18 ファイル提出
    11/23 発送 (RFxxxxxxxxxSG: シンガポール)
    Posting Date 23-11-2010
    Destination/Transit Narita 26-11-2010
    向こうの記録:
    11/16/2010 Confirmed
    11/16/2010 Processing
    11/17/2010 Waiting  -- ファイル待ち: 送ったつもりになってた
    11/22/2010 Shipped  
    日本郵便
    11月26日 SINGAPORE 発送
    11月28日 成田 到着
    11月30日 到着


    作ったのは、BlueTooth モジュールを載せる基板。くわしくは、『wii 用 bluetooth モジュール』の記事を参照。-- wii 用 ではないのだが、流れ的に追記になった。

  • 0.8mm 厚を指定してみた。Order Information には、コメントは残っている。だが、本当にその通りにしてくれるかは不明。
  • 最近は、シンセン→シンガポール経由の発送もあるようだ。

    到着:


  • 2つの袋に分けてはいっていた。テストしたボードは側面に黒マジック。
  • 6 枚づつ 計12枚入っていた。全部使うとは思えないのになにか嬉しい。
  • 0.8mm でちゃんと作ってくれた。
  • 写真では判りづらいがシルクはかなりくっきり。

    かなり満足。オリジナル基板が 2000円ぐらいで出来るのなら また作ってみようという気になる。
    次は 0.4mm 厚に挑戦したいが... どれだけ割高になるのだろう?

      ハサミで切れるらしいから、なにか切ってつかうものを作ってみたい。丈夫なシール基板みたいな。
       - 0.8mm でも ヤスリで切るのは難しくない。高かったら 0.8mm にするかも。
       - 作ってみたいのは、0.8mm ピッチのパターン(LDC) から 線を引き出すもの。
       - あと、0.5mm ピッチ の TSOP1-48 (NAND FLASH) から 線を引き出すものとか。
       - 電源回路用のパターンとかも。


追記 2010/11/23:Teensy 1.0 互換ボードを設計してみた。



    angel162 ボード(サイズ: 31.75 x 19.05)

  • angel162-01.zip (全部入り)
  • angel162-01-out.zip (提出したファイル)
  • 記録

    11/23 発注
    11/26 発送 (RFxxxxxxxxxSG: シンガポール)
    Posting Date 27-11-2010
    Destination/Transit Narita 29-11-2010
    向こうの記録:
    11/22/2010 Confirmed
    11/23/2010 Processing
    11/25/2010 Exception -- あれなんだこれ?
    11/26/2010 Shipped -- にもかからず shipped になった。
    日本郵便
    11月30日 成田 到着 -- あれ?早い。
    12月 2日 到着

    まだまだ AT90USB162/ATMEGA16U2 は有用みたいなので Teensy 1.0 互換ボードを作ってみることにした。
    Teensy の 回路図ピン配置図は公開されているので、互換品は作れるのだ。USBaspLoader 互換ブートローダも作った。

    詳しくは『Teensy(1.0)互換ボード』の記事参照

    到着:


  • 同じように 2つの袋に分けてはいっていた。6 枚づつ 計12枚。
  • 左上の SCLK がなんとか判別できているが、0.6mm ratio 15% 。中央上の GND とかはだいぶ潰れている。すこし大きめなのは、0.81 mm ratio 15% でこれぐらいがぎりぎり。
  • なんか小さい。こんなの作れるのだろうか? 部品を付ける順番を間違うと厳しそう。
  • 今回は、マスキングテープ駆使しないと。
  • これでも USB162 の周りに VIA が来ないように vRestrict 使って工夫している。

追記 2011/1/11: 第三の基板

    FLASHアダプタとか』の記事参照。

  • この基板は、VIA も利用しようと目論んだのだが、Fusion PCB では、VIA を マスクしてしまうことに いまさらながら気がついた。(こういうのを tented via hole : 蓋(テント)したホール というらしい)

    P板.com や EzPCB などいままだ発注したところでは、向こうで勝手にマスクを外してくれるが、Fusion PCB では自分で設定しなければならない。

      VIA の i (info) で Stop にチェックマークを付ける。( Change → Stop → On でまとめて設定することも可能 )

      なにがまずいのか? よくは分からない。ただ、スルーホールの中のレジストが乾いていない状態なので熱を加えるとまずいようだ。手ハンダ前提ならさほど困ったことにはならないような気もするが、一応直しておいた方が良さそう。

    追記:0.8mm 厚をはさみで切ってみた。



    こんな風になった。力はあまりいらないが、かなり基板にストレスがかかる。写真は2回目の切断で、調子に乗ったためちょっと失敗したが、切りしろが十分にあれば問題ない。



    はさみで、ここまで整形。ここからヤスリがけ。



    使ったはさみ。かなり刃が厚い。百均で購入。どのコーナーで買ったかはっきり覚えていないが、ペット関係だったような。

      追記: いろいろ試してみているが、普通のキッチンばさみで十分だった。



    ヤスリがけした後。ヤスリも 百均で購入したもので 23cm ぐらいの平ヤスリ、数分で整形終了。失敗したところは、瞬間接着剤を付けておいた。

    さて、こんなことが簡単にできることが分かった。そうであれば、小基板をパックしたものを作ってみようかと思う。切りしろ 5mm 以上として、3 枚並べるなら 12-3mm 、2 枚なら 22.5mm (まで) 。
    幅は、一応 統一しておいた方が良さそう。0.4 x 0.5(inch) か 0.4 x 0.85(inch)

    0.5 x 0.5inch(以内) か 0.5 x 0.9 inch(以内) を並べようと思っている。
    (メモ: 今度は ENIG 指定してみよう)

    作りたいのは、まずは USB-MINIB + リポ電池 充電回路。ユニバーサル基板や変換基板に貼り付ける使い方を想定。



    電源系も作っておきたいのはいくつかある。MOS FET 駆動用の基板も作っておきたい。

    あとは、Tiny45 をスタックできるなにか。.. とか。

追記 2011/1/11: 第四の基板



    AE-UM232Rピン互換ボード』の記事参照。

  • 記録

    1/4 発注
    1/10 発送 (RTxxxxxxxxxHK: 香港)
    Posting Date - -
    Destination/Transit Narita - -
    向こうの記録:
    1/4/2010 Confirmed
    1/6/2010 Processing
    1/9/2010 Exception
    1/10/2010 Traceable
    日本郵便

    SG(シンガポール) から HK(香港)に変更になった。HK が正常化してたら良いが... 1/14 現在、引受も出ていない。届くのはいつになるやら。

    1/18 ようやく HK のサイトで 情報が出た。1/11 に ポストされて、日本に向けて 送ったとのこと。これでひと安心。

    数時間後に 日本郵便でも 情報が出た。1/20 遂に 日本に向けて 輸送中。あと 一週間ぐらいか。... と思ったらその後はサクサク。週末に入手できそうだ。

    記録:
    1月11日 16:06 引受 (HONG KONG)
    1月20日 12:48 国際交換支店から発送 (KOWLOON D HONG KONG)
    1月20日 23:50 国際交換支店に到着(NARITA)
    1月21日 9:00 通関手続中
    1月21日 10:57 国際交換支店から発送


    来た! 今回は、テスト済み 10枚 + 未テスト 12 枚だった。Teensy 1.0 互換ボードとまったく同じサイズなのにこの差は何だろう? 5 cm x 5 cm に 2 枚入る大きさだから 担当した人が気を利かしてくれた?

追記 2011/1/16: 第五の基板



    0.8 mm 厚の基板がはさみで切れることが分かったので小基板を詰め込んだのを設計してみた。
    記事は『小基板セット』。

追記 2011/1/22 :10cm xx 10cm (0.8mm 厚)の準備中
(Fusion PCB で面付データを作るには、どうしたら良いかについてのメモ)

    今まで作って来た P板.com ベースのガーバーデータは次のようにしている。(表記の順番は、viewplot など viewer でのロード順)

    表 裏
    ソルダーマスク stc sts
    銅箔パターン cmp sol
    ドリル drd
    シルク plc pls
    銅箔露出部分 pac pas
    外形線 out

    で Fusion PCB の ガーバーデータはどうなっているか というと...

    表 裏
    ソルダーマスク GTS GBS (stc/sts + out)
    銅箔パターン GTL GBL (cmp/sol + out)
    ドリル TXT    (Offset 違い)
    シルク GTO GBS (plc/pls + out)
    銅箔露出部分 GTP GBP (pac/pas + out - Pads - Vias)
    外形線 ---


  • out がない代わり すべてのレイヤーに out が入っている。

  • GTP/GBP は ハンダクリームで、提出不要。pac/pas は、画像作成用で ハンダクリームに Pads,Vias を加えている。

  • 問題はドリル。viewer で見てもオフセットがあってずれる。


    以前 『ガーバーデータのツール』を作ったが、ドリル以外は、対応できる。

  • サイズを計算する gerbgeom.pl は、余分なものがあっても良いようにしているので、out ファイルの代わりに GTP とかが使える。

  • ドリル以外のデータについては、本当の外径線を別に用意するわけだが、これも 面付けするデータと同様に 加えてしまえば、良い。

    ドリルは オフセット がどのように決められているか分かっていないので対応できていない。しょうがないので、P板.com ベースのガーバーデータ を元にして作ろうと思っている。

    進展があれば、経緯をここに追記していくつもり。

    おまけ: viewer の色定義

    整理したので書いておく。数字は RGB の値

    Green Red Blue      表 裏 補足
    BG 43 79 38 / 147 33 13 / 13 33 147
    1 74 65 53 / stc sts
    2 15 176 71 / 234 12 0 / 0 12 234 cmp sol
    3 255 0 128 / drd drd 色は関係ない
    4 255 255 255 / plc pls
    5 192 192 192 / 186 186 69 pac pas 銀/金
    6 0 0 0 / out チェックする時


    あ、発注しようとしたら、SOLD OUT になっている。

    どきっとしたが、

      Due to the chinese spring festival, fusion PCB Service is temporary out of service until Feb,10th.

    だそうだ。まぁ 見直すことが出来るから 良し。

    追記: 2/15 発注した。関連記事 :『FPGAボードを設計してみる

    今回は、白にしてみた。合計 $50 なので 送料無料になった。相変わらず DHL は使わず。今回は使うために いろいろやることがあり、あまり急いでいない。

    発注データ:
  • fpgaset1-05-fusion.zip (実際に発注したデータ → NG)
  • fpgaset1-06-fusion.zip
  • fpgaset1-06.zip (元データ)
  • 画像(表, 508dpi, 白)
  • 画像(裏, 508dpi, 白)

    経緯:

    • 2/16 : 作れないというメールが来た。問い合わせてみると、1 ボードにするのは、OK だが、テストできない ということらしい。テストできないのを 許容するなら OK 。

      無条件でテストしないというのは嫌なので、どう変更したら良いか問い合わせ。

    • 2/17 : 答えの代わりに『13 個の PCB のうち 5 個までならテストするよ』という返事が来た。



      画像を送って、『OK なら 製造開始してね』 ということにした。

      良く分からないのは、右上が、1 枚と認識されること。実際一枚なのだが --- マージの仕方がだめなのだろうか? といってもツールを変更することは怖くて出来ない。

      2/18 -- 誤解していた。『5 枚分までは作ってあげるよ -- 選んだ 5 枚以外は消してね』ということだった。ううむどうしよう。

      結局、『消すのは嫌だから、作り直してみる。ダメならテストを諦める。2-3 日待ってね』と返事して、了承してもらった。

      どうも eagle で 1 枚にしたのは、 1 枚と認識されるようなので、面倒だが panelize.ulp でマージして、さらに面付け する計画。

        panelize.ulp が何をするのか詳細は分からないものの使い方は分かった。
      • 回路図は失われてしまうが、もともと brd のみのファイルに 対して brd のデータは コピペ可能。
      • panelize.ulp では、tnames/bnames の情報を layer 125/126 にコピーして、tnames/bnames の名前を付け替える。コピーの際元の属性が変わる(場合がある)ので注意(= 後で直す)。
      • まず brd だけの ファイルに全部コピペ。
      • dimension を新たにつくり 元のは tplace にでも移動。
      • tnames/bnames を smash してから delete 。
      • layer 125/126 を tplace/bplace に移動。
      • ベタアースは、dimension が変わるので修正。
      • drc/auto はちゃんとかかるので 普通のボードと同じように仕上げる。

      すごく面倒な上、再利用できないから あまり使いたくはないが、やむを得ない。5 枚まで OK と言ってくれたことに感謝。



      編集の都合で 1 枚減った。とにかくこれで 5 枚のはずなのだ -- 受け付けてくれるといいなぁ。

      2/28 その後何の連絡もなかったのだが、Traceable になった。いったいどういうものが送られてくるのだろう? (3/3 現在) 例によって 実際には Traceable にはなっていない。だが、急いていないので、のんびり待つ。

    こういう話があるので、マージした基板を発注する場合、1枚であることをコメントしておくと良いと思う。あと、枚数が多ければ、テストについてのやりとりが必要になる。2−3枚ならなにも言われないかも。
    -- いままで何枚か発注してみて思うのだが、向こうも 英語でのやりとり(あるいは、やりとりそのもの) はしたくないような感じがする。なので、面倒なら黙って作ってくれるような気がする。
posted by すz at 23:38| Comment(2) | TrackBack(0) | プリント基板

2010年04月19日

EzPCB から基板が来た

ついに EzPCB から基板が来た。とりあえず記念撮影。(ちなみに角は自分でヤスリで削った。)

srt162b3:


L15C:


L28A3:


L24A3:



  • 4 枚をばらばらに切ってもらったのだが、一部にバリがあった。全体的には精度は高いようだ。-- srt162b3の ベタと Cut-Line の距離が均等。
  • スルーホールにかかったシルクは、ちゃんと前処理して かかった部分のみ取り除いている。ただし、ちょっとずれてたりする。あと、小さい字も一応ちゃんと読めるようだ。
  • 09410089-1/2/3/4 という 番号が 端に入っている。
  • 肝心のパターンとかレジストとか一見するとしっかりしているように見える。パターンがちゃんと出来ているかより、バグってないかのほうが心配。
  • 4 種類 x 6 枚はちょっと分量があった。記念の分もいれて 4 枚で十分か。


いまは、ちょっと別のことに興味が出ているので基板作成はぼちぼちやっていく予定。-- XMEGA の前に CPLD を確認するから、L15C から作るつもり。srt162b3 は条件はないので気が向いたときに作る。今回は LCD までちゃんと付けるつもり。

パーツ的には 肝心の XMEGA だけがない状態。今すぐ作るなら 共立で売っている XMEGA64A3で妥協するのだが ... XMEGA は後回しだしそのころには状況が変わっているかも知れない。

(カテゴリ変更したので、その前の記事を抜粋)


タッチパネル付き 2.8インチ液晶 を載せた XMEGA A3 のボードを作ってみようと思う。

(中略)

とりあえずは、120x120 に面付けするデータは揃った。 出来ると発注したくなるのだが ... ezPCBが良いのかな。まぁ慌てて発注しなくても良いか。

    最近は、P板以外にだせるように、ドリルを 0.4mm にするようにしていたのだが、PCBCART の標準では Annular Ring の最小が 0.3mm 。-- ためしに DRC で Restring の Min を 0.3mm にしてみると ぜんぜんダメな感じ。最初から意識してデザインしていないので無理。EzPCB は、どうなのか? 「EzPCB への基板発注」を見ると、よくわからないものの PCBCART よりはマシみたい。-- Hole Postion Deviation 0.03mm とは ezPCB の Capabilities に書いてある。よくわからないが、基板の方は0.2mm ならなんとか出来そうなので、とりあえず 0.2mm に変更してみることにした。... といっても配置とか少し変えないとルーティングすらできないようなので少々面倒。

    あと、EzPCB は穴数無制限らしいし、V-cutting ならやってくれるみたい。面付けするつもりなのでうれしい点。ただ、基板間はどれぐらいスペースを取ればよいのか?

2つ目の小基板





あまり変わり映えしないのであるが、載っているのは CPU ではなく CPLD 。CPLD に SPI で接続するのは XMEGAボードと 同じだが、ピン配置を変えて機能も変更した。

DAC23-U4 ボードと組み合わせてデバイスを使えるようにするのが目的のボード。デバイスは、CPLD と MicroSD と シリアルFLASH 。CPLD から接続するデバイスは、LCD と PLL発振器 あとボタン。 PLL の入力クロックは、EVIN で、VCO を 分周したものを EVOUT として出力する。AVR から見ると、EVIN は PWM 出力 で EVOUT はピン変化割り込みとか。

こちらの方がむしろ作りたい。XMEGA ボードを作る場合、LCD を取り付けるのが最後になる。で、CPU 周りのテストとかプログラミングをやって一通りできてからLCDを付けることになって...いつ LCD を付けられるのか? ということになりそう。このボードだと、CPLD のテストが主目的だし、早い段階で LCD を使ってみることができる。それに、SRT162 ボードと同レベルのテストもやりたいし、デバイスは欲しい。

面付け完了





あとファイルのリストを作れば、EzPCB に発注できる状態にはなった。あと配線ミスがないかチェックが終われば出したいのだが、ライブラリも自作なので信用できない。-- いつになるやら。ちなみにサイズは、116.3 x 113.3 。Price calculator の自動見積りでは 4 枚だと 111.39 ドルで、8 枚でも 138.56 ドル。(EMS 送料込み) 。4 枚で十分だが... どうしよう。

  • ソース他全部入りのスナップショット → ez1004-03.zip


EzPCBにオーダー



もうオーダしてしまうことにした。

サイズは、116.3(W) x 113.3(L) で Price calculator の自動見積りでは 4 枚だと 111.39 ドルで、8 枚でも 138.56 ドル。(EMS 送料込み) 。

だったわけだが... v-cuting の料金が $30 かかる。パネライズのための面積追加は必要ない。

また、最初間違いで EMS 送料が $20 のところ $30 と請求された。(要チェック)

Paypal の場合、合計金額の 4% を bank charge (受け手が支払う手数料分)として追加。

結局 間とって 6 枚で発注。

自動見積もり $125.64 (6 枚+EMS) + v-cutting charge $30
合計額 $156/6pcs + $8
支払い額 $162

おおむね、こんな感じ。思ったより高い。P板.com の ワークサイズパッケージは、やはり格安だった。

ところで、修正依頼がきた。1.4mm のドリルを使ったのだが、1.65mm にしなければならないらしい。

オーディオジャックと 丸ピンICソケット のコンタクト(?) を埋め込んでみたいだけで付けたコネクタなので、まぁ対応するのは良いのだが ... ほんとかな?

これは、間違いだった。



なんの事を言っているのかワケが分からなかったのだが、イメージファイルを送ってもらって、ようやく理解できた。

要するに、コネクタの部分とベタアースの間のクリアランスが足りないということらしい。

    ドリルは、1.1mm で Pad の幅は 10% なので 0.11mm 。直径は 1.32mm 。で クリアランスは 0.2mm なので 1.52mm のはず。

ベタアースは16角形で、ドリルとその周りはちゃんとした円。誤差で指定したクリアランスにならないのかも知れない。(大き目のドリルだと誤差が大きくなる?)

問題は判ったのだが、eagle で、どうやって直せば良いものやら。皆目わからない。

試行錯誤の結果、Pad-Wire 間のクリアランスだけ、0.235mm にした。(他は 0.2mm)。ルールが変わるので、対応はかなり大変。少しでも楽にしようと思い Smd の 角に 4mil の丸みを付けることにした。-- 角を削るから、ナナメの線との距離に余裕ができるわけだ。



緑が前回の ベタアースで、今回のが黄色。わずかしか広くなっていない。eagle では、Pad-Wire のクリアランスと Smd-Wire のクリアランスが同じ項目なので、あまり広げると Smd の方も影響を受け、配線自体ができなくなる。

    例えば、0.65mm ピッチに 0.4064mm の電源ラインを配線しようとすると .. となりの Smd との距離は (Smd も 0.4064mm として) 0.2436mm 。このあたりが限界。




ポリゴンの Isolate で値をいれることで、似たことが出来ることが分かった。対 Pad で出来ると まさにやりたいことになるのだが、Isolate は、境界が対象。上のイメージでは、0.254mm を指定した。-- 今回はこれでいこう。



送ったのだが、全然メールの返事が来ない。再度催促したら、返事が来た。ez1004-07-out.zip は受け付けられて製造中だそうだ。とりあえずほっとした。

ez1004-07-out.zip 最後に送ったのが、3/28 。3/29 に受け取ってもらったかどうかは怪しい。催促して 返事が来たのが 4/2 あるいはここから スタートしたのかも。
4/12 に 4枚に切るがそれで良いか?という質問が来た。さらに 4/13 住所を教えろというメール。どうもできたらしい。

あと一週間ぐらいで届くはず。だがしかし、テンションは大分落ちてしまっている。まぁボチボチやっていこう。

4/17 夜基板を受け取った。思えば長かった。その間に別のものに興味が湧いてテンションが下がっていたのだが ... 基板をチェックしているとまた作りたくなっても来ている。うーん困った。
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2010年02月18日

ガーバデータのツール

以前 アマゾンで P板.com の ワークサイズパッケージ があった。(2/24 の 1 日だけ発注できるようだが 実は詳細は知らない)

そのときの条件は、Vカットは 5本まで ルータ面付けは 3面まで という条件だった。

自分で面付けして、Vカットすれば、お得かも知れない。

たとえば、35mm x 47mm の 1/2 C 基板サイズを 3x2 取ると、基板間に 0.5mm の Vカットラインを入れるとして、端に、13.5mm x 47mm が 2枚 , 35mm x 25mm が 3 枚。13.5mm x 25mm が1枚取れる。

24日には間に合わないような気がするが、とりあえず面付けするツールをでっちあげてみた。

gerbtool-01.tar.gzgerbtool-0.4.tar.gz


  • gerbtool-0.5.zip

    イメージファイルを出力するスクリプトを追加。(後述)

  • gerbtool-0.6.zip

    octagon (正八角形の Pad) に未対応(gerbmerge/gerbimg 両方)なのが分かったため対応。ついでに未対応の図形は、イメージファイル上ピンクで表示するよう修正。

  • gerbtool-0.7.zip

    描画系の座標計算みなおし。かなり綺麗に出力できるようになった。

  • gerbtool-0.7w.zip

    試しに 白を指定できるようにしたもの。


これは、perl スクリプトで、eagle で作成したガーバーデータだけを対象にしている。

  • gerbmerge.pl -- ガーバデータをマージする。(90度の回転 option 付き)
  • drdmerge.pl -- ドリルデータをマージする。(90度の回転 option 付き)
  • drdshrink.pl -- ドリルデータの同一径を 1つにまとめる。
  • gerbx2.pl -- ガーバデータを 2倍のサイズに拡大する。
  • gerbgeom.pl -- オフセットと サイズを計算。(新規)
  • gerbimg.pl -- ガーバデータをイメージファイル(XPM フォーマット)に変換


gerbmerge.pl と drdmerge.pl は、使い方が同じで、


-x オフセット -y オフセット [ -r ] ファイル

の組を 複数指定する。出力は標準出力なので、リダイレクトでファイルを作成する。

オフセットは、

数字[mm|in]

の指定方法で、mm はミリ。in はインチが単位。小数点が使える。

-r は 90 度時計回りの回転で、y 軸が マイナスの値になる。-y オフセットに サイズを加える必要がある。

    gerbgeom で得た情報を使って

    -g x_offset y_offset xsize ysize

    を指定してやると、(5mm , 5mm) に オフセットする。回転もサイズを自動的に足す。(新規機能)

単に くっつけていくだけなので、ドリルデータの場合、同一径が別エントリになってしまう。そのため、drdshrink.pl を使って、1つにまとめる。

さて、問題は外形線。120mm x 120mm の外形線は フリーの eagle で引くことはできない。そのため、外形線専用に gerbx2.pl を作った。
座標を 2 倍にするだけのツールで、太さは変わらない。
(スクリプトの中で オフセットを設定している。編集が必要なので注意)

とりあえず、以前作成した ガーバファイルで確認はしたが、必ずうまく変換できるとは限らないので注意。また、Linux でのみ確認している。Windows の perl では、ひょっとしたら改行に問題が出るかも知れない。

2/24 に向けてなにか作ろうとしている人がいるかも知れないので公開しておくが、いろいろ問題があるかも知れないので、 正しいか確認できて 問題があれば自分で直せる人だけ使って欲しい。

注意点:

  • Octagon (正八角形)の PAD/VIA に対応できていない。(0.6 で修正)

    %ADD10R,0.0671X0.0671*%
    %ADD11C,0.0671*%
    %ADD12OC8,0.0474*% <<< OC8 を認識してない。

  • フォントは 全部 Vector でないとまずい。回転に対応していない。
  • 回転で他にもバグがあった。

    %ADD10C,0.0512*%^M
    %ADD11R,0.0157X0.0394*% <<<< ここ
    %ADD12C,0.0394*%
    %ADD13R,0.0433X0.0433*% <<<< ここ
    %ADD14C,0.0433*%
    %ADD15C,0.0157*%
    %ADD16C,0.0354*%
    %ADD17C,0.0079*%

    AD コマンドの R パラメータの場合、2 つの値を入れ替える必要があるようだ。


追記:

以前作ったファイルで試したが、なんかうまく行かない。
いくつかバグもあるみたいだが、それ以前に オフセットが計算どおりにならない。困った。

追記2:

だいぶ分かってきた。どうも brd ファイルの オフセット通りには出力されず、ランダムのような 値になるようだ。

で、out ファイルを入力して、オフセットを出すツールを作って、計算したら、思うように 並べることができた。



これは、自分で計算して、作ったもの。上の 3 つは回転している。緑が、全体の 外形線と Vカットライン。銅色が、out ファイルを マージしたもので、あと drd のマージも表示している。

位置さえ合えば、他の データも ちゃんとできるはず。ツールは、out ファイルを入力することで計算を楽にすることはできそう。

ちなみに... こんなスクリプトを作っている。

    OUTBASE=1
    #EXT_LIST="drd out plc sol cmp pls stc sts"
    EXT_LIST="drd out"

    for i in $EXT_LIST
    do
    if [ $i = drd ]; then
    CMD="perl drdmerge.pl"
    else
    CMD="perl gerbmerge.pl"
    fi
    F=""
    F="$F -x -0.292mm -y -0.143mm srt162b-007/srt162b-007.$i"
    F="$F -x 34.012mm -y -0.066mm dac23-mega/dac23-mega.$i"
    F="$F -x 69.081mm -y -1.319mm halfc-dac23/halfc-dac23.$i"
    F="$F -x -0.292mm -y 47.007mm srt162b-007/srt162b-007.$i"
    F="$F -x 34.012mm -y 47.234mm dac23-mega/dac23-mega.$i"
    F="$F -x 69.081mm -y 45.981mm halfc-dac23/halfc-dac23.$i"

    F="$F -x -0.069mm -y 111.991mm -r dac23-actv3/dac23-actv3.$i"
    F="$F -x 34.710mm -y 112.451mm -r dac23-filt/dac23-filt.$i"
    F="$F -x 70.010mm -y 112.451mm -r dac23-filt/dac23-filt.$i"

    F="$F -x 106.423mm -y -0.475mm usb910b-007/usb910b-007.$i"
    F="$F -x 106.578mm -y 42.933mm ht77xx-007/ht77xx-007.$i"

    $CMD $F > 1.$i
    done


オフセットの計算がすごく面倒。あと、ガーバデータを更新したら、オフセットがまた変わりそうなのがとても困る。

追記3:

なんとか面付けできそうなので、発注することを目標に基板を作り出した。

    まずは、過去に作った基板の修正版。AT90USB162 の SRT162B と DAC23 ボードと、VUSB の DAC23-MEGA 。 それだけでは面白くないので、DAC23-MEGA の CPU を mega32u4 にしたものも作ってみた。

    DAC23 ボード用に SPI や PWM,I2C を合わせたので、ピンの割り当ては結構バラバラ。でっちあげたに近いけれども、時間がない。とりあえず使えることだけを目標にした。

    これらから選んでメインの 3x2 にしようと思う。-- たぶん mega32u4 が 3 で、あと1種類づつ。

    さて、余った部分をどうするか。-- 上の 35mm 幅 x 3 は、 0.6inch 高にして、DAC23 ボード用の フィルターボード 2 種 を入れようと思う。(フィルターボードは 本来 28mm なのだが、多少大きくても 問題ない)

    あとの1つは、tiny44a を使ったボードを作ることにした。急にまったく新しいものを思いつくわけはないので.. とりあえず NiMH 充電器 (になりそうなもの)。

    で、右の部分。47mm 高 だが幅が取れない。47mm を 0.6inch x 3 とか 0.9inch x2 とか自分で切ることにして、小基板を作ることにした。
    まずは、0.6 inch 高の 過放電保護付き昇圧回路。SC120 版と XZ5121 版の 2 種類。あと 水晶と レギュレータ付きの tiny44a 基板。こちらは 0.9 inch 高。

    ちゃんとチェック出来ているわけではないのだが、データは出来た。→ wksize1002-01.tar.gz

    ちなみに、充電器の DC-Jack は、秋月の 1.3mm DCジャックにした。たぶんマル信の MJ-83(pdf)(か互換品)。ユニバーサル基板に刺さるので、愛用しようかなと思っている。

    メモ:修正版の内容

    • DAC23:
        PHONEコネクタ -- 配線がデタラメだったのを修正 + 穴径を拡大。
    • DAC23-MEGA:
        ADC3 を 1.5K Ωプルアップに変更
        LED を SEC2004シリーズ(pdf)に変更 (秋月:SEC2764Cとか)
        シリアル出力 4 pin の配列を変更 (I2C マスタを想定して、GND,VCC,RXD,TXD)
        レギュレータを TAR5SB33 に変更
        シルクで SCL が SCK になってたのを修正
    • SRT162B:
        シリアル FLASH の CLK が PD6 になっていたのを PD5(XCK) に修正
        SPI 出力の CS 用の pin を SS(PB0) に変更。(PB0 ⇔ PB4 入れ替え)
        シルクのフォントをベクタに(一部)


作ってから思い出したのだが、700 穴の制限があった。沢山作ったのは良いが入れられないかも知れない。

    dri ファイルに、Total number of drills: の項目があるので集計してみると ...

    clk44.dri: 20 x 2
    dac23-actv3.dri: 22
    dac23-filt.dri: 24
    dac23-mega2.dri: 88
    dac23-u4.dri: 82 x 3
    dac23r2.dri: 83
    pwr44.dri: 26
    sc120.dri: 11 x 2
    srt162b2.dri: 103
    xz5121.dri: 13 x 2

    合計 680 。なんとかセーフの予定。


追記4:

gerbmerge.pl, drdmerge.pl のパラメータに、

-g x_offset y_offset xsize ysize

を追加。この 4 つの数字は、gerbgeom.pl を out ファイルに対して実行することで得ることが出来る。

この数字を元にして、固定のオフセット (5mm , 5mm) に出力するようにした。

面付けしたのが、これ。(横 118.6 x 縦 109.84)




なんとか提出できそうなデータは出来た。

  • wksize1002-06.tar.gz --- 全部入り
  • wksize1002c.zip --- 提出用ファイル


    ところで、ここに入っている 3種類の CPUボードの共通点は、DAC23 ボードに接続できること。CLK を生成する PWM と データ送受信用の SPI(USART) が特定のピンにつながっている。

    参考記事:
  • mega88系ボードの設計
  • MEGA32U4


ようやくひといきついたので、P板.com を見たら 告知されていた

    あ、Vカットは 10本になっていて、穴数の制限はないようだ。

    値段は、7980円(税別)で、アマゾンではなく P板.com から発注。

    発注できるのは、23日18時〜24日18時。

    発注してわかったのだが、やはり 700穴の制限があった。セーフ。


今後の方針。

いずれ P板.com がキャンペーンをしてくれるかも知れない。ワークサイズというぐらいだから、120x120 のサイズも期待できる。

基本的に 35mm x 47mm のサイズで基板を作っているが、端を利用する基板のサイズも 決めておこう。

  • (1) 横 35 mm x 縦 0.6 inch (15.24mm) 〜 0.9inch (22.86mm)
  • (2) 横 0.5 inch(12.8mm) x 縦 0.6 inch(15.24mm) または 0.9 inch (22.86mm)
  • (3) 横 0.5 inch(12.8mm) x 縦 47mm

(1) は 24pin (600mil) 相当 サイズ。(2) は、300mil (+α) 幅で、10 pin 〜 20 pin サイズ。(3) は、電池サイズ (単四 より一回りだけ大きい)。

まぁ、ちょっとしたものなら入るはず。

    またキャンペーンをしてくれるに違いないと期待するのは甘いのかも知れない。でも 一般的にルータ切り出しより Vカットの方が安いだろうし、やれるようにしておいたほうが良さそう。

    ちなみに、EzPCB では Vカット は(無料で?)してくれるらしい。( ルータ切り出しはない。) 120mmx120mm 4 枚だと $116.05 。ただデザインルールがあっているかどうか不明なのでそのままは出せない。

追記:発注

wksize1002b.zip を 発注してみた。はたして受け付けてもらえるのだろうか?

自動メールはきた。が、

[シルク印刷]:部品面
特注仕様】
[Vカット]:なし【標準】0本

とかになっている。設定できなかったのだから 問題ないはずだが、不安になる。まぁ前も同じだったし大丈夫だろう。

なんの連絡もないが、ログインして詳細データを見たところ 製造資料確認中 のステータスだが、


外形寸法 118.6 mm x 109.8 mm
シルク印刷 両面
Vカット あり 5本

になっていた。データを確認して受け付けてくれたらしい。 出荷予定日は、2010/03/25(木) 。

受け付けたというメールがきた。これで待つだけ。

追記5:

P板.com から データに問題があると指摘を受けた。回転したデータが問題で こうじゃないのという指摘までしてくれた。感謝。

修正版を早急にださないと。... ついでに ダメダメな pwr44 ボードも 入れ替え。

追記6:

AD コマンドの R パラメータの場合、2 つの値を入れ替える必要があるようで、修正した。

gerbtool-0.4.tar.gz


あまりにアドホックな対処なので、確認してみた。

資料:長野県情報技術試験場 ? 拡張ガーバーフォーマットの解説(pdf)

%AD の 行は アパチャーの定義で、eagle のガーバーでは、2 種類しか使用されていないように見える。ひとつは、C (Circle) これのパラーメータは、X でつないで複数持てるが、最初の 1 つ(直径)しか使っていない。
もうひとつは、R(Rectangle) こちらは 2 つのパラメータ Width と Height を使っている。回転する場合は Width と Height を入れ替える必要があるし、これだけ対処していれば とりあえずは 十分でもある。

追記: イメージファイル出力ツール




自力で イメージファイルを生成することに成功!。右は比較用の viewplot の画像。

細い線や円がちょっとダメなのだが、スクリプトで自動生成できる。これで、web に貼るイメージファイルが簡単に作れるようになった。あとベタパターンにスジが入るが、精度の問題。viewplot も入っている。

使い方


出力フォーマット XPM (標準出力)

perl gerbimg.pl [ -g ジオメトリ ][ -c 基板の色モデル ] [-d dpi ] [ -f ] ファイル1 ...

gerbgeom で得た情報を使って
-g x_offset y_offset xsize ysize
を指定するのが前提。

基板の色モデル
green-gold 緑基板 - 金
green-silver 緑基板 - 銀 (デフォルト)
red-gold 赤基板 - 金
red-silver 赤基板 - 銀
blue-gold 青基板 - 金
blue-silver 青基板 - 銀

dpi ( デフォルト 600 )
制限はPCのメモリ。
600 で 10cm x 10cm 両面分を生成すると atom で 3分弱かかる。

-f 左右反転
 裏面用の指定

ファイルの指定
 ※ 色との兼ね合いで順番が決まっている。gerber/drill は自動判別。
 ※ 最大 layer 数は 5 。
 ※ FusionPCB向け ドリル は(そのままだと)位置がずれる。
 ※ FusionPCB向け 露出パターン は PAD/VIA を追加する。

      cam P板.com向け FusionPCB向け
1) ソルダーマスク stc/sts GTS/GBS
2) パターン cmp/sol GTL/GBL
3) シルク plc/pls GTO/GBO
4) 露出パターン pac/pas GTP/GBP
5) ドリル drd TXT

[ -x 横余白 -y 縦余白 ]

0 だと 通常 外形線がはみだす。デフォルト 0.1mm 。


開発メモ:

  • フォーマットを XPM にしたのは、XPM は テキストファイルなので作り易かったため。大概の viewer で見れるはずだし自動変換も可能なので、気にしない。ちなみに Windows だと Irfanview で見れている。
  • perl の配列使っているのでメモリ効率は悪い。性能も悪いがいずれ改善したい。
  • 描画は意外と難しかった。微妙に精度が悪いので、いずれ修正したいが、今は触りたくない。

    ver 0.6
  • octagon に対応。
  • 知らないアパーチャはピンクで位置を表示する。ピンクが出たら、マージツールも未対応ということ。

    ver 0.7
  • 描画系のみなおし。元データは 10000 dpi だがその解像度変換を描画プリミティブですることにした。そうしたらかなり綺麗になった。円がガタガタしないし、ベタパターンもスダレにはならない。

追記: 2012/6/9 ナナメの部品を使ったときの不具合



    これは、0.7w を修正した結果だが、gerbimg.pl で 塗りつぶしが出来ていない。

      ナナメの部品を使うと G36 というコードが使われるようになる。これは、多角形の塗りつぶしを指定するもの。

      そんなアルゴリズムは持っていないので、おかしくなっていたのだった。とりあえず G36 で アパーチャ を小さな矩形にしたところ上のようになった。対応するのは面倒なので、放置になりそう。


    } elsif (/^D([0-9]+)\*/) {
    set_aperture($aperture_def[$1]);
    } elsif (/^G36/) {
    set_aperture("R,0.0010X0.0010*%");
    }

    ちなみに、修正はこんな内容。

最新版 (2012/10/16 0.9)

  • gerbtool-0.9.zip

    更新を忘れていた。実は 0.8 で上記の多角形を直した。で、直したのだが問題があってそれを修正したのが 0.9 。
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2009年09月17日

PCBCART の調査

SRT162 を作って来たが、たぶんいろいろ気に入らないところが出てくるに違いない。そんなとき、どうしたら良いのだろう。定額給付金キャンペーンは1回限りのうえ終了直前だし...

で、PCBCART が良さげなので、ユーザ登録して いろいろ調べてみた。

まず、普通の2層基板+両面シルクで、1/2 C 基板 (w35 h47)の値段。(送料は別)


枚数 5 10 20 50 75
NORMAL $ 59.67 $ 65.27 $ 74.67 $ 88.57 $ 101.07


驚くのは、5 枚と、75 枚の値段差。みんなたくさん作るはずだ。

さて、オプションが安いそうなので、いろいろ付けてみる。
レジスト赤、金色仕上げ、銅厚 70um、穴数 300-600 に変更。

枚数 5 10 20 50 75
OPT --- $ 78.97 $ 89.87 $ 105.07 $ 119.32


5枚ポッチはもう無視。10枚から調査。ちょっと高くなるが、せっかくだから、赤基板にしたくなる。以降は、これをデフォルトにする。

さて、SRT162 は、2 種類ある。面付けで安くなるのだろうか?

まずは、幅を単純に x2,x3 した値段。

枚数 10 20 50 75
x1 $ 78.97 $ 89.87 $ 105.07 $ 119.32
x2 $ 91.85 $ 117.25 $ 131.05 $ 151.30
x3 $ 111.83 $ 121.83 $ 160.73 $ 190.48
x4 $ 132.49 $ 138.39 $ 187.39 $ 223.64


バランスが良さそうな 20 枚で見ると、面積4倍で、5割り増しという感じ。75枚でも2倍までは行っていない。

ところで、面付けすると回りに 0.4 inch のスペースを足して、基板間は 0.1 inch 空けなければならない。その上で面付け数を指定する。次は、それを踏まえての値段。(横に並べていく場合)


枚数 10 20 50 75
x1 $ 78.97 $ 89.87 $ 105.07 $ 119.32
x2 $ 123.36 $ 129.06 $ 176.46 $ 211.21
x3 $ 124.35  $ 149.35 $ 212.45 $ 256.95
x4 $ 141.65  $ 169.75 $ 244.95 $ 323.45


なんだか高くなって来た。特に小基板の2面付けは不利。そこから種類が増えれば、なんかお得な感じ。20枚限定なら、4種類作って値段は倍。

定額給付金キャンペーンは、安かったのか?

そもそも、P板並みのデザインルールにすると価格がハネ上がるので比較にならないのだが、お好み仕様+10枚でそれを埋めるとして、定額給付金キャンペーン で作ったものを注文すると、どうなるか見てみた。枠を足さないといけないので、サイズは 120x120 。ちなみに、最小サイズは 0.5 inch x 0.5 inch なので、実際には作れないかも知れない。


枚数 10 20 50 75
10面付け $ 228.24 $ 234.14 $ 271.14 $ 360.14


あれ? えらく高い。面付け数が増えれば高くなってしまうのだろうか?


枚数 10 20 50 75
4面付け $ 147.69 $ 153.59 $ 190.59 $ 279.59
7面付け $ 192.71 $ 198.61 $ 235.61 $ 324.61
10面付け $ 228.24 $ 234.14 $ 271.14 $ 360.14


ざっと見て、初期費用が面付け数が増えるにしたがって高くなっている感じ。...ということは、編集代?

それはともかく、4面付けでも太刀打ちできていない。やはり、(面付けする場合)定額給付金キャンペーンは、格安だったようだ。

ここは、小さめの基板を、少種類 かつ(20枚とか)多数作るのに向いてそう。赤金基板には未練はあるが、初版で満足するレベルになるのを願ったほうが良さそうだ。

そういえば、ワークサイズパッケージというのがキャンペーン中なのを後で知った。これも 9/30 までなので間に合わないが ...


【パッケージメニュー】
メニュー@ 120 X 120 mm 700穴 ⇒ ¥4、980(税抜)
メニューA 150 X 120 mm 700穴 ⇒ ¥6、400(税抜)
メニューB 180 X 150 mm 1,500穴 ⇒ ¥9、500(税抜)

オプション:面付け加工(外形寸法内) ⇒ プラス ¥2、500(税抜)
※Vカット10本まで/ミシン目最小幅2.0mm/ルータ切り出し10面付けまで


こっちの方が安かった。枚数は必要ないから 面付けをプラスして 7500 円なのは魅力。(私が)必要な頃に再開されるといいなぁ。

追記:お好み仕様 と 精度 UP のコストの差

100mm x 100mm の シングル基板 ベース仕様 (.. といっても +
 両面シルク + Hole 300-600 ) と、お好み仕様(赤レジスト + 金色仕上げ + 70um) と精度 UP ( rule 0.15mm , drill 0.3mm ) の差を比べてみた。


枚数    10 20 50 75
ベース   $ 104.10 $ 127.30 $ 183.10 $ 222.10
お好み仕様 $ 121.10 $ 147.90 $ 217.60 $ 266.60
精度UP  $ 154.20 $ 179.70 $ 244.60 $ 289.60


こんな感じ。

追記:09/11/13

Under Power 研究所: え!、アマゾンからP板.COMの基板製造が注文できるの?

え、120.0 × 120.0 mm の ワークサイズパッケージ 4枚で 面付け費用も含まれていて ¥ 8,379 !

ただし面付けは、Vカット5本まで、ルータ切り出し3面付けまで .. これでも 以前の 1 枚 の ワークサイズパッケージ よりは安い!

これなら、リピートできる! 赤とか特殊な基板以外で枚数がいらないなら PCBCART よりお手軽で安いかも。

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2009年09月15日

EAGLEに挑戦中(3) - ガーバーファイル生成とチェック

実は既に発注手続きに入っているのだが、どうにも不安なのでチェックすることにした。

ガーバーファイル生成



チェックについて書くまえに、ガーバーファイル生成方法についてのまとめ。

  • EAGLE で、CAM jobs → gerb174x.cam を開く。
  • すべてのタブの Style の Mirror のチェックを外す。
  • 半田面シルク出力用タブの作成。
    デフォルトでは作ってくれないので、自分で作成する必要がある。

    • Silk screen CMP タブを開いて、ADD
    • セクション名を Silk screen SOL 、ファイル名を、%N.pls に変更。
    • なにかボードファイルをロードするとレイヤーが出るので、bPlace,bName,Dimension を出力するように変更。

  • アウトライン出力用タブの作成(チェックに使用)
    同様にして、セクション名: Outline、ファイル名: %N.out レイヤー: Dimension を作成。
  • excellon.cam のマージ
    excellon.cam と同じタブを作っておく。ーこれで、一回で必要なファイルを生成できる。



ちなみに、P板.com では、memo.txt に

    送付ファイルリスト

    *.cmp (部品面パターン)
    *.plc (部品面シルクデータ)
    *.pls (半田面シルクデータ)
    *.sol (半田面パターンデータ)
    *.stc (部品面レジストデータ)
    *.sts (半田面レジストデータ)
    *.drd (ドリルデータ)
    *.dri (ドリルリスト)


と書く。.out は、不必要。

ちなみに、PCBCART でも同じ手順で OK らしい。reaadme.txt に以下の内容を書くらしい。

    *.cmp ... pattern component side
    *.sol ... pattern solder side
    *.stc ... Solder stop component side
    *.sts ... Solder stop solder side
    *.plc ... Silkscreen component side
    *.pls ... Silkscreen solder side
    *.out ... outline file
    *.dri ... Drill table
    *.drd ... Drill data


ガーバーファイルのチェック



ここで知ったViewplotを使うことにした。下は、実際の基板風に出力した例。よくみれば、suz-avr.sblo.jp のシルクがぁぁぁ。... まあいいか。

    Pad,Via に加えて tCream/bCream を出力したものを 表 .pac 裏 .pas の拡張子で追加している。



手順:

  • 準備:レイヤーの色設定。

    View →Colors →Change colors を開く。
    レイヤーの色を 0 : 濃い緑、1: 濃い茶色、2: 薄い緑、(3:ドリル)、4:白 5: 銀色 に変更。
      viewplot.ini を直接編集しても良い。(終了させてから書き換える)

      ViewLayerColor0=2510635
      ViewLayerColor1=3490122
      ViewLayerColor2=4698127
      ViewLayerColor3=8388863
      ViewLayerColor4=16777215
      ViewLayerColor5=12632256

  • 準備:単位、グリッドの変更。

    Units → Mm 、View → Change grid → 0.1mm にしておく。

  • 準備:ドリルファイル パラメータ変更

    Edit → Edit gerbar/drill startup info のダイアログ、Drill parameters Numer format の Digit 1, Digit 2 を 4 , 4 に変更。

  • アウトライン(.out) のロードと塗りつぶし。

    L0 にロードした後、■を描く(終了はESC)

  • L1,L2,L3,L4,L5 のロード

    表の場合は、レジスト(.stc ), 配線(.cmp ), ドリル(.drd ), シルク( .plc ) , パッド( .pac ) を順にロード。
    裏の場合は、レジスト(.sts ), 配線(.sol ), ドリル(.drd ), シルク( .pls ) , パッド( .pas ) を順にロード。

  • やりなおすときは、File → Clear all layers でロードの最初から。セーブするかと聞かれるがセーブはしない。

  • Export は、レジストが必要なので、後はスクリーンショットを画像編集。



追記:.pac / .pas の出力

半田づけするところの色を変えるには、Pad,Via に加えて tCream を出力する タブを gerb274x.cam に追加。bCream も同様にする。これらのファイルをドリルの前にロードするようにすれば良い。

追記2: P板.com から チェック依頼の PDF が来た。よくみると suz.sblo.jp の 位置が、上と同じ、フォントも同じような感じ。EAGLE のフォントを Vector に変更してみたところ、同じように R14 にかぶった。やはり、フォントも同じよう。この時点で修正可能だったが、あえて修正しないで出来上がりを見てみる。

2011/01/22 追記:最近の viewplot の設定


    Green Red Blue      表 裏 補足
    BG 43 79 38 / 147 33 13 / 13 33 147
    1 74 65 53 / stc sts
    2 15 176 71 / 234 12 0 / 0 12 234 cmp sol
    3 255 0 128 / drd drd
    4 255 255 255 / plc pls
    5 192 192 192 / 186 186 69 pac pas 銀/金
    6 0 0 0 / out チェックする時

  • 今まで out をロードして fill していたが バックグラウンドを使った方が楽ということに気がついた。
  • 色は見直して、赤/青を追加。あと PAD の色を 金色っぽくしている。

おまけ

Eagle のスタートアップファイル

Scripts というディレクトリに eagle.scr というファイルがあり、これが Window を開くたび毎回実行されるらしい。

doc の下にある、manual_en.pdf を開き drill_menu を検索すると、設定例がある。drill_menu 以外に width_menu , size_menu などいろいろあるようだ。

というわけで、ヘルプの Editor Commands の SET を見てみると... なんかいろいろ設定できるようだ。

これ見て自分用デフォルトを作ろうと思う。
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2009年09月12日

EAGLE に挑戦中(2)

ついに発注予定の基板をFIX して、すべて作り終えた。一応チェックもしたので、発注手続きに入ろうと思う。



作ったのは、1/2 C 基板サイズ(横 35.0 x 縦 47.0)の SRT162A,B と 横 10.5 x 縦 30.5 のスイッチモジュール、 HT77XX 3連昇圧基板、BG999076A 変換基板。受けつけてもられるかどうか分からないが 100x100 の中に、4 + 6 枚面付けできる。

    通常価格の自動見積もりでは、最大6種類まで、面数は、9まで同一価格。この範囲ならOKそうだ。

まずは、10.5 x 30.5 の3種




スイッチモジュール

SRT162A/B の下側に付けるもの。秋月のピンヘッダは、0.7mm 角dそうなので、φ1.0mm に変更。ちなみに、16 ホールユニバーサル基板 で作れるし、SRT162A/B に LCD を付けないで、単なる AT90USB162 基板として使う場合もあるので、SRT162A/B より少ない枚数にする予定。

EAGLE 的ポイント

オートルータを試してみる場合は、配線を元にもどす必要があるが、Top/Bottom 両方の配線を表示させた上で、Ripup ボタンを押し、上に出ている信号マーク(GO)を押せば OK。

HT77XX 3連昇圧基板

全部が LCD がらみだと 全滅するおそれがあるので確実そうなのをひとつ。3連にしているが、必要なら自分で基板を切る。ただし、パターンを切ってしまわないよう切るのは難しいかも。

    切るのが難しい理由のひとつは、レジストがすべるため。Restrict の指定とともにレジストもはずしておけばよかったかも。

SOT23-5 用だが、SOT23 も逆にすれば付けられる。Vout と出力を分けていて、2 pin 離して配置。ショートすれば、通常の使い方。ダイオードを入れれば、Vf ぶん 電圧 UP。... さらに ... ちょっと手配線が必要だが ... NCP1406 など可変電圧タイプも付けられる。ただし、秋月でモジュールが発売されているが、それとは互換性はない。

EAGLE 的ポイント

コイル下は、配線パターン(GNDも)を置かないのが基本。それをするには、41 tRestrict ,42 bRestrict にパターンを描く。これは、上下を分けるのにも使っている。ちなみに、43 vRestrict は、VIA を置かない領域だそうだ。

BG999076A 変換基板

1.5 inch LCD モジュールの BG999076A は、シリアルでの操作も出来、バックライト電圧も3.1V ぐらいと扱いやすい。簡単に扱えるよう変換基板も作ることにした。意味はないのだが、20 pin の LCD モジュール、PH9867C (ググると出てくる)に準じた ピンアサインにした。

ちなみに、シリアルは 8bit モードのみ。9bit モードは、配線量の都合でパス。

EAGLE 的ポイント

オートルータ の左 Preferred Directions が、グリッドの次に重要な項目。この基板は、表の LCD コネクタの線が横に走っているので、裏は基本縦でないと無理。デフォルトとは違うので設定しなければならない。


SRT162A/B




SRT162A の配線が終わったところで最終チェックをしていたら ... なんと LCD のコネクタを表裏で作っていたことが判明!(両方)

SRT162A の方は、オートルータなのでまだ良いのだが、手配線の RT162B は無理。これまで作ったのは捨てて、SRT162A ベースで作り直すことにした。

EAGLE 的ポイント

オートルータを使い出すと、自動配線後は、一切手をいれたくなくなる。そのためには、まず配線の太さをコントロールする必要がある。回路図で、Change → Class → 1 Pwr とした後で、線をクリックすれば太くなる。Class を作れば自由に設定できるらしいが、とりあえず これを覚えたので、使っている。

あと、ベタアース。ポリゴンで基板の外を囲む。つぎに、Name アイコンをクリックし、ポリゴンの名前を GND にする。Ratsnest アイコンクリックでベタアースが表示され、ポリゴンに対する Ripup で、表示を停止できる。

GND 以外の線に対しても同じことができる。レギュレータと リポ電池制御IC の 放熱用にちょっと使ってみている。ちなみに放熱用には、VIA も併用するようだ。気休め程度だが一応付けてみた。

さて、ベタアースしだすと自動配線が最後まで行かなくなった。VIA を打って  ベタアース どうしの接続が必要になっている。


追記:SRT162-006a



SRT162 の配線は、表→縦、裏→横のデフォルトで作っていたが、表→横、裏→縦のほうが、良さそうなので変更することにした。

ついでにいろいろ変更。

  • オートルータ一発というわけにはいかず、ベタアース関係で、1,2本だけ未配線が残る。いつも同じような所で失敗するようなので、いくつかあらかじめ配線しておくことにした。あと、GND の VIA も、いくつか、あらかじめ打つようにした。

  • 電源ラインとして太くした線の VIA は、0.6mm になってしまう。液晶モジュールの信号線で、デバイスVCC につなぐのが結構あり配線がきつそうなので、元にもどした。LCD や シリアルROM は電気を食わないので良いのだが、オープンコレクタ出力用の電源はそうでもない。こちらは、常時ONの VCC に切り替えた。

  • USB コネクタの下に配線するのはマズイ。覚えた tRestrict の呪文を使うことにした。

  • SRT162B の配線がひどい。A は、オートルータ一発まで来たのに。... 考えてみれば、B は 8bit を2回ひねっている。未配線の状態でそれが見てとれる。ボタン用コネクタを逆にすれば、A も B も1回のひねりになりバランスが良さそう。 ... というわけで変更。これで B も オートルータ一発 になった。

  • コネクタを変更したので、スイッチモジュールも 左右逆になった。swmod-006a に変更。





なんかそれらしくなった。オートルータ一発になったし、そろそろ飽きたので、これで FIX 


追記:SRT162-007



飽きただの FIX だの書いたのに、また修正。

どのデザインルールを使ったか曖昧な状態になっていたのに気が付いて、作りなおし。ついでにもうひとつ作ろうなんて考えてしまって ...



で出来たのがコレ。このブログの最初のネタ -- USB910B を 10,5x30.5 基板の中につっこんで見た。

3.3v レギュレータが基本だが、ツェナー版も作れるようにしている。水晶は 16 MHz -- ファームを修正しないと動かない。4K にはたぶん入らないから ATtiny84 。

EAGLE 的ポイント

デザインルールは、P板.com 配布の p-ban_min.dru をベースに基板端までの距離を 0.7mm →0.5mm に、クリアランスを気持ち広く 0.15mm → 0.16mm に変更(6mil+)。

ほんとは、もっと広げたいのだが、今回は手直ししないことにしたので。

12000 円だから作る気になったのだが、、これが 3万になるときつい。--- たぶん決して作らないと思う。OLIMEX のルールに合わせられなくとも、中国とかあるみたいだし(参考1参考2参考3)。一応。

これでともかく 6 種類となった。SRT162A/B 4面+ 10.5x30.5 4種 で8面の予定。(できれば 9,10面)

追記:

とりあえず、P板の説明ページのとおりガーバーデータ作った。すごく簡単だった。8 種類ものファイルができるが、これを基板毎のディレクトリに分ける。
    そのとおりにやるだけだと、裏面のシルクデータ (pls) が出力されない。ADD ボタンを押して、bPlace + bName を出力するタブを作成すること。

次は... どうしたら良いのだろうか?

P板の説明ページには、

    データ登録時、元のデータと面付け後のイメージ図を含めた一式をご登録ください。
    ※面付けした状態での外形寸法でご登録ください。(ルーター切出しの場合、面間隔3mmあけ)
    ※データが数種類ある場合は、1種類ごとにフォルダにまとめ、各フォルダを更に一つのフォルダにまとめ圧縮してご登録ください。

なんて書いてあるのだが...

とりあえず、memo.txt を top において、ファイルの種類と基板データのディレクトリを書いた。

で、面付け指定は? よくわからんので、テキストに適当に書いてみた。


    面付け (ルータ切り出し 10面)

    ----------------------------------------------------------
    | | |
    srt162a-007 | srt162b-007 | conv-bg-007 | ht77xx-007
    | |-------------+---------------
    -------------+--------------+ |
    | | swmod-007 | usb910b-007
    srt162a-007 | srt162b-007 |-------------+---------------
    | | swmod-007 | swmod-007
    -------------+--------------+-----------------------------


... こんなのじゃダメ? 10面はダメもとで。

追記:SRT162-007a



テキストのレイアウトでは理解されなかった。どうも横に配置したように見えたらしく、164.0mm×73mmの外形サイズ と認識されてハネられた。(10面付けは OK らしい)



というわけで、コレを作成。

実は、ガーバーファイルを作ったとき、Mirror のマークを外すのを忘れていて、データが間違っていた。さらに、部品面のシルクは ASIS では出力されないので添付忘れ。

これ幸いと データを提出しなおした。

ちなみに、出力ファイルを増やすには ADD ボタンで良い。自分で作成し、pls ファイルを出力。ついでに out ファイルも。

そうそう、HT77XX 3連昇圧基板 の tStop,bStop もついでに編集し、名前を ht77xx-mod-007 → ht77xx-007 に変更。

これら、出力用のデータや cam ファイルも含めて srt162-007a.zip を作成。

posted by すz at 14:44| Comment(0) | TrackBack(0) | プリント基板

2009年09月07日

EAGLE に挑戦中


オープンなハードを作っている人たちが愛用している Cadsoft の EAGLEに挑戦する。

作ろうと思ったきっかけは、P板.com の 定額給付金パッケージ。作るのは、AT90USB162 ボードの検討で検討した SRT162 。

    検討後の変更点 (回路図)
  • ボタンモジュール用コネクタ(CONN1)を下側に変更 -- 作成上の都合。
  • COG-C144MVGS-04 を断念。BG999076A に変更(typeB) -- 作成上の都合。(後述)
  • 外部出力に抵抗(100Ω)を挿入。--- ショートしても大丈夫。ライタ向け。
  • ボタンモジュールの配線は button1 = PD4, button2 = PD1 , button1 = PD0 。逆順になったのは、作成上の都合。PD2,3 を飛ばしたのは TXD/RXD にノイズを載せたくないのが理由。


ここまでのストーリ



EAGLE は、はるか昔にちょっと使ったことがあるだけ。ほぼ忘れているので、はじめて使う感覚。

最初は部品作りから開始。いろいろ手直ししたくなるはずなので、既成の部品も自分ライブラリにコピーして使うことにする。
    これは、やっておいて良かった。2012 のパターンとかひどかった。
    表面実装用部品 推奨ランド寸法(pdf)
    などを見ながら 変更したりしている。おかげで、抵抗の間にパターンを通すことが出来配線が楽になった。


このサイトの ライブラリ部品のコピーとか見ながら作っていったが、これがまぁ結構大変。

手間はそれだけではなかった。回路図を作っている段階で不具合が見つかって手直ししたり ... ボードを作る段階でも R13 とかのシルクの位置を変えた部品を作ったり ... (smash の呪文を覚える前だったので)

次に回路図。部品を手直ししながらだから、結構時間がかかった。一応出来上がったら Erc をかける。最初は 100個ぐらいのエラー(というかワーニング)。線がつながってない..とか Value が設定されてないとか ...

回路図が一通り出来てから、はじめてボードの作成に取り掛かれる。

最初に、やってみたのがこれ。


Dimension を 35 x 47 にしてみて、愕然とした。 --- これを全部納めて黄色の未配線のをなくしていくのか ...

メゲずに部品をこつこつ並べてみた。



まずは、基板の Dimension を正式にする。

1/2 C 基板は、縦 17 hole / 横 13 hole 。今回は、部品面を裏にしたので、右に ネジ穴。

このネジ穴に合わせてインチのグリッドができるようにする。そうしないと C 基板に重ねられない。... 液晶モジュールを載せたら ネジ穴自体は使わないのだが ... 液晶モジュールを載せなくても 一応 AT90USB162 のボードとして使えるし ... ちゃんと作っておく。

そのためには、右に 1.00 mm , 上に 1.90 mm オフセットして、35.00 mm x 47.00 mm のサイズで Dimension を描けばよい。

それはともかく、裏も使って部品を並べたのだが ... なんか配線無理そう ....

とりあえずがんばってみたのがコレ。もともと 2バージョン作る予定で、COG-C144MVGS-04 は TypeA として SRT162A 、BG999076A は TypeB で SRT162B と命名。



電源部分は全然できていない。下の部分の配線で、RESET 1 本がどうしても通せないのでギブアップ。

    考えてみれば、敗因のひとつは、COG-C144MVGS-04。DATA 線の並びが、AT90USB162 と COG-C144MVGS-04 で逆。さらに、COG-C144MVGS-04 と ボタン用コネクタも逆になっている。要するに 2 回ひねらないといけないわけだ。そうすると 線も増えることになる。

    さらにまずいのは、表 は横、裏は 縦 といったルールをちゃんと守らなかったこと。結局 破綻してしまった。


じゃぁ、TypeB なら簡単ではないか .. と気をとりなおすことにした。その前に ...

外付けボタンモジュールで練習

SRT162A/B は 、下にボタン用のコネクタがあり、そこにボタンモジュールを接続する 仕様になっている。

回路図は、こんなの。3 連の ダイオードは、HN2S01FU -- 後づけで挿入してみた。



作ってみたのがこれ



こんなものでも、なかなか難しい。もともと 秋月の 16ホールユニバーサル基板 ( 3連 )で作ろうと思っていたので 0.4inch x 1.2inch のサイズが基本。... だが (Olimex なんかだと)基板の端から 40mil( 1mm ) 内はパターンを引いてはいけない。普通に ピンヘッダ用のパターンを置くだけでアウト。幸い P板.com は、0.5 mm ( ルータ切り出しの場合 ) なので、ピンヘッダ は OK 。

しかしパターンを引いて見ると 0.4 x 1.2 は無理で少し大きくなってしまった。 一応今のサイズは、0.4125 x 1.2 で 1.05 cm x 3.05 mm 。( このサイズだと ルータ切り出しで 100mm x 100mm から 1/2 C 基板を 4 つ取った余白 から 2 x 3 .. なんと 6枚も取れる!) 

ちなみに、Olimex の考慮もしない、0.6 mm の VIA も無理。0.5mm に変更している。

ターゲットを TypeB に変更



とにかく作り直してみたらなんとか、できた。上はベターアースしてみたところ。ベターアースは、DRU も参照するようなので、brd ファイルだけでは完結しない。(端からの距離は Distance 40mil → 0.5mm ) Olimex 8mil をベースに自分 DRU を作ったので、これも添付。

ところで、VIA は 0.6mm 。 こいつのために結構苦労している。TypeA をつくり直すときは、もっと細かいルールにしよう。

ちなみに、TypeB は手配線だったが、TypeA は無理そうで やる気が出ない。オートルータに頼る予定(ダメなら 今回は見送り)。あの Timpy の ちあきさんも 使っているみたいだし .. コツさえ掴めればなんとかなるのかも知れない。

ところで、10.5 x 30.5 なら 6 枚取れると書いたが、このサイズで COG-C144MVGS-04 用の コネクタ部分だけ作ってみるのはどうだろう。..

オートルータに挑戦

練習を兼ねて、COG-C144MVGS-04/BG999076A を 2.54 ミリピッチの 2x10 ピンヘッダに変換するものを 作ってみることにした。

サイズは、10.5 x 30.5 ( 正確には、0.4125 inch x 1.2 inch )。

まず、部品をちゃんと置く。グリッドをデフォルトにして部品を置き、Dimension を 0.1 inch 単位で とりあえず設定。その後、Size 0.125 inch , Multiple 8 に変更して、ちゃんと設定する。

    info アイコンで (0.1, 0.1) - ( 1.3 , 0.5125) inch にしても良い。


次に グリッドを mm 単位にして、info コマンドで、Dimension の width を 0.2 mm にしておく。

ここで一旦セーブ。

次に ちあきさんの デザインルール ( P板.com からダウンロード) を load 。

面付け (ルータ切り出し)が前提なので、Distance Copper/Dimension を 0.5 mm に変更。Sizes の Minimum Drill も(0.3 mm かどうか)チェック。

次、グリッドを Size 0.05 (mm), Multiple 20 に変更。

ここまで済んだら、route アイコンで、思ったように配線できるか確認。Drill のメニューが 0.5mm 〜なら

    set drill_menu 0.3 0.7 0.9 1.0 3.2

などで設定して 0.3mm が使えるようにしておく。( 必要ないかも )

ここまでで準備が完了。よくわからないのだが .. ボードを開いたら毎回やる必要あり?

さて、auto を選ぶ。少なくとも General で、Routing Grid を指定しないと うまくいかない。

うまくいけば Autorouter 100.0% finishd. になる。

前とは違うファイル名でセーブ (sch は変わっていないが 一応これもセーブ)

出来たもの


左は、BG999076A 用、右は COG-C144MVGS-04 用。

回路図:



まぁたいしたものじゃないのだが、20 pin の LCD モジュール、PH9867C (ググると出てくる)に準じた ピンアサインにした。

モード設定は、COG のほうは なし、8BIT 8080 固定。BG の方は、デフォルト 8BIT 8080 で、シリアルも選べるようにしている。

とりあえず、ここまでを

として置いておく。conv-lcd-bg.brd / conv-lcd-cog-brd を使えば、オートルータを体験できると思う。なお、これは作っただけのもので、発注できるレベルのものではない。あくまで練習用。

ところで、ちあきさんの、http://www.chiaki.cc/Timpy/rev80.html このページにある、p-ban_min-0.130mm.dru
を使ってみたら なんか エラーになる。発注するためには、まだまだ 経験を積まねばならないらしい。

ところで、このボードは、シミュレーションでもある。BG と COG の違いをこの面積で吸収できるのだから、メインの SRT162 でも うまくいくに違いない。

VIA を 0.4, 0.5 mm にしたり、いろいろ試してから、SRT162A を作ってみることにする。

TypeA を 自動配線

TypeA も 自動配線 できることは確認できた。最小ドリル径は 0.5mm はダメで 0.4 mm なら OK だった。デザインルールは、Olimex 8mil 用を 変更していった 自分 dru でも OK だった。P板.com から ダウンロードできる p-ban_min.dru でも 0.5 mm はダメ。

TypeB は、srt162b-005 を最終チェックして、P板に出すつもり。TypeA は、これを ベースに 基本的な 部品配置 と電源部のパターンを残して、オートルータで自動配線して作る。この 2 つを 合計 4 面付け作る。

基本的に BG999076A はシリアルが使えて便利なのだが、SRT162 では 8bit I/O できるのでシリアル関係ない。むしろ COG-C144MVGS-04 は小さいので、1/2 C 基板にきれいに収まり SRT162 としては望ましい。 ... 1:3にしたいところだが、 TypeB も手配線で 愛着があるので 2:2にしようとおもう。

あと ボタンモジュール と できれば BG999076A 変換基板。-- 変換基板では シリアルが使えた方が良さそう。
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